奏でるは寝不足少女とイルシングス
GM:マグパロス
※『ダブルクロス The 3rd Edition』は有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチの著作物です
PC1:"インソムニア"宵乃宮ツバキ(リンク)/御影
PC2:"スケルツォ"百瀬詩音(リンク)/メンツユ
PC3:"バーナーⅠ"羽藤テンリ(リンク)/冬野柚子
メイン(今ここ)|雑談
INDEX
プリプレイ
オープニングフェイズ
■OP1『八月の暑い昼下がりにて』
■OP2『葉月、暑い夜の中の攻防』
ミドルフェイズ
■ミドル1『夏の朝の凶報』
■ミドル2『"支配"眠るは裏金庫』
■ミドル3『裏金庫の罠を潜り抜けながら』
■ミドル4-1『休憩所で。百瀬&テンリ』
■ミドル4-2『休憩所で。ツバキ&テオデリク』
■ミドル4-3『休憩所で。百瀬&ツバキ』
■ミドル4-4『休憩所で。テンリ&テオ先生』
クライマックスフェイズ
■クライマックス『裏金庫に潜むは九人委員会が一悪、支配!』
エンディングフェイズ
■ED『会議室で演奏会!』
プリプレイ
GM:自己紹介から始めていきます。
GM:それでは今回の卓のPC1,ツバキさんからどうぞ!
宵乃宮ツバキ:”インソムニア” 宵乃宮ツバキ
コードネーム | 名前 | シンドローム | Dロイス |
"インソムニア" | 宵乃宮ツバキ |
ウロボロス/エグザイル |
破壊者 |

(illustration:御影) | 主要エフェクト ウルトラボンバー 原初の赤:瞬足の刃 デビルストリング | 主要アイテム 思い出の一品 自転車 |
HP/30 行動値/11 初期侵蝕/31
|
宵乃宮ツバキ:キングダム学園高等部一年で、公的な部活には未所属です。
GM:ふーん、お嬢様学校なんだ…
GM:良いじゃん…
宵乃宮ツバキ:体内を巡るレネゲイドの力により常に不快感を抱えており、慢性的な寝不足が続いている状態で、
宵乃宮ツバキ:それもあって人づきあいがドヘタクソ。部活に入る気にもなれない!そんな感じです。
宵乃宮ツバキ:不快感の原因はD:破壊者パワーのウルトラボンバーです。
宵乃宮ツバキ:体が爆発しそう!(マジ)
GM:物理的にも気性的にも爆発しそうな思春期の女の子!
宵乃宮ツバキ:一応そんな状態故に能力制御は優れているほうで、離れた位置から対象のレネゲイドを乱したりもできます。
宵乃宮ツバキ:デビルストリングですね。
宵乃宮ツバキ:後はいつもいつも爆発していられないので、拳銃も持っている。
宵乃宮ツバキ:そんな感じ!
GM:火力計算してさ、びっくりしたんだよね…
GM:デビルストリング!ウルトラボンバー共々エグザイルらしいエフェクト!
GM:ではお次は…同じHOの百瀬先生!
GM:自己紹介お願いします!
百瀬詩音:はーい
百瀬詩音:百瀬詩音 24歳の男性
コードネーム | 名前 | シンドローム | Dロイス |
"スケルツォ" | 百瀬詩音 |
ハヌマーン/オルクス |
起源種 |
NOT IMAGE
| 主要エフェクト エンジェルヴォイス ハードビート 要の陣形 力の法則 | 主要アイテム 思い出の一品 アフターライフ 戦闘適正体 芸術道具:音楽 |
HP/24 行動値/13 初期侵蝕/37
|
百瀬詩音:元FHの実験体、元UGNアカデミア生、元一般ミュージシャンでどこにいても上手くいかず最終的な逃げ場所としてここで先生を始めました……。
GM:乱世の武士のような生き様
百瀬詩音:元気な性格ですが実験や訓練で肉体を痛めつけた結果体力が酷く弱く、よくそこらで倒れているのを目撃されます。
GM:大丈夫かい
GM:そんな体力でジャムケを渡り歩いたなんて…
百瀬詩音:スライムトルネードは大変だったね……
百瀬詩音:能力は発した音で味方をバフします!音ならなんでもいいので普段は後ろで演奏してる感じですね。
GM:支援型でも個性が出るの、中々いいよね。
百瀬詩音:一曲演奏するだけで死にそうになりますが頑張るでしょう。よろしくお願いします!
GM:はーい!それではそんな爆発寸前少女と音楽の先生のHOはこちら!
■ハンドアウト PC1:宵乃宮ツバキ(PL:御影さん) PC2:百瀬詩音(PL:メンツユさん)
シナリオロイス:インフェル
君は十夜義塾所属の生徒と、【職員室】の先生だ。
兎の先住民、インフェルと共に君達は部活動の一環という名目で貸教室にて活動を行う中。
百瀬をツバキに紹介した星室庁のテオ先生が検査も兼ねて見回りに来る。
明日もまた会おうと彼は言った彼だが翌日来ることはなかった。
なんでも閉鎖的な学区の地下迷宮に閉じ込められたのだという。
君達は閉じ込められた先生を助けられないかと依頼をされた。
十夜義塾所属の兎の先住民、インフェル。そしてテンリと共に
永世中立学区『ジュノモネッタ専科学院』のダンジョンに挑むことになる。
GM:今回の卓では兎の先住民、インフェルも仲間になってくれます
インフェル:詳しくはダンジョン卓を見て欲しいけど、無くても大丈夫だぞ
インフェル:よろしくな!
宵乃宮ツバキ:うわあウサギだ
百瀬詩音:兎だ…
羽藤テンリ:兎ですね、これは
GM:インフェルはバデム型のNPCカードなので
GM:困った時は頼ってやってください
宵乃宮ツバキ:あっ助かる。よろしくお願いします
百瀬詩音:やった~
羽藤テンリ:いいですね!
GM:では、次!
GM:羽藤テンリさん自己紹介お願いします!
羽藤テンリ:はーい!
羽藤テンリ:羽藤テンリ(はとう・―)、キュナリオン憲兵学校その中でも警察派の所属です!
コードネーム | 名前 | シンドローム | Dロイス |
"バーナーⅠ" | 羽藤テンリ |
モルフェウス/ウロボロス |
装着者 |
NOT IMAGE
| 主要エフェクト 原初の赤:電光石火 砂の結界 砂の加護 黄金錬成 | 主要アイテム イルシングス(オルトロス相当品) コーリングシステム AIDA デモンズシード |
HP/26 行動値/6 初期侵蝕/41
|
GM:ツインテール可愛いやったーー!!!
羽藤テンリ:コードネームは"バーナーⅠ"いってしまえばセント・バーナードですね、でもバーナードだと語呂が悪いですから、わんわん!
羽藤テンリ:外見的にはちまっこい上にツインテールだったり萌え袖だったり、憲兵学校所属と言うには些か似合わない感じですが、対外的には人のいい警察さんですね!
羽藤テンリ:とまぁ基本的にはゆるい感じの少女ですが、それらは表向きのペルソナ。社会性をAIDAで外付けしたモノです
GM:良いな。俺は俺のことが好きな奴が好きだ…
GM:な、なんだって!?
羽藤テンリ:中身はもうちょっと虚無いんですよねー仕事以外あんまり興味ないです
羽藤テンリ:裏表こそ有りますが己の役割としての治安維持を行う使命感が根底にはありますし、まぁいい子ですよ
羽藤テンリ:能力は多脚戦車の装甲を生かした肉盾とかダイス補助、本体の攻撃はお察しです!一応戦車の搭乗殴りと手持ち銃どっちでも戦えます
羽藤テンリ:こんなところで、よしなに!
GM:戦車乗り!TSタイプの生徒さんですね。
GM:では、そんなテンリさんのHOはこちら!
■ハンドアウト PC1:羽藤テンリ(PL:冬野柚子さん)
シナリオロイス:テオデリク・バージェス
メサイア学区にて九人委員会の一人、支配の活動が確認された。
過去生徒を弾圧した理事会の後継者を名乗り、生徒を薬漬けにし私兵にせんとす暴走AIだ。
星室庁の先生と共に君達はメサイア学区で活動する彼を追い詰めるも逃げられてしまう。
逃げる先には心当たりがある。永世中立学区『ジュノモネッタ専科学院』の裏金庫。
テンリもまたメンバーにいたが、身体負荷により一晩のドクターストップを宣告される。
翌日、君にメッセージが入った。君抜きで向かったチームがダンジョンから退避した事。
そして先生がただ一人その場に残っていることを。
GM:先生が大変なことになってしまったので、助けてあげてください。
羽藤テンリ:こういう時のためにいる私を連れて行かないからです、非合理な(社会性OFF
テオデリク:無茶を言うな。自分を労われ。
GM:そうは言うけど今テオデリク先生は一人です。
GM:テンリさんどうか頑張ってね!
羽藤テンリ:仕方ないなーお任せです!
■OP1『八月の暑い昼下がりにて』
GM:百瀬さんとツバキさんはシーンインどうぞ!
百瀬詩音:百瀬詩音の侵蝕率を1D10(→ 3)増加(34 → 37)
宵乃宮ツバキ:31+1D10
DoubleCross : (31+1D10) → 31+8[8] → 39
宵乃宮ツバキ:ギャーッ
GM:ツバキさん…?ストレスたまってるのかな…
GM: ■ キングダム学区 教室棟A27区
GM:8月。夏真っ盛り。年々増していく熱は最早殺人的な域に迫っている。
GM:ツバキが所属する十夜義塾は、非公認団体ではあるが。
GM:ソル・オロ・グランデ女学院や、【職員室】の先生、十夜義塾メンバーのダミアンの地道な努力
GM:そして、ウィアク・フリュイ湖七夕祭りでの活動もあり。
GM:比較的閉鎖的なキングダム学区でも貸教室をしっかりゲットできるほどになっていた。
GM:つまり、この熱波の中をやり過ごせる自由な空間を手に入れたのである。
インフェル:「ふひ~…茹で上がるかと思っちまったぜ…お?」
インフェル:「ツバキとピンクの兄ちゃんじゃねぇかっ。おはような!」
インフェル:ぴょこぴょこと小さな兎の獣人…もとい
インフェル:【十夜義塾】のメンバーの一人であるインフェルが教室に入ってくる。
インフェル:【先住民】の彼もまた塾生の一人だった。
インフェル:これも十夜義塾は、ノヴァリス中の誰もを受け入れる故である。
宵乃宮ツバキ:「ああ……おはよう……インフェル……」 そう言いつつ、机の上に枕と頭を乗せている姿は、寝ているといって差し支えないだろう。
百瀬詩音:「涼しい部屋によーこそー」
百瀬詩音:ここに来るまでに太陽にやられたのか消えそうな声で返事をする。
宵乃宮ツバキ:なんとこのクーラーの効いた空間にあって、既に死にかけているのが2人。
宵乃宮ツバキ:「頭痛い……眠い……」
インフェル:「ピンクの兄ちゃんも、ツバキもしにそうな顔してんな…」
インフェル:「オーヴァード?なんだろ。」
インフェル:「すげえ回復力とかあるんじゃねぇのかよ」
インフェル:ぴょんことぴょんこと耳を振りツバキと百瀬を案ずる
宵乃宮ツバキ:「私はむしろ、”だからこそ”というか……先生はどうなんですか?」
宵乃宮ツバキ:ぐるりと枕の上で首を捻る。眠いが眠れないので、気を紛らわす雑談だ。
百瀬詩音:「傷とかならできるんだけどね……元の身体能力はどうにもならない性質?みたい」
百瀬詩音:起源種だとか昔に言われた気がする……きっと全部それのせい。
インフェル:「大変だなそりゃ。力使ったらぶっ倒れちまうんじゃねぇか?」
宵乃宮ツバキ:「力使ったらねえ、爆発する……」
百瀬詩音:「力使うのだけは得意だから、へーきへーき」
百瀬詩音:「そっちはそうだよね…」
宵乃宮ツバキ:「でも、一回爆発したらその後は結構すっきり眠れる」
インフェル:「じゃあ憂さ晴らしできる場所があれば最高だな!」
インフェル:「ツバキはインパクトあるからすぐ覚えたけどよ。ピンクの兄ちゃんは、どういう力なんだっけ。」
インフェル:「ちなみにおいらは穴を掘るのが得意だぞ」
百瀬詩音:「んー?」
インフェル:「”センセ―”ってなんかすごい力とかあるんじゃないのか?」
宵乃宮ツバキ:「先生は大人だからね……」
インフェル:インフェルは期待に満ちた目で彼を見ている
百瀬詩音:「すごい、すごいかぁ…」
宵乃宮ツバキ:「それはもう……すごい力が……」
百瀬詩音:「揃ってプレッシャーかけないで欲しいんだけど……」
百瀬詩音:「音を鳴らして、こう……いい感じで皆の能力を助けてあげるんだけど」
百瀬詩音:「……でもこれ地味なんだよなぁ」
宵乃宮ツバキ:「そんなことないと思う」
宵乃宮ツバキ:「ライブとかしたらすごく派手」
百瀬詩音:「頑張って派手にしてるの。あれは働いてるアピールなんだから」
百瀬詩音:実は指パッチンだけでもできる。むしろそっちの方が簡単。
百瀬詩音:「効果の方はまだ微妙だし、力を抑える方もできるようになれればなぁ」
インフェル:「確かに…あ!テオ先生がピンクの兄ちゃんをここに紹介したのって。」
インフェル:「それが関係あるんじゃねぇか?」
GM:十夜義塾は、"実在しない"学校である。
GM:故に、塾生達がこれから共に作るところでもあった。
インフェル:「おいらたちの"音楽の先生"になれるかも…!」
宵乃宮ツバキ:「なるほど……!」 期待の眼
百瀬詩音:「おー……確かにそういう感じなら手伝えるかもね」
インフェル:「学校と、音楽かぁ。」
宵乃宮ツバキ:「会長もきっと喜ぶ……」
インフェル:「掃除のときとかに流れる音楽とかおいら結構好きだぞ」
インフェル:「あれできるようになりたい。」
インフェル:ぴゅーと口笛を吹く
宵乃宮ツバキ:枕をぽすぽすと叩いてみる。
GM:百瀬には分かるだろう。クラリネット・ポルカ である。
宵乃宮ツバキ:「ちゃんとした音楽だ……」 枕をぽすぽす叩いているが、合っていない
百瀬詩音:「あぁ、なら楽器を用意して……」
百瀬詩音:「インフェルってクラリネット吹けるのかな」
インフェル:「太鼓とカスタネットは人よりうまいぞ」
百瀬詩音:「太鼓と枕で打楽器が2人かぁ」
インフェル:「ツバキは好きな楽器とか音楽はあるのか?」
宵乃宮ツバキ:「楽器はわからないけど……」
宵乃宮ツバキ:「ヒーリングミュージックだっけ……? なんかそんな感じのやつはよく聞くかな……」
宵乃宮ツバキ:「眠れるっていう……」
インフェル:「ダウナーな趣味してんだな…」
インフェル:「ピンクの兄ちゃんは、どうだ?」
インフェル:「好きな曲おいらたちに教えてくれよ!」
百瀬詩音:「うーん最近はポップスもやってたけど、結局クラッシックかなぁ」
百瀬詩音:「小さい頃はそればっかりだったし」
インフェル:「クラシック…木製の弦の楽器ピコピコするやつだな。」
インフェル:「じゃあツバキの好きな音楽と近いじゃねぇか」
宵乃宮ツバキ:「そうなの……?」 よくわかっていない
インフェル:「ツバキも一回ストレス解消に楽器してみたらどうだ?」
百瀬詩音:「重なる部分もあるかな」
インフェル:「おいら、夏祭りで皆の前で太鼓叩いた時はすっきりしたし」
インフェル:「セッションって気持ちいいって知ったぞ」
百瀬詩音:「楽器に触ってみたいなら、今度持ってきてあげるよ」
宵乃宮ツバキ:「気持ちいいんだ……ちょっと気になるかも……」
宵乃宮ツバキ:「じゃあ、お願いしてもいいですか?」
百瀬詩音:「よーし任せて!外から持ち込んだ楽器ありったけ持ってくるからね」
宵乃宮ツバキ:「そんなにあるんだ……」 びっくりしている
インフェル:「よっしゃー!一緒に楽器弾こうな、ツバキ!」
インフェル:ぴょんとジャンプしツバキにハイタッチ
宵乃宮ツバキ:「ふぎゃ」 枕に頭を乗せたままなので、目測がずれ手が机に当たる
百瀬詩音:勢いで言ったはいいけど、この暑さだし……多分また倒れるな
宵乃宮ツバキ:「……まあ」 外を見る
宵乃宮ツバキ:「まだ暫く暑そうだし……秋とかで良いかも……」
百瀬詩音:「……さんせー」
インフェル:「お、お前ら………」
インフェル:「今一緒にいる人たちが明日もずっと一緒とは限らないんだぞっ」
インフェル:「沢山思いで作りたいのに…」
インフェル:しゅん、と耳が下がる
宵乃宮ツバキ:「え、ごめん……?」
宵乃宮ツバキ:「でも、私、皆と話せるだけで結構楽しいし……」
百瀬詩音:「あー、ごめんね……それなら明日からでもやろっか」
百瀬詩音:「楽器はまぁ、僕が何とかするし」
宵乃宮ツバキ:「じゃあ……やってみようか……?」
インフェル:「やったーー!!」
GM:と、君たちがそうして仲良く話していると
GM:ドアを開き貸教室に入ってくる先生が一人
GM:ガスマスクが特徴的な先生、テオデリク先生である。
テオデリク先生:「随分元気そうだな。」
テオデリク先生:「ツバキも馴染めてそうで何よりと言った所か」
宵乃宮ツバキ:「わ」 信頼している相手ではあるが、ガスマスクが急に出てくるとビックリする。
宵乃宮ツバキ:「な、馴染めてるかな?」
宵乃宮ツバキ:「えへへ……」
百瀬詩音:「お疲れ様です~!」
百瀬詩音:教卓に倒れたまま手を振って挨拶する。
テオデリク先生:「モモセ、ツバキの体調は相変わらず。いや気持ち上々か」
テオデリク先生:「予定通り。今日は簡易的な検査を行う。定期健診だ。」
百瀬詩音:「僕が見た感じは普段通りかなぁ……」まぁ普段が問題なんだけど
テオデリク先生:影をペンのような形にしたと思えば
テオデリク先生:風を切る様に素早く動きレネゲイドの揺らぎを感知する
テオデリク先生:「ツバキは普段通りだと言った所か。」
テオデリク先生:「初めてあった時よりは、だいぶ良くなったがな。」
宵乃宮ツバキ:「うん、そうかも。先生のおかげ」
テオデリク先生:「お前の成果さ」
テオデリク先生:「本当はなんらかの発散の機会を設けたいがな…。いつか用意できればいいが」
テオデリク先生:とぶつぶつ呟き、百瀬を向く
テオデリク先生:「モモセ、お前は…。」
百瀬詩音:「あれ、僕も?」
テオデリク先生:「どうやら直近でかなりハードな負荷が掛ったようだな。」
テオデリク先生:「何か問題でも起きたのか」
百瀬詩音:「あー……まぁ、あはは」露骨に目をそらす
百瀬詩音:「ここじゃよくあるトラブル……かなぁ?」
テオデリク先生:「後でレポートを詳しく読む。楽しみにしている。」
百瀬詩音:「……はーい」
テオデリク先生:「…さて、とりあえずは皆安定しているようで何より。」
テオデリク先生:「それとだ。先ほど楽器を借りると聞いたがな。」
テオデリク先生:「明日は此処は閉まっている。」
インフェル:「え、えぇえええ!」
インフェル:「しょうんなぁ…」
宵乃宮ツバキ:「えっ、クーラーの効いた部屋が……」
宵乃宮ツバキ:「私の……」 ツバキの部屋ではない
百瀬詩音:「確かにそれは困っちゃうな」
百瀬詩音:「ここから追い出されるとか絶対に暑さに殺される……!」
テオデリク先生:「お前らな…」「まぁ良い。」
テオデリク先生:「代わりと言っては何だが、明日空いてる星室庁の会議室を予約しておく。」
テオデリク先生:「そこでならここよりずっと涼めるし。防音対策もばっちりだ。」
テオデリク先生:「何より、機材の移動の手間がない。」
テオデリク先生:「効率的かつ快適なプランだと思うが、どうだ?」
宵乃宮ツバキ:「おお……至せり尽くせり……」
宵乃宮ツバキ:「ん? 至れり……?」
百瀬詩音:「おぉー」パチパチと教卓の上で潰れたまま手を叩く
インフェル:「星室庁かぁ…前行ったときはかいちょと一緒に冒険したんだよな」
インフェル:「ワクワクが止まらないぜっ」
百瀬詩音:「もちろんテオさんも来るよね?」
テオデリク先生:「当たり前だ。少々野暮用があるから片付けてからになるが」
テオデリク先生:「俺もお前たちの演奏を楽しみにしている」
宵乃宮ツバキ:「がっ……頑張らなきゃ……!?」
百瀬詩音:「どうせならテオさんの演奏も見てみたいんだけどなぁ」
テオデリク先生:「気が向いたらな。」
百瀬詩音:「よーっし!じゃあ全員分用意しとくから、遅刻厳禁でよろしく!」
GM:
GM:しかし、翌日星室庁にテオ先生が来ることはなかった。
GM:代わりに出会ったのは、赤い髪の小さなツインテールの少女。
GM:羽藤テンリ。
GM:二人と別れた後テオ先生との作戦に同行した少女である。
GM:
GM:シーン終了
GM:ロイス取得どうぞ
宵乃宮ツバキ:百瀬詩音 ○信頼/隔意 で
百瀬詩音:宵乃宮ツバキ ◯庇護/不安
宵乃宮ツバキ:庇護して~
百瀬詩音:バリバリ庇護るぞ~
GM:わいわーい!
