エレウシスの秘儀

GM:御影

※エレウシスの秘儀はケイ様(Twitterリンク)のサークル、『真銀の庭』(boothリンク)の有償シナリオとなっております。また、ネタバレ等を含みますので、自己責任で閲覧ください。

※『ダブルクロス The 3rd Edition』は有限会社ファーイースト・アミューズメント・リサーチの著作物です


PC1:"トーチベアラー"玉依(たまより)洸火(ほのか)
(リンク)/黒鉛筆
PC2:"ブラッドヘイズ"オリアーナ・プラーナ(リンク)/紅井素甘
PC3:"トロメーア"五代(ごだい)水月(みつき)(リンク)/しんごろ
PC4:"孤買屋"レヴェラー・スミス(リンク)/黄色の月

メイン(今ここ)|雑談

INDEX

プリプレイ

オープニングフェイズ

シーン1:宿敵との対峙
シーン2:傷だらけの少女
シーン3:強襲・装甲列車
シーン5:豪華寝台列車"マリンスノー"の最後

ミドルフェイズ

シーン6:神奈川近郊MM地区支部にて
シーン7:少女、公園へ行く
シーン8:少女の問い「力の意味」
シーン9:少女の問い「居場所」
シーン10:少女の問い「人とそうでないもの」
シーン11:”マスターレギオン”来襲
マスターシーン:”エレウシスの秘儀”
シーン12:未曽有のレネゲイド災害
シーン13:はじめての願い
シーン14:レネゲイド災害緊急対応班”マルコ”
シーン15:”UGN日本支部長”霧谷雄吾の要請

クライマックス

クライマックス:”エレウシスの秘儀”

エンディングフェイズ

ED1:マリンスノーの降る中で
ED2:人とレネゲイドビーイング
ED3:季節外れのマリンスノー
ED4:レネゲイド災害緊急対応班
ED5:瑠璃

プリプレイ

GM:それでは、エレウシスの秘儀を始めていきたいと思います。
GM:まず、PC紹介から!
GM:PC1:玉依洸火
  
コードネーム名前シンドロームDロイス
“トーチベアラー” 玉依(たまより)洸火(ほのか)ブラム=ストーカー/ノイマン遺産継承者レガシー):雷神の戦槌

(illustration:にじジャーニー)
主要エフェクト
紅の刃
ブラッドボム
鮮血の奏者
ラストアクション
主要アイテム
胆喰蛆神丹塗腑(たんじきうじがみにぬりのはらわた)(雷神の戦槌相当品)
ストレンジフェイズ
サングイン
HP/20
行動値/9
初期侵蝕/29

玉依洸火:はーい
玉依洸火:オールドの呪術師の家系出身のUGNエージェントです。
玉依洸火:性格は凶暴で、粗野! いつもめちゃくちゃ怒ったような顔してるけど戦闘中は凶暴に笑う戦闘狂。
玉依洸火:UGNエージェントとは思えない凶悪な人間だけど、一応UGNとしての規律には従います。
GM:えらい
玉依洸火:実家は悪い術士をやっつける正義の呪術師でしたが、その正義の為なら身内の犠牲も厭わないカルト集団だったのでUGNに潰されました。
GM:正義の敵もまた正義なのだなあ
玉依洸火:自身は無理矢理神の心臓を埋め込まれた犠牲者だったのでUGNに保護され、実家のカスみたいなやつをぶっ潰す為にUGNに入りました。
GM:たくさんぶっ潰してね
玉依洸火:元々は戦いとか苦手だったけど、《代謝制御》で意図的に戦闘狂になっています。
玉依洸火:性能としては、ブラッドボムで敵をぶっ殺します。自分も死ぬけどラスアクでまたぶっ殺します。
玉依洸火:以上! よろしくお願いします!
GM:たくさん殺してくる!コワイ!
GM:よろしくお願いしま~す!
GM:では、そんなあなたのHOはこんな感じだ
“トーチベアラー” 玉依洸火 ワークス/カバー:UGNチルドレンorUGNエージェント/任意
シナリオロイス:治癒の力を持つ少女 推奨感情 P:庇護/N:不安
君は神奈川近郊MM地区支部に所属または協力するオーヴァードだ。
君はMM地区支部長PC3からの指示または依頼で、遺産“エレウシスの秘儀”の確保に向かうことになった。
その遺産“エレウシスの秘儀”は人々をオーヴァード化・ジャーム化させる非常に危険なものらしい。
遺産を所持するのはFHの“マスターレギオン”だが、遺産確保が最大の目的であり、戦闘の判断は君に一任されている。
君はエレウシスの秘儀がある豪華寝台列車“マリンスノー”へ潜入するため、MM地区が用意したヘリへと乗り込むのだった。
●オープニングで豪華寝台列車“マリンスノー”へ潜入します。
その後すぐに戦闘描写になります。
治癒の力を持つ少女:治癒の力を持つ少女です
玉依洸火:一体何者なんだ……
治癒の力を持つ少女:何者なんだろう……
治癒の力を持つ少女:出来れば優しくしてほしい……
玉依洸火:果たして優しくできるかな……?
GM:優しくして!
GM
GM:と言うワケで続いてはPC2
GM:PC2:オリアーナ・プラーナ
  
コードネーム名前シンドロームDロイス
“ブラッドヘイズ” オリアーナ・プラーナブラム=ストーカー/ソラリス/サラマンダー触媒カタリスト)

(illustration:のわる式証明写真メーカー )
主要エフェクト
鮮血の奏者
戦乙女の導き
夢の雫
凍てつく刃
主要アイテム
コネ:UGN幹部
サングイン
ナイフ
HP/25
行動値/7
初期侵蝕/31

オリアーナ:はい。
オリアーナ:「もう誰も、理不尽に命をくれてやったりなんてしない……」
オリアーナ:UGNエージェント"ブラッドヘイズ"オリアーナ・プラーナ。
オリアーナ:R災害緊急対応班"マルコ"隊長。
オリアーナ:かつては同班の副隊長でしたが、相棒でもあった前隊長の死をもって隊長へと繰り上がりました。
オリアーナ:表情は鉄面皮ですが、裡には理不尽に対する怒りが燃えており、
オリアーナ:それに一泡吹かせてやるためならば身なんていくらでも削ってやる、という思考をしています。
オリアーナ:能力としては血を霧に変え、他人の攻撃補助をする支援特化型です。
オリアーナ:とにかくバフを盛って人に殴ってもらいます。
オリアーナ:以上、今回はよろしくお願いします!
GM:明快!
GM:よろしくお願いします!
GM:では、そんなあなたのHOはこんな感じだ。
"ブラッドヘイズ" オリアーナ・プラーナ ワークス/カバー:UGN系列(アクシズや本部も可)/レネゲイド災害緊急対応班
シナリオロイス:遺産“エレウシスの秘儀” 推奨感情 P:執着/N:憎悪
指定設定:大切な人をレネゲイド災害によって喪っている。
君はUGN中枢評議会(アクシズ)評議員テレーズ・ブルム直下のUGNレネゲイド災害緊急対応班『マルコ』の隊長だ。その権力はレネゲイド災害に関するものであれば日本支部長の霧谷雄吾をも超える。
君は世界中でレネゲイド災害を頻発させる遺産“エレウシスの秘儀”を破壊するために追っていた。
君は“エレウシスの秘儀”をFHの“マスターレギオン”が所持している事、その“マスターレギオン”が東京へ向かう豪華寝台列車“マリンスノー”に乗っている事を知る。
君は“エレウシスの秘儀”を破壊するため、装甲列車を使った強襲作戦を計画するのだった。
●オープニングで豪華寝台列車“マリンスノー”へ、装甲列車をぶつけ、列車内へ突入します。
突入の際は、マルコ班への号令をお願いします。
アイシェ・アルトゥウ:号令をお願いします
オリアーナ:突撃。
オリアーナ:(まだはやい)
アイシェ・アルトゥウ:隊長に言い寄るものをすべて殺す
オリアーナ:強火の部下だ
GM:と言うワケで、続いては支部長!
GM:PC3:五代水月
  
コードネーム名前シンドロームDロイス
“トロメーア” 五代(ごだい)水月(みつき)サラマンダー/ブラックドッグ変異種イレギュラー)

(illustration:PixAI )
主要エフェクト
アクティベイト
コキュートス
ハードワイヤード
クロックフィールド
主要アイテム
コネ:UGN幹部
RCブースター
思い出の一品
HP/31
行動値/5
初期侵蝕/39

五代水月:はーい!
五代水月:「まあ気楽にやろう、気楽に」
五代水月:MM地区で支部のひとつを預かる支部長。カヴァーとして、ランドマークタワーで美術品の輸入販売会社を経営しています。
五代水月:飄々とした優男で、本業もカヴァーもあまりやる気があるとは言えませんが、かつては二つ名つきで恐れられたこともあったといいます。
五代水月:経験:裏切りと初期ロイスにかつての部下が仲間意識/■悔悟でいたりするので、そのあたりなんかあったのかも……しれない!(ふわふわ)
GM:コードネームとはまた別に!
GM:色々あったのだなあ
五代水月:あったのだ、きっと……
五代水月:オーヴァードとしては、変異種と呼ばれる特殊なレネゲイドを発現した者。その能力は熱量エネルギーの収奪。
五代水月:それが物理現象として顕れると、広範囲の氷結という事態になります。
五代水月:収奪した熱量は蓄積され、更に苛烈な一撃に転化することもできますが、本人的には「面倒くさい」らしいです。
五代水月:データ的にはサラマンダー/ブラックドッグの、固定値でぶっぱするタイプのRCアタッカー
五代水月:1シナリオ3回までならシーン攻撃もできる…ぜ!
GM:コワ……
五代水月:自己紹介としては以上で!
GM:ウス!マスターエージェント相手なんだから面倒くさがらないでね!
GM:と言うワケでそんなあなたのHOはこちら
"トロメーア" 五代水月 ワークス/カバー:UGN系列/UGN支部長
シナリオロイス:遺産“エレウシスの秘儀” 推奨感情 P:傾倒/N:厭気
君は横浜近郊MM地区の支部長だ。
君はUGN日本支部長霧谷雄吾から指示を受け、遺産“エレウシスの秘儀”確保の作戦に携わることになった。
“エレウシスの秘儀”に関係すると思われるレネゲイド災害は過去にMM地区でも発生していたこともあり君は快諾する。
“エレウシスの秘儀”を所持する“マスターレギオン”は東京へ向かう豪華寝台列車“マリンスノー”に乗車しており、君は横浜駅でそれを強制停車・包囲する作戦を立てた。
君は作戦をより確実なものとするため、腕利きのオーヴァードである玉依洸火へ寝台列車への潜入を指示もしくは依頼するのだった。
●オープニングで暴走した豪華寝台列車“マリンスノー”が横浜駅に突入してきます。
部下に元気なエージェントがいますので協力して被害を食い止めてください。
大賀輝生:部下にこんな子がいます
五代水月:元気な子!
大賀輝生:シナリオロイスじゃなかったか……
大賀輝生:げんき!
五代水月:一緒に頑張ろうな……むしろ頑張ってくれ……!
五代水月:そんな感じでよろしくお願いします!
GM:おねがいします!
GM:と言うわけで、続いてはPC4
GM:PC4:レヴェラー・スミス
  
コードネーム名前シンドロームDロイス
“孤買屋” レヴェラー・スミスモルフェウス/ノイマン古代種エンシェントレネゲイド)

(illustration:スーツの殿方きせかえメーカー )
主要エフェクト
コンダクト
カスタマイズ
ブラックマーケット
黄金錬成
主要アイテム
アフターライフ(FHイシュー)
けいやくしょ・控え帳(錬金秘本相当品)
コーリングシステム
HP/25
行動値/9
初期侵蝕/39

レヴェラー・スミス:あいよっと。
レヴェラー・スミス:「ヤア!スミスの平和的ピースフル武器解体工場へヨーコソ!」(棒読み)
レヴェラー・スミス:「つっても今は別のインシデント対応中だ。悪魔テメエにゃそっちに当たって貰うぜ。」
レヴェラー・スミス:レヴェラー・スミス。何時から活動してるか分かんない武器商人です。
GM:胡散臭い!
レヴェラー・スミス:武器は武器でも武器『を買い上げて人道的支援をする』商人として
レヴェラー・スミス:難民保護・並びに災害救助支援活動されている姿がおもにみかけられるそうです。
GM:あっちゃんとえらい
レヴェラー・スミス:本人は古代種じみた不老長寿の命を持っており、PLの皆さんに程よくタネを明かしちゃうと
レヴェラー・スミス:昔々に意気投合した悪魔に『一生分の金くれ!』とお願いしたら
レヴェラー・スミス:『使い切った時に死ぬ、死ぬ程多い財産と運搬の伝手』をポンと渡され
レヴェラー・スミス:現代にいたっても使い切れてないアホです。
レヴェラー・スミス:有事の際は運搬の伝手として渡された悪魔の契約・使役デビルサマナー能力で
レヴェラー・スミス:数の暴力で抹殺OR逃亡してるらしいです。こわいね!
GM:こわいぜ
レヴェラー・スミス:データとしてはノイモル財産点パトロン型!
レヴェラー・スミス:限定品FHグッズに身を包み、数の暴力(という名のコネ)でミドルを粉砕していくぜ!
レヴェラー・スミス:戦闘時も程よい範囲とコンダクトでサブアタッカーをして行きます。
レヴェラー・スミス:あとは目玉商品としてアルティメイド服を仕入れる筋を確保しており、
レヴェラー・スミス:その辺りでUGNとは程よいビジネスライクを築けていたらいいなあと思います(ぼんやり。)
レヴェラー・スミス:こんな感じで!今日は貴重な人材をわざわざOVやジャームに変えるクソ遺産を確保していくぞ!
レヴェラー・スミス:宜しくお願い致しまーす!
GM:お願いします!
GM:造るしかないか、男どもがアルティメイド服を着るだけのシーンを……
GM:とりあえず、そんなあなたのHOはこんな感じ!
"孤買屋" レヴェラー・スミス ワークス/カバー:UGN系orフリーランス/任意
シナリオロイス:“マスターレギオン”ヴァシリオス・ガウラス 推奨感情 P:感服/N:脅威
指定設定:オリジン:ミネラルのレネゲイドビーイング『アリオン』がいる(付き合いの長さは任意)
君はUGN系列のエージェント、もしくはフリーランスのオーヴァードだ。普段から世界を転々としており、各地の支部とギブ&テイクの関係を築いている。
君はFHのマスターエージェント“マスターレギオン”ヴァシリオス・ガウラスと因縁があり、これまでに幾度も激突した。(彼がFHエージェントになる前からの知り合いでも良い。この設定はGMと相談すること)
君は今度こそ彼と決着を付けるため、豪華寝台列車“マリンスノー”へと乗り込むのだった。
●オープニングで“マスターレギオン”と対峙しています。
豪華寝台列車“マリンスノー”の旅のフィナーレをお楽しみください。
”マスターレギオン”:ヴァシリオス!!!
”マスターレギオン”:ヴァシリアスじゃない!!
レヴェラー・スミス:「オスでもAssでもどうでもいいわクソが!!!今すぐR災害止めさせやがれ!!!」(半ギレ)
”マスターレギオン”:嫌だが……
GM:と言うワケで、全員紹介したのでトレーラー流して始めていきましょう!
レヴェラー・スミス:殺すぞ~~~~~!!!

世界で人々がオーヴァード化・ジャーム化するレネゲイド災害が頻発していた。
その原因としてまことしやかに噂された“遺産”があった。
周囲にレネゲイドをばらまき、汚染すると言われる“遺産”。
それこそが―――
“エレウシスの秘儀”

遺産を所持するは、FHマスターエージェント“マスターレギオン”。
彼が乗車する東京へ向かう豪華寝台列車“マリンスノー”で起きるレネゲイド災害。
暴走を始める列車の中で、傷だらけの少女と出会う時、全ては始まった。

ダブルクロス The 3rd Edition
『エレウシスの秘儀』
―――ただ、綺麗な物として在れたなら、どれだけ良かっただろう。



シーン1:宿敵との対峙

GM:シーンPÇはレヴェラー・スミス
GM:シーンインをお願いします。
レヴェラー・スミス:うし!
レヴェラー・スミス:レヴェラー・スミスの侵蝕率を1D10(→ 9)増加(39 → 48)
レヴェラー・スミス:クゥーン……
GM:マッハだぜ
GM
GM:豪華寝台列車"マリンスノー"
GM:スイート客車────
GM:揺れる車内。床と壁には、大量の血がべったりと付着していた。
GM:それは、あなたの血と、そして────
”マスターレギオン”:「我が精鋭”レギオン”をこうも容易く血に返すとは────」
”マスターレギオン”:「君の強さには感服するよ」
”マスターレギオン”:そう言いながら、男────マスターレギオンは、血だまりから再度従者を作成する。
レヴェラー・スミス:「…………」かち、かちとライターの火花を散らし。
レヴェラー・スミスたった今紙きれ・・・・・・・になった契約書類を丸めて咥え、火を点ける。
レヴェラー・スミス:「すぅー……」その背後で倒れ伏す砂精ザントマンの仮初の体が、静かに炭化していく。
レヴェラー・スミス:「───ブッハ~~~」見てるだけで憂鬱さが伝わってくる面構え。
レヴェラー・スミス:「なあ」「こうして俺とてめえが手勢をぶつけ合う回数」
レヴェラー・スミス:「何回目だっけ?長生きスッと似たような思い出が増えちまってよォ~~~」
レヴェラー・スミス:「で、だ──交渉のテーブル/遺産の売却商談につく気にはなったかよ?」
レヴェラー・スミス:「ニヒ!」作ったような、人を喰っちまいそうな笑み。"孤買屋"のトレードマークでもある。
”マスターレギオン”:「さて、何度目だったかな……」 ”マスターレギオン”は、ふっと笑う
”マスターレギオン”:「しかし……交渉と言うのなら、私こそ何度も言っている気がするな」
”マスターレギオン”:「私と共に、世界を変えようと」
”マスターレギオン”:「私たち”オーヴァード”は、この世界では遺物だ」
”マスターレギオン”:「人として最低限の尊厳さえ奪われ、排斥され、利用され、そしていつかこの力に飲まれ────」
”マスターレギオン”:「死ぬ」
レヴェラー・スミス:ぶっふー、と鼻から紫煙を吹く。
”マスターレギオン”:”マスターレギオン”の過去を、貴方は。”武器商人”は知っているだろう。
”マスターレギオン”:過去、中東。オーヴァードがただ”兵器”として”使われていた”。
”マスターレギオン”:彼の出自は確か、そんなところにあったはずだ。
”マスターレギオン”:そしていつしか彼は”マスターレギオン”となっていた。
レヴェラー・スミス:「まあそうだろうな。」こくこく。「ひどい目に遭って来たんだ。てめえが生きて来た世界くににキレる理屈は揃ってる」
レヴェラー・スミス:「んでその上で俺も何回も返してきたつもりだが……改めて伝え直してやろう。」すーっ。
レヴェラー・スミス:炭化した煙草兼契約書を、塞がりつつある風穴の水気で消火する。
レヴェラー・スミス:「おーアツアツ。」「いいか。テメーの望み通り世界中みんながオーヴァードとジャームになったらな。」
レヴェラー・スミス:「テメーの見立て通りなら──ウン百年以内におっ死に確定なんだよ!!俺は!!!!!」くわっ
レヴェラー・スミス:「いいか!俺の金は取引をする人間あいてがいて初めて財産いのちとしてカウントされるッ」
レヴェラー・スミス:「オーヴァードも不安材料が多いが……まだいい!」「たまに俺より頭がいい奴にぼったくられんのは癪の極みだが!まだ話ができる!!!」
レヴェラー・スミス:「クソ獣ジャーム共とはな!商取引ができねーーーんだよ!!!」
レヴェラー・スミス:「あいつ等俺のいのちを奪う事しか考えちゃいねえ!物々交渉すら出来なきゃ財産は意味をなさねえ!!」
レヴェラー・スミス:「財産を使える相手が居なくなったら生きとし生けるすべてがひとをやめたなら!!!」
レヴェラー・スミス:「あくまは!消えるしかねえんだよ!!!」
レヴェラー・スミス:「そんなのはイヤに決まってる!だからテメーもしぶしぶ潰しに来てる!」
レヴェラー・スミス:「手前が絶望してる世界よりもっとロングスパン・ライフを見据えてんだこちとらァ!いてこますぞコラ!!」
”マスターレギオン”:「……相変わらず、変わらんな」 にやりと笑いながら言う
”マスターレギオン”:「残念だが、わかった」
レヴェラー・スミス:「ニヒ!」微笑む。「そうか、やっとか」
”マスターレギオン”:「すまないが今回はここまでだ。私にはまだやらねばならないことがあるのでね」
”マスターレギオン”:そう言って”マスターレギオン”はあなたに背を向ける。
”マスターレギオン”:「また会おう」
レヴェラー・スミス:ブチ ッ「ッッッざけんじゃねえぞテメー!主催オーナー権限で中座は認めねえ!」
レヴェラー・スミス:ばららららと契約書束を捲り直す。
レヴェラー・スミス:「砂精共ザントマンズ!!砂のおかわりだ!!!」
レヴェラー・スミス:「アァァァリオン!てめえもレネゲイド集め手伝えィ!!!」
悪魔:「ホホウホーウ!」仮初のレネゲイド体を与えられ、次々に飛び出す悪魔しゃいんたち!
アリオン:「うおっ急に呼ぶなよ!」 黒曜石のアクセサリーが叫ぶ
悪魔:彼らの手に握られた──威圧的アサルトライフル!!!
アリオン:「おおおなんだこの状況」
レヴェラー・スミス:「黒鉄の砂塵だんまくで──永遠におねんね願おうかァ!!」びしーッ!
悪魔:ど ががががが!/”マスターレギオン”の背中へ向けて放たれるライフル一斉掃射!
”マスターレギオン”:「やれやれ────ここまでだと言った」
”マスターレギオン”:「────────■■■■」 人の名前のような、何かを呟くと。周囲の血が集まり、1体の従者がその攻撃を防ぐ。
レヴェラー・スミス:「寝ぼけてる暇があったら顕現用のRウイルス集めろい!」アリオンにがなっている。
レヴェラー・スミス:「RBなんだからそんぐらいできるだろ!?俺が掘り当てた恩を忘れたかァ!」きーん!
”マスターレギオン”:「ここは任せたぞ」 従者にそう言って、”マスターレギオン”は車両の奥へと去っていく
アリオン:「やってるやってるってあああ逃げる!!」
悪魔:「ホホーウ!?」弾幕を防がれ、弾切れを起こしている。
レヴェラー・スミス:「うがーっ!??追うぞお前らァ!弾切れした順に俺の肉盾になりやがれ!」
レヴェラー・スミス:「アリオンも侵蝕限界迎え次第言え!宝石材修復師を探す手間は割いてやる!!」どたばたと車両奥へ追いかけて行く
アリオン:「お、おお! うおー逃がすかぁ!」
GM:道中に配置された従者どもを蹴散らし、あなたたちはどたばたと車両を進んでいく────
GM
GM:シーン終了
GM:ロイスの取得、変更が可能です。
レヴェラー・スミス:ロイス!アリオンに取る!!!
アリオン:やったー!
レヴェラー・スミス:《ムチャ振りしてる分社内福祉も手厚くだ!》アリオン:○有為/無くしそうだから寝るな!!! で取得!
レヴェラー・スミス:以上です
アリオン:( ˘ω˘)スヤァ

シーン2:傷だらけの少女

GM:シーンPÇは玉依洸火
GM:シーンインをお願いします
玉依洸火:玉依洸火の侵蝕率を1D10(→ 4)増加(29 → 33)
GM
GM:神奈川近郊MM地区上空────
GM:バラララララ……
GM:豪華寝台列車"マリンスノー"の上を、1台のヘリが飛んでいた。
運転手:「ここで問題ありませんか”トーチベアラー”」
玉依洸火:「それは俺が決めることじゃねェだろ」
玉依洸火:血のように赤いスーツの上着と、老爺のように白い髪が風を受けてばたばたとはためいている。
玉依洸火:開け放った扉の際に立って、ポケットに手を突っ込んだまま、赤い眼光が地上の列車を見下ろしている。
運転手:「飛び降りるのはあなたですので……もっと低く飛びましょうか」
運転手:「飛び移りやすいように」
玉依洸火:「俺が言いたいのはそういうことじゃねェ」
玉依洸火:「派手に飛び降りて、近隣住民のみなさんの迷惑になるかどうかまで気を回せるほど、俺は器用じゃねェって言ってんだ」
玉依洸火:「だが、あんたがそう言うなら、問題ねェってことだな? そうだろ? オイ」
玉依洸火:「このまま、戦場に突っ込んでいいってことだよなァ……!」
運転手:「問題ありません」
運転手:「まあ……厳密に言うと問題はあるのですが……」
玉依洸火:「言質は取った。それ以上は聞かねェ」
玉依洸火:そう言って、ポケットに手を突っ込んだまま空中に身を投げ出す。
運転手:「武運を祈ります。グッドラック」 あなたが飛び降りたのを見て、ヘリはさらに上空へと向かう。
玉依洸火:風圧に晒されながら、自由落下していく。重力に逆らうことなく、このまま順当に落ちれば待っているのは地面の染みだ。
玉依洸火:「チッ、風が強いな。落下地点ズレてんじゃねェか」
玉依洸火:玉依洸火は飛行能力を持つオーヴァードではない。特異な身体能力も持たない。
玉依洸火:それでも、浮かぶ表情は恐怖や焦りではなく、多少の屈託。
玉依洸火:ただ手間が増えた、それだけの億劫さ。
玉依洸火:ただ物理法則に従って地面に向かって落下していき――血飛沫が上がる。
玉依洸火:ただし、それは落下死体が出来上がったのではなく。玉依の胸が内側から突き破られたことによるものだ。
玉依洸火:心臓から、四対の血で出来た牙のようなものが生えている。
玉依洸火:牙は空中で数メートルもの長さに伸び、寝台列車の屋根に突き刺さる。
玉依洸火:そのまま落下の勢いを殺しつつ縮んでいき、見当外れの位置に落ちかけた玉依は何事もなかったかのように屋根に着地する。
玉依洸火:「チッ、よく考えたら無賃乗車じゃねェか」自らの血で血みどろになりながら、苛立ちを孕んだ顔色を変えることなく呟く。
玉依洸火:「UGNのモラルも考えもんだな」
玉依洸火:軽い調子で屋根の上を歩き、連結部分で降りて車内へと足を進める。
GM:貴方が車内へと足を踏み入れると、1人の少女が目に入る。
GM:頬を涙で濡らした、10歳にも満たない少女。
GM:白藍の髪と、青色のワンピース。レースで編まれたチョーカー
GM:そして、深海のような、深い青色の瞳。
治癒の力を持つ少女:「……!?」
治癒の力を持つ少女:少女は、驚いた表情で、侵入してきたあなたを見つめる。
玉依洸火:幼い少女に、まるで死体の解体現場からやって来たような血塗れの姿を見られた。驚くのは当然だろう。
玉依洸火:だが目撃されたこと自体は気にしない。一般人ならどうせUGNが記憶処置をするのだ。
玉依洸火:そして……オーヴァードなら尚のこと気にする必要はない。
玉依洸火:「マスターレギオン。この言葉に聞き覚えは」殺人犯のような目付きで、おざなりに尋ねる。
玉依洸火:反応で無関係の一般人か、敵か判断できる。
治癒の力を持つ少女:その言葉に、少女はびくりと怯える。
玉依洸火:(俺の姿よりも、“マスターレギオン”の名前に怯えた。関係者なのは確定だな)
玉依洸火:「お前、何だ」
玉依洸火:問答無用で攻撃しなかったのは、相手が幼気な少女だからではない。
玉依洸火:反応に敵意が見られなかったからだ。
治癒の力を持つ少女:「私、は……」 少女が口を開いたところで────
GM:貴方は、周囲から向けられる殺気に気がつく。
GM:剣や銃を構えた、血でできた人間のようなそれが、のそのそと車内へと入ってくる。
GM:これが、”マスターレギオン”の従者。”レギオン”だと、あなたは気がつくだろう。
玉依洸火:「チッ――オイ、お前」少女に
玉依洸火:「アレはお前の仲間か」
治癒の力を持つ少女:投げかけられた言葉に、びくっと震えながら
治癒の力を持つ少女:しかし、首を横に振る。
玉依洸火:「なら下がってろ」
玉依洸火:返答を待たず、首根っこを掴んで自身の背後へ。
GM:”レギオン”は、そう言ったあなたに、襲いかかってくる。
玉依洸火:「ハッ――いいぜ。そうでなくちゃなァ……!」
玉依洸火:「やりがいってもんがねェもんなァ!!」
玉依洸火:歯を剥き出しにして笑うと同時、心臓から管のように伸びた血が枝分かれして“レギオン”達に突き刺さる。
玉依洸火:「ヒャアーハハハハハハハハァ……ッ!! くたばれ、ハリボテ共がァ!」
GM:攻撃態勢を取っていた”レギオン”達は、防御をする間もなく、血に貫かれる。
玉依洸火:玉依が扱うのは感染呪術。自身の血を敵に混ぜ込むことで、自身の肉体と呪術的に同一とみなし……
玉依洸火:常に自身を蝕む“神の呪”を強制的に共有させる。
玉依洸火:ボッッッッ!
玉依洸火:一斉に、“レギオン”達が発火、炎上する。
GM:血は蒸発し、”レギオン”たちは消滅する。
玉依洸火:「ハァー……」長く息を吐く。
玉依洸火:「こんなもんかよ。“マスターレギオン”本人は楽しめるんだろうなァ……?」
玉依洸火:ぼやいてから、振り返る。
玉依洸火:「怪我はねェか。気分はどうだ」
治癒の力を持つ少女:「ぁ……」
GM:怪我────少女の姿をよく見ると、怪我はある。
GM:しかし、それは今できたものではなく……日常的に、繰り返し殴られていたような痕だ。
治癒の力を持つ少女:少女は、怯えている。
治癒の力を持つ少女:「あなたは……私に痛いことをするの・・・・・・・・……?」
玉依洸火:目を細める。
玉依洸火:「チッ……」忌々しげに舌打ち。
玉依洸火:「質問してんのはこっちだっつーのに、失礼なガキだな」
治癒の力を持つ少女:「ご、めん……なさい……」 俯いて謝る
玉依洸火:「攻撃してこねェ雑魚を甚振って何が楽しいんだ?」
玉依洸火:「オイ、歩くくらいはできんだろ」
治癒の力を持つ少女:頷く。
玉依洸火:「お前が何なのかはとりあえず後回しだ。暫定で敵じゃねェと判断する」
玉依洸火:「こっちも任務中なんでな、余計なことしてる余裕はねェ」
玉依洸火:「寄り道はしねェ――痛い思いしたくねェなら俺の傍から離れるな」
玉依洸火:「俺は敵をぶっ殺す。俺の近くにいりゃ安全だろ。お前が俺の敵じゃねェならな」
治癒の力を持つ少女:「……」 少女は、困ったようにあなたを見る。
治癒の力を持つ少女:「でも……」
治癒の力を持つ少女:「あなたは、早くここから逃げたほうが良い……」
治癒の力を持つ少女:「ここは、酷いことに、なる……」
治癒の力を持つ少女:少女は、やはり怯えたようにそう言う。
玉依洸火:「そうしねェ為に俺が来た」
玉依洸火:「俺が逃げればそりゃ酷いことになるだろうってのは、俺も大体分かってらァ」
玉依洸火:「お前じゃ俺は縛れねェよ。俺もお前の行動を強制はできねェようにな」
玉依洸火:「痛い思いが嫌なら、勝手に付いてこいよ」吐き捨てるようにそう言って、先に進もうとする。
治癒の力を持つ少女:少女は、小さく頷いて、あなたに近づこうとし────
GM:それより早く、あなたの心臓が、衝撃と共に、何かに貫かれる。
玉依洸火:「がっァ……ッ!?」
”マスターレギオン”:「……UGNか」
”マスターレギオン”:「思ったより、早かったな……」
”マスターレギオン”:血に汚染されぬよう、貴方を貫いた刀をそのまま投げ捨てる。
玉依洸火:玉依の心臓は、肉体を蝕む呪いの起点として、玉依の命を蝕んでいるが、同時にその強力な力が玉依の命そのものと言ってもいい。
玉依洸火:謂わば強力過ぎるエンジンを搭載しているような状態。使い続ければ体は朽ちていくが、それがなければ成り立たない。
玉依洸火:「て……め、“マスター……レギオン”……!」
”マスターレギオン”:”マスターレギオン”は、あなたを蹴り飛ばし、少女の首に手を掛ける。
玉依洸火:「ご、っァ……」
治癒の力を持つ少女:「っひゅ……!」
”マスターレギオン”:「だが、残念ながらここ・・で終わりだ」
GM
治癒の力を持つ少女:『あなたは、早くここから逃げたほうが良い……』
治癒の力を持つ少女:『ここは、酷いことに、なる』
GM
GM:少女の言葉が、あなたの脳裏をよぎる。
”マスターレギオン”:”マスターレギオン”は、少女の首を締めあげ、何事かを呟いた後に
”マスターレギオン”:少女を何度も殴りつける。
”マスターレギオン”:何度も……
GM:少女の顔からは、涙が滴り落ち、下のカーペットに、シミが作られていく────
GM:そして、突如
GM:水のようなワーディング・・・・・・が、”マスターレギオン”の周囲から発生、広がっていく!
”マスターレギオン”:「ふふ……」
”マスターレギオン”:「ふはははっ……!」
”マスターレギオン”:「力が溢れてくる……ッ! 素晴らしい!」
”マスターレギオン”:「この力があれば……」
GM: ドゴォォン!
GM:その直後、”マリンスノー”に衝撃が走る。
治癒の力を持つ少女:「……ッ」 少女が、”マスターレギオン”の手から離れ、床を転がる。
”マスターレギオン”:「……新手か……」 ”マスターレギオン”が、衝撃の発生した方に視線を向ける。
玉依洸火:(……クソ、油断した。油断? 俺が、戦場で?)
玉依洸火:息も絶え絶えなまま思考する。
玉依洸火:(あのガキのせいだ。あの怯えきった顔、体に染み付いた傷の痕――思い出しちまった・・・・・・・・
玉依洸火:(クソが――ふざけんじゃねェぞ)
玉依洸火:(このままで終わらせるか。“マスターレギオン”はぶっ殺す。よく知らねェがあのガキも救い出す)
玉依洸火:(俺が、俺として戦い続ける為には必須事項だ)
玉依洸火:血が滲む程に、床を掴む。しかし、心臓に穴の空いた状態では立ち上がることもできない。
”マスターレギオン”:「さて……先にこちらを片付けねばな……」
”マスターレギオン”:”マスターレギオン”が、あなたに視線を向けなおし
”マスターレギオン”:そして、眉を顰める。
”マスターレギオン”:「貴様……」
治癒の力を持つ少女:少女が、あなたに手を触れていた。
玉依洸火:「オイ……クソガキ……馬鹿か……逃げろ……」
治癒の力を持つ少女:床に倒れたまま、這う様に。その手からは、淡く蒼色に
治癒の力を持つ少女:レネゲイドが、輝いている────。
玉依洸火:「見て……分かんねェかよ……俺が不甲斐ないのが悪いが……もう俺の近くじゃ――」
治癒の力を持つ少女:「……だい、じょうぶ」
治癒の力を持つ少女:「あなたは、動ける・・・
GM:少女のその言葉通り
GM:貴方の身体の傷は治り────動けるようになっている。
GM:侵蝕率を5上げてください。
玉依洸火:玉依洸火の侵蝕率を5増加(33 → 38)
玉依洸火:「お前……」
治癒の力を持つ少女:「だから……早く逃げて……っ」
玉依洸火:「――ハ」
玉依洸火:乱暴に少女の頭を撫でながら立ち上がる。
玉依洸火:「ありがとよ。だが、そりゃァ聞けねェな」
玉依洸火:「俺は松明の運び手トーチベアラー。葬列の最前線に立つ男だ」
玉依洸火:「俺はお前に逃げろとはもう言わねェ。今度はさっき言った言葉、果たさせてもらうぞ」
玉依洸火:「――俺の傍にいる限り、痛い思いはさせねェ」
GM
GM:シーン終了
GM:ロイスの取得・変更が可能です。
玉依洸火:少女 ○庇護/悔悟
玉依洸火:“マスターレギオン” 尽力/殺意○
治癒の力を持つ少女:庇護わ~い
玉依洸火:こっちも取っちゃお
”マスターレギオン”:殺意……そんな……どうして……
玉依洸火:疑問の余地ないだろ
GM