GM:では次へ進みます
GM:
■OP2『葉月、暑い夜の中の攻防』
GM:テンリさんシーンインどうぞ!
羽藤テンリ:羽藤テンリの侵蝕率を1D10(→ 9)増加(41 → 50)
羽藤テンリ:ヴぁっ!?
テオデリク先生:テンリ、それ以上はまずい。ドクターストップだ!
羽藤テンリ:100超えてないからセーフじゃないかな!
GM:
GM:■ メサイア学区 19番街裏路地
GM:闇の帳が降りたその裏通りは、荒れ果てた建物の影に隠されていた。
GM:街灯の明かりはかすかに点滅し、暗がりには薄汚れた壁とひび割れた舗道が広がる。
GM:ひどく摩耗したアスファルトの上には、不良少女たちが足跡を残していた。
GM:君たちの敵であり、救助対象の軌跡が。
テオデリク先生:「ノゾミ、敵数はあってるか?」
羽見名ノゾミ:「合ってる。オレの記憶力を舐めるなって。」
羽見名ノゾミ:「テンリちゃんはどう?機体の準備できてる?」
羽藤テンリ:「もっちろん、いつでもいけるよ!」袖を振ってそれに応える
一二野ミルト:「わっ、テンリさん可愛いです…!じゃなくて」
一二野ミルト:「生徒の皆さんをこれから助けに行きましょう!」
GM:羽藤テンリ、一二野ミルト、羽見名ノゾミそしてテオデリク先生
GM:このメンバーがこれより強襲するのは
GM:九人委員会
GM:理事会の後継者を名乗るジャーム化した社会人達。
GM:その一体である"支配"は、生徒にノヴァリスには存在しない資源を用いた薬物を使い。
GM:意思無き少年兵として。生徒を外の世界へ放とうとする卑劣漢であった。
羽藤テンリ:「まったく理事会の後継者とかろくでもないよね」その侮蔑は素に近い、ストレートな感情で吐き捨てたもの
羽見名ノゾミ:「高圧的ってのもそうだけど。理事会の連中も色々弄ったりしてきたしなぁ。」
羽見名ノゾミ:「ろくでもない奴がいると真似しちまうのも困りもんだ」
テオデリク先生:「テンリとノゾミの言う通りだ。結局のところ…。」
テオデリク先生:「AIはAI。かつての理事会そのものではないが。それでも厄介な事には変わらん。」
テオデリク先生:「…奴の麻薬、Δトランスは。この地に存在しない物質で出来ている。」
GM:ダキウム鉱石、クロドヴァにしか存在しない鉱石である。
テオデリク先生:「依存症になれば”一生終わらぬ苦しみ”が、待っている。ここにあってはならないものだ。」
テオデリク先生:「かならず、助けるぞ。」
羽藤テンリ:「ほーんと……治安にもよくないですからねー」
GM:指揮を執り、"支配"のアジトの地下駐車場へと進む
GM:地下駐車場では風がひんやりと吹き抜け、壁にかけられたボロボロのポスターが視界に写る
GM:ゴミ箱はひっくり返され、その中からゴミや破れた紙がこぼれ出ている
GM:どこか不気味な静寂に包まれていた。
羽見名ノゾミ:「ん、テンリちゃん。そろそろ”来る”ぞ」
GM:怪しい影が通りすぎ、その中には幽鬼のような姿勢の不良生徒たちが次々と現れる
GM:彼女たちの手には銃が握られて、今君たちを狙っていた
テオデリク先生:「テンリ、得意な事をしろ」
羽藤テンリ:「数が多い上に手加減って…」苦手、と続けようとして
羽藤テンリ:「なら…守ることと、抑えることかな」
テオデリク先生:「ああ、それで良い。それと─────"手加減しなくていい奴"も任せた。」
麻薬に侵された生徒達:BRAM!BRAM!
麻薬に侵された生徒達:四方八方よりマシンガンが連射され、周囲にあるゴミは宙を舞う
麻薬に侵された生徒達:あわや、蜂の巣のようになるかと瀬戸際
羽藤テンリ:――その動きに反応し前に出る
羽藤テンリ:「イルシングス、自立起動モードでガード」そのまま足元の己の影に銃弾を撃ち込む
羽藤テンリ:影からせり出すように出てくるのは黒い機械の狼
羽藤テンリ:その身そのものを仲間の盾にして銃弾の雨を防ぐ
テオデリク先生:「よくやったテンリ!一二野、後お前が寝かせてやれ」
一二野ミルト:「ひ、ひい~~!寝てください!『おやすみ催眠』っ!」
麻薬に侵された生徒達:一瞬甲高い音が聞こえたかと思えば、生徒たちは次々と倒れだす。
羽藤テンリ:「……便利ですね」
テオデリク先生:「だと思うだろ?こいつは戦闘適性が絶望的にないから、前衛がいないと話にならない。不意打ちにも弱い。オマケにビビりだ。」
テオデリク先生:「便利そうな力も。お前たちがいて初めてゆうように見える。」
テオデリク先生:「それにだ。次来るのは…催眠が利くとは限らんぞ」
一二野ミルト:(今凄いこと言われてる…?)
羽藤テンリ:「……ええ、”手加減しなくていい相手”が」
GM:ゴ ォ オ ン !!
GM:爆音とともに、地下駐車場の天井を破る様にして現れたのは蜘蛛型の多脚戦車
GM:それは、"支配"の好む兵装でもある。
"支配":『どいつもこいつも無能ばかり』
"支配":『やはりお前達は使えないな…』
羽藤テンリ:「堕ちた無能の後継騙りがよくいう」
"支配":蜘蛛型の多脚戦車から不快な声が響く
"支配":『ハハハハハ…!』
"支配":『未来のない子供』
"支配":『可哀そうな子供』
"支配":『だから僕はいっその事人形にして救ってやろうってのに』
"支配":苦も脚が大きくしなり、宙へ上がる
"支配":『駒風情が偉そうにさぁああああ!!』
"支配":鉄の狼の首元をちぎらんと襲い掛かる!
羽藤テンリ:生徒たちの銃弾とは違い無防備に受けられはしそうにないその攻撃を前に、狼は即座に身をよじり回避を行う
一二野ミルト:「ひゃっ…!この閉鎖空間であれほどの回避を‥!?」
羽藤テンリ:それにあわせて少女が相棒の背に飛び乗り、そのまま同化するように沈んで。
羽藤テンリ:「戦闘起動コード”魔犬に火を灯せ”」搭乗した少女の言葉とともに機械の狼は咆哮をあげる。
"支配":『ハハハハハ!どうやら人間としても不良品みたいじゃないか』
"支配":『それが素顔なら、犬は犬らしくしてろよっ』
羽藤テンリ:「ええ、私は犬です」
羽藤テンリ:「でも、もうあいつらのでも、お前らのでもない」
羽藤テンリ:そのまま僅かに身を屈めた後、疾風のごとく相手に飛び掛かる。
羽藤テンリ:その爪で、切り裂くために
GM:"支配"は武装を展開し迎撃
GM:閉所にも関わらず、至近距離から焼夷弾を撃ち放つ。
羽藤テンリ:それを避けない、後方に逸らさないために。そのまま熱を受けようと、衝撃を受けようと、それすら抑え込んで前へ
GM:そして儚い抵抗空しく、魔犬の爪は確かに鉄蜘蛛を切り裂いた
GM:死の間際にも拘らず笑い声は響く
"支配":『ハ‥‥ハ‥‥』『僕らのものではないなら』
"支配":『お前はただ野良犬だ』
"支配":『誰にも愛されずに寂しく死ぬ…っ野良犬‼ハハッ』
羽藤テンリ:「……今回の遺言はそれで終わり?」笑われても、まったく気にしないかのように冷たくい放つ
羽藤テンリ:「私は、最高生徒会の指令に従う番犬」
羽藤テンリ:「愛されなくても、寂しく死んでも、何も困らない」そのまま、踏みつぶしてあげる
GM:陽炎のように燃える炎の中、蜘蛛は息絶え。魔犬は佇んだ。
GM:
GM:
GM:■星室庁 保健室
GM:戦いの後。君たちは定期検診を受ける事になった。
GM:強い侵蝕や身体負荷が出ていないかのチェックの為だ。
GM:消毒液の匂いがする診察室で君はテオデリク先生からの結果を待つ状態となっていた。
テオデリク先生:「まずは、よくやった。お前のお陰で多数の生徒が救われた。」
羽藤テンリ:「んーん、当然の仕事かなーって」
羽藤テンリ:「でー大丈夫なんですけどー実際検査って必要ですか?」
テオデリク先生:「"お前は特に"だろ」
テオデリク先生:指先で額をつんとつつく
テオデリク先生:「…もっとも前線で戦うものが。最も消耗するのはごく当然の道理だ。」
羽藤テンリ:「えーいつも通りだから問題ないと思うんですけど」反動でついた傷も、細かい熱のやけども別になぁって思ってる
テオデリク先生:「痛覚や、そして心は摩耗し気づきにくいとしても。お前の体はそうじゃない。」
テオデリク先生:「お前も生徒の一人である以上、幸福に生きる権利があるんだ。」
羽藤テンリ:「幸福に生きる権利、ですかー……?」全然ぴんと来ない
テオデリク先生:「…お前、俺達"先生"をどういう存在だと思っている?」
羽藤テンリ:「んーよくわからない人達?ですかね」
羽藤テンリ:「ノヴァリスにとって、いいのか悪いのかよくわからない?」素直に、言ってみた
テオデリク先生:「率直なコメントだな。感謝する。」
テオデリク先生:「先生がやることは、己自身で戦うことでも勝つことでもない。」
テオデリク先生:「そして"勝つことを教える"わけでも、"戦い方を教える"わけでもない。」
テオデリク先生:「それでは、理事会と結局変わりはしない。」まぁ、俺はどちらかと言えばそちらの方が得意だがとこぼしつつ
テオデリク先生:「良いのか、悪いのか、分からない。FH育ちのお前の抱いた感想は至極当然だろうな。」
羽藤テンリ:「まぁ色々ですからねぇ、先生も」こぼした言葉に、適正もいろいろですね、と思い
羽藤テンリ:「……本当に同じような、搾取するだけの大人なら排斥されてるとは思いますけど」
テオデリク先生:「これは、俺の持論だがな。」
テオデリク先生:「俺を含め、【職員室】の先生がお前たちに教える事は至極シンプルだ。」
羽藤テンリ:「ほほう、その心は」
テオデリク先生:「俺達は、お前に"生きること"を教える為にいる。」
テオデリク先生:「子供から、立派な大人になるまで生きる術をな」
羽藤テンリ:「立派な大人、かぁ」
羽藤テンリ:「多分いいことですよね、色々迷っちゃう子も多いですし」
テオデリク先生:「まぁな。それに立派と言ったが、実のところ。お前が元気ならそれでいい」
テオデリク先生:「…テンリ、もう一度確認するぞ。お前は、今。”痛い”か?」
羽藤テンリ:「え?別に元気で大丈夫ですけど?どうせまだ作戦も続きますよね、いけますよ!」きょとんと
テオデリク先生:影を黒いペンのようにし、レネゲイドの揺らぎを検出する。
テオデリク先生:昼に百瀬やツバキにしたように。
テオデリク先生:「…………だめだ。お前は連れていけない。」
羽藤テンリ:「ええええ、なんでですか!?」
テオデリク先生:「その小さい体に、先の戦闘でどれだけの負荷が掛ったと思っている。」
テオデリク先生:「報告していないだけでリザレクトを発動するに等しい侵食率上昇があった。」
羽藤テンリ:「えー私の仕様上仕方ないですし、必要経費っていうか……」
テオデリク先生:「…いいか。もう一度言うぞ。」
テオデリク先生:「俺は、お前に生きる術を教える為にいる。」
テオデリク先生:「お前の未来には期待している。だから無茶は禁止だ。」
羽藤テンリ:「……そんなこと、仕事に比べれば些細な事なのに」
羽藤テンリ:「大体私貫きだと盾が不足するじゃないですか、他の人の未来に悪影響では?」
テオデリク先生:「なら俺が死ねと言って。それで死んでも良いのか。」
羽藤テンリ:「え?それがノヴァリスにとって必要なら?」
テオデリク先生:「平行線だな。」
テオデリク先生:「合理性というのなら、俺よりも未来のあるお前が生きた方が、ずっと正しい」
羽藤テンリ:「ええ」そういう合理性にはちょっと弱い
羽藤テンリ:「……それに、仕事としては先生のもの、指揮官が強く否というのなら、従うほか、無いですね」
テオデリク先生:「ああ、まぁ。安心しろ。」
テオデリク先生:「最悪俺が消えれば、お前だって自由に動けるようになるさ」
羽藤テンリ:「そう言う言い方、どうかと思いますけど」じと目になるわ!?
テオデリク先生:「…縁が出来た人が自分をないがしろにして。嬉しい奴はいない。」
テオデリク先生:「俺も、お前が自分をないがしろにするたびに。傷ついてるぞ。」
羽藤テンリ:「あーそれはあんまり、よくないですね」
羽藤テンリ:「でもま、先生も自分を大事にしてくださいね、私も関わった以上、先生がほんとに消えたら色々困るので」
羽藤テンリ:「キュナリオンの体面とかが」
テオデリク先生:「奇遇だな。俺も、お前が体を壊したら困る。」
テオデリク先生:「腕に悪い噂がついたら死活問題だからな。」
GM:テオデリクはそう言い残し先に保健室を出ていく。
GM:テンリが一晩保健室で休息を取った翌日、ある連絡が入った。
GM:テオデリク先生の率いるチームが任務を達成できず、生徒は転送され。
GM:今や敵地の中枢に彼だけが残されている、と。
羽藤テンリ:「困るといったはずなんだけど」
羽藤テンリ:連絡を聞いて、独り言ちる
GM:
GM:シーン終了 ロイス取得お願いします
羽藤テンリ:テオデリク・バージェス 〇救出目標/隔意
■ミドル1『夏の朝の凶報』
GM:全員シーンインお願いします
羽藤テンリ:羽藤テンリの侵蝕率を1D10(→ 5)増加(50 → 55)
宵乃宮ツバキ:39+1D10
DoubleCross : (39+1D10) → 39+10[10] → 49
宵乃宮ツバキ:びゃー!
百瀬詩音:百瀬詩音の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(37 → 44)
GM:お、お前達…!