シーン3:強襲・装甲列車

GM:シーンPÇはオリアーナ・プラーナ
GM:シーンインをお願いします
オリアーナ:オリアーナの侵蝕率を1D10(→ 4)増加(31 → 35)
GM
GM:装甲列車────車内。
GM:”エレウシスの秘儀”が乗せられているという豪華寝台列車"マリンスノー"を強襲するために用意されたその車内に
GM:貴方たち、レネゲイド災害緊急対応班”マルコ”は乗っていた。
アイシェ・アルトゥウ:「隊長、あと30分ほどで横浜駅に到着します」
アイシェ・アルトゥウ:「予定では……」
アイシェ・アルトゥウ:「MM地区支部が”マリンスノー”を横浜駅に強制停車させ────」
アイシェ・アルトゥウ:「”マスターレギオン”を包囲・捕縛する作戦となっています」
アイシェ・アルトゥウ:あなたの副官である"獅子に付き従う狼アセナ"アイシェ・アルトゥウが、そう声を掛けてくる。
アイシェ・アルトゥウ:「この装甲列車を使うことなく、無事に終わればいいのですが……」
オリアーナ:「そうね。でも、最悪、不測には常に備えるもの」
オリアーナ:「敵は近い。いつでも出られるように、準備だけはしておいて」
アイシェ・アルトゥウ:「ええ、もちろんそのつもりです」 憂うような表情を笑みに変え、頷く
GM:車内では”マルコ班”のメンバーが、同じように装備を整えながら頷いている
オリアーナ:(……相手はマスターエージェント。MM地区の先行突入班が無事に任務を遂行できているといいけど)
アイシェ・アルトゥウ:「……MM地区には、いくつかの支部があります」
アイシェ・アルトゥウ:「”マスターエージェント”が相手でも、不足はない……そう思いたいところですね」
アイシェ・アルトゥウ:「あとは……”エレウシスの秘儀”により、レネゲイド災害が引き起こされなければよいのですが……」
オリアーナ:「我々が一番避けるべき事態はそれ」
オリアーナ:「何に換えても、この地を悲劇が襲うようなことがあってはならない」
オリアーナ:「……皆の無事、という言葉には、我々の命は勘定に入っていない」
オリアーナ:「覚悟を今更問いはしないけど。責を負っていることを今一度噛み締めるように」
GM:アイシェを含み、”マルコ”班一同が、気を引き締めるように頷く。
GM:と、その時
GM:「隊長、”マリンスノー”にてトラブル発生! モニターに出します!」
GM:”マルコ”班の通信機に、そう通信が届き、携帯端末に映像が映し出される。
GM:そこに移ったのは、「海」としか形容できない、ドーム状のワーディング
GM:それが、列車を包み────
GM:その中で、”四肢を持つ馬面の鯨”が、人々を襲っている光景だった。
アイシェ・アルトゥウ:「こ、これは────!」
GM:「正体不明の怪物に、人間が襲われ────それだけではありません!」
GM:「倒れた人間が、オーヴァードに────いや、ジャームへと変貌しています!」
GM:通信機が、車外の状況を詳細に伝える。
オリアーナ:「……トラブルがあったようね。災害認定。周辺支部に通達。"マルコ"の権限を持ってこれに介入、鎮圧します」
アイシェ・アルトゥウ:「ハッ、レネゲイド災害緊急対応班隊長の非常時顕現により”レネゲイド災害”認定を確認」
アイシェ・アルトゥウ:「これより、作戦を開始します!」
GM:オリアーナの言葉に合わせ、アイシェが叫ぶと、装甲列車は急加速を始める。
アイシェ・アルトゥウ:「緊急時の作戦に則り、装甲列車を”マリンスノー”にぶつけます!」
GM:作戦では、装甲列車の激突に乗じ、オリアーナ・プラーナは数人の精鋭を伴い、”マリンスノー”への突入を行う手筈となっている。
アイシェ・アルトゥウ:「”マスターレギオン”の反応は、スイート客車が一番強くなっています!」
アイシェ・アルトゥウ:「ご武運を!」
オリアーナ:「……私に何かあったら、後は頼むわよ」
オリアーナ:「無論」
オリアーナ:「これ以上何も起こさせないつもりだけどね」
オリアーナ:ホルスターに仕舞ってあるナイフを一撫でして、突入に備える。
アイシェ・アルトゥウ:「それは────」 何かあったら、という言葉に一瞬言葉を詰まらせるが
アイシェ・アルトゥウ:「いえ、はい。了解しました」 小さく頷いて、他のメンバーに指示を出す。
GM:そして、衝撃────!
GM
GM:シーン終了
GM:ロイスの取得・変更が可能です。
オリアーナ:ロイス保留で以上で。
GM
GM:シーン4:VS.巨人の”レギオン”!
GM:シーンPCは玉依洸火、レヴェラー・スミス、オリアーナ・プラーナ
GM:シーンインをお願いします
玉依洸火:玉依洸火の侵蝕率を1D10(→ 8)増加(38 → 46)
オリアーナ:オリアーナの侵蝕率を1D10(→ 7)増加(35 → 42)
レヴェラー・スミス:レヴェラー・スミスの侵蝕率を1D10(→ 6)増加(48 → 54)
レヴェラー・スミス:ちょっとはマシだが…やっぱ高いな!
GM:皆5以上!
GM
GM:レヴェラー・スミス、また、オリアーナ・プラーナとその数人の部下が、”マリンスノー”スイート客車に辿りつくと
GM:戦闘が繰り広げられているのが目に入る。
GM:血の武器を扱い攻撃を仕掛ける”マスターレギオン”、そして傍らに少女を庇いながら戦う一人の青年だ。
GM:その戦闘は、互角───いや、青年は怪我を負っているのか、動きが鈍い。
GM:それでも”マスターエージェント”を相手に、驚異的な戦闘能力を見せていると言えるだろう。
玉依洸火:「ヒャァーハハハハハハハハハァ――!! 死に損ない相手に随分手こずってんじゃねェか、マスターエージェントォ!!」
玉依洸火:心臓から飛び出した牙のような構造体が次々と“マスターレギオン”の生み出す武器に切り裂かれていくが、そもそも物理的な破壊力を持ったものではない。
玉依洸火:血が相手の体に混じればそれでいいのだ。従者を通してそれを知っているであろう“マスターレギオン”に警戒させ、攻め手を躊躇させるだけの効果はある。
”マスターレギオン”:「そう言ってくれるな」
”マスターレギオン”:「ここは私の非力を嘆くより、君の超能力を褒めようか」
”マスターレギオン”:「だが───!」
GM:”マスターレギオン”の攻撃がさらに苛烈になり、そして、
GM:”マスターレギオン群体の王”は、自らの血から生み出した従者を戦力とする”マスターエージェント”だ。
GM:”マスターレギオン”と攻防を繰り広げる玉依洸火の背後に、ひっそりと”レギオン”が迫る……!
オリアーナ:「……目標確認。射撃用意」引き連れた部下に命じる。
オリアーナ:ナイフを抜き放ち、自らの手首を掻き切る。
GM:部下たちがオリアーナの前に出て、一糸乱れぬ動きでライフルを構える。
オリアーナ:溢れる血が滴り落ちる前に霧と化し、周囲に停滞する。
オリアーナ:「撃て」
GM:「Fire!」 オリアーナの言葉を合図に、引き金を引く
オリアーナ:霧を通り抜けた弾丸に血液がコーティングされ、目標に突き刺さると同時にそれが爆ぜる。
オリアーナ:物理的な爆発と、レネゲイド干渉作用によって、対オーヴァード戦闘において弾丸の威力を数倍に引き上げる支援行動だ。
”マスターレギオン”:「む……!」
玉依洸火:「あァ……? 何だ、てめェら……さっきの衝撃もてめェらか……?」
GM:”マルコ班”の攻撃により、迫っていた”レギオン”の数は大幅に減る。
オリアーナ:「我々はUGN、R災害対策班"マルコ"。貴君を支援する」
GM:しかし、まだ残っている。
玉依洸火:「チッ、外様の介入を許すたァ、情けねェ」自嘲しつつ
レヴェラー・スミス:海の如き《ワーディング》……車内は水のごとく蠢き、差し込む電光が歪む。
レヴェラー・スミス:「──ガボババボブッバボガボッバだからこそてめえらも探しておいたんだぜェ!!」
アリオン:「なんて?」
レヴェラー・スミス:「安曇アズミィ!!!」EE《ドクタードリトル》。
レヴェラー・スミス:適用中。
悪魔:「──ガアアアアアッ!!」海中を泳ぐが如く襲い掛かる蒼い影!
悪魔:名伏せ難き鱗に身を包んだ半魚人めいた悪魔が更に血を斬り裂き、車内を赤く染める!!
アリオン:「ヒューッ、良いね良いね」 黒曜石のアクセサリから、楽し気な声
レヴェラー・スミス:「手前らァ!どういう意図かは知らんがマスターレギオンは俺の獲物だァ!!!」
レヴェラー・スミス:「割り込みたきゃアポイントメントを取ってもらいてえなぁ!?」
レヴェラー・スミス:ざっ、ざっと足音荒く後続の扉から踏み入って来る、胡散臭いスーツの男!
玉依洸火:「本部のエリートの次は随分賑やかなお祭り野郎が来やがったな……」
”マスターレギオン”:「やれやれ、次から次へと……」
オリアーナ:「……利害は一致しているようだが、作戦行動の邪魔になるようなら知らないぞ」乱入者を横目に。
”マスターレギオン”:ぎゃりっ、と血の刀で洸火の攻撃を受け流し、一度距離を取る。
レヴェラー・スミス:「ハン、成程な!確かに利害は一致してるらしい」
レヴェラー・スミス:「詳しい話はまずこのクソマスターをぶちのめしてからでも良さそうだなぁ!ええ!?」
レヴェラー・スミス:ビキ ピキ
玉依洸火:「オイ、あのクソ野郎をブッ殺すのは構わねェが……」
悪魔:「ガボボバブン」ちょっと気まずそうにスミスの元へ泳いでいく。
玉依洸火:「保護対象がいる。それ踏まえて戦えよ。UGNなら言わずとも分かってんだろうが」
治癒の力を持つ少女:おずおずと洸火の足元から顔を出す。
玉依洸火:「それ無視したらてめェも討伐対象だ」
レヴェラー・スミス:「ハイハイOKOK、UGNねUGN。」ひらひら
レヴェラー・スミス:「最近できた建前でも人命優先する組織ほーか。俺としてもその方針はさんせーよ、ニヒ!」
レヴェラー・スミス:クルリ。「ボバアアバババ安曇!ボバ・フェットバビブ聞いたなアズミ!あのガキ巻き込むんじゃねえぞ!!」
悪魔:こくこくと頷いている。
オリアーナ:「……方針を確認したところで。畳みかけるぞ。このままだと横浜駅で大惨事だ」
”マスターレギオン”:「ふ、畳みかけるか」
”マスターレギオン”:「それはこちらのセリフだ」
”マスターレギオン”:「戦闘能力の高いUGNエージェント、鬱陶しい”悪魔使いデビルサマナー”、レネゲイド災害緊急対応班」
”マスターレギオン”:「今ここで、将来の禍根を纏めて断つことにしよう」
”マスターレギオン”:そう言うと、”マスターレギオン”は床に血の剣を突き刺す。
レヴェラー・スミス:「じょおおお等だよテメー!!今ここでテメーの血液全部OV用輸血剤に仕上げたるわクソが!!!」
レヴェラー・スミス:キレ散らかしている。
GM:すると、床が────いや、スイート客車自体が大きく揺れ、変形する!
GM:寝台列車”マリンスノー”、その客車が、そのまま上半身だけの、巨大な人型に────”レギオン”へと変貌する!
玉依洸火:「チッ――」咄嗟に攻撃に向かっていた意識を切り替え、少女を抱える。
治癒の力を持つ少女:「わ……!」
玉依洸火:「大人しくしてろ。痛い思いは嫌なんだろうが」
治癒の力を持つ少女:こくこくと頷く。
GM:オリアーナの部下たちが、射撃で攻撃を仕掛けるが、支援がない状態だとまるで通用していない。
レヴェラー・スミス:「おいさっきの!マルコとか言ったか!?」契約書を捲り直している。
レヴェラー・スミス:「俺が通用する悪魔ヤツラを呼び直す!そいつらにレギオン蹴散らした援護をさせろ!」
オリアーナ:「使わせてもらおう。そちらのエージェント。合わせて行けるか?」玉依さんにも声をかける。
悪魔:ぴょんぴょん砂とRウィルスを与えられ、再び飛び出してくる。
玉依洸火:「ハッ、上等ォ!」
オリアーナ:「では、行くぞ」
オリアーナ:両腕を突き出し、手首から血の霧を放出する。先ほどよりも多く、濃く。
オリアーナ:「纏わせるだけで効果はある。後は貴君らに任せる」
レヴェラー・スミス:「よおーし!アレ使ってまずは……手だな!」
GM:巨大な”レギオン”が、貴方たちを叩き潰すために、その両腕を振り上げる……!
レヴェラー・スミス:「ガボガボガボバァ!/それぞれ片手ずつだ!」「安曇!砂精共ッ!」
悪魔:「ヒャァッハハハハハ!!!」紅い血に高揚しつつ、赫鉄の砂塵だんまくで右手を撃ち砕く!
アリオン:「ありったけ持ってきな!」 アリオンも、自らのレネゲイドを分け与え、悪魔を強化している。
悪魔:「ゴバシャアアアアアッ!!!」血を纏いて紫色に霞み、勢いよく左手を貫く!
GM:両腕が吹き飛ばされ、”レギオン”のバランスが崩れる。
玉依洸火:「モルフェウス混じりか……? 単なる従者生成じゃなく物質変換まで交えるたァ大したもんだが……」
玉依洸火:先程まで戦場だった客車を変化させたとなれば、飛び散った洸火の致死量の血液が染み込んでいるということだ。
玉依洸火:体躯が違う。同じ苦痛ならば耐えられるという判断だったのだろうが――
玉依洸火:「驕りだったなァ――“マスターレギオン”!!」
玉依洸火:既に両腕に当たる部位は破壊されている。それだけのダメージ。
玉依洸火:それでも足りない。ならば、上乗せする。
玉依洸火:右手を心臓の傷口に突っ込んで、自ら心臓を取り出して、握り潰さん力で握りしめる。
玉依洸火:「たかり殺せェ!! 『胆喰蛆神丹塗腑たんじきうじがみにぬりのはらわた』ァ!!」
玉依洸火:雷鳴が轟く。
レヴェラー・スミス:「うわっ」「凄い事やってる……」素が出ている!
玉依洸火:それは天から降り注ぐのではない。洸火の心臓から発せられる雷。それに呼応するように、巨大なレギオン内部から輝きが迸り――
玉依洸火:炎上――建材と血を撒き散らして爆散する。
GM:爆散……!
GM:水の音と金属音を奏で、スイート客車だったものが地面へと落下していく
玉依洸火:「ご、ォ……が、げぶッ……」咳と共に血を吐く。
治癒の力を持つ少女:「ぁ……!」 洸火の元に、少女が駆け寄る
GM:そして……程なくして、”海のワーディング”も、怪物も消えていく……。
レヴェラー・スミス:「おおい大丈夫か!?せめてリザレクトできる圏内だよなァ!?」こちらもあわてて駆け寄る。
悪魔:水の領域も消えたのでぴちぴちしている。
玉依洸火:「油断……すんじゃねェ……! まだ本体が残ってんだろうが……!」口元の血を拭いながら
悪魔:治療キットを持ってついてくる。
GM:洸火が口元を拭いながら、周囲を見渡すと、しかしもうどこにも”マスターレギオン”の姿はない。
オリアーナ:「飛び降りたか……?」
玉依洸火:「クソが……」
レヴェラー・スミス:「だあああクッソ!!!また撒かれちまった!」じだんだー!
悪魔:「ゴボ……ゴボ……」ピチピチ撥ねる元気がなくなってきている
玉依洸火:「禍根を断つだの言っといて、初めから目眩ましかよ、タヌキが……」
レヴェラー・スミス:「ハイあんがとね安曇!帰っとけ帰っとけ!」パチンと指を弾き、仮初の体を塵へ返す。
オリアーナ:「ともかく、妙なワーディングは消えた。"原因"が持ち去られたかどうかは分からないが……」
オリアーナ:「後始末に入ろう。この騒動で生じたジャームを捕縛し、列車を停止させなければ」
玉依洸火:「バラけたところを潜伏した“レギオン”の野郎が狙ってくる可能性もある。注意しろよ」
悪魔:「ホホウ!?」びくびくしながら傷の手当てに入っている。(※治療中は銃を持てない為)
玉依洸火:「俺はまず支部長に連絡だな……クソ、みっともねェ報告させやがって……次は殺す……」
GM:では、そのような会話をしていると、オリアーナの通信機にアイシェからの連絡がある。
アイシェ・アルトゥウ:「隊長!」
アイシェ・アルトゥウ:「今の戦闘で、列車のブレーキが故障した模様!」
アイシェ・アルトゥウ:「停車が出来ません! このままでは────横浜駅に衝突します!」
レヴェラー・スミス:「…………」「Huh?」
レヴェラー・スミス:「エッ何。激突すんのこの列車?」
玉依洸火:「はァ……」溜め息を吐きながら頭をがしがしと掻く。
オリアーナ:「……列車内部の戦力と能力では……列車の緊急補修も、強制停止も難しそうね」
玉依洸火:少女の首根っこを掴んで抱え直す。「とりあえず衝撃に備える」
アリオン:「瓦礫に埋もれてまた暫く活動休止かあ」
オリアーナ:「包囲用に残してきた人員を使って、急いで駅内部の人払いを。こっちは……なんとか耐えるわ」
レヴェラー・スミス:「オオオオオイふざけんなテメエ等!!!今すぐ俺を安全に下ろせーッ!!!?」
悪魔:「ホホウホーウ!!!」必死に雇い主を押さえつけている。まだ車内こっちの方が安全なのだ!
オリアーナ:「わめいている暇があったら、さっさと後部車両まで移動して、頭部の保護でもしてなさい」
GM:揉める車内、列車はさらに加速していく────!
GM
GM:シーン終了
GM:ロイスの取得・変更が可能です。
オリアーナ:ロイスまだ保留で、以上で!
玉依洸火:ロイスはとりあえず保留!
レヴェラー・スミス:ロイスは俺も保留!
GM

シーン5:豪華寝台列車"マリンスノー"の最後

GM:シーンPÇは五代水月
GM:シーンインをお願いします
五代水月:五代水月の侵蝕率を1D10(→ 3)増加(39 → 42)
GM
GM:金曜の夜を迎えたばかりの横浜駅。
GM:本来であれば、週末の夜を楽しむたくさんの人々が集まっているはずのそこには、
GM:物々しい雰囲気を纏った者たちばかりだった。
GM:”マスターレギオン”、遺産”エレウシスの秘儀”が乗った豪華寝台列車"マリンスノー"。
GM:その運行を止め、”マスターレギオン”を捕える為に集まったUGNエージェント達だ。
GM:そんな横浜駅の、事務室で、あなたは支部長として、エージェント達に指示を出していた。
大賀輝生:「支部長! ”マリンスノー”の停車手配、エージェントの包囲・突入準備、できたっす!」
五代水月:「うん、ありがとう大賀くん。すまないね、現場指揮の手伝いまでさせちゃって」
五代水月:事務室の、決して上等とは言えない椅子に腰かけて。状況を表示しているタブレットから視線を上げる
大賀輝生:「いえいえ! 本当なら、列車に乗り込んで、洸火さんのサポートをしたかったところっすけどね!」
大賀輝生:「いやあ、案外あの人、もう”マスターレギオン”を倒しちゃったりしてるんじゃないかなあ」
五代水月:「はは、そりゃあ言い過ぎ……でもないな。不測の事態にでも陥ってなけりゃ、玉依くんなら十分にあり得る」
五代水月:「"マルコ"の面々も待機中だ。僕らは今は、どんと構えていればいい」
大賀輝生:「そうっすよね!」
大賀輝生:「まあ、まだ連絡も来てないし……」
大賀輝生:「列車が止まったら、俺が一番乗りで突っ込んでやっつけてくるっすよ!」
大賀輝生:どや顔
五代水月:「ああ、その時は頼むよ。なんせうちの支部で、列車の質量に真正面から突っ込んでいける面子なんて、大賀くんの他にいないんだ」
五代水月:実際。走行中の列車に突入するメンバーとして最後まで選択肢に残ったのは、玉依洸火と大賀輝生の2名だった
五代水月:閉所での戦闘技能に着目して、最終的には“トーチベアラー”に先行してもらうことになったわけだが──
五代水月:「……それにしたって、定時連絡を求めてるワケじゃあないが、そろそろ報せのひとつでもあっていい頃合いだ」
五代水月:「便りがないのは無事な証拠、とは言うけれど。少し心配ではなる」
GM:その様に話していると、”マリンスノー”の状況を観測していたエージェントから通信が入る。
GM:「緊急事態発生! ”マリンスノー”付近のレネゲイド反応が急増」
GM:「列車は、減速することなく最高速を維持!」
GM:「このままでは、直前のカーブで脱線転覆し、横浜駅に衝突します!」
五代水月:「なん……だと……」
五代水月:それとほぼ同時、作戦進行中のためかやや遅れた通知が手元に届く
五代水月:「"マルコ"が列車内に突入……プラーナくん自らか。となると──カメラだ!どこからでもいい、列車の全体が見えるのを映してくれ!」
GM:同時に、事務室に設置されたモニターの画面が、望遠カメラに切り替わる。
GM:客室の一部が原型をとどめていない状態で、車体を揺らしながらも高速で走り続ける列車が映し出される。
大賀輝生:「あわわわわ……!」
五代水月:「玉依くんたちがしくじったわけじゃないな、こりゃあ。まさに不測の事態ってやつだろう」
五代水月:作戦を託した男の、そして"マルコ"を率いる女傑の能力は疑っていない。そうなると、これは彼らでも手に余る事態である、というだけだ
五代水月:ならば──
五代水月:「大賀くん、悪いが予定を切り上げる。強制停車だ、僕も現場に出る」
五代水月:椅子の背中にひっかけていた上着を、ばさりと羽織る
大賀輝生:「は、はい!」
GM
GM:列車の衝突予想地点
大賀輝生:「よし……よし……!」 ぐっ、ぐっと屈伸をし、大きく息を吐く。
大賀輝生:「行ってくるっす!」
GM:そう言い残し、大賀輝生が、駅を飛び出していく。
大賀輝生:「うおおおおおお!」
大賀輝生:駆けだした少年の姿が、ぐんぐんと大きくなり────
大賀輝生:全長15mほどの巨大な獣────絶滅した史上最大級の哺乳類『メガテリウム』へと変身する。
GM:とはいえ、迫りくる列車は全長150mに及ぶ巨大な鉄の塊だ。
GM:いくら巨大な獣といえ、このままではあっけなく押しつぶされるのは想像に難くない。
五代水月:だがしかし、少年への指示に、予定からの変更はない。すなわち
五代水月:「大賀くん、正面から頼む!なあに、想定以上になっている分は──」
五代水月:「僕がなんとかするさ!」
五代水月:突撃する鉄塊を、真正面から受け止めろと。自殺同然の命令を口にする
大賀輝生:「がああ!」 その言葉に、頷くように大きく声をあげ、構える
五代水月:──揺れる線路の向こう。もはや列車としての用を為さないであろう物体が、減速するどころか速度を増しながら近づいてくる
五代水月:衝突まで猶予は数秒。その貴重な時間にも男は指先ひとつ動かさず、焦りも見せず──
五代水月:そして、先頭車両が獣と接するまさにその瞬間に、それは起こった
五代水月:衝突によって生じる衝撃。それはすなわち、運動エネルギーの発露であり──そこには必ず、熱が生じる
五代水月:その熱が、悉く蒸発してうばわれてゆく。獣を破壊するために費やされるはずだった熱量エネルギーが失われ、それを補填するための熱量もまた同じ
五代水月:「……いやあ、この大きさだとさすがにキツい!だが──」
五代水月:「削れるだけ削った!頼むよ、大賀くん!」
五代水月:結果、暴走列車マリンスノーは凍りつきながら減速してゆく。それでも、コントロールを外れた危険な物体であることに変わりはないが
五代水月:それを抑える手立てはもう、その前に立ちふさがっている
大賀輝生:「ううがああああう!!!」 雄叫びと共に突進。
大賀輝生:ギャリギャリと生まれる氷を削りながら突き進む車体に、思い切りぶつかり
大賀輝生:さらに両腕で、横から押さえつける。
大賀輝生:「がああああああああ!!」
GM:ズザザザザ!と、大きく押し流されながら、ゆっくりと、列車の速度が0に近づいていき……
GM:やがて、止まる。
大賀輝生:「がううう……」
大賀輝生:押さえつけていた両手を離し、変身を解きながらゆっくりと膝を着く。
五代水月:「……よし、バッチリだ大賀くん。無茶をさせてすまなかった」
五代水月:「よく、やってくれた。……これはこれで大事だけど、横浜駅はなんとか明日も営業できそうだよ」
五代水月:冗談めかした軽口で部下を労いながら、携帯端末を取り出す
五代水月:連絡先として表示されるのは、レネゲイド災害緊急対応班"マルコ"隊長、オリアーナ・プラーナ
五代水月:本来、指揮下にはない人物だ。状況を尋ねるなら玉依洸火に連絡するのが筋なのだが──
五代水月:「(玉依くん、ノってくると割と勢いで話すことがあるからなあ……)」
五代水月:……まあそういうわけで、誰よりも冷静に物事を見ているであろう人物から話を聞こう、と思い立ったわけだが
五代水月:「……なる、ほど?」 通話の時間が過ぎるに従い、声に困惑の色が濃くなって……
五代水月:「分かった。ありがとうプラーナくん。玉依くんと……その女の子、そして後ろで騒いでいる男も一緒に、支部に戻ってくれ」
五代水月:「大丈夫、そいつの声には聞き覚えがある。……ああ、それじゃあ頼むよ」
五代水月:通話を終えてから、ため息一つ。その顔は、どこか楽しそうではあった
五代水月:「……お疲れのところ悪いけれど、どうやら」
五代水月:「僕らの仕事はこれからのようだよ、大賀くん」
大賀輝生:「あはは、了解っす……」 疲れた様子の少年が、力なく笑う
GM:こうして、豪華寝台列車"マリンスノー"は最後を迎え─────
GM:そして、遺産”エレウシスの秘儀”を巡る物語は、始まる。
GM
GM:シーン終了
GM:ロイスの取得・変更が可能です。
五代水月:うぬぬ、悩む……ここは保留で!シナリオロイスは“エレウシスの秘儀”に「好奇心/■厭気」で取得しておきます