GM:■星室庁オフィス 第九小会議室
GM:午前10時、前日テオデリク先生が用意した星室庁の小会議室では
GM:丁度百瀬、ツバキ、そしてインフェルが楽器を準備し終えた所だった。
宵乃宮ツバキ:「遅いね、テオ先生」 ぐってりとした様子で、椅子に座っている
百瀬詩音:「折角用意したのに、今日はサボりかなぁ」
インフェル:「コントラバスっておいらよりおっきいんだな」
インフェル:「約束の時間に来れないときはちゃんとっ連絡してほしいもんだ」
百瀬詩音:「低音を出すのはそれなりの大きさがいるからね」
百瀬詩音:「でもテオさんそういうのしっかりしてる方だと思うんだけどな……何かあったとか?」
宵乃宮ツバキ:「時間には厳しそうだよね」
GM:君たちがまだ来ぬテオデリク先生について話していると。来訪者がやってきます。
羽見名ノゾミ:「こんちゃー、第九小会議室であっているよな?」
羽見名ノゾミ:「ここだっけ。テンリちゃん」
GM:やってきたのはおさげの生徒と、赫ツインテールの小さな少女
羽藤テンリ:「えーっとあってるはずー?」きょろきょろしながら
宵乃宮ツバキ:「あ、あれ」
宵乃宮ツバキ:「もしかして、ここ、使う……?」
百瀬詩音:「……いやいやちゃんと確認したはずだし」
羽見名ノゾミ:「いんや、ここは君たちが使う事は知ってるしそれで正しい。」
羽見名ノゾミ:「"ここ"に書いてあったからな」
羽見名ノゾミ:掲げたのは、テオデリク先生のタブレット
百瀬詩音:「ん、……どこかで見たことあるような」
羽見名ノゾミ:「ちょーと昨日の夜から早朝の間に色々あってね。」
羽見名ノゾミ:「テオ先生、今九人委員会の根城に一人で取り残されてる」
宵乃宮ツバキ:「ノネ……?」 首を傾げる。
百瀬詩音:「あーそういう感じ」厄介そうに頭をかく
羽見名ノゾミ:「テンリちゃんそっちも詳しかったっけ?」
羽藤テンリ:「んーものすごーくざっくりいうとノヴァリスの後継を名乗る、理事会みたいな大人を学習した社会人?」ちょっと頭をひねって、要約してみる
羽藤テンリ:「詳しい、って程じゃないんだよねーほっとけない存在なのは確かなんだけど」
宵乃宮ツバキ:「ええとつまり……テオ先生、今あまりよくない感じ……?」
インフェル:「えっと、つまりウエメセのすっげぇ悪いメカとテオ先生は一緒にいるのか!?」
百瀬詩音:「星室庁の方はなんて?あの人そっちの所属でしょ」
羽見名ノゾミ:「星室庁の先生はみんな忙しいみたいでさ~」
羽見名ノゾミ:「というか、頭数を揃える時間が惜しい。」
羽見名ノゾミ:「ちょっと経緯を説明するな。保健室にいたテンリちゃんにはテオ先捕まったまでしか言ってないし。」
羽藤テンリ:「あ、ですね、おねがいしまーす」
羽見名ノゾミ:「まず、メサイア学区にΔトランスってドラッグが発見された。」
羽見名ノゾミ:「で、それの元締めが九人委員会の一人の支配ってやつ」
羽見名ノゾミ:「こいつを倒した後の反応を追って、メサイア学区分のドラッグが『ジュノモネッタ専科学院』の地下深くにある事が確定した。」
羽見名ノゾミ:「で、テオ先含んだ俺らは深夜から早朝にかけて強行軍でアジトを攻略したんだけど」
羽見名ノゾミ:少しばつが悪そうな表情
インフェル:「え?なんか嫌な事でもあったのかよ」
百瀬詩音:「まぁまぁ……それでテオさんの居場所は分かってるの?移動させられてたりとかは?」
宵乃宮ツバキ:「取り残されてるって言ってたよね……」 不安そうに言う
羽見名ノゾミ:「倒す寸前までいったが、支配の野郎、ウチの学区の生徒を人質に取っていてな」
羽見名ノゾミ:「Δトランスってのは、強烈に服用すれば意志すら失う」
羽見名ノゾミ:「只の駒になっちまう。…一度の量が悪ければもっと酷いことになる。」
羽見名ノゾミ:「テオ先は新星白書っての?それ使って何とかしてオレらもボコったけど。」
羽見名ノゾミ:「自爆ついでに最後の最後に化学兵器を散布してきてな…先生以外転送された。」
羽見名ノゾミ:「…テンリちゃんがいれば。転送するほどオレらは追い込まれなかったかもしれない。」
羽見名ノゾミ:「人質を取られなければもう少し、蘇生させる体力がテオ先もあったかもしれない。」
羽見名ノゾミ:「でもそうはならなかった。こんな経緯で今テオ先は命の危機に陥ってる」
羽見名ノゾミ:「今いる場所は、支配のリポップ地点だからな。」
宵乃宮ツバキ:「そんな気軽にリポップするんだ……」
羽藤テンリ:「……すっごく危なくて、すっごく困ってる」
羽見名ノゾミ:「大変だよなぁ…転送間際に”職員室に助けを求めてくれ”って言ってこのタブレットを渡されたわけ」
羽見名ノゾミ:「緊急事態だし多少権限融通してくれたのかな。君らの事が分かった。」タブからスケジュールアプリを開く
羽見名ノゾミ:今日、ツバキと百瀬がこの空き教室が来ることが予定に書いてあり
羽見名ノゾミ:週末テンリを何処かに連れて行こうとした形跡がある。
羽見名ノゾミ:スイーツ店には、横線を入れられ。スポーツ用品店、ミリタリー…と幾つか候補を選んでいるようだった。
宵乃宮ツバキ:「た、助けなくちゃ……!」
羽藤テンリ:「…その辺は聞いてなかったな―!!」
宵乃宮ツバキ:「ひええ」 急な大声にビックリして飛び上がる。頭が揺れて頭痛が悪化し、くらくらする。
百瀬詩音:「……オッケー、それなら週末の予定のためにもテオさんさっさと助け出さないとね」
羽見名ノゾミ:「…テオ先、あれから仕事中ずっと気まずそうだったぞ。テンリちゃんなんかあった?」
羽見名ノゾミ:「明日の予定もだいぶ楽しみにしていたしな。」
羽藤テンリ:「わ、ご、ごめんなさい!?」くらくらしてるの見て慌てて口抑えて
百瀬詩音:「あっと、大丈夫?」ふらつくツバキを支えて
宵乃宮ツバキ:「お、お気になさらずぅ」 支えられる
インフェル:「よしっおいらたちで一緒に助けにいこうぜ!」
百瀬詩音:「2人にはごめんだけど、今日の予定はキャンセルだね」インフェルとツバキを見て
羽藤テンリ:「何かあったというか……向こうが気を使いすぎなだけ、かなー?」
羽藤テンリ:「……本来無関係なのに、申し訳ないです」
宵乃宮ツバキ:コクコクと百瀬先生に頷きを返す。
宵乃宮ツバキ:「ううん、放っておけないし……」
宵乃宮ツバキ:「その……テンリ?さんはテオ先生としっかり話すべきだとおも!!」
宵乃宮ツバキ:思ったより大声が出て、言い切る前に自分でビックリする。
羽藤テンリ:「そういう、ものなのかな?」わかんなくて首をかしげる
宵乃宮ツバキ:「私も、わからないけど……」
宵乃宮ツバキ:「多分……」 助けを求めるように百瀬先生に視線を向ける。
百瀬詩音:「先生そういうのはちょっとぉ……でもまぁいいんじゃないかな!」
インフェル:「おいらはしっかり話すのは大事だと思うぞ。」
インフェル:「変に仲がこじれて気まずくなるの、いやだし」
インフェル:「苦手な奴も案外いいやつ?かもしれないしな」」
羽藤テンリ:「んーあの人はいい人なのは分かるよ」苦手じゃないんだよ、ってインフェルに笑って
羽藤テンリ:「だから大丈夫、なんにせよ、助けてからだけどね」
インフェル:「そうかぁ?テオ先、めっちゃ厳しい奴だからてっきりいびられたのかと思っちまった。」
羽見名ノゾミ:手元の端末を器用に操作して連絡を入れる
羽見名ノゾミ:「ん、特注で開いたディメンションゲートがそろそろ開きそうだな」
羽見名ノゾミ:「本当は観光もして欲しかったけどそうはいきそうもないし。」
百瀬詩音:「テオさん生徒には優しいからねぇ、僕には厳しいけど」
宵乃宮ツバキ:「特注ディメンジョンゲート……」
百瀬詩音:「わぁ便利……」
羽藤テンリ:「ま、そんだけ切羽詰まってるってコトかな」
羽見名ノゾミ:「それじゃ下へ降りてゲート通るぞ。裏金庫へのご招待、巻いていこうぜ」
羽藤テンリ:「はーい」
宵乃宮ツバキ:「うん……!」 カバンから大型拳銃を取り出しておく。
百瀬詩音:「ツバキちゃんは……戦うの大丈夫なの?そのー負担とか」
羽藤テンリ:「あ、そうだ…改めて、羽藤テンリです、よろしくお願いします」ちゃんと名乗ってなかったなと頭を下げる
宵乃宮ツバキ:「あ、宵乃宮ツバキです。戦うのは苦手だけど」
宵乃宮ツバキ:「いざという時は、こう……爆発するので」
百瀬詩音:「発散する機会ができたってことにしとくか……」
宵乃宮ツバキ:「足手まといにならない程度に頑張ります」
インフェル:「おいらは十夜義塾のインフェル。」
インフェル:「穴を掘るのが得意だぞ。どんどん頼ってくれよな!」
百瀬詩音:「百瀬詩音!先生で音楽を教える……予定!」
羽藤テンリ:「なる程なる程…盾になる位しかできませんが、頑張って守りますね!」
GM:星室庁オフィス内の指定の場所に行き、君たちはゲートを通る
GM:その先は、『ジュノモネッタ専科学院』。
GM:永世中立学区を名乗る巨大な金庫の学区である。
GM:
GM:シーン終了。 ロイス、購入お願いします。
宵乃宮ツバキ:羽藤テンリ ○好奇心/不安
羽藤テンリ:宵乃宮ツバキ 〇いいひと/心配
百瀬詩音:羽藤テンリ ◯信頼/不快感
宵乃宮ツバキ:購入はボデマ狙おうかな
宵乃宮ツバキ:1dx+4>=12
DoubleCross : (1DX10+4>=12) → 1[1]+4 → 0 (ファンブル) → 失敗
宵乃宮ツバキ:ハァ?
百瀬詩音:わぁ
羽藤テンリ:わぁ
羽藤テンリ:じゃあ私が代わりにボデマを!
羽藤テンリ:2dx+4
DoubleCross : (2DX10+4) → 4[1,4]+4 → 8
羽藤テンリ:あ、むりでした
宵乃宮ツバキ:おしい
GM:非IA環境での購入じゃ、大切にのう…
百瀬詩音:私も振るか
百瀬詩音:3dx>=12
DoubleCross : (3DX10>=12) → 9[4,8,9] → 9 → 失敗
百瀬詩音:ダメ…
宵乃宮ツバキ:おしい
羽藤テンリ:残ねん
GM:
■ミドル2『"支配"眠るは裏金庫』
GM:全員シーンインお願いします
羽藤テンリ:羽藤テンリの侵蝕率を1D10(→ 9)増加(55 → 64)
羽藤テンリ:ヴぁ!?
百瀬詩音:百瀬詩音の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(44 → 51)
宵乃宮ツバキ:49+1D10
DoubleCross : (49+1D10) → 49+6[6] → 55
GM:だいぶ景気いいな
GM:
GM:---
GM:本ミドルフェイズはプライズポイントシステムで進行しますが
GM:複数の項目があります。
・汎用防衛機構 Rank[0/4]
・緊急防衛機構 Rank[0/50]ダメージ
・自動迎撃システム Rank[0/2]
・隠し金庫 Rank[0/2]
GM:この4項目で構成されており、どれに挑戦することも可能です。
GM:
GM:どれを選んでも良く、また複数人で同じものを選んでよいのですが
GM:プライズポイント制であるため。項目ごとに最も高い人の結果が反映されることは注意してください。
宵乃宮ツバキ:了解です
GM:これらの項目にはそれぞれ
GM:妨害効果/解除効果 が設定されています。
GM:開放しきるまでは、妨害効果が発揮され続けてしまう…!
羽藤テンリ:うへーきっついよー
GM:なので選ぶ順番を妨害効果、解除効果から決めてください。
百瀬詩音:はい~
GM:以下が詳細になります。
・汎用防衛機構 Rank[0/4]
プライズ判定技能:〈任意の攻撃技能〉9
妨害効果:クライマックス時、EXジャーム:サンドマン2体が出現
解除効果:上記エネミーがいなくなる
・緊急防衛機構 Rank[0/50]ダメージ
プライズ判定技能:〈任意の攻撃技能〉
妨害効果:クライマックス時、EXジャーム:ガーゴイルが出現
解除効果:バックトラックダイス+1(Eロイスと同じ扱い)
・自動迎撃システム Rank[0/2]
プライズ判定技能:〈回避〉8
妨害効果:シーン開始時、PCの代表者が回避判定(難易度9)。失敗した場合PC全員が3d10ダメージを受ける
解除効果:クライマックス時、エネミーが3d10ダメージを受けた状態で出現
・隠し金庫 Rank[0/2]
プライズ判定技能:〈調達〉6
妨害効果:調達判定ができない
解除効果:調達判定達成値+3
GM最大達成値は20とし、最大ダメージは50とします。
GM:また、プレイヤーは以下のNPCカードを使えます
【NPCカード】インフェル
『いたずら』オートアクションで使用する。
判定の達成値+3。ラウンド1回。
GM:それでは第一ラウンド…と行きたいですが
GM:・自動迎撃システム Rank[0/2]
GM:妨害効果:シーン開始時、PCの代表者が回避判定(難易度9)。失敗した場合PC全員が3d10ダメージを受ける
GM:が発動します。
GM:代表者の方を決め、ドッジしてください。
宵乃宮ツバキ:私がリアクションするぞーっ
宵乃宮ツバキ:4dx+1>=9
DoubleCross : (4DX10+1>=9) → 6[1,2,4,6]+1 → 7 → 失敗
宵乃宮ツバキ:ギャーッ!
百瀬詩音:ぎゃー!
羽藤テンリ:にゃぁあ
インフェル:おいらを頼っても良いぞ
宵乃宮ツバキ:※よくよく考えたら破壊者なので1Dでした。まあどっちにしろ失敗なんだが
宵乃宮ツバキ:そういえば君がいた
インフェル:このラウンド中は協力できなくなるけど
インフェル:攻めを取るか、守りを取るか。
インフェル:プライス制だから、ラウンド後はシーンインをまたする事になるのも込みで
インフェル:考えてくれよな!
宵乃宮ツバキ:ひい
宵乃宮ツバキ:今日のインフェル君は攻めのインフェル君でお願いします!
宵乃宮ツバキ:ライフで3D10受ける!
GM:承知!
GM:3d10
DoubleCross : (3D10) → 19[10,2,7] → 19
GM:くらえ~
宵乃宮ツバキ:結構行ったね君ぃ……
羽藤テンリ:羽藤テンリのHPを19減少(26 → 7)
インフェル:装甲は有効だぞ
インフェル:記述が不明瞭だったな
宵乃宮ツバキ:HP30→11
百瀬詩音:百瀬詩音のHPを5に変更(24 → 5)
羽藤テンリ:HPダメじゃないんだ
羽藤テンリ:羽藤テンリのHPを-15減少(7 → 22)
宵乃宮ツバキ:凄い減ってる
羽藤テンリ:ありがとうRMAアーマー、IA適応まではずっともだよ!!
GM:脱法アーマー強すぎる…
GM:では、次は判定!
GM:お好きなものを選んでね
羽藤テンリ:じゃ、まずは決まってる私から行こうか
百瀬詩音:では先に2人にバフを~
百瀬詩音:《エンジェルヴォイス》《ハードビート》《領域の加護》《要の陣形》
C値-1、ダイス+3個、攻撃力+16
百瀬詩音:百瀬詩音の侵蝕率を11増加(51 → 62)
百瀬詩音:投げるのでどうぞ!
羽藤テンリ:ぎゅいーんとあがった!
宵乃宮ツバキ:ふ、フルコンボじゃん!ありがとうございます!
羽藤テンリ:じゃあいっちょ頑張りますか
羽藤テンリ:・自動迎撃システム Rank[0/2] プライズ判定技能:〈回避〉8 判定いたします
GM:どうぞ!
羽藤テンリ:原初の赤:電光石火+コンセントレイトウロボロス(侵蝕6 反動1D)
羽藤テンリ:(3+1+2+3)dx7
DoubleCross : (9DX7) → 10[1,1,2,2,5,7,8,10,10]+10[2,2,5,10]+3[3] → 23
羽藤テンリ:いえっす!
羽藤テンリ:あ。
羽藤テンリ:ごめん、振り直させて一個間違ってる
羽藤テンリ:侵蝕ボーナス二重に足してるや
GM:いいよ
羽藤テンリ:(2+1+2+3)dx7
DoubleCross : (8DX7) → 10[3,4,4,5,5,7,7,8]+10[4,9,10]+1[1,1] → 21
羽藤テンリ:せふせふ、これで成功度2ですね
GM:成功!
GM:自動迎撃システム Rank[0/2]→自動迎撃システム Rank[2/2]
羽藤テンリ:羽藤テンリの侵蝕率を6増加(64 → 70)
羽藤テンリ:羽藤テンリのHPを1D10(→ 5)減少(22 → 17)
羽藤テンリ:処理もおっけい
宵乃宮ツバキ:流石だぜーっ
GM:これでトラップは解除されました。
GM:次!
宵乃宮ツバキ:緊急防衛機構 Rank[0/50]ダメージ 行きまーす
宵乃宮ツバキ:ウルトラボンバー5+原初の赤:瞬足の刃3+コンセントレイト:ウロボロス3 侵蝕+10 2+4+3dx6+4 攻撃力+30+16+1D10
宵乃宮ツバキ:7dx6+4 攻撃力+46+1D10
DoubleCross : (7DX6+4) → 10[1,4,5,6,7,9,10]+10[1,4,5,6]+5[5]+4 → 29
宵乃宮ツバキ:3D10+46+1D10
DoubleCross : (3D10+46+1D10) → 14[2,10,2]+46+9[9] → 69
宵乃宮ツバキ:侵蝕55→65 HP11→0
GM:一春日を優に超える火力!素晴らしいですね
GM:緊急防衛機構 Rank[0/50]→緊急防衛機構 Rank[50/50]
GM:では演出
GM:
GM:■裏金庫・入口
GM:ディメンションゲートの先の広間では高い鉄製の扉と装飾された彫刻が、訪れる者たちを迎え入れていた。
羽見名ノゾミ:「んじゃ空けんぞー」
GM:羽見名が扉を押し開けると、そこには照明の光が満ち、そして大理石の床が足元に広がっている。
インフェル:「全体的に白って言うか、もうちょっと濁った感じの色だな。」
インフェル:「あとなんか薬くさい」
インフェル:すんすんと床に鼻を近づけながら勝手に歩き出す
宵乃宮ツバキ:「うぅ~、薬の匂い、気持ち悪い……」
宵乃宮ツバキ:枕で鼻を押さえながら歩いている。
百瀬詩音:「くらくらするかも……テオさんのかな」
百瀬詩音:「いや例の化学兵器のか」
インフェル:「あ、そだ」
インフェル:くるりと君たちに向き直る
羽藤テンリ:「うん?なにかな?」自然と袖で鼻と口を押さえてる
インフェル:「リーダー決めようぜ!」
インフェル:「みんなこういう事得意だったり経験とかあったりするのか?」
宵乃宮ツバキ:「ううん、あまり……」
宵乃宮ツバキ:皆は?と言うように周囲を見渡す。
百瀬詩音:「んー得意かって言われるとな……ダメかも」
百瀬詩音:「こういう広い場所は絶対迷うし」
羽藤テンリ:「えー……私もリーダーって柄じゃないんですけど」ないないってジェスチャー
羽見名ノゾミ:「オレも得意だけどパス。あくまで依頼側だしさ」
羽藤テンリ:「となるとやっぱり先生じゃないですかね?」
宵乃宮ツバキ:「……それか、インフェル……?」
百瀬詩音:「インフェルはどうなの?」
インフェル:「おいらは得意だけど」
インフェル:「こういうのって、サポートする方がカッコよく見えるから」
インフェル:「そっちの方が良い」
百瀬詩音:「あはは……そういう感じか」
宵乃宮ツバキ:「じゃあやっぱり先生……?」
羽見名ノゾミ:「まぁ、リーダーって責任もあるしな」
インフェル:「ピンクの兄ちゃ…先生は」
インフェル:「この中で年長なんだろ?」
百瀬詩音:「まぁ責任取るのも先生の仕事だしね」
百瀬詩音:「そういうことなら、僕がリーダーって感じで」
羽藤テンリ:「はーいよろしくおねがいしまーす!」手を振り振り
宵乃宮ツバキ:「お願いします……!」
百瀬詩音:「それじゃあ前進!ガンガン行こう!」
GM:君達は少し進むと…
GM:ノゾミが注意を呼び掛けた
羽見名ノゾミ:「おっ、ここまで来たか。」
宵乃宮ツバキ:「……?」
羽見名ノゾミ:「この先、罠があるぞ」
羽藤テンリ:「念のため聞きますけど、なんかいい解除に解除できたりします?」
羽見名ノゾミ:手元のメモを見ていたが、顔を上げ
羽見名ノゾミ:「んとな。まず、この先の罠ってのが…これ」
羽見名ノゾミ:メモを一枚、紙飛行機にして飛ばすと
羽見名ノゾミ:バヒュン!