シーン6:神奈川近郊MM地区支部にて

GM:シーンPCは五代水月。他PÇも全員登場をお願いします
GM:シーンインをお願いします
五代水月:五代水月の侵蝕率を1D10(→ 10)増加(42 → 52)
玉依洸火:玉依洸火の侵蝕率を1D10(→ 5)増加(46 → 51)
オリアーナ:オリアーナの侵蝕率を1D10(→ 10)増加(42 → 52)
レヴェラー・スミス:レヴェラー・スミスの侵蝕率を1D10(→ 6)増加(54 → 60)
レヴェラー・スミス:ギャヒ!(ボーナス到達)
GM
GM:MM地区支部会議室────
アイシェ・アルトゥウ:「改めて────私はレネゲイド災害緊急対応班”マルコ”副隊長」
アイシェ・アルトゥウ:「アイシェ・アルトゥウと申します」 アイシェがあなたたちにペコリと頭を下げる。
アイシェ・アルトゥウ:「僭越ながら隊長、私の方から状況の説明をさせていただいても?」
オリアーナ:「えぇ。お願い」
オリアーナ:「現場に踏み込んでいた私より、俯瞰していた貴女の方が説明がしやすいこともあるでしょうし」
五代水月:「ああ、ではまず状況の整理を頼む。それぞれの紹介はその後で、だ」
レヴェラー・スミス:「フン……」すっぱー。/灰皿の吸い殻が増えている。
玉依洸火:「……」ポケットに手を入れ、足を広げてふんぞり返って椅子に座っている。眼光は鋭い。
アイシェ・アルトゥウ:「ハッ────」 そう言い、会議室のスクリーンに資料を映し出す。
アイシェ・アルトゥウ:「まず、発端は今回の"エレウシスの秘儀"奪還作戦にあります」
アイシェ・アルトゥウ:「世界中でレネゲイド災害を引き起こす遺産”エレウシスの秘儀”」
アイシェ・アルトゥウ:「それが”マスターレギオン”により移送されるという情報を突き止めたUGNは────」
アイシェ・アルトゥウ:「MM地区支部、および”マルコ”の連携により”マリンスノー”を強制停車、強襲」
アイシェ・アルトゥウ:「”エレウシスの秘儀”を確保する作戦を取りました」
アイシェ・アルトゥウ:「そこで先んじて”マリンスノー”に侵入した、”トーチベアラー”」
アイシェ・アルトゥウ:「あなたは、一人の少女を発見した」
玉依洸火:「ああ、詳しい事情まで確認する時間はなかったがな」
玉依洸火:「改めて確認するにしても、医務室での検査が終わってからだろうな」
五代水月:「本来なら、作戦目標──"マスターレギオン"以外に手を伸ばす余裕なんてあるのか、と叱責すべきかもしれないけれど」
五代水月:「よくやってくれた、玉依くん。救える命を出来る限り救うのも、エージェントの仕事のうち、というわけだ。少なくとも僕の査定では、ね」
五代水月:それにまあ、と一言置いて
五代水月:「……結果的に、その子がいたおかげで、君の命も救われた」
玉依洸火:「マジで結果論だがな……」
アイシェ・アルトゥウ:「その後……我々の方では”海”の様なワーディングを観測」
アイシェ・アルトゥウ:「このワーディングは”マスターレギオン”から発生されたと聞いています」 洸火に視線を向け
アイシェ・アルトゥウ:「同ワーディング内からは”馬面の鯨”の様な怪物が現れ」
アイシェ・アルトゥウ:「さらに、それに襲われた一般人がオーヴァード化、ジャーム化していることを確認しています」
アイシェ・アルトゥウ:「我々レネゲイド災害緊急対応班は、当事象をレネゲイド災害と判断し、即時介入を行いました」
アイシェ・アルトゥウ:「隊長と、”トーチベアラー”、それから居合わせた”孤買屋”により”マスターレギオン”を撃退」
アイシェ・アルトゥウ:「暴走した”マリンスノー”も、MM地区支部の活躍により、食い止めることが出来ました」
五代水月:「これも結果論と言えば結果論だが……いてくれて助かったよ、スミス。何を買い取りに来たのかは知らないが、誰に用事があったかは……」
五代水月:「聞くまでもない、か?」
レヴェラー・スミス:「ニヒ!外部協力者扱いにしちゃ、中々不遠慮じゃねえか?五代」
レヴェラー・スミス:「結果的にお前らより先駆けた形になったようだが……俺も”マリンスノー”あそこにゃ商談に来てたんだよ」
レヴェラー・スミス:「レギオン野郎が聞く耳なしで決裂しちまったけど。これで六回目だ」ぶっふー、と紫煙を吹く。
アイシェ・アルトゥウ:「……と、ここまでが前提・・・・・・・となります」
アイシェ・アルトゥウ:「ここまでが、昨晩の出来事であり────」
アイシェ・アルトゥウ:「五代支部長殿はご存知かと思いますが」
アイシェ・アルトゥウ:「本日未明、先の事件直後から、横浜市内で”エレウシスの秘儀”が原因と思われる事件が発生しております」
アイシェ・アルトゥウ:「人々の生命力枯渇と、オーヴァードへの覚醒とジャーム化」
アイシェ・アルトゥウ:「”マリンスノー”から去った”マスターレギオン”が行ったもので間違いないでしょう」
アイシェ・アルトゥウ:「そして……対応に向かった周辺のUGN支部は……全滅したとの報告を受けています」
玉依洸火:「フン……“マスターレギオン”の撃退に、暴走した“マリンスノー”の食い止め」
玉依洸火:「そう言えば聞こえはいいが、結果は『レネゲイド災害を引き起こせるクソ野郎が逃げ出した』だ」
玉依洸火:(そして、その責任は俺にある。他の連中は自分の仕事を果たした)
レヴェラー・スミス:「あのクソカスが……」悪魔もぼやく有様だ。
玉依洸火:「このままデカイ顔はさせねえ」
五代水月:「ああ、そうなる。……なのでまあ、僕らとしちゃあ最後まで追いかけなきゃならない」
五代水月:「よって玉依くんにはこのまま追撃任務への従事を。"マルコ"とその隊長であるプラーナくんにはこのまま引き続いての協力依頼を。そして──」
五代水月:「"外部協力者"を雇い入れたい、というのがこの集いの趣旨のひとつ、というわけだ」
五代水月:最後の言葉は、スミスさんへの視線と共に
レヴェラー・スミス:「なるほどね?」愉し気に煙草を吸っている。
オリアーナ:「……こと、R災害が起こってしまった以上。"我々が協力する"のではなく、"我々に協力してもらう"ことになるけど」
オリアーナ:「協力者の意見は聞き届けましょう」
玉依洸火:「俺は止められようが出るつもりだった。他の方針はあんたに任せる」支部長に
GM:レネゲイド災害に関することの場合、レネゲイド災害緊急対応班隊長の権限は、日本支部長をも超えるものになる。
レヴェラー・スミス:「業務提携自体はやぶさかじゃねえが……このレヴェラー・スミスをわざわざふん捕まえるんだ」
レヴェラー・スミス:「エレウシスは俺も狙ってる不甲斐無けりゃあオレが獲る。こっちが確保した後の商談アポは改めて取ってもらうぜ?」
五代水月:「抜け目ないな。だからこそ、無償で手伝う、と言い出すよりよほど信用できる」
五代水月:「条件は追々詰めよう。……ああ、すまないアルトゥウくん。話の途中で商談を挟んでしまったかな」
アイシェ・アルトゥウ:「いえ、構いません。こちらで把握している現状としては以上となります」
アイシェ・アルトゥウ:「あとは、”マリンスノー”で発見された少女についても確認が必要かとは思いますが……」
レヴェラー・スミス:「ああ、玉依についてたあのガキだよな?」改めて思い返す。
五代水月:「今は休んでもらっているよ。ただまあ、見つかった場所が場所だ。最低限の検査はさせてもらってる」
玉依洸火:「付属品みてェに言うんじゃねェよ……保護だ保護」
五代水月:「うちの若い子……ああ、"マリンスノー"を止めた立役者なんだけどね。その子に、検査とかそのあたりの手配は任せたんだけど──」
レヴェラー・スミス:「UGNそっちがあと10年同じこと言えたら信じてやっていいぜ。ニヒ!」
GM:といったあたりで、件の立役者が入室してくる。
大賀輝生:「失礼しますッス!」 ちょっと緊張した様子で入ってくる
大賀輝生:「ええと、例の女の子の調査の件で……もう少し時間がかかるから伝えて来いって言われて!」
大賀輝生:「一応、わかった事としては……あの子、人間じゃなくてレネゲイドビーイングらしいっす」
大賀輝生:「あと……」
大賀輝生:「これまで、「自分は道具として扱われてきた」って……あの子、一般常識とかも名前とかもわからないらしいっす」
大賀輝生:「”マスターレギオン”……なんてひどい奴!」 怒りをあらわにしている
五代水月:「……そうか。ご苦労様、大賀くん。よく伝えてくれた」
玉依洸火:「……」ただでさえ険しい表情が渋面を作る。
レヴェラー・スミス:「少年兵以下か」「…ケッ!いよいよレギオンアイツクソ獣ジャームになりてえらしい」
レヴェラー・スミス:ぷっ/灰皿に吸い殻を吐き捨てる。
オリアーナ:「……保護と警備を厳重に。あの"マスターレギオン"が連れていたのだから、必ず意味があるはず」
オリアーナ:「取返しに襲撃してくることも予想されるのだから、くれぐれも注意すること」
アイシェ・アルトゥウ:「警備に関しては我々も協力しましょう。部下を数人、支部近辺に常駐させます」 部下に連絡をしつつ
五代水月:「助かる。"マルコ"の隊員なら警備としちゃ頼もしすぎるくらいだ」
レヴェラー・スミス:「防具の工面は付けてやる。俺から出す人員ツテは要交渉だ」
レヴェラー・スミス:「勿論。別途出費貸し扱いで頼むぜ?」
玉依洸火:「俺も警備に入る。今のところ“マスターレギオン”の野郎の居所も分からねェ以上、他に俺が有用な場面もねェだろ」
玉依洸火:効率を求めるのであれば。
玉依洸火:時間を稼ぎ、戦力を整えた後に、あの少女を『餌』にして“マスターレギオン”を誘き寄せるという手もある。
玉依洸火:無論、この支部では絶対に採用されることのない作戦だ。だが、今回は部外者もいる。
玉依洸火:そんな提案が誰からも上がらなかったことに安堵している自分に、僅かな戸惑いを抱いていた。
五代水月:「……ああ、そうだ、玉依くん」
五代水月:部下のそんな気持ちを汲んで──というわけではないのかもしれない。いいことを思いついた、と聞こえるような声で名を呼ぶ
玉依洸火:「んだよ、五代さん」
五代水月:「あの子の警備だけどね。君に警備責任者に就いてもらいたい」
五代水月:「プラーナくんは"マルコ"の指揮。僕は支部全体の取りまとめ。スミスは……お世辞にもそういうのを任せられる感じじゃない。何より」
五代水月:「話を聞く限り、あの子は君に一番懐きそうに思える。あとはそうだな、助けられた借りを、思う存分返すチャンスだぞ」
レヴェラー・スミス:(よく解ってらっしゃる)鼻を鳴らす。
玉依洸火:「あ? 現状他にやれることもねェからやるとは言ったが、守りは本来俺向けじゃねェだろ。大賀辺りのがまだ――チッ」
玉依洸火:「あんたのそういう判断基準には、未だに慣れねェ」
五代水月:「これでも支部長で社長だぜ?上の方針には慣れてもらわなきゃ」 カラカラと笑いながら
玉依洸火:「ケッ……了解しましたよ」
アイシェ・アルトゥウ:「”マスターレギオン”については、現在の居場所は不明」
アイシェ・アルトゥウ:「わかっていても、対応した支部が全滅している以上、下手に仕掛けるのは危険でしょう」
アイシェ・アルトゥウ:「暫くは少女の保護と、情報収集に専念する形で問題ないでしょうか」
玉依洸火:「全体方針は、妥当なところだな」
オリアーナ:「えぇ。……結果的にこの地に禍が広がったのは、我々の落ち度」
オリアーナ:「なかったことには決してならない。……それだけに、後始末はきっちりとさせてもらう」
五代水月:「ああ、それでいこう。幸い、"マルコ"が合流してくれたおかげで、こっちの支部は混乱の収拾に人員を割ける」
五代水月:「その間に、こちらの商談も進めておこう。それでいいか、スミス?」
レヴェラー・スミス:「ニヒ!こっちもそれで構わねえよ。」新しい煙草に火を点ける
レヴェラー・スミス:「あんまし時間かけるようだったら……久々に新規開拓でもするかもって位だな?」
GM:そうして、会議は終わり、情報収集が始まる────
GM
GM:シーン終了
GM:ロイスの取得・変更、購入判定が可能です。
玉依洸火:五代水月 ○信頼/食傷
五代水月:ロイスは滅茶苦茶悩みつつ、やはりここは……保留で……!
レヴェラー・スミス:ロイスか。んじゃココ代表の五代に取るわ(ぶっはー。)
オリアーナ:ロイスちょっと保留……!
玉依洸火:購入は高性能治療キット!
玉依洸火:1dx+1>=9
DoubleCross : (1DX10+1>=9) → 1[1]+1 → 0 (ファンブル) → 失敗

レヴェラー・スミス:〈ケッ!歳食っても抜け目ねえでやんの!〉五代水月:○有為/脅威 で取得!
玉依洸火:ウワアアアア
GM:ファンブル草
レヴェラー・スミス:最悪俺のもあるぜ(初期持ち込み済み)
五代水月:自分も高性能医療キット狙い…!
五代水月:1dx+3>=9
DoubleCross : (1DX10+3>=9) → 7[7]+3 → 10 → 成功

五代水月:ヤッター 自分用に持っておきます
レヴェラー・スミス:俺はどうすっかな。なんか欲しいのあったら取りに行ってやるぞ(傲慢)
オリアーナ:こっちも高性能治療キットかな
オリアーナ:3dx+1>=9
DoubleCross : (3DX10+1>=9) → 9[2,6,9]+1 → 10 → 成功

オリアーナ:所持して終わり!
五代水月:自分が必要なものは……特にないかな……!
レヴェラー・スミス:んじゃ照準器でも仕入れに行くか……(セルフ用)
GM:がんばえー
レヴェラー・スミス:3dx+4>=15 オラッ!侵蝕ボーナス込み!
DoubleCross : (3DX10+4>=15) → 10[6,9,10]+3[3]+4 → 17 → 成功

GM:普通に成功しとる
レヴェラー・スミス:ニヒ!これが俺の販路形成よ!
レヴェラー・スミス:手持ちのラピッドファイアに付けて以上だ!
GM

シーン7:少女、公園へ行く

GM:シーンPÇは玉依洸火。他PÇ登場不可
GM:シーンインをお願いします
玉依洸火:玉依洸火の侵蝕率を1D10(→ 5)増加(51 → 56)
GM
GM:まず情報判定からするか
GM:現在の情報項目は下記
■情報項目①
▼治癒の力を持つ少女 情報:UGN6
▼“エレウシスの秘儀”① 情報:UGN8 知識:レネゲイド6 手に入る情報は同じ
▼“マスターレギオン” 情報:UGN10 情報:裏社会8 手に入る情報は同じ
玉依洸火:情報弱っちいし、シナリオロイスなので治癒の力をもつ少女に行きます
玉依洸火:コネ使用して……
玉依洸火:3dx+2>=6
DoubleCross : (3DX10+2>=6) → 9[1,4,9]+2 → 11 → 成功

GM:成功してる!
GM:では、前回のシーンの翌日
GM:少女の警備責任者になったあなたには下記の情報が与えられる
▼治癒の力を持つ少女 情報:UGN6
“マスターレギオン”ヴァシリオス・ガウラスに暴行されていた少女。
レネゲイドビーイングであることが確認されたが、オリジンは不明。
玉依洸火にした様に傷を癒す能力があるが、発動には本人の強い感情が必要らしい。
その能力から数々の権力者の手に渡っては手酷く暴行を受けていたようだ。
道具としてしか扱われていなかった様で名前が無い。
生まれてからずっと部屋に閉じ込められていたため、感情が希薄で常識を知らない。
GM:これ前のシーンで話したのと大差ないな
GM:というわけで、RPしていきましょう!
GM
GM:会議の翌日────
GM:少女に与えられた部屋に、あなたはいた。
GM:少女は、ずっと窓の外を眺めている。
玉依洸火:「……一応昨日説明は受けたとは思うが」
玉依洸火:「何か要望があれば言え。衣食住以外にも、ある程度は融通が利く」
治癒の力を持つ少女:「……」 少女はあなたの方に視線を向け、再度窓を向き
治癒の力を持つ少女:「あそこは……何?」 と窓の外の公園を指さす
玉依洸火:「……公園だ。地域の人間が自由に使える広場」
玉依洸火:この程度の一般常識すら持っていないということを改めて目の当たりにして、僅かに口調に苛立ちが混ざる。
治癒の力を持つ少女:「公園……公園……」 そわそわとした様子で呟いている
玉依洸火:「別に余所者が使っちゃいけねェってこともねェがな」
玉依洸火:「気になるなら行くか」
玉依洸火:気付けばそんな言葉が口を突いて出た。
治癒の力を持つ少女:「行って……いいの?」
玉依洸火:警備の側面から考えれば、外に出すのはリスクでしかない。
玉依洸火:「……オーヴァードってのは精神面がコンディションに直で反映する。レネゲイドビーイングなら尚更だ」
玉依洸火:「“マリンスノー”では“マスターレギオン”がお前を暴行して力を引き出していたような節がある」
玉依洸火:「お前に精神的な負荷を与えることが“マスターレギオン”にとって有用なやり方である可能性が高い」
玉依洸火:「なら逆のことをするのは俺達にとって有用だと考えられる」
玉依洸火:「……それだけだ」
治癒の力を持つ少女:「そう……なの?」
玉依洸火:後から付け足した理屈だ。
治癒の力を持つ少女:「じゃあ、行ってみたい……」
玉依洸火:「ああ。つってもいつ狙われるか分からねェ。俺が付き添う。いいな?」
治癒の力を持つ少女:「うん……」
治癒の力を持つ少女:そう言って、少女はフラフラと扉に向かって歩き始める
玉依洸火:「ああクソ……オイ待て、フラフラ危なっかしい奴だなァ……!」
玉依洸火:苛立つように言って、少女の手を取って並んで歩く。
GM:2人は公園へと向かう。
GM
GM:2人が公園につくと、治癒の力を持つ少女は、様々なものに興味を示す。
治癒の力を持つ少女:「あれ、何……?」 ブランコを指さす
玉依洸火:「前に進むことも後ろに進むこともなく、同じ場所をブラブラ往復し続ける遊具だ」
治癒の力を持つ少女:「遊具……?」
玉依洸火:「遊ぶ道具ってことだよ」
治癒の力を持つ少女:「遊ぶ……」 不思議そうな表情で呟く
GM:終始そのような様子だ。
玉依洸火:この少女を見ていると、苛立ちが収まらない。
玉依洸火:彼女自体に苛立っている訳ではない。“マスターレギオン”のことを思い出すから、というのもあるがそれは主な理由ではない。
玉依洸火:同じ年頃の子供が知っているような遊びも、楽しみも何も知らない、踏み付けられて育った子供。
玉依洸火:(クソ……何を重ねてやがる)
GM:そうして一通り、確認を重ねて、少女はやがて、公園の一角にある花壇の脇に座り込む。
治癒の力を持つ少女:「これは?」 と、花を指さす。それがネモフィラという花であることは、知っていてもいい
玉依洸火:「花」
治癒の力を持つ少女:「花」
治癒の力を持つ少女:少女は洸火に視線を向けた後、改めて花をじっと見つめる
治癒の力を持つ少女:「花は……何の道具?」
玉依洸火:「道具じゃねェよ。花は花だ。ただそこに咲いてるだけだ」
玉依洸火:「まァ、ここに植えた奴は景観がどうだの考えてそうだが。んなもん、当の花からすりゃ関係ねェだろ」
治癒の力を持つ少女:「そう……」
治癒の力を持つ少女:「花は……綺麗で、でもただそれだけで・・・・・・・、この世界にいられるんだね」
治癒の力を持つ少女:少女は花をじっと見つめながら、小さくそう呟く。
玉依洸火:「それは違ェよ」
玉依洸火:「枯れる花もある。ただ綺麗つっても、花がこの形になるまで長い進化の過程がある」
玉依洸火:「人間が手を加えてるもんもある。こうやって植えられてんのは大体そうなんじゃねェか?」
玉依洸火:「ただ生きるってのは、大変なもんだと俺は思うがな」
治癒の力を持つ少女:「そう……なんだ」
治癒の力を持つ少女:よくわからなさそうに言う。
玉依洸火:「お前は……」
玉依洸火:「あのブランコと花、どっちが好きだ?」
治癒の力を持つ少女:「え……?」
玉依洸火:「……分かんなきゃ別にいいよ」
治癒の力を持つ少女:洸火の言葉に小さく頷く
治癒の力を持つ少女:「うん……わかんない」
治癒の力を持つ少女:とは言うものの、少女は明らかにブランコよりも花を見つめている。
治癒の力を持つ少女:何か感じるものがあるのは事実だろう。
玉依洸火:「分かるようになったら」
玉依洸火:「好きなようにすればいいさ」
治癒の力を持つ少女:「……?」
治癒の力を持つ少女:「……わかった」 不思議そうに言いながら、頷く
GM:そうして暫く、公園で過ごし
GM:そろそろ帰らねばならないという時間になって、少女は口を開いた。
治癒の力を持つ少女:「洸火、は好きなものはあるの?」
玉依洸火:「……」
玉依洸火:普段なら、そんなことを聞かれれば間を置かず、戦いだとか、クソ野郎をぶちのめすことだとか、そんな答えを返していた。
玉依洸火:「さァな……嫌いなもんなら、いくらでもあるんだがな……」
治癒の力を持つ少女:「そう、じゃあ……」
治癒の力を持つ少女:「洸火も、好きなものがわかったら、教えてほしい」
玉依洸火:「ハッ」思わず笑みが零れた。
玉依洸火:「分かったらな」雑に頭を撫でる。
治癒の力を持つ少女:「んぅ」 ぐしゃ、と頭を撫でられる
玉依洸火:「そろそろ帰んぞ――」
玉依洸火:呼びかけようとして、少女に名前がないことを思い出す。
玉依洸火:「お前のこと、何て呼べばいい?」
玉依洸火:間抜けな質問だ。今更過ぎる。
治癒の力を持つ少女:「え?」
治癒の力を持つ少女:「……わからない」 困ったように言う
治癒の力を持つ少女:「ええと……呼びやすいように、呼んでくれれば……」
玉依洸火:「それじゃあお前とかになっちまうだろ」
玉依洸火:しかし、彼女に自分で名前を考えろと言って、出てくるとも思えない。
玉依洸火:「……ちょっと待ってろ」
玉依洸火:スマートフォンを取り出して、何やら検索する。
治癒の力を持つ少女:「??」
玉依洸火:「……日本語と英語どっちがいい」
治癒の力を持つ少女:「?????」
治癒の力を持つ少女:「ど、どっちでも……?」
玉依洸火:「……まァそうなるか」
玉依洸火:「瑠璃とネモフィラならどっちがいい」
玉依洸火:先程の花の名前だ。ネモフィラ、和名は瑠璃唐草。
治癒の力を持つ少女:「え、ええと……呼びやすそうだから……ルリ、で?」
玉依洸火:「じゃァ、帰んぞ瑠璃」
瑠璃:「う、うん……」
瑠璃:「……あ、ありがとう……?」 少女は戸惑ったようにそう言い
瑠璃:「あ」 思い出したように、手帳とペンを取り出す。
瑠璃:少女が求め、支部から支給されたものだ
瑠璃:そこに、「るり」と書き込む。
GM:少女は暫くそれを見つめ、洸火に着いて帰っていく────
GM
GM:シーン終了
GM:ロイスの取得・変更、購入判定が可能です。
玉依洸火:少女のロイスの名前を瑠璃に変更したいです!
GM:しな!
玉依洸火:しました!
玉依洸火:購入は高性能治療キット
玉依洸火:1dx+1>=9
DoubleCross : (1DX10+1>=9) → 4[4]+1 → 5 → 失敗

玉依洸火:駄目です
玉依洸火:買い物が……下手!
GM

シーン8:少女の問い「力の意味」

GM:シーンPÇはオリアーナ・プラーナ。他PÇは登場不可
GM:シーンインをお願いします
オリアーナ:オリアーナの侵蝕率を1D10(→ 3)増加(52 → 55)
GM
GM:では先と同じく情報判定から!
■情報項目①
▼“エレウシスの秘儀”① 情報:UGN8 知識:レネゲイド6 手に入る情報は同じ
▼“マスターレギオン” 情報:UGN10 情報:裏社会8 手に入る情報は同じ
オリアーナ:……では、エレウシスの秘儀①で行きましょう。
オリアーナ:コネ使って判定。
オリアーナ:5dx+1>=8 情報:UGN
DoubleCross : (5DX10+1>=8) → 10[4,4,4,8,10]+7[7]+1 → 18 → 成功