羽見名ノゾミ:ある地点を境に、レザーで焼き切られた
宵乃宮ツバキ:「……」
百瀬詩音:「……わーお」
羽藤テンリ:「……わーお、殺意」
羽見名ノゾミ:「見えないレーザーが幾つも走ってる。」
宵乃宮ツバキ:「ええええええ」
羽見名ノゾミ:「気を抜けば升目上に切り裂かれるぞ」
羽見名ノゾミ:「でも、一応策はある。というか俺らこれを潜り抜けて来たし」
羽見名ノゾミ:そう言ってバッグの中に入れた筒を転がすと、煙がもくもくと立ち込める
GM:君たちの目の前には幾つも赫い線…レーザーが走っている事が分かるだろう
羽藤テンリ:「暗視ゴーグルとかじゃなく、物理だー!?」
羽見名ノゾミ:「この先に解除ボタンがあるから、誰か先に行って切っといてくれ。」
百瀬詩音:「おぉー」
インフェル:「いやでもよぉ…」
インフェル:「この線、"動いてん"ぞ?」
宵乃宮ツバキ:「え”」
GM:インフェルの言う通り、レーザーはある地点を境に周期的な移動を幾つも描いている
羽見名ノゾミ:「ゴーグルとか装備でもいいけど…」
羽見名ノゾミ:「途中で切断されたらどうしようもないかったからな」
羽藤テンリ:「……そりゃそうだけどー」
宵乃宮ツバキ:「あわわわ」
羽藤テンリ:「ま、仕方ない……私が行くよ」
インフェル:「すげえ…」
インフェル:「ツインテールの嬢ちゃん、カッコいいぜ!」
羽藤テンリ:「ふふーん、もっと褒めてもいいよ!」
インフェル:ぴょんことジャンプしテンリをハグする
宵乃宮ツバキ:「お、お願いします……うぷ」 緊張と不安で体調が悪化してきている。
インフェル:「がんばってくれよな」
百瀬詩音:「僕じゃ5秒で真っ二つだし、それじゃあお願いね」
羽藤テンリ:「わーそんな不用意に抱き着くと最悪レーザーに投げられちゃうぞー」
羽藤テンリ:ハグしてくるのを受け止めてくるくるまわり
インフェル:「これから命を懸けるんだろ?なら、おいら信じるぞ!」
インフェル:「あ、でもやっぱちょっとこわいかも」
インフェル:ぴょん、と下へ降りる
羽藤テンリ:「うん、危ないからその方がいいよ」
羽藤テンリ:「それじゃ、行ってくるね」気楽にそういってレーザーの手前に
百瀬詩音:「がんばってー!」
宵乃宮ツバキ:枕を振って応援している。
GM:通路の先へ、テンリは少しづつ近づいていき
GM:やがてレーザーまでもうすぐという所まで来た
羽藤テンリ:袖の内側に隠した愛銃を手の内に、搭載したAIDAを脳と神経接続。
羽藤テンリ:稼働できる空間、レーザーの動きを分析、解除ボタンまでの行動を策定、リリース。
羽藤テンリ:踏み出し、加速。肉体の負荷を無視して回避できると判断したルートを駆け抜ける。
羽藤テンリ:レーザーの雨の中を駆ける、飛び越え、滑り込み、僅かなすき間を通る道が見えている。
羽藤テンリ:淀みなく、右へ左へ、赤い影が揺れる。己の小柄な体躯も武器に強引に通り抜け、顔のすぐ傍を通過していく熱も無視してすすむ。
GM:レーザーの光の合間を縫うように小さな少女は俊敏に動き
羽藤テンリ:「(こちらを認識して射線をずらす分を計算、当初のルートからリアルタイムで軌道を修正」
羽藤テンリ:当初からずれる分さえ強引に反射で、解決して見せて
羽藤テンリ:「(前に二歩、半歩ズレて前傾姿勢、最後に跳び込んで、終了」
GM:肺いっぱいの空気を吐ききる頃には、動く軌道すら駆け抜けることができた。
羽藤テンリ:ごろごろと、駆け抜けて前転して
羽藤テンリ:「しんどい―……てやっ」ころんと、計算通りに最後の回転で届いたかかと部分でスイッチを押した
インフェル:「すげー!かっこいいぞ~っ!」
羽見名ノゾミ:「おお、見事なお手前」「‥‥‥‥」
宵乃宮ツバキ:「わあーっ」 はしゃいでいる
百瀬詩音:「みがる~!」ペペーと効果音が鳴る
羽藤テンリ:「これが続くと結構きついけど……ここ以外にもやっぱり罠ある感じ?」
羽見名ノゾミ:「罠っつーか。バケモンがいる。」
羽見名ノゾミ:「動くバケモンの像?」
宵乃宮ツバキ:「動く像……?」
インフェル:「知ってるぞ!砦を守るガーゴイルだな!」
百瀬詩音:「あーそういう感じの」
羽藤テンリ:「そう言う防衛システムかぁ…」
羽見名ノゾミ:「詳しいねぇ~。うん、ガーゴイルがこの先いる。」
インフェル:「レーザーと思ったら急に魔法っぽくなってきやがったな。」
百瀬詩音:「要素がごちゃごちゃしてきたね……」
羽見名ノゾミ:「ジェネシスとキングダムが組むとか普通ないし、こういうのが有効なんだよ」
羽藤テンリ:「あーまぁ、合理的といえば合理的、かな?」
GM:通路の先を進み、金属製の重い扉を開ける。
GM:大理石で作られた大きな広間は君たちを出迎えた。
GM:ひときわ目立つのが広間中にあるガーゴイル像
GM:中央に3mはあろうかというガーゴイル像がおり
ガーゴイル:GYAAAAAAA!
ガーゴイル:君達に気づくと、武器を手に取り始めている。
羽藤テンリ:「うごくのかーいほえるのかーい!!」驚愕
宵乃宮ツバキ:「ぇあ、か、硬そう」
羽見名ノゾミ:「魔法で動いてるんだしそういう事もあるある。」
羽見名ノゾミ:「それとあいつ割と固くてな…。」
百瀬詩音:「……思ってたより倍はでかいな」
宵乃宮ツバキ:「ば」
宵乃宮ツバキ:「爆発します!!」
羽藤テンリ:「え!?爆発までするの!?」
宵乃宮ツバキ:「あぅ、ち、違くて」
羽見名ノゾミ:「外の世界のFHに換算するとエリートクラスの…」
羽見名ノゾミ:「えっ」
宵乃宮ツバキ:「私が爆発して、吹き飛ばす感じで……」
百瀬詩音:「……オッケー、ここで1回発散しとこうか」
インフェル:「ノゾミの言う感じだと、あいつ以外に敵はいないんだろ?」
羽藤テンリ:「はっさっきのいざというとき爆発するというやつ!」
インフェル:「なら爆発したもん勝ちだって。すっきりした方が得じゃねぇか?」
羽見名ノゾミ:「治安悪いっ、君何処学区?」
インフェル:「おいらなら故郷は一応メサイア学区だぞ」
宵乃宮ツバキ:「ち、治安……!?」 ところ構わず爆発しないように気をつけているのでショックを受けている。
宵乃宮ツバキ:「と、とにかく行きます!!」 うわーっと叫びながらガーゴイルの元に走っていく
羽藤テンリ:「ほ、骨は拾うからねー」
百瀬詩音:「普段は平和なんだけど、って行っちゃった!?とにかくサポート!!」
百瀬詩音:時間がないので短縮版!指を鳴らし、発した音を伝ってツバキのレネゲイドにより激しく発散させるよう干渉する!
宵乃宮ツバキ:「ああっごめんなさい先生ありがとうござ────」
宵乃宮ツバキ:ドォォォオオン!!!
ガーゴイル:「GWAAAAOOOO─────アッ」
宵乃宮ツバキ:最後まで言い切れず大爆発。普段より派手だ。
羽藤テンリ:「ド派手に行った―!!!」
ガーゴイル:爆発に巻き込まれガーゴイルは敢無く爆発四散!
百瀬詩音:「あんまりやりたくなかったんだけど……仕方ない仕方ない」
百瀬詩音:楽になるって言ってるしね、と自分に言い聞かせる。
羽藤テンリ:「……まぁ本人がいいならいいんですけどー」大丈夫か見に行ってみる
インフェル:「たまやー!」
インフェル:「お、そうだな。おいらもいこ」
インフェル:「いきてんか―」
羽藤テンリ:「大丈夫、ですか?」
宵乃宮ツバキ:もうもうとした煙が晴れると、そこにはスッキリした表情のツバキがいる。
宵乃宮ツバキ:「スッキリした!」 スッキリしたらしい
羽藤テンリ:「……わーお」流石に自分事吹っ飛んで晴れ晴れとしてるのには驚く
百瀬詩音:「痛みとかはない?」
宵乃宮ツバキ:「たぶん大丈夫……」 とはいえ、自分の感覚はあまりアテにならない
百瀬詩音:「ならいいんだけど……何度見ても慣れないなぁ」
羽藤テンリ:「不調を感じたらすぐ言ってくださいね?」
宵乃宮ツバキ:「はい!」 晴れ晴れとした笑顔だ。
羽見名ノゾミ:「少々個性的だが…最悪助けたテオ先にその場で治してもらっとけば大丈夫だろ」
ガーゴイル:
ガーゴイル:シーン終了 ロイスをお願いします。購入判定は妨害効果で出来ません。
宵乃宮ツバキ:ううん、保留しておこう
百瀬詩音:それじゃ―僕も
羽藤テンリ:私も保留で
■ミドル3『裏金庫の罠を潜り抜けながら』
GM:残っているのは
・汎用防衛機構 Rank[0/4]
プライズ判定技能:〈任意の攻撃技能〉9
・隠し金庫 Rank[0/2]
プライズ判定技能:〈調達〉6
GM:のみです。
GM:ところで、プライズの上限は20で定められていると言いましたが
GM:あれは…ただいまから撤廃します!
羽藤テンリ:わっつ!?
百瀬詩音:なんだってー
宵乃宮ツバキ:なんだって
GM:達成値上げれば上げるだけ開けるという事ですね。
宵乃宮ツバキ:やったー
羽藤テンリ:くっこんせが3なら喜んで信用できたのに…!
GM:判定する方はシーンインどうぞ
GM:判定以外に行動する場合も必要です
百瀬詩音:百瀬詩音の侵蝕率を1D10(→ 1)増加(62 → 63)
羽藤テンリ:羽藤テンリの侵蝕率を1D10(→ 1)増加(70 → 71)
宵乃宮ツバキ:65+1D10
DoubleCross : (65+1D10) → 65+4[4] → 69
百瀬詩音:ではまずバフをー
百瀬詩音:《エンジェルヴォイス》《要の陣形》
C値-1 ダイス数+3個
百瀬詩音:対象テンリちゃんとツバキちゃんにー
羽藤テンリ:ありがとー!
宵乃宮ツバキ:ありがとうございます!
百瀬詩音:百瀬詩音の侵蝕率を7増加(63 → 70)
宵乃宮ツバキ:原初の赤:瞬足の刃3+コンセントレイト:ウロボロス3 侵蝕+6 2+1+4+3dx6+4
宵乃宮ツバキ:汎用防衛機構にアタックするよ!
宵乃宮ツバキ:10dx6+4
DoubleCross : (10DX6+4) → 10[3,3,3,4,4,6,6,7,9,10]+10[2,3,6,9,10]+10[2,2,7]+10[8]+2[2]+4 → 46
宵乃宮ツバキ:wwww
羽藤テンリ:いったー!
インフェル:すげえ
宵乃宮ツバキ:やったーっ
羽見名ノゾミ:やるねぇ~!
百瀬詩音:いいぞ~
百瀬詩音:えらいぞ~
テオデリク先生:(よくやったな…ツバキ…)
宵乃宮ツバキ:侵蝕率69→75
羽藤テンリ:じゃ、私も隠し金庫を砕いてみよう <調達>で
羽藤テンリ:(2+1+3+3)dx9+4
DoubleCross : (9DX9+4) → 10[2,2,3,4,5,6,6,8,9]+6[6]+4 → 20
羽藤テンリ:あ、ちょうどいったわ
宵乃宮ツバキ:すげーっ
羽見名ノゾミ:ひょっとしてお金持ち?
インフェル:すげええ!
百瀬詩音:お金持ち!
羽藤テンリ:持ってるお金をほぼAIDAにつぎ込んでるから素寒貧なんだよなぁ…
テオデリク先生:(流石だな…テンリ…)
羽藤テンリ:先生の声が聞こえる…幻聴はヤバい…
百瀬詩音:(テオさん僕は…!)
テオデリク先生:お前の支援のお陰で生徒が全力を出せた。よくやった。
百瀬詩音:よし!
GM:これで罠は全解除!
GM:今回は此処までです!演出などは次回しましょう~
GM:
GM:演出
羽見名ノゾミ:「これから"俺らが通った最短ルート"とは違う道を通る。」
羽見名ノゾミ:「メンツも違えばあの時とは状況も違うしな。」
羽見名ノゾミ:「テンリちゃんに百瀬先生とツバキちゃんがいれば…多分大丈夫だろ」
羽藤テンリ:「そこで多分なの…!?」
百瀬詩音:「また何か厄介そうなものでもある感じ?」
インフェル:「おいらを数に入れてくれよぅ」
宵乃宮ツバキ:「ていうか私役に立つのかな……?」
百瀬詩音:「大丈夫大丈夫!さっきの防衛システム?はツバキちゃんのおかげで何とかなったんだし」
百瀬詩音:「頼りにしてるんだから!」
羽藤テンリ:「そうそう、先生は荒事むいてなさそうだし、私も楯役なので!すっごい大事です!」
宵乃宮ツバキ:「そ、それは嬉しいけど周囲を巻き込んだりしそうな状況だと~」 慌てている
羽見名ノゾミ:「まぁまぁ、見てから判断しても遅くないって。」
GM:そう言ってガーゴイルの間に幾つもあった扉の一つを開ける。
GM:天井は高く、ゴシック様式のアーチが裏金庫内を美しく照らしていた。
GM:壁には、彩色されたステンドグラスが美しい光を放っている。
GM:つまり、これまでと変わりない通路である。ある一点以外は。
インフェル:「な、なんじゃこりゃあ!」
インフェル:「でっけぇ穴が壁を幾つもぶち抜いてるじゃねぇかっ!」
GM:インフェルの言う通り、床と壁を抉る様にして生まれた巨大な穴が通路の中にはあった。
羽見名ノゾミ:「此処を使えばショートカットできるってわけ」
羽藤テンリ:「ルートがめっちゃ心配になるやーつ!」
百瀬詩音:「なるほど……そういう感じ」
羽見名ノゾミ:「俺と一緒にここの攻略に当たった一二野ってやつが賢者の石適合者でな。」
羽見名ノゾミ:「"支配"がウチの生徒を人質に取ってバカみたいなこと言いまくったから」
羽見名ノゾミ:「人質を解放された後全力でボコった結果が、これ。」
宵乃宮ツバキ:「な、なるほど……」
インフェル:「一二野って催眠術師だろ。何でこんなビーム出してるんだよ」
羽見名ノゾミ:「さて、っここから先には汎用防衛システムが幾つもある。」
羽藤テンリ:「(あ、流した、今明らか流した!!」
羽見名ノゾミ:「要はタレットだね。そいつを殲滅すればまずは安全になるはず」
羽見名ノゾミ:「というわけでツバキちゃん任せたっ」
GM:二っと笑いツバキの肩に手を置く。
宵乃宮ツバキ:「えっ」
宵乃宮ツバキ:「えっ!?!?!?」
百瀬詩音:「頼りにしてるとは言ったけど……思ってたより出番早かったな」
宵乃宮ツバキ:まさか丸投げされるとは思っていなかった。
羽藤テンリ:「……ふぁ、ふぁいと」丸投げにええってなってる
百瀬詩音:「えぇーと、ツバキちゃん行けそう?」
羽藤テンリ:「……そうですね、無理そうならちょっとまた頑張りますけれど」
宵乃宮ツバキ:「まあ、爆発ならすぐにでも……」
インフェル:「百瀬せんせからは何か手伝ったりとかはできないのか?」
インフェル:「さっき力を使った時はいきなりだったし。」
インフェル:「思いっきりやればだいぶ楽になるんじゃねぇかな」
百瀬詩音:「……オッケー」
百瀬詩音:「(さっきのが全力だったんだけどなぁ)」
羽見名ノゾミ:「おっ、じゃあ頼むよ百瀬先生。」
羽藤テンリ:「お二人に期待、と」
羽見名ノゾミ:「かっこいい所見せてくれって。生徒の頼みっ」
百瀬詩音:「(さっきのに演奏を付け加えて……あとはプラシーボ効果に期待するしかない!)」
インフェル:音楽を聴く姿勢になる。耳がぴんと立っているのだ。
百瀬詩音:弓と楽器を構えるように手を運び、音の記憶を呼び起こす。
百瀬詩音:軽快な音運びと繊細さを兼ね備えた、『愛の喜び』の1フレーズ
百瀬詩音:指先の動きから呼び出されるように、その場にないヴァイオリンの音が静かに広がった。
百瀬詩音:「……急いでるから、短めな感じで」
百瀬詩音:「どう?大丈夫そう?」
宵乃宮ツバキ:僅かワンフレーズ、されど、その身に力が沸き上がる。
宵乃宮ツバキ:(でも、これって効果はさっきとあんまり変わらないような……)
百瀬詩音:少し目が泳いでいる
宵乃宮ツバキ:(ううん……! 先生の全力なんだし……きっとさっきよりすごい……!)
宵乃宮ツバキ:プラシーボ効果、発動。
羽見名ノゾミ:「すごいすごい!最高!これならいけるって!」
羽見名ノゾミ:追い込みをかける
宵乃宮ツバキ:「ぜ」
羽藤テンリ:「よおっし、いけちゃえ!」
宵乃宮ツバキ:「全力ーっ!」
羽見名ノゾミ:「絶対できる!ツバキちゃん!GO!!GO!!」
宵乃宮ツバキ:たたたーっとタレットの集まっているほうに駆け出し────
宵乃宮ツバキ:カッッ
宵乃宮ツバキ:
宵乃宮ツバキ:……ォォォォン!