GM:すげえ
GM:内容は下記!
▼“エレウシスの秘儀”① 情報:UGN8 知識:レネゲイド6 手に入る情報は同じ
語源は古代に行われていた死と再生の儀式。
レネゲイド災害を起こしている原因。ワーディング内の生物の生命力を吸収し、自らの物とする特性を持つと予測されている。
まるで海の中の様なワーディングが張られ、その中に半透明な『四肢を持つ馬面の鯨』が現れる。
鯨に食われたものはその生命力を奪われるようで、その結果として強制的にオーヴァードへ覚醒、ジャーム化する。
状況から“マスターレギオン”が所持していると推測されている。
システム的にはEロイス『虐殺機関』及び『不滅の妄執』として処理する。
GM
GM:少女が名前を得た翌日────
GM:オリアーナ・プラーナの行っていた調査の一つが身を結び、支部内を歩いている時のこと
GM:開いた窓の近くに瑠璃が座り込んでいるのが見える。
GM:少女に近づくと、その手の中に怪我をした小鳥がいることも見えるだろう。
オリアーナ:足音を殺して近づいていく。……意識的なものではなく、無意識の産物だ。
オリアーナ:上から覗き込むように。少女の背後で、足を止める。
瑠璃:瑠璃は、それに気がついた様子はない。
瑠璃:「……大丈夫。あなたはまた、空を飛べる」
瑠璃:そう呟くと、瑠璃の掌が淡く、蒼く輝き、小鳥を包む。
GM:血に濡れた小鳥。その傷ついた羽が治り、空いた窓からパタパタと飛び去っていく。
GM:オリアーナさんの侵蝕率を+1してください。
オリアーナ:オリアーナの侵蝕率を1増加(55 → 56)
瑠璃:少女は鳥が去っていくのを見つめている。
オリアーナ:「……君は」声をかける。
瑠璃:あなたに気がついていなかったため、びくりと震える。
オリアーナ:「……怯えなくていい。責めるつもりは……ないな」
オリアーナ:「侵蝕率の上昇がコンディションに与える影響は小さくない。能力の乱用は控えるべきだ、とも言いたいが……」
オリアーナ:結局説教をしているのだが、それはそれとして、
オリアーナ:「……君が、傷ついている者を見過ごせない人物だとわかったのは、それを補って余りあるほど良い事だと……私は思うよ」
瑠璃:「それは……」
瑠璃:少し考え
瑠璃:「……ううん、ありがとう、ございます……?」
瑠璃:「……私には、それしかできないから……」
オリアーナ:「それしかできない、か」
オリアーナ:「君がそれを『したい』のか。それともそれしか『できない』のか。そこには天地の差がある」
オリアーナ:「さらに言えば、それが『できる』ことと、それを『する』ことの間にも、同じくだ」
オリアーナ:「君は、救うか見捨てるかの選択を迫られたときに、救うことを選べた」
オリアーナ:「それは尊いことだよ」
瑠璃:「自分で、選んだ……」
瑠璃:「……見ていられなかったから」
瑠璃:それでも、選んだ。ということか。
瑠璃:暫く、自分の行動について考え
瑠璃:「ええと……オリアーナ、さん?……は」
瑠璃:「私には誰かを癒す力があって……」
瑠璃:「不老不死を与えたり・・・・・・・・・────」
瑠璃:「死んだ人を生き返らせる・・・・・・・・・・・こともできる」
瑠璃:「……オリアーナさん、は」 どこか、不安そうに
瑠璃:「私の力を使いたいと思う……?」 問いかける
オリアーナ:「……」しばし、押し黙る。
オリアーナ:「……個人的な感情で言えば、会いたいな。だが」
オリアーナ:「あのひとは。もう私に、途方もないものを置いて、逝ったんだ」
オリアーナ:「……それに、不老不死も、死者蘇生も。一人が求めれば、その後に続く者に際限はない」
オリアーナ:「世界の全てが不老不死になって、世界中の死人が蘇るまで、君は磨り潰され続けるだろう」
オリアーナ:「そしてそれは、世界にとって災害と言って差し支えない」
オリアーナ:「"マルコ"の隊長として。一時の君の保護観察者として。オリアーナ・プラーナ個人として」
オリアーナ:「使いたいとは、思わない」
オリアーナ:そして、くしゃりと瑠璃の頭を撫で、
オリアーナ:「……もし君が、本当にそれができるんだとしても、だけどね」ぎこちなく、やわらかく笑い。
瑠璃:「んぅ……」 撫でられる
瑠璃:「……でも、私はその力を求められて……」
瑠璃:「実際にその力があって……」
瑠璃:「でも、それが災害になるのだとしたら……」
瑠璃:「私の、力の意味は……?」
オリアーナ:「……酷な話になるがね」
オリアーナ:「君が決めるんだ。"マスターレギオンの所有物"ではなくなった、"瑠璃"が」
オリアーナ:「君が世界災害になるというのなら、勿論"マルコ"は……私は、君を止めるが」
オリアーナ:「君が悩み、それでも生きていくのを阻む権利は、私にだって無い」
瑠璃:「そ、う……力の意味は、自分で決める……」
瑠璃:そう呟き、考え込む。
オリアーナ:「……君の力は、しばらく周りには黙っておく。だから、よく考えるといい」
オリアーナ:「君が瑠璃として生きたいのなら、今度こそ。あらゆる敵から君を守る。それがUGNで、それが私に託された責務だから」
瑠璃:「うん……」
GM:瑠璃は考えながら、言葉を手帳に書き込んでいる。
GM:その姿を後目に、あなたは得た情報を纏めに、また追加の調査の為、その場を離れた。
GM
GM:シーン終了
GM:ロイスの取得・変更、購入判定が可能です。
オリアーナ:瑠璃/○庇護/脅威 でロイス取得。
オリアーナ:調達は……今回は見送りで!
GM

シーン9:少女の問い「居場所」

GM:シーンPÇは五代水月。他PÇは登場不可
GM:シーンインをお願いします
五代水月:五代水月の侵蝕率を1D10(→ 2)増加(52 → 54)
GM
GM:では、まず情報収集!
五代水月:はーい!残る項目は1つ!
■情報項目①
▼“マスターレギオン” 情報:UGN10 情報:裏社会8 手に入る情報は同じ
五代水月:マイナーで《アクティベイト》、HPを9点消費
五代水月:コネ:UGNを使って情報:UGNで判定!
五代水月:3dx+1+9>=10
DoubleCross : (3DX10+10>=10) → 8[1,2,8]+10 → 18 → 成功

五代水月:OK!
五代水月:五代水月のHPを9減少(31 → 22)
GM:アクティベイトまでしてる!
GM
▼“マスターレギオン” 情報:UGN10 情報:裏社会8 手に入る情報は同じ
本名ヴァシリオス・ガウラス。
“レギオン”と呼ばれる強力な従者を軍団単位で編成・運用するブラム=ストーカーの“マスターエージェント”で、その軍事力は小国の正規軍にも匹敵する。
ヴァシリオスはかつてオーヴァードだけを集めた部隊の隊長として、長い間中東の戦争に利用されていた。 “レギオン”はその中で死んでいった部下をEロイス『血の花嫁』で従者化したもの。
ヴァシリオスは、存在を秘匿され、法の庇護も無く、しかし人に利用され、最後はジャームとして処理されるオーヴァードと、人間の『不平等』こそがこの争いを生むと考えており、 “エレウシスの秘儀”の力ですべての人間をオーヴァード化させようとしている。
“エレウシスの秘儀”を使い、世界各国でレネゲイド災害を引き起こし、鎮圧に来るUGN各支部を壊滅させてきた。

→情報項目「“マスターレギオン”の向かう場所」が開示される
GM
GM:支部長室────
GM:あなたが、得た情報を纏めていたところ、支部長室の扉が「バーン!」と開かれる。
大賀輝生:「失礼しますっす!」
瑠璃:「し、失礼します……っす?」
GM:元気よく挨拶する輝生と、何やら両手いっぱいにお菓子を抱えた瑠璃が入ってくる。
五代水月:「おや、大賀くんに瑠璃ちゃん。今のところ特に手伝ってもらうことは──」 ないんだけど、と言いかけて
五代水月:「……いつ間に我が国は、ハロウィンを年2回やるようになったのかな」
瑠璃:「……ハロウィン……?」 不思議そうに首を傾げる。
大賀輝生:「いや~、この子、なんでも物珍しそうにしてるからか」
大賀輝生:「行く先行く先でお菓子を貰ってて……」 楽しそうにそう言う
五代水月:「なるほどね。ああ、ハロウィンというのは……」
五代水月:曰く、大昔のヨーロッパあたりの風習が国を変え、形を変え、日本では何やら仮装と菓子の祭りのようなもの、と説明をして
五代水月:「……いや、よく考えたら何のイベントなんだろうねこれ。まあそれは置いておいて、だ」
五代水月:「大賀くんも、そして支部の皆も、仲良くしてもらって助かるよ。玉依くんにも休みは必要だ」
瑠璃:ハリウッドの説明にはよくわからないような表情をしている。
大賀輝生:誇らしそうな笑顔
五代水月:「ま、世の中のことは少しずつ覚えていけばいい。……さて、そうなると、僕からも何か渡したいところだけど」
五代水月:何かあったかな、と。机の引き出しを探って菓子の類を探す
瑠璃:「べ、別にそんな……」 少し困ったような、慌てたような様子。
瑠璃:「その……不思議で」 脈絡なく切り出す。
瑠璃:「輝生も……ここの人たちも……」
五代水月:「……不思議、か。そう思った理由を聞いても?」
瑠璃:「洸火は、よくわからないけど……」
五代水月:詰問する、というよりは。興味があるので聞かせてほしい、という色合いの声
瑠璃:「皆、優しくしてくれて……」
瑠璃:「これまであった人たちは、皆」
瑠璃:「────私に、痛いことをしてきたから……」
GM:輝生は、何と言ったらいいのかよくわからないという顔
五代水月:「優しく、か。……済まないが瑠璃ちゃん、それはちょっと違う」
五代水月:「僕たち……この支部、そしてきっとプラーナくんを始めとする"マルコ"のみんなは、君に優しくしよう、なんて考えてるわけじゃあないんだ」
五代水月:どう言葉にしたものか、それを少しずつ組み立てるように、ゆっくりと
五代水月:「ただ、隣人ネイバーに接する時に当たり前のこと。自分でない他人だれかを、他人のまま受け入れる」
五代水月:「……それが、「ひと」という生き物同士が一緒に生きるために大事なことだと、考えるなくてもなんとなく分かっているんだよ、僕らは」
瑠璃:「誰かを、誰かのままに……」
瑠璃:「私みたいな、普通じゃない力を持った、奇妙な隣人でも……?」
五代水月:「もちろんだとも。……ああ、世界中の全員がそんな風にできるわけじゃあない。君がいた場所が、まさにそうであったようにね」
五代水月:「それでも、少なくともここに、君を仲間や、友達や、大切な人だと思う人が集う場所がある」
五代水月:「……そういう場所を作るのが、僕らみたいな立場の役目ということになるかな」
瑠璃:「……私は」
瑠璃:「ここにいても、良いの?」
五代水月:「君が、そう臨む限り」
五代水月:「自分がいる場所、いたい場所、いなければいけない場所が同じとは限らない。でもその中で何が一番大事かといえば、やっぱり「どこにいたいか」だと思うよ」
五代水月:「もちろん……その場所に一緒にいる誰かと仲良くする、というのが必要だけどね?」
瑠璃:「どこにいたいか……」
瑠璃:また、選択。
大賀輝生:「そうそう! 俺もそういうことが言いたかった!」
大賀輝生:輝生はぺしぺしと瑠璃の背中を叩く。
瑠璃:「わ……」
五代水月:「大賀くんの場合、言葉にするより行動で示す方がよく伝わると思うけどね。僕には出来ないことだ」
五代水月:「……つまり、そういうことだよ。言葉が冷たくて、硬くて、尖っていても、相手を大切にしている場合もあれば──」
五代水月:「温かくて柔らかくて、優しい言葉をかけていても、人を人だと思わない奴はいる」
五代水月:だから、と一言、一呼吸置いて
五代水月:「その場所を、そこにある物を、そこにいる人を、君が好きになったなら。そこを君の居場所にしてみるのも、いいと思うよ」
瑠璃:「……うん……」 考えながら、手帳とペンを取りだす。
瑠璃:そして何事かを書き込んでいる。
瑠璃:「その……ありがとう」 書き終え、頭を下げる
五代水月:「なあに、お菓子の代わりになったなら幸いだ。……僕もちょっと頭が痛いのを抱えててね。いい気晴らしになった」
五代水月:──全人類のオーヴァード化による不平等の是正。なるほどそれは確かに、皆のいる場所を同じにする、という意味では悪くない結果だ。けれど──
五代水月:「やっぱり、誰かと一緒にいる場所なら。愉快で明るくて、そしてちょっとだけ楽が出来る場所がいい。改めてそう思えたよ」
五代水月:「ありがとう、瑠璃ちゃん、大賀くん」
瑠璃:困ったような表情をして
大賀輝生:「へへへっ、どういたしまして!」 よくわかってないがそう答える
瑠璃:「ど、どういたしまして……??」
五代水月:ああ、と手をひらひら振りながら頷く
五代水月:──やはりUGNじぶんたちが守るべき世界とは、隣人と笑い合える場所であるべきだ。そんな決意は、言葉にせぬまま
GM
GM:シーン終了
GM:ロイスの取得・変更、購入判定が可能です。
五代水月:ロイスは瑠璃ちゃんに取る……!「■懐旧/不安」にて!(あるべき心構えを再認識させてくれた、的なやつ)
五代水月:購入は高性能治療キット!
五代水月:1dx+3>=9
DoubleCross : (1DX10+3>=9) → 8[8]+3 → 11 → 成功

GM:成功してる!
五代水月:よしよし。先に調達した方を使用してもいいですか!
GM:どうぞ~
五代水月:3d10
DoubleCross : (3D10) → 20[6,4,10] → 20

五代水月:めっちゃ治った……
五代水月:五代水月のHPを-9減少(22 → 31)
五代水月:というわけで全快!
五代水月:以上です!
GM

シーン10:少女の問い「人とそうでないもの」

GM:シーンPÇはレヴェラー・スミス。他PÇ登場不可。
GM:シーンインをお願いします。
レヴェラー・スミス:俺か。
レヴェラー・スミス:レヴェラー・スミスの侵蝕率を1D10(→ 10)増加(60 → 70)
レヴェラー・スミス:アギャス
GM:ワァ……ッ
GM
GM:まず情報収集
▼“マスターレギオン”の向かう場所 情報:UGN8 情報:裏社会10 手に入る情報は同じ
レヴェラー・スミス:んじゃ裏社会で行くかあ。情報収集チームにインクリボン噛ませて判定だ!
レヴェラー・スミス:5dx+3>=10
DoubleCross : (5DX10+3>=10) → 8[2,3,4,7,8]+3 → 11 → 成功