羽見名ノゾミ:「♪~」口笛を吹く
インフェル:「仲間が爆発してゴキゲンになってるんじゃねぇ!」
羽藤テンリ:「いや、死んでないから!!」
百瀬詩音:「まぁ、これでスッキリするらしいし……」
インフェル:「流石に死なないのは分かってるし、すっきりするのも分かんけどよ。」
インフェル:「やっぱ"慣れちゃ"不味い気がするなおいら」
GM:インフェルはひょいと見るとツバキの周囲には巨大なクレーターが出来ており
GM:その真ん中で丸まる様にして寝転がっているツバキが身を起こすところだった。
羽藤テンリ:「んーそうだね……」ちょっとだけ考えて
羽藤テンリ:「その感覚は、多分大事だからなくさないでね」多分、そっちの方が正しいとは思うから笑って
インフェル:「おう!」「ツバキ~目ェ覚めたか~っ」
百瀬詩音:「それはー、わかってるつもりだけど……」
宵乃宮ツバキ:「スッキリした!」 笑顔だ
宵乃宮ツバキ:(……なんか揉めてる?) と首を傾げ
宵乃宮ツバキ:(気のせいかも) と思い直す。
羽見名ノゾミ:「いやー、最高の爆発だったね。ツバキちゃんがいてくれて助かったよ。」
百瀬詩音:「スッキリできたならよかった。それじゃあガンガン進んでこう!」
宵乃宮ツバキ:「は、はい!」
羽藤テンリ:「そうそ、ありがと!」
GM:そうして君たちは先へ進んでいくとやがて行き止まりに出くわします。
羽見名ノゾミ:「あちゃ。ここから先は流石に修復されてるかぁ。」
羽見名ノゾミ:「つっても通るには行き止まりのすぐ近くにある…この、貸金庫の扉を開けばすぐだな」
羽見名ノゾミ:「ツバキちゃんがまた爆発すれば話が早いけど、どする?」
羽藤テンリ:「んー本人はすっきりするにしても流石に連続は体に負担じゃないかな?」
GM:そう言って貸金庫の扉を叩く。その表面は、暗い青銅のような色合いで重厚さを感じさせた。
百瀬詩音:「他に解決法があるなら、それが一番なんだけど……」んー、と扉を見てみるが当然自分にはどうすることもできない。
宵乃宮ツバキ:「そんなに負担ではないけど……」
羽藤テンリ:「えーっと爆発が選択肢ってことは……壊していいんだよね」
羽見名ノゾミ:「そうだね。テンリちゃんどう、いけそう?」
インフェル:「頼めるか?」テンリをそっと見る
羽藤テンリ:「ん……ま、動かなくて硬いだけの扉なら、多分何とかなるよ」
百瀬詩音:「おー、流石」
宵乃宮ツバキ:「おお……」 そわそわと様子を見ている
羽藤テンリ:「でもダメだったら…おねがいね、宵乃宮さん」
宵乃宮ツバキ:「うん……!」
インフェル:「テンリ、がんばってくれよな!期待してるぜ」
インフェル:ぴょんと跳ねタッチ。背中を押す
羽藤テンリ:「おっけー頑張ってみようー」じゃあ扉にぺたっと手をついて…
羽藤テンリ:イージーエフェクト壁抜けの要領でにゅるっと金属の扉に手を突っ込んでいく
羽藤テンリ:いい感じの中ほどまで来た辺りで、内側に相棒の多脚戦車を、その内側に無理やり出そうとする
羽藤テンリ:「私が通る、私が優先」おおっと!壁の中に無理やり質量が発生することで内側から金属そのものが歪んでめきりと、形が膨らんでいく
羽藤テンリ:ぐしゃり、とその形に穴が開いたら、戦車を引っ込めて
羽藤テンリ:「……開通!!」見事に、そこには人が通れるほどの穴が開いていた
宵乃宮ツバキ:「ええーっ!?」 びっくりしている
羽見名ノゾミ:「いい仕事。真実の口みたいかと思ったけど、開けゴマだったとはね」
インフェル:「すっげぇ~!壁の中に手を入れられてこじ開けるなんて流石テンリだな!」
羽藤テンリ:ちょっと自分の手をにぎにぎしながらみてる
宵乃宮ツバキ:「あっ、だ、大丈夫……?」
羽藤テンリ:「あ、いやちょっといつもより調子が良かった気がする……先生の私も聴いたからかな?」
百瀬詩音:「カッコいいなぁ色々できて」レーザー避けて壁抜けに何かを呼び出したり、多才だなぁと感心してる。
百瀬詩音:「テンリちゃんも聞いてたんだし多少は効いてると思うよ」
百瀬詩音:「役に立ったならよかった」
羽藤テンリ:「んーなら、これも先生のできたこと、じゃないかなって」
羽藤テンリ:「そうそう、ありがとうございました!」
宵乃宮ツバキ:悪い意味で手を見つめていたわけではないと知り、安心する。
宵乃宮ツバキ:そして先生へのキラキラした尊敬の目線……
百瀬詩音:「いやいや~お安い御用って感じ!」ふふんと少し得意げに
インフェル:(ガンギマッた目で先生を見てるけどなんかあったのかなツバキ…)
インフェル:「さ、先急ごうぜ!」
百瀬詩音:「よーし行こう!」
宵乃宮ツバキ:「おー!」 爆発もしたし、元気だ
羽藤テンリ:「そうだねー……急いだほうがいいっぽいし」
羽藤テンリ:道が修復されてるくらいならヤバいよね、と思ってる
GM:───────────────
GM:──────────────
GM:──────────
GM:■"支配"の潜んでいる裏金庫の前
GM:君たちがたどり着いたのは裏金庫の中枢ともいえる場所
GM:星座を描いた暗青色の天井画で覆われていて
GM:入り口の両側には、大理石で作られた二体の巨大な獅子像が鎮座している。
GM:そして、重厚なドアの前に立っているボロボロの白衣を着た男がいた。
テオデリク先生:「……………」
インフェル:「テオ先生がいんぞ!」
宵乃宮ツバキ:「先生!」
羽藤テンリ:倒れてるとかでもなく、かぁ まずは周囲警戒かな
羽見名ノゾミ:「あーあー、攻撃異能使えないのに銃なんか持っちゃって…」
百瀬詩音:「テオさん!大丈夫?!」
テオデリク先生:「─────…?」
テオデリク先生:「お前達、なぜ。音楽界をしていた筈じゃ」
テオデリク先生:たどたどしく言葉を紡ぐ。
テオデリク先生:「テンリまで…そうか、羽見名が巻き込んだのか。」
羽藤テンリ:「……力を借りれる人がほかに居なかったので、協力してもらいました」
宵乃宮ツバキ:「先生が来ないからそれどころじゃなかったんですよっ!」
宵乃宮ツバキ:体調が良いので語気も強めだ
百瀬詩音:「巻き込まれなくても、人が足りないんじゃ始められないでしょ」
百瀬詩音:「テオさんにもいてもらわなきゃ」
羽見名ノゾミ:「どうやらだいぶ参ってるみたい。それにオレは別にテンリちゃんを巻き込んだわけじゃないよ。」
羽見名ノゾミ:「来るべきだったところに、連れて来たの。テオ先が変なこと言わなきゃどうせいたんだし?」
羽藤テンリ:「ま、正直巻き込まれなくても、この状況なら無理にでも着てましたしね」
テオデリク先生:「随分元気そうだな。ツバキ。」「…なるほど。大体把握した。」「頑張ったんだな。」
テオデリク先生:「百瀬がこんなに殊勝なことを言うとは」「やはり、夢か」
百瀬詩音:「ちょっとテオさん!?せっかく良いこと言ってるのに僕にだけ厳しくない?!」
テオデリク先生:「冗談だ。礼を言う。少し安心してな。」
テオデリク先生:「決して体力に秀でたわけでもないお前がここに来てくれたんだ。嬉しくない理由はない。」
テオデリク先生:「テンリは…。そうだな。流石に最後の言葉があれでは。」
テオデリク先生:「死ぬかもしれないとき、それが心残りだった。」
テオデリク先生:「お前が来てくれて助かった。ありがとな」
羽藤テンリ:「……」なんといって返していいのかわからなくて、言葉に詰まって
羽藤テンリ:「……そう思うなら、他の子にはもうちょっと別れ際の言葉に気を使ってあげてくださいね」少し、逃げた
テオデリク先生:朦朧とした意識の中、テンリの頭の上に手を置く。
テオデリク先生:「それは…できないな。」
テオデリク先生:「お前も含めて、そんなことは言わないよ。‥‥」
インフェル:「結構元気そうじゃねぇか?」
インフェル:「おいらも撫でてくれよぅ」
羽藤テンリ:「そうですね、それだけ言えるなら、インフェルさんでも抱いて帰りましょうか」
羽見名ノゾミ:「やめとけって…テオ先もうあれ…」
羽見名ノゾミ:「気絶してる。」
羽見名ノゾミ:「流石にもう限界だったみたいだな。」
宵乃宮ツバキ:「えっ……わ、本当だ……」
百瀬詩音:「まったく……冗談言う余裕なんてなかったでしょうに」
羽藤テンリ:「……お疲れ様です」
GM:
GM:シーン終了 ロイスと購入が可能です
宵乃宮ツバキ:百瀬先生へのロイス、○信頼から○尊敬に変えておくか……w
宵乃宮ツバキ:あとテオ先生もネガティブを心配にして表にしておこうw
羽藤テンリ:テオ先生のロイスを〇救出目標から〇敬意にしておこっか
百瀬詩音:テオ先生に ◯誠意/不安で~
宵乃宮ツバキ:購入は再度ボデマかな~
宵乃宮ツバキ:2dx+4>=12
DoubleCross : (2DX10+4>=12) → 5[4,5]+4 → 9 → 失敗
宵乃宮ツバキ:えーん
羽藤テンリ:まぁボデマしておきましょう
羽藤テンリ:6dx+4>=12
DoubleCross : (6DX10+4>=12) → 10[5,8,9,9,9,10]+9[9]+4 → 23 → 成功
百瀬詩音:調達+3もらえるんでしたっけ
百瀬詩音:わぁ
GM:ですね!
羽藤テンリ:私自身は防具あるのでお二人のどちらかにどうぞです
羽藤テンリ:あ、じゃあ椿さんも成功では
百瀬詩音:のはず…?
宵乃宮ツバキ:あっそうか
GM:後言い忘れていたけど。
百瀬詩音:じゃあ私がもらうか
GM:インフェルもいるからね
羽藤テンリ:ですね、百瀬さんにぶっぱしましょう
宵乃宮ツバキ:そういえば……
宵乃宮ツバキ:じゃあ9+3で12、入手! どうせウルボンするし回復してないから何の意味もないが……
宵乃宮ツバキ:敵の固定攻撃力が1とかならなんとかなるかも
羽藤テンリ:じゃあ私の百瀬センセに渡して…、好きな物買うといいよ!
百瀬詩音:どうしようかな
百瀬詩音:あまり購入慣れしてないんですけど何がいいですかね
宵乃宮ツバキ:無理して買う必要も無いだろうけど……ブルゲとか?
GM:ブルゲは確かにおいしいけど
GM:このメンツだとメジャー支援が届くか問題がある
羽藤テンリ:後は回復…?
百瀬詩音:雑高性能治療キットでも買うか
羽藤テンリ:無難にいいと思います
百瀬詩音:3dx+3>=9 高性能治療キット~
DoubleCross : (3DX10+3>=9) → 8[4,8,8]+3 → 11 → 成功
百瀬詩音:セフ
宵乃宮ツバキ:おおお
GM:おお
百瀬詩音:どっちに渡そうかな
宵乃宮ツバキ:盾だしテンリちゃんかな?
百瀬詩音:ですかね守ってもらうし渡しましょうか
羽藤テンリ:使い捨てじゃないしマスターがよければ使いまわしていーい?
GM:いいよ
宵乃宮ツバキ:やったー
百瀬詩音:やったぜ
羽藤テンリ:じゃあみんな一回分のメジャーでにゃがにゃがした感じで回復できそうかな
GM:いいよ
GM:ダイスを回しな
GM:あ、GM許可出すので。
GM:ワイバーン中に使っても良いよ
宵乃宮ツバキ:なるほどね
羽藤テンリ:じゃ回復ぅえーっとあれは3dか
羽藤テンリ:DoubleCross : (3D10) → 9[1,4,4] → 9
羽藤テンリ:羽藤テンリのHPを-9減少(17 → 26)
宵乃宮ツバキ:じゃあ私も借りて回復します
百瀬詩音:回復~
宵乃宮ツバキ:3D10+1
DoubleCross : (3D10+1) → 18[8,6,4]+1 → 19
百瀬詩音:3d10
DoubleCross : (3D10) → 17[9,3,5] → 17
宵乃宮ツバキ:だいぶ回復した
百瀬詩音:百瀬詩音のHPを22に変更(5 → 22)
宵乃宮ツバキ:HP1→19
■ミドル4-1『休憩所で。百瀬&テンリ』
羽見名ノゾミ:「テオ先は見つかったけど、かと言って"支配"も放っておけないし…。一旦休んでから扉の奥攻めようぜ。」
GM:その言葉に君たちは従い諭されるまま螺旋階段を上ると裏金庫の一角に、意外な発見が待っていた。
GM:静寂と居心地の良さを兼ね備えた、秘密の休憩所が広がっていたのだ。
GM:その部屋は、石造りのアーチと柔らかな照明に包まれていた。
GM:床は厚い絨毯で覆われ、足音が響かないように配慮されている。
GM:中央には、丸いテーブルとクッションの敷かれた座席が置かれていた。
百瀬詩音:「おぉー!すっごいいい感じ」
百瀬詩音:ひとまず安心したのか目をキラキラさせて辺りを見回す。
羽藤テンリ:「えーこれ罠じゃなくて……?」
羽藤テンリ:逆に不安になるー…!
百瀬詩音:「え、」
百瀬詩音:それを聞いた頃には倒れるようにクッションに飛びこんでいた
百瀬詩音:「……」
百瀬詩音:「ほら大丈夫!」
羽藤テンリ:「い、いや、先生がいいならいいですけど」
羽藤テンリ:「休まないといけないのは確かですしね」
羽藤テンリ:床の絨毯の上に座り込んで
百瀬詩音:「どうせなら、こっちのクッションに来ればいいのに」
百瀬詩音:「急いできてテンリちゃんも疲れたでしょ?」
羽藤テンリ:「んー……先生が使ってください、私は床で十分なので」
羽藤テンリ:「絨毯とかもしっかりしてるから全然いいです!」
百瀬詩音:「……じゃあ」
百瀬詩音:「僕もそうしようかな」
羽藤テンリ:「だめですよー先生体力に秀でてないって言われてたじゃないですか、ちゃんと休まないと?」
百瀬詩音:「いーじゃんいーじゃん、離れてるとお喋りしづらいし」
百瀬詩音:クッションからは離れ、テンリの傍に腰を下ろす。
百瀬詩音:「んー、確かに悪くないかも?」
羽藤テンリ:「先生がいいなら、いいですけど……」
羽藤テンリ:しぶしぶそれを許す
百瀬詩音:「初めてちゃんと話すんだし、この方が絶対いいって」
羽藤テンリ:「んーそうですね、まぁ……ここまで成り行きでしたし」
百瀬詩音:「僕、テンリちゃんのことなんにも知らないから」
百瀬詩音:「今のうちに聞けたらなって」
百瀬詩音:「テオさんとも仲良さそうだし……そういうのも気になるっていうか」
羽藤テンリ:「構いません、私も先生のことは知りたいですし」
羽藤テンリ:「んーバージェス先生が仲いいかというと……」
羽藤テンリ:「あの人が気にかけるタイプなだけでは?という気もしますね」
羽藤テンリ:「むしろ私なんかより百瀬先生の方が仲はいいかと」
百瀬詩音:「えぇ~あの人厳しいからなー」
百瀬詩音:「……まぁ僕も同じかな。大人びてないから、生徒と同じように気にかけてるだけ」
羽藤テンリ:「確かに、百瀬先生は少し、お若い感じはありますねー」
羽藤テンリ:「厳しくても、非道ではないですし、それを受け入れてるからこそ気安い関係っぽく見えました」
百瀬詩音:「だといいんだけど」
百瀬詩音:「あ、そういえばさ」
羽藤テンリ:「ん?なんでしょう?」
羽藤テンリ:キョトンと首を傾げ
百瀬詩音:「扉空ける時に出してたあれ!あれってなに?」
羽藤テンリ:「ああ、えーっと戦車です、私は戦車乗りなので?」
羽藤テンリ:「……はたから見てるとロボットっぽいとか?」
百瀬詩音:「ロボットが出せる……いいなぁカッコいい感じじゃん」
羽藤テンリ:「先生の能力を引き上げるタイプの能力も有用だと思いますよ?」
百瀬詩音:「後ろから見てるだけだよ、1人じゃ何もできないし」
羽藤テンリ:「んー何もしてないわけじゃないじゃないですし」
羽藤テンリ:「結局私も、一人で出来ることはあまりないので」
羽藤テンリ:「先生は、そういう前に出てバンバン戦う先生になりたいんですか?」
百瀬詩音:「……元々はそうだったんだけどね」
百瀬詩音:「まぁ、生徒に任せてるよりはその方が……カッコいいでしょ」
羽藤テンリ:「かっこいい、というのは……あまりわかりません」
羽藤テンリ:「ここにいた大人は、そういう人達ではなかったですし」
羽藤テンリ:「でも、やりたいこと、出来なくても、頑張ってるのは強いことだと思いますよ」
百瀬詩音:「……優しいねぇ」不安になるくらい模範的な回答に、ため息をつくように言葉を漏らす。
百瀬詩音:「テンリちゃんのこといっぱい聞きたかったのに、慰められちゃった」
百瀬詩音:「あーぁ大人っぽくない」
羽藤テンリ:「どうでしょう……それもよくわからないですね」
羽藤テンリ:「それでも……大人っぽくなくても、私達よりきっといろんなことを知っていて、大人なんです、先生は」
羽藤テンリ:「だから、生徒のために……頑張ってもらえたらうれしいです、多分」
百瀬詩音:「そこは大丈夫、頑張るのだけは昔から得意なんだから」
百瀬詩音:「任せといてね!」
GM:
■ミドル4-2『休憩所で。ツバキ&テオデリク』
羽見名ノゾミ:「テオ先は見つかったけど、かと言って"支配"も放っておけないし…。一旦休んでから扉の奥攻めようぜ。」
GM:その言葉に君たちは従い諭されるまま螺旋階段を上ると裏金庫の一角に、意外な発見が待っていた。
GM:静寂と居心地の良さを兼ね備えた、秘密の休憩所が広がっていたのだ。
GM:その部屋は、石造りのアーチと柔らかな照明に包まれていた。
GM:床は厚い絨毯で覆われ、足音が響かないように配慮されている。
GM:中央には、丸いテーブルとクッションの敷かれた座席が置かれていた。
宵乃宮ツバキ:「おお……」
宵乃宮ツバキ:歩いているうちにみるみると体調が悪化していきへろへろになっていたツバキは、クッションに飛び込もうとする
宵乃宮ツバキ:直前に、止める。
宵乃宮ツバキ:「まずテオ先生だね……」
宵乃宮ツバキ:そう言っていそいそとテオデリクの頭を柔らかそうなクッションの上に乗せようとする。
インフェル:「すげええ!クルクルプヨンポヨンって跳ねるぞ!」「あ」
インフェル:「いけね。先生の介抱からしなきゃな」
インフェル:ぴょんこと方向転換し、テオデリクの身体をクッションに置く手伝いをする
GM:十分ほど経った頃だろうか。テオデリクは目を覚ます
テオデリク先生:「ん…。お前達、此処までくれたのか。すまないな。」
テオデリク先生:「随分寝心地が良かったが、ツバキが選んだのか?」
宵乃宮ツバキ:「うん……」 そう言いながら自身は椅子に座っている。
宵乃宮ツバキ:自前の枕もあるし、横になってもよかったが、横になると頭痛が悪化しそうな気がしたためだ。
宵乃宮ツバキ:……それに、”先生”の近くで寝転がるのも、なんだか恥ずかしい気がする。
テオデリク先生:「…俺がいては緊張してしまうか。」
テオデリク先生:「少し話をしよう。」
テオデリク先生:「気になる事が幾つかある。」
テオデリク先生:身体を起き上がらせてこめかみに軽く指をあてる
テオデリク先生:「此処までお前達は頑張って来てくれたみたいだが」
テオデリク先生:「知らない奴だらけにしてはかなり馴染めていたな。」
テオデリク先生:「ひょっとすれば友達ができたのか?」
宵乃宮ツバキ:「友達……なのかな?」 少し考えて、首を傾げる。
宵乃宮ツバキ:会長に出会って───十夜義塾の一員となって───
宵乃宮ツバキ:話せる相手は増えた。体調が悪くても、笑えるようになった。
宵乃宮ツバキ:だが……どのような関係を友達と呼んでいいのか、自分ではいまいちよくわからない。
テオデリク先生:「そうだな。いきなりは判断が難しいか。」
テオデリク先生:「連中と話す時、緊張した気持ちになったりはしたか?」
テオデリク先生:「そうでないなら、半分くらい友達のようなものだ。」
宵乃宮ツバキ:「緊張……まだちょっとするかも……」
宵乃宮ツバキ:「でも……なんていうか、気になる感じ……」
宵乃宮ツバキ:主に、テオデリクとテンリの関係、すれ違い。
宵乃宮ツバキ:事情はわからないが、思わず口を出してしまった。
宵乃宮ツバキ:「だから……友達になれたら、嬉しい」
宵乃宮ツバキ:「……助けになれたら、嬉しいな」
宵乃宮ツバキ:会長やテオデリクが、自身にとってそうであったように───。
テオデリク先生:「…気づかないうちに成長していたんだな。」
テオデリク先生:「百瀬先生やテンリのとの関わりの影響か。或いはこれまでの縁が実ったか。」
インフェル:「おいらだってきっと大きいぞ!たぶん」」
テオデリク先生:軽く笑い
テオデリク先生:「そうだったな。インフェルもいたか。」
宵乃宮ツバキ:「うん、インフェルも、ありがとう」
宵乃宮ツバキ:気安さ、という意味ではインフェルが一番だ。
テオデリク先生:「…ここから少しだけ先の話をしよう。」
宵乃宮ツバキ:重要な話だ。緊張した面持ちで頷く。
テオデリク先生:「扉の先にいる"支配"だが、お前の爆発なら火力は十二分に足りる筈だ。」
テオデリク先生:「だが少々、厄介な点が二つほどある。」
宵乃宮ツバキ:「厄介……?」 難しい話は苦手だ。不安になり、抱きかかえた枕に顔をうずめる。
テオデリク先生:「一つ、あいつはこういう中枢部じゃ必ず庇わせる相手を用意する。」
テオデリク先生:「幾ら火力があっても、当たらねば効果的とは言えない。」
テオデリク先生:「二つ、毒。解毒なら俺もできるが。厄介なことにあいつは…」
テオデリク先生:「毒を撒いた自爆の際に解毒散布を妨害してきた。」
GM:【TIPS!】支配はテオ先生の《タブレット》を無効化し、結果的に《多重生成》も無効化されました
GM:テオ先生のNPCカードによって解毒はできますが。オート無力化エフェクトに対抗できねば邪毒になるでしょう。
テオデリク先生:「どうしたものか…」
宵乃宮ツバキ:「……きっと、大丈夫だよ、先生」
宵乃宮ツバキ:「だって、ここにいるのは私とテオ先生だけじゃない」
宵乃宮ツバキ:「……また、”皆”で相談しよう?」
テオデリク先生:「そうだったな。生徒に教えられるとは、やはりお前の成長は目覚ましい。」
テオデリク先生:「レムも良い後輩を持ったな。」
インフェル:「うん!おいらも良い後輩を持ったと思う。」
宵乃宮ツバキ:「え、えへへ」
宵乃宮ツバキ:なお
宵乃宮ツバキ:自分では考えてもわからないから、他の皆を頼ろうと────
宵乃宮ツバキ:そういう意図があったことは、気づかれることはなかった────。
GM:
■ミドル4-3『休憩所で。百瀬&ツバキ』
インフェル:「良いもん見つけたぞ!」
GM:何処から探しただしたのか、テーブルの上にはクッキーが置かれている。
GM:インフェルが休憩室から見つけ出して部屋に置いているようだった。
百瀬詩音:「なんでクッキーが……まぁいっか」
百瀬詩音:「じゃあ責任をもって毒見を」といいつつ一枚目を頂く
宵乃宮ツバキ:「……」 その言葉を額面通りに受け取り、どきどきと様子を眺めている。
百瀬詩音:「んー、おいしい!」
百瀬詩音:「美味しいなら大丈夫でしょ」
宵乃宮ツバキ:ホッと息を吐く。先生が大丈夫と言うならきっと大丈夫だろう。
宵乃宮ツバキ:クッキーを割り、4分の1ほどの大きさになったそれを口に運ぶ。
宵乃宮ツバキ:「……」 甘くておいしい、がこれ以上食べると吐き気を催すだろう。
百瀬詩音:「…もしかしてお口に合わなかった感じ?」心配そうに見ているが
宵乃宮ツバキ:「あ、いえ」
宵乃宮ツバキ:「甘いもの……食べすぎると、気持ち悪くなっちゃうから……」 しょんぼりと言う
百瀬詩音:「そっか」
百瀬詩音:「今食べちゃうのは大変だし、じゃあ持って帰ってまた一緒に食べようか」
百瀬詩音:「次教室に行くときに持ってくるし」
宵乃宮ツバキ:「……えへへ」 嬉しそうに笑みを浮かべる。
宵乃宮ツバキ:「次教室に行くとき……あ」 と、思い出したように声を出す。
百瀬詩音:「ん、どうかした?」
宵乃宮ツバキ:「その、音楽会のことで……」
宵乃宮ツバキ:「ええと、嫌なわけじゃなくて、頑張りたくもあるんですけど」
宵乃宮ツバキ:「楽器の演奏中に、耐えられないくらい気持ち悪くなっちゃうかもと……」
宵乃宮ツバキ:気まずそうに言う。
宵乃宮ツバキ:「その、あまり動きの多くない楽器とか……どんなのが良いでしょう……」
百瀬詩音:「ふっふっふ、大丈夫!!僕も体力ダメダメなんだから」
百瀬詩音:「ツバキちゃんに合うのを一緒に考えてあげられるよ」
百瀬詩音:「そうだな、管楽器は息がしんどいし」
百瀬詩音:「打楽器とか弦楽器になるよね~」
百瀬詩音:「リズムとメロディーだとどっちがやりたいとかあったりする?」
宵乃宮ツバキ:「え、ええと……」 圧倒されつつ……
宵乃宮ツバキ:「り、リズム……かな……?」 手拍子をしてリズムを取る自分の姿を想像している。
百瀬詩音:「じゃあ音を聞いて、やりたい楽器を探してみよっか」
百瀬詩音:ドラム、ティンパニ、シンバルやトライアングル等々、少し大げさな手の動きに合わせて音を流していく
宵乃宮ツバキ:「おおお……!」
宵乃宮ツバキ:(トライアングルの音綺麗……)
百瀬詩音:「今すぐ決める必要はないんだけど、なにか好きなものはあった?」
宵乃宮ツバキ:「ええと、最後の……トライアングル」
宵乃宮ツバキ:そう言って、トライアングルの形を思いだす。そして、それを鳴らす自分の姿も。
宵乃宮ツバキ:動きは少なさそうだ。でもちょっとカッコ悪いかも……そんなことを考えている。
百瀬詩音:「いいね!子供用の玩具によくあるけど、ちゃんと使うと意外と難しいんだよねぇ」
百瀬詩音:「クラッシック音楽に合わせるとすごいカッコよくなるから、今度やってみようか」
宵乃宮ツバキ:む、難しいのか……! 動揺。
宵乃宮ツバキ:「……」 少し悩んだ末に
宵乃宮ツバキ:「よ、よろしくお願いしま」「す!!」 力いっぱい声を出し、思わず最後の語調だけ強くなる。
宵乃宮ツバキ:「~~~っ」 自分の大声に頭痛が刺激されて、頭を抱える。
百瀬詩音:「あぁー、そんなに気張らなくても大丈夫だって」
百瀬詩音:「得意分野だから厳しくとかもないし、リラックスして遊べばいいよ」
百瀬詩音:「僕に大人っぽいのは無理ってさっき分かったしね」
宵乃宮ツバキ:「あ、ありがとうございます……」
宵乃宮ツバキ:「でも、ちゃんと考えてくれて、嬉しくて……」
宵乃宮ツバキ:「だから、頑張りたいって思うんです」
百瀬詩音:「そう思ってくれるなら、こっちも嬉しいかな」
百瀬詩音:「じゃあ……無理しないように、頑張ろうね!」
百瀬詩音:「絶対ツバキちゃんをカッコいい感じにしてみせるんだから!」
宵乃宮ツバキ:「……はい!」 今度こそ、元気よく返事をする。
百瀬詩音:「いい返事!じゃあ体力のない僕たちは今後に備えて……」クッションを探してツバキに渡す。
百瀬詩音:「寝よっか」
宵乃宮ツバキ:「あ、ありがとうございます」 クッションを受け取る。
宵乃宮ツバキ:(ど、どうしよう……眠れるかな……というか……)
宵乃宮ツバキ:(やっぱり”先生”の近くで横になるのは恥ずかしい……!)
GM:
■ミドル4-4『休憩所で。テンリ&テオ先生』
インフェル:「良いもん見つけたぞ!」
GM:何処から探しただしたのか、テーブルの上にはクッキーが置かれている。
GM:インフェルが休憩室から見つけ出して部屋に置いているようだった。
テオデリク先生:「さきほど毒味したが変なものは入っていない。」
テオデリク先生:「テンリ、食べるか?」
羽藤テンリ:「んーありがたいですけど仕事中ですし、私は遠慮を……」毒見してあるのは安心だけど
テオデリク先生:「そうか。そうであれば本題に入れるな。」
羽藤テンリ:「本題、ああ、この後の支配への対処ですか」小さく頷き
テオデリク先生:「いや、より根本的な所に関しての話だ。」
テオデリク先生:「お前を置いていったのは、俺のミスだった。」
テオデリク先生:「あの時出撃するお前を抑止してすまなかった。」
テオデリク先生:そう言うと君に深く頭を下げる
羽藤テンリ:「……いえ、謝罪には及びません」なるほどと思いながら、言葉をひねり出す
羽藤テンリ:「戦略的に見て、正しくなかったかもしれません。ですが、その憂いを抱えたまま戦うのもまた迷いを生みますから」
テオデリク先生:「合理的な判断だな。半面、あの時の俺は冷静ではなかった。」
テオデリク先生:「俺も、冷静であればああいった真似はしなかった筈だ。」
テオデリク先生:「…だが支配と戦うお前を見て、思ってしまった。」
テオデリク先生:拳を強く握っていることに君は気づく
羽藤テンリ:「戦えないと判断して下げる、それ自体は適切だった、か・・と?」拳の理由が、分からなくて少し戸惑ってる
テオデリク先生:「支配は生徒を前線に出し、奴なりの戦術の元戦わせる。」
テオデリク先生:「俺もお前を前線に出して戦った。最高効率を狙った指揮でな。」
テオデリク先生:「そうであれば」
テオデリク先生:「…"俺も奴と何も変わらないんじゃないのか"?とな」
羽藤テンリ:「……」その言葉に少し考える
羽藤テンリ:「バージェス先生……」
羽藤テンリ:「貴方は、その言葉で、私に許されたいですか、責められたいですか?」常よりずっと平坦な言葉で
テオデリク先生:「お前の心を知りたい。」
テオデリク先生:「あの時の俺は、"絶対に無理をさせない"事で支配と自分は違うと。そう思おうとした。」
テオデリク先生:「だが今は違う。」
テオデリク先生:「"信頼し合えているか"が、重要だと。そう考えている。」
テオデリク先生:「なにせ、俺達はお互い知らないことだらけなんだからな。」
テオデリク先生:「無理に信じて欲しい、とは言わない。」
テオデリク先生:「だが、せめてこうしてともに肩を並べる間柄であるならば。気持ちをぶつけてくれないか。」
羽藤テンリ:「……先生は、誠実ですね」
羽藤テンリ:「保健室で言った言葉を覚えていますか?」
羽藤テンリ:「”死ねと言って。それで死んでも良いのか”と、私は、”必要ならそれでいい”と」
羽藤テンリ:「私は、最高の効率であれば、それでもいいと考えます」
羽藤テンリ:「指揮を預けた時点で、無理を許容します、その点で差異があることに私はあまり重きを置いていません」
羽藤テンリ:「それでも、先生が信頼を大事だと思うのなら、私は”信頼します”」
テオデリク先生:「…気持ちを聞けて感謝する」
テオデリク先生:「俺からも言わなければな。」
テオデリク先生:「俺はまだお前をはっきりと知っていない。だから先日のように完全な信頼は、難しい場面もある。」
テオデリク先生:「けれども、"信じたい"と"知りたい"と思ってもいる。」
テオデリク先生:「それでもいいか?」
羽藤テンリ:「大丈夫ですよ、信じられないのは当然で、興味を抱いて観察することも普通ですから」
羽藤テンリ:「ああ、それと、一般論として言うなら……先ほどの先生の支配と同じではないかは否定しておきます」
羽藤テンリ:「支配しようとするものと、信頼を求めるものはきっと違うものですよ」
テオデリク先生:「…お前からの言葉と思うと、重みが少し違うな。」
テオデリク先生:「ありがとう。少しだけお前に近づけた気がする。」
テオデリク先生:懐から何かを取り出す。
テオデリク先生:「…これは、仲互いする前に送ろうと思ったものだが。良ければ受け取ってくれ。」
羽藤テンリ:「私個人としては、私に近づくよりはほかの子たちを気にかけてあげてほしいんですけどねー」
テオデリク先生:渡された小さな箱。中に入っていたのはリボンである。
羽藤テンリ:「……あら、珍しい」受け取って、見ている
テオデリク先生:「クク、お前にそう言われると思ってな。渡す決心は付かなかった。」
テオデリク先生:「でも、今は違う。違うんだ。テンリ。」
テオデリク先生:「俺は先生の仕事は生きる事を教える事だといったな。」
羽藤テンリ:「そう記憶していますね」
テオデリク先生:「そしてどんな子供でも。立派な大人になる為に必要なものがある。」
テオデリク先生:「学ぶこと。知る事。知ろうとすること。」
テオデリク先生:「…知るというのは、何かと繋がること。」
テオデリク先生:「そうしていく中で、人は少しづつ変わる。他人を受け入れて大きくなれる。」
テオデリク先生:「自分の中に、何もない人間ほど残酷且つつまらないものはないからな。」
羽藤テンリ:「……」大人しく聞いている中で
羽藤テンリ:「わ、突然のチクチク言葉を喰らいました!」なんて、最後の言葉に冗談めかして笑って
テオデリク先生:「お前はそう言うだろうな。だから、これを渡すのを躊躇った。」
テオデリク先生:「"私には、関係ない"と"何もないから"と」
テオデリク先生:「…お前も知っての通りリボンは結ぶものだ。もしお前がそうだと思っていても、これから先は違う。」
テオデリク先生:「これから色々なものと繋がって。知って、好きなものを沢山作れ。…これは先生としての”お願い”だ。」
テオデリク先生:「具体的な数は必要か?」
羽藤テンリ:「数的ノルマ性にすると元から大事な家族をカウントして速攻終わらせるよ、私は」
羽藤テンリ:「でも……みんなの大事なものを、大事にしないといけないことくらいは分かってるから」
羽藤テンリ:「……先生が、それを大事だと思うなら、少しは考えるよ」
テオデリク先生:「…お前は支配に自分を駒だと言ったがな、やはり違うよ。」
テオデリク先生:「テンリ、お前は血の通った温かい一人の人間だ。」
テオデリク先生:「妄信でも、義務でもなく。俺はそう思っている。」
羽藤テンリ:「……そ」それには肯定も、否定もしない
羽藤テンリ:その胸の中まで、全部は、見せられはしないから
GM:
GM:ここは休憩室なので侵蝕が抑制されています。
GM:3+1d3をワイバーン回…二回振ってください。
宵乃宮ツバキ:不思議な力だ
百瀬詩音:6+2d3
DoubleCross : (6+2D3) → 6+4[3,1] → 10
百瀬詩音:百瀬詩音の侵蝕率を10増加(70 → 80)
羽藤テンリ:6+2d3
DoubleCross : (6+2D3) → 6+2[1,1] → 8
宵乃宮ツバキ:81+2d3
DoubleCross : (81+2D3) → 81+4[2,2] → 85
宵乃宮ツバキ:侵蝕75→85
羽藤テンリ:羽藤テンリの侵蝕率を8増加(71 → 79)
GM:
■クライマックス『裏金庫に潜むは九人委員会が一悪、支配!』
GM:シーンプレイヤー:全員
GM:シーンインどうぞ
百瀬詩音:百瀬詩音の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(80 → 87)
宵乃宮ツバキ:85+1D10
DoubleCross : (85+1D10) → 85+6[6] → 91
羽藤テンリ:羽藤テンリの侵蝕率を1D10(→ 1)増加(79 → 80)
宵乃宮ツバキ:まあまあ
羽藤テンリ:珍しい
GM:君たちが裏金庫の中に足を踏み入れたと同時にまず感じたものは、強い薬の匂い
GM:時々ここに来る際に感じていたものをぐっと濃縮したような咽返る刺激
GM:鋭く甘く匂いは深い脳裏に染み込むような感覚を与えるそれは、何処か脳に焼き付くようだ。
GM:壁はこれまでの大理石とは異なり鋼鉄で構成され違和感を感じるほどに白い
GM:そして、我が物顔のようにこの部屋を占拠するドール型の社会人がいた。
"支配":「やぁ百瀬先生。ゲームに相応しい服装に着替えさせてもらったよ」
"支配":一見すると子供の様にしか見えないボディは、不釣り合いな軍服を着ている
"支配":勲章のようなものも幾つか見え、高位の階級だと主張するようだった。
百瀬詩音:「あれ、僕のこと知ってる感じ?」
"支配":「勿論。だって僕ら、同じ駒を使うプレイヤーじゃない。」
"支配":「ああ、テオデリク先生もいたっけ。アレで生きてるなんてびっくりだなぁ。」
GM:どことなくある違和感。彼は、先生以外には一瞥もしていなければ。挨拶もしなかった。
"支配":「システムはあちこちいかれていても此処まで来るのは大変だったろう。」
"支配":「なにせ、兵器未満の未発達未成育な矮躯娘」
"支配":「不完全な異能で自己管理すらままならない爆発女」
"支配":「出来損ないの駒しか此処にはいないんだものねぇ。」
"支配":「だから、僕は君を実は評価してる。どうだい?誇らしいだろ?」
百瀬詩音:「……んー、同じだなんて心外だなぁ」
百瀬詩音:「僕はプレイヤーというより便利なアイテム枠って感じだし」
百瀬詩音:「2人は僕よりずっと凄くてカッコいいんだから、どっちも君の見込み違いだよ」
百瀬詩音:「っていうか、そんな馬鹿みたいなこと言ってどういうつもり?」
百瀬詩音:「こっちは大事な用事のためにさっさと君を倒さなきゃいけないんだけど……」支配の言葉に対してつまらなそうにそう返す。
宵乃宮ツバキ:「え、ええと……」 ピリピリした空気に動揺している。
宵乃宮ツバキ:こういう場面に全く出くわしたことがないわけではない、が……苦手だ。
宵乃宮ツバキ:懐の拳銃をお守りのように握りしめ、とりあえずどうなっても対応できるようにだけしておく。
"支配":「君を対等なプレイヤーと見込んで話があるんだ。」
"支配":「それ、くれないか?」
"支配":「『キュナリオン憲兵学校』、『ジュノモネッタ専科学院』、『メサイア学園』…」
"支配":「この裏金庫で人質として使ってみたは良いけど。そこのクソ真面目な先生が、明らかに割の合わないリソースを吐いて無駄にしてね。」
"支配":「"ああ、やっぱり阿呆は話にならない"と思ったけれど。」
"支配":「どうやら君は他の先生よりも多少は利口そうで、手の抜き方を知っている。」
"支配":「もう一度言うけどね。僕は君を高く評価している。」
"支配":「協力してくれるなら、きっとこの場にいる全員を屠る事だって易い。」
羽藤テンリ:じっと聞いている、”先生”がどういう態度を取るのかも、含めて
"支配":「どうだい?見込み違いなんて言わずにさ。"楽に暮らせる"ようにしてやるからさ」
テオデリク先生:「と言っているが…どうする?百瀬先生。」
百瀬詩音:「そうだなー、こういうのベタであんまり好きじゃないんだけど……嫌だと言ったら…?」
"支配":「君もつまらない先生の一人というのなら…排除しなければならないね。」
"支配":「僕は僕の思い通りにならない奴が嫌いなんだよ…!」
百瀬詩音:「オッケーそれなら決まり」
百瀬詩音:「絶対に嫌だね。君みたいなタイプ大嫌いなんだ!」
百瀬詩音:「1人として君には渡さないよ」
"支配":「あーあー残念だ。所詮君は何にもなれない人だったんだね。」
インフェル:「ばっきゃろう!それは違うぞ!」
インフェル:「やっぱり百瀬せんせは"先生"じゃねぇか!」
テオデリク先生:「ああ。百瀬詩音は…彼は何者でもない奴なんかじゃない。歴とした一人の、"先生"だ。」
百瀬詩音:「待って待って、インフェルはともかくテオさんまで……こういうの柄じゃないのに、もう」
羽藤テンリ:「(……そう」百瀬先生の言葉を聞き届けて、その善性を是とする
羽藤テンリ:「”支配”子供なんて、意思を確認する必要もないってその態度、とても大人らしいですね」
"支配":「気に食わないなぁ…。」
"支配":「駒が人間のフリするなよ。」
羽藤テンリ:「わぁ、褒めたのに不機嫌になりました!」あえて言った皮肉に気を悪くするさまをさらに笑う
百瀬詩音:「いいぞー!ガンガン言っちゃえー!」
"支配":「気色の悪いことはない…ッ!」
"支配":「道具に媚びられること程…!」
羽藤テンリ:「そう」
羽藤テンリ:「じゃあらしく言ってあげる」心の形を作っているものが剥がれ落ちる、ただ端的に望みだけを
羽藤テンリ:「お前らは家族を幸せにしない、だから、要らない」選ぶのは要不要だけ、そして不要だと
"支配":「矜持だとか家族だとか。そんなのは利用される側の者の贅肉だ。」
"支配":「ああ、君らはそれを理解しちゃいなかったんだね。」
"支配":「…まぁ、半端な駒ならそんなものか」
"支配":そう言って指を鳴らす
GM:ゴゴゴゴゴゴゴ…!
"支配":「意識を奪えないなら駒じゃない。それ未満だ。」
"支配":「此処から先はより信じられるものを使うとしよう。」
GM:地面から突如として現れたのは戦車飛行機、船。ノヴァリス中で作られた無機物
GM:EXレネゲイドに感染させたそれらを中枢部コンピュータが制御している。
"支配":「メタルビースト!心無き我が駒よ!」
"支配":「人の言葉解せぬ獣を塵殺せよ!」
GM:Eロイス、【堕落の誘い】侵蝕率が99%以下の人は100%にし、その後衝動判定を行います。
GM:衝動判定─────難易度は8!
百瀬詩音:ギャー
宵乃宮ツバキ:ひえーっ
羽藤テンリ:抑えた侵蝕をおおお!!
百瀬詩音:百瀬詩音の侵蝕率を13増加(87 → 100)
宵乃宮ツバキ:侵蝕91→100
羽藤テンリ:羽藤テンリの侵蝕率を20増加(80 → 100)
百瀬詩音:2dx+1
DoubleCross : (2DX10+1) → 9[2,9]+1 → 10
羽藤テンリ:5dx>=8
DoubleCross : (5DX10>=8) → 10[2,4,6,6,10]+5[5] → 15 → 成功
宵乃宮ツバキ:えー、DBが3になって思い出の一品入れて~
宵乃宮ツバキ:5dx+4
DoubleCross : (5DX10+4) → 7[3,3,4,6,7]+4 → 11
宵乃宮ツバキ:うむ
百瀬詩音:意志が強い
宵乃宮ツバキ:100+2d10
DoubleCross : (100+2D10) → 100+12[10,2] → 112
百瀬詩音:2d10
DoubleCross : (2D10) → 18[9,9] → 18
宵乃宮ツバキ:まあまあ
羽藤テンリ:2d10
DoubleCross : (2D10) → 11[5,6] → 11
百瀬詩音:ギャー!
羽藤テンリ:百瀬センセ―!!
百瀬詩音:百瀬詩音の侵蝕率を18増加(100 → 118)
羽藤テンリ:羽藤テンリの侵蝕率を11増加(100 → 111)
百瀬詩音:先生今の口喧嘩で疲れちゃった……
宵乃宮ツバキ:ww
宵乃宮ツバキ:かっこよかったよ!
羽藤テンリ:そう、すごく熱かったから!
百瀬詩音:嬉しい…頑張る……
GM:■クライマックス戦闘開始
GM:エンゲージはこちらです。
メタルビースト[27] 支配[10] 従者[12]
|
5m
百瀬詩音[13]、宵乃宮ツバキ[11]、羽藤テンリ[11]
GM:
GM:また、NPCカードとしてインフェルの他に彼が追加されます。
GM:【NPCカード:“学園医” テオデリク先生】
GM:スリーワイズメン:四名の暴走を除いた状態異常を解除。ラウンド一回。またこれは制限:-のオートエフェクトとして処理される。
GM:エキスパート:PC一名の回数制エフェクトを回復。ラウンド一度。
GM:
テオデリク先生:ちなみにだが。メタルビーストは俺も見たことがある。
テオデリク先生:『PE』の118Pあたりで…。
GM:らしいです。それでは頑張っていきましょう。
インフェル:おいらも忘れるな!
GM:■第一ラウンド
GM:セットアップ
羽藤テンリ:セットアップコーリングシステム、ヴィークルを呼び出して搭乗します、行動値5低下
羽藤テンリ:羽藤テンリのイニシアチブを6に変更(11 → 6)
宵乃宮ツバキ:セットアップはなし!
GM:他はないかな。
百瀬詩音:なーし!
"支配":《活性の霧LV7》
"支配":メタルビーストの攻撃力をラウンド間+21
"支配":本物の指揮って奴を見せてやるよぉ!
GM:イニシアチブ
GM:PC、エネミー共に行動はないと思われるので先に進みます。
GM:メタルビーストの手番
GM:コンボ▼クロスキャノン《スタンボルト》+アームズリンク+コンセ+赤き弾+血の宴+クロスアタック
GM:攻撃対象は範囲の為。PCのエンゲージを狙います。
GM:12dx7 ドッジダイスを-4個、命中時放心
DoubleCross : (12DX7) → 10[1,2,2,4,5,5,7,7,8,8,8,9]+10[1,3,6,8,10,10]+10[7,10,10]+10[2,3,7]+6[6] → 46
宵乃宮ツバキ:うわっなんだその達成値!
百瀬詩音:回避回避~
"支配":避けてみせろ凡骨共!
宵乃宮ツバキ:ドッジ!
羽藤テンリ:ドッジ・・マイナス四って先生自動失敗じゃない?w
百瀬詩音:1-4dx
宵乃宮ツバキ:ww
百瀬詩音:はい
宵乃宮ツバキ:あっ私も0になる
宵乃宮ツバキ:えーん
羽藤テンリ:1dx-3 私だけかよ!
DoubleCross : (1DX10-3) → 8[8]-3 → 5
羽藤テンリ:えーすっごい潰されそうだけど、ひとまずアタッカーの宵乃宮さんの放心を避けたいので優先してカバーしていい?
宵乃宮ツバキ:た、助けてーっ
百瀬詩音:どうぞー
羽藤テンリ:オート 砂の結界(侵蝕2)カバーリング 対象は宵乃宮さん
羽藤テンリ:羽藤テンリの侵蝕率を2増加(111 → 113)
GM:ダメージ
GM:14+5d10 装甲諸々有効
DoubleCross : (14+5D10) → 14+31[10,1,8,5,7] → 45
百瀬詩音:ダメです!
羽藤テンリ:差っ引いて、倍して…飛んだ!
羽藤テンリ:宵乃宮さんのロイスをタイタスにして復活!
百瀬詩音:百瀬詩音のHPを22減少(22 → 0)
宵乃宮ツバキ:テンリちゃんありがとーっ!
羽藤テンリ:羽藤テンリのHPを14減少(26 → 12)
百瀬詩音:テオさんのロイスをタイタスにしちゃお
羽藤テンリ:ふふ、その分爆発は…任せました!
百瀬詩音:百瀬詩音のHPを11に変更(0 → 11)
GM:演出
メタルビースト:身体から無数の銃を生やし乱射される弾幕の嵐!
メタルビースト:閉所においてこれを避ける術持つ者は、超人でもごく僅かだろう
"支配":「ほらほらほらほら、当たっちゃうよぉ?」
"支配":「あんよは上手にしなきゃさぁあああああああああ!」
宵乃宮ツバキ:「うっ……!」 避けようがない! 固まっている!
羽藤テンリ:「(守れるのは一人精々……なら、今守るべきは盾でも援護役でもない刃を握る人」
百瀬詩音:「うわー!死ぬ、死んじゃうって!」
羽藤テンリ:「……守るよ。おいで」己よりも、宵乃宮さんを優先し、その前に己の機体を呼び出し盾にする
羽藤テンリ:「ごめん!先生は自分で耐えてね!」己も回避に努めようとするが、もちろんよけっきれない!
宵乃宮ツバキ:「あっ……!」 庇ってくれたテンリと、直撃を受ける百瀬先生に視線を向け、そしてメタルビーストを睨みつける。
"支配":「完璧な指揮を見せてやる。…”這いつくばれ”」
メタルビースト:GGGGGGGi…!
メタルビースト:指を鳴らした支配に応えるよう叫ぶと命中した端から、君たちの体から力が抜けて重くなる
"支配":「阿呆でもわかる様に解説してやるよぉ!」
"支配":「今、お前らに磁力を付加した。ましてやここの床は鉄製さ。」
"支配":「あーあー、駒どころか人間としても判断ミスをしちゃったねぇぇええ」
羽藤テンリ:「この程度で、屈するとおもうならば、計算が甘い」這いつくばれという言葉に抵抗するように、足を踏みしめ、膝をつかない
羽藤テンリ:どんなに力が失われても、冷ややかに見つめるだけ
百瀬詩音:「なにそれムッカつく~!!!!いたたた」仰向けに転がりながらバタバタもがき、その痛みで余計に苦しむ
羽藤テンリ:あ、マスター、神聖二重冠ってあり?
メタルビースト:特に指定していませんでしたね。使いたいなら全員使える事にします。
羽藤テンリ:おっけい
メタルビースト:次、行動順で言えば…百瀬先生!
百瀬詩音:いぇい
百瀬詩音:支援なら這いつくばっててもできるぜ
百瀬詩音:《エンジェルヴォイス》《ハードビート》《領域の加護》《要の陣形》
百瀬詩音:判定ダイス+5個、C値-1、攻撃力+24、対象3体
百瀬詩音:対象は生徒の2人でー
宵乃宮ツバキ:わーい!
メタルビースト:演出があればお願いします。侵蝕率上昇も!
羽藤テンリ:わーっふ
百瀬詩音:百瀬詩音の侵蝕率を11増加(118 → 129)
百瀬詩音:では演出!
百瀬詩音:痛みをこらえ、持ち上げた重い腕を構え、彼の中に眠る楽器を呼び覚ます。
百瀬詩音:「……リスト、ピアノ協奏曲第1番より第3楽章」
百瀬詩音:「チリリン———」戦場には場違いな、繊細なトライアングルの音
百瀬詩音:それに答えるように軽快な3拍子のピアノ、オーケストラが続き、周囲を支配する。
百瀬詩音:「まぁ、これくらいのお遊びはありでしょう……えほっ」
百瀬詩音:1人の音楽批評家に呼ばれた名は『トライアングル協奏曲』
百瀬詩音:百瀬が最も気に入る諧謔曲に相当する楽章である。
百瀬詩音:「それじゃあ、あとは……よろしく」
羽藤テンリ:「受け取りました、これからなす私達のも、先生の仕事です」
宵乃宮ツバキ:「頑張る!」 決意を込めた声が響く。
百瀬詩音:嬉しそうに笑い、彼女らに力と思いを届けるために口を閉じた。
GM:
メタルビースト:次はツバキさんの手番です。
メタルビースト:神聖二重冠使いたい場合は生徒全員に十字冠アナウンスがされます。
宵乃宮ツバキ:私だー
宵乃宮ツバキ:神聖二重冠、結構ホイホイ使える感じだったっけ……?とプレイエイド見直したけど特に制限なかったな
宵乃宮ツバキ:十字冠に下の説明もあったし、使います!
・侵蝕率が100%を超えた状態でHPが0になった場合、即座にそのシーンから退場する。
メタルビースト:では神聖二重冠アナウンスを流すメタルよ
GM:覚悟を決めた君たちに呼応するように
GM:遠くでセイクリッドピラーが光輝き。裏金庫にいるキミたちに力を与える。
【神聖二重冠(ダブルクロス)】
クライマックスフェイズ中に限り、あなたが持つ【十字冠】をアップグレードし、効果を以下のように書き換える。
あなたは、シナリオ中に一回のみ、以下の効果の中からどれか一つを選んでオートアクションで使用できる。
・このメインプロセスでは、あなたが受ける【判定ダイスへの侵蝕率ボーナス】の値を3倍にする。
・このメインプロセスでは、あなたが受ける【エフェクトLVへの侵蝕率ボーナス】の値を2倍にする。これによってエフェクトの使用回数は増えない。
・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させ、あなたのHPを+[上昇分×3]点回復する。この時、HP上限を超えることはできない。
・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させる。あなたがこのメインプロセスで行う攻撃の攻撃力を+[上昇分×2]点増やす。
・あなたの侵蝕値を任意の数値まで瞬時に上昇させる。あなたがこのメインプロセスで行う判定の達成値を+[上昇分×3]点増やす。
・この戦闘のバックトラックでは、あなたが昇華したタイタスを1個、ロイスとして再取得できる。ただし、この効果は昇華前にSロイスに指定したロイスしか対象にできない。
GM:
宵乃宮ツバキ:使えるものは使う主義! マイナーで戦闘移動して敵にエンゲージ! 下記効果を使うよ!
・このメインプロセスでは、あなたが受ける【エフェクトLVへの侵蝕率ボーナス】の値を2倍にする。これによってエフェクトの使用回数は増えない。
GM:な、なんだとぉ…
宵乃宮ツバキ:エフェクトlvボーナスが+2になり、こうなる。
ウルトラボンバー7+原初の赤:瞬足の刃5+コンセントレイト:ウロボロス5 侵蝕+10 2+3+6+5dx6+4 攻撃力+40+1D+24
宵乃宮ツバキ:16dx6+4
DoubleCross : (16DX6+4) → 10[1,2,3,3,3,4,4,4,5,5,6,7,8,8,9,10]+10[4,4,4,4,6,7]+10[4,8]+10[10]+3[3]+4 → 47
宵乃宮ツバキ:わっしょい
羽藤テンリ:そこだ!
羽藤テンリ:インフェル君!3上げれば繰り上がる!
百瀬詩音:やれぇ!
宵乃宮ツバキ:はっ! お願いします!
インフェル:おらっ、達成値3上昇っ!
宵乃宮ツバキ:じゃあ50!
メタルビースト:ドッジ
宵乃宮ツバキ:で、リアクション不可!
メタルビースト:8dx
DoubleCross : (8DX10) → 10[1,2,5,6,8,8,9,10]+6[6] → 16
メタルビースト:あ、そうだったね…
メタルビースト:ではダメージどうぞ!
宵乃宮ツバキ:6D10+1D10+40+24
DoubleCross : (6D10+1D10+40+24) → 33[9,2,5,3,5,9]+2[2]+40+24 → 99
宵乃宮ツバキ:www
宵乃宮ツバキ:おしい
"支配":ちょ待てよ
"支配":待てよ…
"支配":《雲散霧消》ダメージを30点軽減するぞっ!
宵乃宮ツバキ:めちゃくちゃ軽減するじゃん
宵乃宮ツバキ:デビルストリング
"支配":ミスったと。あ、いや…
"支配":な、なんだって!?
羽藤テンリ:きゃー宵乃宮さんくれば―!
宵乃宮ツバキ:決断的にデビルストリングを使います。
テオデリク先生:ツバキは賢いな…
メタルビースト:ダメージドウゾ(現実逃避)
百瀬詩音:えらいぞ~
宵乃宮ツバキ:99点!
羽藤テンリ:軽い99点でよかったねー
宵乃宮ツバキ:装甲は有効だよ♡
羽藤テンリ:焼け石にウォーター!!
メタルビースト:メタルビーストは装甲値6点メタルよ
メタルビースト:従者のHPも50何で・・・
メタルビースト:支配以外全員倒されますね…
宵乃宮ツバキ:わーい
"支配":ァ…ワァ…!
百瀬詩音:えらいぞ……
羽藤テンリ:やった!
宵乃宮ツバキ:HP19→0 侵蝕112→122→128
"支配":あ、すいません。
宵乃宮ツバキ:復活は……”支配”にロイス取って昇華しようかな
宵乃宮ツバキ:おお?
"支配":一つだけ。エフェクト宣言を僕としたことが忘れてしまったね。
宵乃宮ツバキ:なんだとォ……
メタルビースト:あ、いや。ミスです。ハンドリングボロボロだな…
メタルビースト:演出どうぞ
宵乃宮ツバキ:
宵乃宮ツバキ:二つの「Z」が重なったような十字冠が変形し、神聖二重冠となる。
宵乃宮ツバキ:生徒たちが確固たる意志で困難な戦いに臨む時、十字冠は変化する────。
宵乃宮ツバキ:宵乃宮ツバキは、この時、明確に────友達と”先生”を傷つけた”支配”に、敵意を抱いていた。
宵乃宮ツバキ:”支配” 好奇心/○敵意
"支配":「なんだぁ??その反抗的な目は」
宵乃宮ツバキ:だから、トライアングルの音を背に、駆けだす。
宵乃宮ツバキ:「反抗的────?」 拳銃を取り出し、放つ。
宵乃宮ツバキ:「そもそも私とあなたは、反抗とか、そういう関係じゃないでしょ!」
宵乃宮ツバキ:ダン、ダン、ダン、ダン。
宵乃宮ツバキ:あらぬ方向、バラバラに4発。拳銃を転がし、メタルビーストの足元に飛び込む。
宵乃宮ツバキ:「ばぁ────」 キ 「くぅ────」 ィィィ 「はぁ────」 ィイイイ
"支配":「生意気な…!だが僕は知っている。お前は所詮、爆発頼り!」
宵乃宮ツバキ:「つっ────だっ!!!」
メタルビースト:分厚い漆黒の影が無慈悲にツバキを包み込む。
"支配":「起点となるお前を押せえれば後は対応は楽なんだよねぇえええ!」
"支配":「壁を用意する価値もない。」
宵乃宮ツバキ:ツバキの身体が包み込まれた。
宵乃宮ツバキ:しかし────4発の弾丸は、レネゲイドの燐光を放っている
宵乃宮ツバキ:カッ
宵乃宮ツバキ:放たれた弾丸と、影の中の自身の爆発────
宵乃宮ツバキ:真っ先に、近くのメタルビーストが破壊される。
"支配":「なっ…!馬鹿な!」
"支配":「こいつは今そこに閉じ込めていた筈…!立った四発如きの変数でメタルビーストが倒れるなんて!」
宵乃宮ツバキ:「ちょっとスッキリ」 爆風の中から少女が出てくる。
宵乃宮ツバキ:「私だって、むやみに爆発してるわけじゃない。必死に抑え込んでいるの」
宵乃宮ツバキ:宵乃宮ツバキは────天性の”破壊者”だ。
"支配":傷だらけの支配は忌々し気にツバキたちを睨む。
GM:次、支配の手番
"支配":《原初の赤:細胞侵蝕LV5》《エクスプロージョンLV5》《ツインバーストLV5》《混色の氾濫》
"支配":対象は、テンリちゃんたちのエンゲージ
羽藤テンリ:きゃあああ
"支配":命中した場合、BS邪毒と重圧を与えます。邪毒レベルは5!
羽藤テンリ:リアクション不可だよね…
"支配":ドッジ不可です
百瀬詩音:げぇ
"支配":10dx+4
DoubleCross : (10DX10+4) → 8[1,2,3,4,6,6,6,7,7,8]+4 → 12
GM:リアクションどうぞ
羽藤テンリ:無意味ガード!(ガード値0)
百瀬詩音:ガードガード!
羽藤テンリ:カバーは、出来たっけ
GM:できるよ
羽藤テンリ:ん、じゃあ砂の結界でカバー、侵蝕2
羽藤テンリ:羽藤テンリの侵蝕率を2増加(113 → 115)
"支配":ではダメージ
"支配":23+2d10
DoubleCross : (23+2D10) → 23+3[2,1] → 26
"支配":諸々有効です
羽藤テンリ:あ、はじいた
百瀬詩音:強い
羽藤テンリ:弾いてから二倍だからのーダメ!
"支配":そう…
"支配":でも今命中したよなァ!!
羽藤テンリ:にゃ!?
"支配":重圧と邪毒を喰らえ!!
"支配":邪毒LV5が付与されます。
羽藤テンリ:ぐふぅ…
GM:演出
GM:
"支配":「は、なら御し易い方から何とかするまでだ。『指令』─────」
"支配":すっと、百瀬とテンリ達に指先を向ける
"支配":『原子は原子であり原子であり原子である』
"支配":『原子は原子でなく原子でなく原子でない』
"支配":『放射は崩壊であるか、人は永劫である永劫を生き得ることは生命は生命もなく命でもなく光である事である。』
"支配":『"光は水晶が記録し情報である。われら【大悪の信奉者】の愉悦"』
"支配":『脳髄を枯葉の様に脱却する収斂作用を羅列することに依り最大の収斂作用を促す。』
"支配":『危険を促す』
"支配":『人よ絶望せよ、人よ誕生せよ、人よ絶望せよ、人よ誕生せよ、人よ絶望せよ』
"支配":瞬間、大きく室内の空気が冷え、触れるものを蝕む瘴気が百瀬達の下へ向かう!
百瀬詩音:「っ……」攻撃を回避する余力はもう残されていない。今できる足掻きは温度の変化に合わせピッチを調節くらいだろう。
羽藤テンリ:「……」計算、自分だけなら危険は少ない、けれど。これは判断ミスかもしれないけれど
羽藤テンリ:「百瀬先生、ちょっと痛いけど我慢してね!」動けない百瀬先生のそばにかけよって、投げ飛ばして後ろに逃がす
百瀬詩音:「へ、ちょっ!?」急な動きに声が詰まり、そのまま放物線を描く。
羽藤テンリ:その場へ殺到する瘴気を僅かに吸い込む、毒を感じる、身体の重さが先ほどよりもひどくなる
羽藤テンリ:「砕け!」だから相棒を動かす、地面を砕き、壁にする、この一瞬の遅れはミスかもしれない
羽藤テンリ:でも、……そうするべきだと思ったから
GM:瞬間、毒が肺胞を破壊し辺りの匂いがより強くなり、再生した端より大気より呼吸器へ直接毒が注がれ続ける
GM:肉体は鉛を流し込まれたかのように重くなり自由を奪う。もう誰も庇う事はできない程に。
GM:
GM:テンリさんの手番
羽藤テンリ:マイナーで支配にエンゲージ
羽藤テンリ:このタイミングで”支配”にロイスを取得 殺意/〇殺意 即タイタス化、不利な効果の消去、BS全解除!
羽藤テンリ:お前のロイスなんていらない!
"支配":駒風情がぁ‥!
羽藤テンリ:ついで神聖二重冠効果、適用するのは・このメインプロセスでは、あなたが受ける【判定ダイスへの侵蝕率ボーナス】の値を3倍にする。 現在のボーナスは3、ダイスを6増加
羽藤テンリ:更にオート 砂の加護(侵蝕3)判定ダイス+5
羽藤テンリ:羽藤テンリの侵蝕率を3増加(115 → 118)
羽藤テンリ:メジャーでEx.イルシングス最大稼働(C:ウロボロス+電光石火)(侵蝕6)メインプロセス後HP1Dロス
羽藤テンリ:諸々併せて…
羽藤テンリ:(11+5+5+6)dx6+4 いけぇ!
DoubleCross : (27DX6+4) → 10[1,1,1,1,2,3,3,4,5,5,6,6,6,6,7,7,7,7,8,8,8,8,8,9,9,9,10]+10[1,1,2,2,2,3,4,4,5,6,6,8,8,8,9,9,10]+10[1,2,2,3,4,6,10,10]+4[2,4,4]+4 → 38
"支配":ドッジ
"支配":8dx
DoubleCross : (8DX10) → 9[2,2,2,4,5,5,8,9] → 9
"支配":命中
"支配":ダメージどうぞ
羽藤テンリ:4d10+20+24
DoubleCross : (4D10+20+24) → 25[2,10,10,3]+20+24 → 69
羽藤テンリ:69点装甲有効!
"支配":耐えられない!HP0!復活札も無し!
羽藤テンリ:羽藤テンリの侵蝕率を6増加(118 → 124)
"支配":君たちの勝利です!
羽藤テンリ:ヨシ!
百瀬詩音:いぇい
GM:演出
GM:
GM:毒は肺胞を侵し、呼吸をする度君の口からは血が止めどなく流れていく
"支配":「あぁ、やっぱりそうだ。この中でまず最初に死ぬなら、それは君だ。」
"支配":「頼まれてもいないのに自分から壁になり続ける奴が最初に死ぬのは当たり前だもんねぇええ!」
羽藤テンリ:その罵倒は、耳障りだけれど、とても正しい
羽藤テンリ:「オーダー、無慈悲に、残酷に、確実に」だとしても血を吐きながらも、自己暗示をして重い足を踏み出す、一歩ずつ前に向かって
羽藤テンリ:血をぬぐうことすらせず、縋るように相棒の身体へ飛び乗って乗り込む
羽藤テンリ:「イルシングス、リミッター解除"魔犬よ火を喰らえ"」先の銃撃に傷ついた装甲が逆立つように隆起し、その隙間から紅い光が溢れる。二つの十字冠から生まれる力が、そこに注がれている
羽藤テンリ:……そう、私には結局これしかない、これしかできない
羽藤テンリ:「これが兵器の部品としての最適解」人機が一体化する。それは自分自身の身体として動かせるようにする機械的な分解再構築と影による一体化。
羽藤テンリ:袖の中で、こっそり巻いたリボンの辺りが、少しだけ痛むけれど
"支配":「キュナリオンの犬風情が…!」
"支配":「だが、いいのかな?毒で蝕まれた体で分解、再構成なんかして」
"支配":「元々負荷が掛かることを重傷者がして果たして僕が倒せるかなぁあ?」
羽藤テンリ:「……愚問」
羽藤テンリ:「どんなに負荷がかかっても、今お前を殺す」込められたのは殺意、どんなに薄まっても、取りあげられはしなかったもの
羽藤テンリ:「後のことは……”信頼”することにする」
テオデリク先生:「俺もお前を信じるとしよう。理事会もどきを倒せ、テンリ」
"支配":「ははっ、医者が何を言ってるんだ?気合ごときで毒が薄まる事があるとでも?」
羽藤テンリ:「……それがオーダーとあらば」
羽藤テンリ:支配の嘲笑は聞こえない、倒せと言われた以上倒すだけ
羽藤テンリ:刹那に踏み出した脚は、金属床を砕く。先に戦った時とすら段違いの速度で、紅い光だけを残して
羽藤テンリ:駆け抜けて、支配の身体を砕いていた
"支配":「~~~~!!?」
"支配":『な、なんだって!?今何を、どうやって…!?』
"支配":サブスピーカーを何とか起動させ疑問を紡ぐ
羽藤テンリ:「……お前たちは」勿論中身も無事じゃない、無理やり動かした不可で、身体がきしみ、血を吐いている
羽藤テンリ:「私達を見なさすぎる」
羽藤テンリ:羽藤テンリのHPを1D10(→ 8)減少(12 → 4)
"支配":『チェスの駒を眺めて強くなるわけがない…!』
"支配":『理解不能理解不能理解不能…理解…不能…』
"支配":『……』
GM:最期まで君の言葉を理解せぬままに支配は沈黙し残ったのはΔトランス…麻薬のプラントだけだった……
GM:
GM:バックトラック
GM:今回のEロイスは
GM:【大悪の信奉者】
GM:【堕落の誘い】
GM:の二つです。ダイスを振る数に換算すれば三つ分かな。
GM:振りたい人は振ってね
宵乃宮ツバキ:3つ分了解。振ります。
宵乃宮ツバキ:128-3D10
DoubleCross : (128-3D10) → 128-18[3,8,7] → 110
羽藤テンリ:ふります
羽藤テンリ:羽藤テンリの侵蝕率を3D10(→ 11)減少(124 → 113)
百瀬詩音:ふっちゃおう
百瀬詩音:3d10
DoubleCross : (3D10) → 22[6,7,9] → 22
羽藤テンリ:あれ、ちょっとこわいな!?
百瀬詩音:百瀬詩音の侵蝕率を-22増加(129 → 107)
羽藤テンリ:百瀬せんせにロイスとっていいかな!?
宵乃宮ツバキ:で、残存ロイス4つ……まあ何とかなるやろ
百瀬詩音:いいのかな?取っちゃえ
宵乃宮ツバキ:110-4D10
DoubleCross : (110-4D10) → 110-26[7,10,3,6] → 84
宵乃宮ツバキ:うむ、5点
百瀬詩音:107-5d10
DoubleCross : (107-5D10) → 107-35[10,3,6,9,7] → 72
羽藤テンリ:百瀬詩音 〇いいひと/ちょっと軽かったな
羽藤テンリ:えーっとこれで4…ちょっとこわいよー
GM:倍振りで良いんだよ
羽藤テンリ:羽藤テンリの侵蝕率を4D10(→ 12)減少(113 → 101)
羽藤テンリ:va
GM:追加振れ!
百瀬詩音:追加降り追加降り
宵乃宮ツバキ:ひえーっ
羽藤テンリ:つ、ついかあ
羽藤テンリ:羽藤テンリの侵蝕率を4D10(→ 19)減少(101 → 82)
羽藤テンリ:うっわぁ。。。追加ぶりとかめちゃめちゃ久しぶりだよぉ…
テオデリク先生:信じた生徒が恐ろしい事態に…
テオデリク先生:全員帰還!おめでとうございます!
GM:
■ED『会議室で演奏会!』
GM:■星室庁オフィス 第九小会議室
GM:後日再びテオデリク先生が用意した星室庁の小会議室では
GM:十夜義塾メンバーと共にテンリ、そしてノゾミとテオ先生も顔を出していた。
羽見名ノゾミ:「いやぁあの後もありがとうねぇ。」
羽見名ノゾミ:「麻薬プラントぶっ潰すのまで手伝ってもらって」
羽見名ノゾミ:「今度焼肉奢るよ。寿司が良ければそっちでも良い。」
百瀬詩音:「お寿司!やった!!」
インフェル:「肉だ!やたっ!」
宵乃宮ツバキ:「わぁい、お寿司がいいな」 肉も嫌いではないが、焼き肉だと煙が苦手
羽藤テンリ:「宵乃宮さんはともかく百瀬先生はそこは”いやいや生徒に奢らせるには…”とかいわなくていいの!?」
百瀬詩音:「え」
テオデリク先生:「百瀬…貴様ァ…」
百瀬詩音:「いやいやそれならテオさんが奢るべきだって!テオさんがちゃんとしてればさぁ!」
宵乃宮ツバキ:「え、えと、自分の分は自分で出します……よ?」 揉めそうな気配を察知して言う
羽藤テンリ:「……まぁお寿司派が二人いるのでインフェルさんのお肉は次回ですね」
羽藤テンリ:「まあ、大丈夫じゃないですか?これもお仕事ですし、その、すっごく食べるとかなら別かもですけど」宵乃宮さんに…いっぱい食べる?ってじーって見てる
宵乃宮ツバキ:「そ、そんなには食べないけど……」 ちらりと先生2人を見る。
テオデリク先生:「冗談だそう慌てるな百瀬。それに羽見名は生徒は生徒でも役員の幹部層だ。」
テオデリク先生:「今回訪れた金庫の主『ジュノモネッタ専科学院』生徒会幹部というべきか。」
テオデリク先生:「…一学区の代表の上、そもそも今回の依頼者なんだよ。こいつは。」
宵乃宮ツバキ:「そ、そうなんだ……ですか?」
羽藤テンリ:「まぁ、それでいっぱい食べないなら大丈夫そうかな?」多分そうだろうとは思ったけど、食べないけどっていわれて笑ってる
百瀬詩音:「おぉー、先生よりお金持ちって感じ?!」
羽見名ノゾミ:「うん、そだよ。特別扱いはやめてって頼んでいたけど。オレから奢るって言ったら話は別だもんな。」
羽見名ノゾミ:「先生よりお金を持ってるかは秘密」
羽見名ノゾミ:「秘密はほどほどに持つのがコツだからな」
羽見名ノゾミ:「あの後テオ先が支配の麻薬で苦しんでいた連中の治療もしたし、金庫も掃除したし。」
羽見名ノゾミ:「事件は無事解決だ。ありがとな。」
インフェル:「肉……」
羽藤テンリ:「無事に済んで何より」
百瀬詩音:「うんうん、これで元の生活に戻れるね」
宵乃宮ツバキ:「うん、よかった……」
羽藤テンリ:「それでいうと、宵乃宮さんもアレの近くまで行ったりしてましたけど、体調は大丈夫ですか」
宵乃宮ツバキ:「ん、大丈夫。 元気……ではないけど……」 でも、それは元からの体質ゆえだ。
宵乃宮ツバキ:「いつもとそんなに変わらないくらい」
百瀬詩音:「いつも通りなら、ひとまずは大丈夫そうだね」
テオデリク先生:「俺もあれからお前ら全員を検査したが、特に影響はない。」
テオデリク先生:「安心して沢山食べればいいさ。若いうちなら猶更な。」
宵乃宮ツバキ:コクコクと頷く。
羽藤テンリ:「ん、それならよかったです」頷き返す
テオデリク先生:「百瀬もしっかりと食べると良い。それだけの仕事をお前はしたんだからな。」
テオデリク先生:「同じ先生として見ても、良い働きぶりだった。」
百瀬詩音:「あははー、油はあんまりいけないけどね」
百瀬詩音:「今回の報酬だと思っていっぱい食べちゃおうかな」
羽藤テンリ:「そうですね、先生もすごかったから私達も頑張れたので!」
宵乃宮ツバキ:「はい! ありがとうございました!」
百瀬詩音:「ふふん!音楽の先生として今日やる曲の予習もしてもらわないといけないからね!」
インフェル:「そだな。あの時の百瀬せんせはかっこよかったぞ。」
羽藤テンリ:「ああ、本来やるはずだったという、音楽なにがし」
テオデリク先生:「折角の機会だ。テンリ、ノゾミ。お前達も参加するか?」
羽見名ノゾミ:「お、オレも!?まぁ今日はこの後少し空いてるしいいけど。」
羽藤テンリ:「頑張って聞きますね!」
宵乃宮ツバキ:「テンリちゃん、も……」 そっと、テンリの服の裾を握る。
宵乃宮ツバキ:「しない?」 緊張した様子で尋ねる。
百瀬詩音:「こんなこともあろうかと!楽器はいっぱい用意してあるんだから!」
羽藤テンリ:「え!?わ、私もですか?」袖を引かれてあたふたして
羽見名ノゾミ:「…一人で飛び込みで参加は寂しいなぁ…テンリちゃんもいてくれたらなぁ…」
羽見名ノゾミ:ぐいぐいとツバキに乗っかり袖を握る
宵乃宮ツバキ:「む、無理にとは言わないけど」
羽藤テンリ:「羽見名さんは絶対その状態でもなじめて余裕だと思います」一緒に引っ張ってくるけど明らかに余裕がありそうだなぁって
宵乃宮ツバキ:「一緒にできたら、嬉しい」
羽藤テンリ:「……多分、上手くはないですよ?」それでもいいのか確認するように、きいて
百瀬詩音:「いーのいーの、皆初心者なんだから」
宵乃宮ツバキ:「わ、私も初めてだから」 頷く。
羽藤テンリ:「……それで、いいのでしたら」それをうれしいと言われるのなら、初めてでもいいのならと頷いて
宵乃宮ツバキ:「……!」 嬉しそうに笑みを浮かべる。
羽藤テンリ:「……では百瀬先生」
羽藤テンリ:「できればリズムに合わせるだけでよく、かつ動作に複雑性と選択肢の少ないタイプの楽器を所望します」
百瀬詩音:「難しい注文……!」
百瀬詩音:「でもあるよ!おっきい太鼓、ティンパニ!」
羽藤テンリ:「太鼓!なる程叩けばいい感じですね!」
百瀬詩音:「今回は2台しか使わないから、扱いやすいと思うよ」
羽藤テンリ:……ストレートに嬉しそうな宵乃宮さんの様子は、ちょっとなんだろ、眩しいなって
羽藤テンリ:喜ばれるのが気恥ずかしくて、ちょっと普段よりおどけてみた
インフェル:「注文が細けぇ!けれどよ、一緒に弾けるなんてワクワクするぜ。よろしくな、テンリ!」
百瀬詩音:「それじゃあインフェルにはシンバルを~」
羽見名ノゾミ:「オレはピアノが良いな本当はチェンバロだと嬉しいけど」
百瀬詩音:「ピアノできるの?いいねぇ~」
羽藤テンリ:「はい、よろしくお願いしますね、インフェルさん」
百瀬詩音:楽しそうに各々に楽器を振り分けていく
羽藤テンリ:「(やっぱ余裕じゃないですかこの人……」羽見名さんへの内心がじと目になる
テオデリク先生:「決まりだな。各々楽器は持ったか?」
テオデリク先生:ツバキを見て声を掛ける
宵乃宮ツバキ:そっとトライアングルを掲げる。
テオデリク先生:「よろしい。テンリも様になってるぞ。」
羽藤テンリ:「はぁい!」バチを持ってる
テオデリク先生:「よし…百瀬先生。後は任せましたよ。」
百瀬詩音:「それじゃあこれをよく見て、それに合わせてやってみてね」指揮棒を構え、皆を見渡す。
百瀬詩音:(音量調節とそれなりに聞こえるようセーフティと……ハードだな)
百瀬詩音:「リスト、ピアノ協奏曲第1番」
百瀬詩音:これから始まる苦労を思いつつも初めての合奏に、少し嬉しそうに指揮棒を振った。
GM:
GM:『奏でるは寝不足少女とイルシングス』 おしまい