レヴェラー・スミス:ヨシ!(コネの暴力)
GM:えらい
GM:では内容は……
GM:決断的にラストに回します!
GM:というワケで、RPからやっていくよ~
レヴェラー・スミス:ハイヨー!
GM
GM:貴方たちは、横浜に入るまでの”マスターレギオン”の情報、
GM:また、”マリンスノー”の一件以降の”マスターレギオン”の活動から
GM:次に”マスターレギオン”が向かう場所を調査していた。
アリオン:「んでもよー、そう簡単に分かったら苦労してねーぜって感じもしねえ?」
アリオン:黒曜石のアクセサリがぼやく
レヴェラー・スミス:「まーな。俺らは横浜ココじゃアウェー側だ。」かたかたかたかた……
レヴェラー・スミス:『独りでに』タイピングを続けているノートPCを背に、座った回転いすを回している。
レヴェラー・スミス:「騒霊ガイスト。UGNの裏付けでいい」かける声は、ノートPCの宿り主へ。
レヴェラー・スミス:「『消した方が良さそうな騒ぎ』を片っ端からチクってやんな……ニヒ!」
レヴェラー・スミス:軽薄な笑みを浮かべ、新しい煙草を咥える。
レヴェラー・スミス:「俺らでやるべきことはレギオン……ガウラスの『出先』を絞ることだ。」
レヴェラー・スミス:「海の気配ワーディングガウラスあいつが初めて出した手だ。しっかり覚えただろうな?」
レヴェラー・スミス:「港町の潮風に騙されんじゃねーぞ?」オキニのライターで火を点け、愉しそうに煙を吸う。
アリオン:「潮風とレネゲイドを間違えるわけねーっての」
アリオン:「レネゲイドビーイングだぜ、俺」
レヴェラー・スミス:「ニヒ!違いねえや。」「レネゲイドの才覚はお前に一目置いてる所でもある」
レヴェラー・スミス:「俺も元は人だ。時代も進んで慣れ親しんじゃあいるが、生来の才覚持ちにはまーだ及ばねんだワ」
GM:といった話をしていると
瑠璃:「……」 あなたたちを、少女が見つめている。
レヴェラー・スミス:「オッ?」「社会科見学とは勉強熱心なガキじゃねえの。」
レヴェラー・スミス:「いや……もう名前が付いたんだったか。ええ?」不敵に笑い。視線を向ける。
レヴェラー・スミス:ついでにタバコと傍らの水を灰皿にブチ込む。
瑠璃:「うん」「瑠璃」 頷く
瑠璃:「あなたたちは……仲がいい?」 あなたと、黒曜石に視線を向けて言う
レヴェラー・スミス:「瑠璃ラピスラズリか。だったらたらこいつとは鉱石仲間になれるかもしれねェぞ」
レヴェラー・スミス:「アリオンって言うんだ。自己紹介してやんな」黒曜石のアクセサリーを飾り台に置く。
アリオン:「おう。アリオンだ」
アリオン:「お前と同じ、レネゲイドビーイングな」
瑠璃:こくりと頷く
レヴェラー・スミス:「そんで」「誰から貰ったんだ?その瑠璃ってイカした名前は。」ゆっくりと椅子を回している。
瑠璃:「洸火から……」
レヴェラー・スミス:「あいつか。ちと意外だが……ガキ呼ばわりに痛む良心はあったらしい」
レヴェラー・スミス:「お前もUGNで慣れねえ暮らしをしてる様だが。欲しいモンがあったら俺に聞きな」
レヴェラー・スミス:「見た感じ、俺の慈善事業ピースフル対象内みてェだしよ」懐からニコチンガムを取り出す。
瑠璃:「欲しいものは、特にないけど……」
瑠璃:「聞きたいことが、あって」
レヴェラー・スミス:「ほー。悪魔に貸しを作らないのはいい心がけだ」くつくつと笑う。
レヴェラー・スミス:「言ってみな?初回相談から魂を貰ったりはしねえさ」
瑠璃:「ええと……レヴェラー?は、列車の中で……」
瑠璃:「その、悪魔?を呼んで戦ってたよね」
レヴェラー・スミス:「ああ」「後スミスでもいいぞ。」もぐもぐ。
瑠璃:「アリオンもそうだけど、どう見ても人間じゃないのに、怖くないのかなって」
瑠璃:「じゃあ、スミスって呼ぶ」
レヴェラー・スミス:「んー、見た目が違う『だけ』の相手なら長年捌いてっからなぁ……」
レヴェラー・スミス:「どっちかと云やあ俺がアホなだけかもしれん。」「そんなノリで良ければ応えてやる」
瑠璃:聞きたい、という様に頷く。
レヴェラー・スミス:悪魔たちとの契約書束を取り出す。「こいつらと俺は、書面上の契約で協力している。」
レヴェラー・スミス:「ようはお互いやりたい事を尊重して交わす約束だ。俺はあいつらの為に動ける砂像からだをこさえて」
レヴェラー・スミス:「悪魔たちあいつらがその体にレネゲイドを宿す。そしてあのふざけた奴らが飛び出す訳だな」
レヴェラー・スミス:「約束を交わすってのは……大事な事だ。」「瑠璃は最近知った事かもしれねえが」
瑠璃:「……うん」
レヴェラー・スミス:「お互い言葉が交わせるからと言って、お互いの理解が交わせるとは限らねえ。」
レヴェラー・スミス:「そして」「理解が交わせなくても……お互い信頼できるものを間に挟めば意外とナントカなる。」
レヴェラー・スミス:「俺が契約を交わした悪魔は、俺の信頼できる約束ものに理解を示してくれた奴らだ。」
レヴェラー・スミス:「だから俺はそいつらと対等に接する義務があるし、義務がなくともそうするだろう」
レヴェラー・スミス:「俺が尊ぶものを理解し、奴らなりに尊んでくれてる訳だからな。」「雇い主としては、その信頼に対価せいいで応えるのがスジってもんだ」
レヴェラー・スミス:「俺が奴らを怖がらねえのは、そういう理屈が最近の答えだ」ニヤリと笑う。
レヴェラー・スミス:「ちっとは納得できそうか?」
瑠璃:「え、ええと……信頼が大事ってコト……?」
レヴェラー・スミス:「ああ。」「ピンと来ねえかもしれねえが……信用って言葉もここで学んでおけ、瑠璃」
レヴェラー・スミス:「そいつは目に見えないし、ちゃんと手順を取らないと形にもなりづらい。」「だが」
レヴェラー・スミス:「お前を守る者達UGNはそれを死ぬ程大事な物だと理解していて」
レヴェラー・スミス:「のたうち回りながらもそれに応える姿勢スタンスを取り続けている」
レヴェラー・スミス:「老舗側の俺が目をかけてやってんのも、それを見せた五代やつが居るからだ。」
レヴェラー・スミス:「覚えておけ。瑠璃」「信用ってのはな」
レヴェラー・スミス:「腹の内で何を考えてようが……なにも持ってない手を差し出し合って」
レヴェラー・スミス:「繋ぎ合うために必要なモンだ。ニヒヒ……」
レヴェラー・スミス:わざとらしく両手を開く。
レヴェラー・スミス:「瑠璃にまだそういう奴が居ないんなら。試しに俺とやってみるか?」
瑠璃:「手を差し出しあって……」
瑠璃:恐る恐る手を差し出し、ぺたんとスミスの手に置く
瑠璃:「こういうこと……?」 首を傾げる
レヴェラー・スミス:「オイオイ、これじゃあペットのお手だぜ?」ゆっくりと、置かれた手を握る。
レヴェラー・スミス:「こうするんだ。握手という儀式……って程でもねえな。」
レヴェラー・スミス:「解ってる奴にはなんでもねえ動作だ。」「お前もなんでもなくなれ。瑠璃」
瑠璃:「ん……うん」 繋がれた手を、握る
瑠璃:暫く、手を繋いでいて……
瑠璃:それから少しして、手帳とペンを取り出し、なにやら書きこむ
レヴェラー・スミス:「?」「ノート持参とは殊勝な事だが……」
レヴェラー・スミス:「アリオン。おめえもこういう姿を取れねえのか?」
レヴェラー・スミス:「いちいち起きてるか確認すんのにがなり立てんのも大変なんだぜ。」
アリオン:「できるけど……人型でひっついてると……邪魔だろ!」
アリオン:「これが楽なんだよなー」
レヴェラー・スミス:「ケッ!図太ェ奴!」水に濡れた煙草を押し付ける。
アリオン:「ギャーッッ」
GM:といった話をしていると、あなたの携帯端末に、情報が入ってくる。
レヴェラー・スミス:ぴろりん。「オッ」
レヴェラー・スミス:「ちっと失礼、こっちの用だ」騒霊ノートPCに向き直って通知確認するぞ。
▼“マスターレギオン”の向かう場所 情報:UGN8 情報:裏社会10 手に入る情報は同じ
"マリンスノー"の一件以降近隣で起きているレネゲイド災害は“マスターレギオン”が関与している。
横浜市周辺のUGN支部を壊滅させながらMM地区を目指しているようだ。
その目的は、レネゲイドビーイングの少女の奪還と────
「MM地区支部の壊滅」である。
GM
GM:そして、ランドマークタワー。貴方たちがいる宿泊施設のすぐ傍で
GM:ワーディングの気配と、爆発音が響き渡った。
GM
GM:シーン終了
GM:ロイスの取得・変更、購入判定が可能です。
レヴェラー・スミス:おう!ロイスは瑠璃に取るか
レヴェラー・スミス:《いい名前だ。これで契約もできるワケだ》瑠璃:○庇護/憐憫 で取得!
レヴェラー・スミス:購入は何にすっかな~(ぽえーん)
レヴェラー・スミス:こういう時は銃器強化だな。弾買うぞ弾!
レヴェラー・スミス:アンチレネゲイドshellに挑戦だい!
レヴェラー・スミス:3dx+6>=13
DoubleCross : (3DX10+6>=13) → 8[2,5,8]+6 → 14 → 成功

レヴェラー・スミス:ヨシ!おれ用に仕入れて以上だ!
GM
悪魔:ホホーウ!(トリガーHAPPYの歓喜)
GM:アッなんか悪魔!
GM

シーン11:”マスターレギオン”来襲

GM:全員登場をお願いします。
GM:シーンインをお願いします
五代水月:五代水月の侵蝕率を1D10(→ 6)増加(54 → 60)
玉依洸火:玉依洸火の侵蝕率を1D10(→ 3)増加(56 → 59)
レヴェラー・スミス:レヴェラー・スミスの侵蝕率を1D10(→ 9)増加(70 → 79)
オリアーナ:オリアーナの侵蝕率を1D10(→ 4)増加(56 → 60)
レヴェラー・スミス:ひぃん……
GM:ワァ
GM
GM:ランドマークタワー近辺では、爆発音と戦闘音が響いていた。
アイシェ・アルトゥウ:「くっ……”マスターレギオン”め……」
アイシェ・アルトゥウ:「襲撃への警戒はしていたが……こうも易々と抜けてくるとは……!」
GM:五代や水月の元には、襲撃直前からセンサーなどの機器が無力化されている旨の報告があった。
オリアーナ:「……現着した。これより対処を開始する」
オリアーナ:「状況報告……は、大体把握しているから後回しでいい。"主戦力"が来るから、周辺被害を食い止める方向に」
アイシェ・アルトゥウ:「隊長!」
アイシェ・アルトゥウ:「そう仰ると思って、すでに指示を出しています」
アイシェ・アルトゥウ:「しかし、一部連絡のつかない者がおり……最初の爆撃を受けた地点の者たちは、おそらく……」
オリアーナ:「……」
オリアーナ:「今は、今から救える命を救う」
オリアーナ:「動きを止めないように」
アイシェ・アルトゥウ:「はい、私は一度戦線に出ます。隊長もお気をつけて」 そう言って、縮地で移動する。
五代水月:「今の言葉で、"マルコ"もUGNの仲間だと改めて実感できたよ。ああ、クソみたいな状況だが、それは収穫だった」
五代水月:入れ替わるように軽い足取りで、しかし言葉の温度は平時よりも幾分か冷たいまま現れる
五代水月:「──市内の他の場所も、まあここと似たようなものだ。瑠璃ちゃんのことは心配だろうが──」
五代水月:「やれるな、玉依くん」
玉依洸火:「ったりめェだ。枕詞は杞憂だがな」
玉依洸火:「元凶をぶちのめす。結局はそれが一番早ェ」
玉依洸火:既にどこかで戦闘でもしてきたのか、そのスーツは血に染まっている。この男の場合、返り血か自分の血か判断が付かない。
悪魔(?):──キィィィインン……!/そして響いてくる─航空機めいた飛翔音。
レヴェラー・スミス:「オルァ!あのクソレギオンめ!」そしてそれ以上に煩い、少女を引っ担いだ悪魔おとこ
瑠璃:「……っ」 周囲の惨状に顔を顰めている。
レヴェラー・スミス:「プライベートの時間に襲ってきやがるたあいい度胸してやがるッ!」「怪我はあるか瑠璃!アリオン!」
アリオン:「大丈夫だ。嬢ちゃんもねえ!」
アリオン:「それよりやべえぜ、”レギオン”が大挙してやがる」
アリオン:「あいつらをなんとかしねえとラスボスまでも辿りつかねえって感じだぜ!」
レヴェラー・スミス:「よーし!」「雷鳥サンダーバードももうひと踏ん張りだ!ボーナス期待しとけ!」
悪魔(?):「キィィィーーン!」恐るべき鳥の姿で嬉しそうに嘶き、搭乗者と共に地上へ降りて来る。
五代水月:「……あいつ、あそこまで派手好きだったかな」
玉依洸火:「チッ――わざわざあのクソの前に瑠璃そいつを連れて行くのは鴨葱だが」
玉依洸火:「守れる人間も前線に立つしかねェ以上他にねェか」
レヴェラー・スミス:「くたばっちゃいねえようだな!五代!玉依!オリアーナ!」
レヴェラー・スミス:「単独で逃げ回るよか勝算があると判断してかって来た!株価下げんじゃねえぞォ!」ざっ!
五代水月:「ああ、その読みは当たりだ。というより、移動司令部じみた真似をしなきゃならないってのが正確なところだが」
五代水月:「支部に向かったところで、立て籠もるのがせいぜいだろう。なら──撃って出た方が、まだ勝ち目があるってものさ」
オリアーナ:「えぇ。"マスターレギオン"をここで討つ」
玉依洸火:「なら、まずはこの雑魚共を蹴散らさねェとなァ」
玉依洸火:ゴキリ、と首を鳴らし、凶暴な笑みを浮かべる。
レヴェラー・スミス:「聞いたな瑠璃。俺たちから出来るだけ離れるな」ぺらぺらと契約書を捲り直す。
瑠璃:「う、うん……」
レヴェラー・スミス:「あいつが狙ってるのがお前なら……ここから動かない方が被害範囲も抑えられるはずだ」
レヴェラー・スミス:「だがその分キツイもんも見るだろう。」「くくれそうな腹は今の内に括っとけ!」
レヴェラー・スミス:決定事項である。
瑠璃:頷く
レヴェラー・スミス:「ニヒ!よろしい!!」獰猛な笑みを浮かべる
五代水月:「……さて、そうなると、まずはここを突破しなきゃあな。といっても"マルコ"の面々もうちの戦闘部隊も、街のあちこちで忙しくしてる」
五代水月:「なら──大物をぶつけるとしようか。いけるな、大賀くん!」
大賀輝生:「うす!」
五代水月:もう一人、支部から連れてきたメンバー。文字通りの「大物」になる少年へ、檄を飛ばすように
大賀輝生:全長15mほどの大きさに獣化できる能力。通常の人間サイズの敵が相手なら、よほど強力な敵でない限り、その力は無双だ。
大賀輝生:「俺が道を切り開くッス! 皆さんは力を温存しておいてください!」
GM:そう言って、少年は巨大な獣へと変身し、”レギオン”を薙ぎ払っていく。
GM
GM:少年が切り開いた道を駆けていくと、”マスターレギオン”の姿が現れる。
”マスターレギオン”:「……やるものだな、UGN」
”マスターレギオン”:「もっと簡単に落ちるかと思ったが……意外と粘る」
玉依洸火:「これだけ暴れといて第一声がそれとはな」
玉依洸火:「嫌味か、本気なら舐めすぎだ、クソ野郎」
レヴェラー・スミス:「フー…………」わざとらしく煙を吐く。
レヴェラー・スミス:「わりいな瑠璃。これはちっとガキ側の態度だ」煙草には既に火がついている。
レヴェラー・スミス:「そうでもしなきゃ付き合ってられん」
”マスターレギオン”:「嫌われたものだ……」 ふ、と笑う
”マスターレギオン”:「改めて問うが、レヴェラー・スミス。私と共に、世界を変えるつもりはないか?」
レヴェラー・スミス:「……前の決裂で6回目だぜ、ガウラス。」
レヴェラー・スミス:「仏よりは懐デカイ所を見せる積もりでわっざわざ二倍の数付き合ってやったんだ。」
レヴェラー・スミス:「諦めるか死ね」「"マスターレギオン"」
レヴェラー・スミス:静かに煙を吸う。その瞳は既に商談相手にんげんを見るものではない。
”マスターレギオン”:「残念ながらそれは私も同じだ。だが、私の懐も限界だな」
”マスターレギオン”:「ここで死んでもらうとしよう」
”マスターレギオン”:そう言って、レヴェラー・スミスから視線を切る。
”マスターレギオン”:「レネゲイド災害緊急対応班よ。今はレネゲイド災害ではなく、ただのFHとUGNの抗争のはずだが……」
”マスターレギオン”:「この戦いに、首を突っ込むというのかな?」
オリアーナ:「……何か勘違いをしてない?」
オリアーナ:「確かに我々は"マルコ"。レネゲイド災害緊急対応班」
オリアーナ:「だけど、それ以前にUGN。"レネゲイドとの共存"を目指す者」
オリアーナ:「その理念を妨げるものを許すわけがない」
オリアーナ:「……それに、ご自慢の"エレウシスの秘儀"は非活性のようだけど」
オリアーナ:「今ここで貴方を叩けば、今後のリスクは格段に減る。そのチャンスを逃すわけがない」
”マスターレギオン”:「ほう……信念はあるようだな」
”マスターレギオン”:「それにしても、くくく、ご自慢の……か」
”マスターレギオン”:「まあ良い、尻尾を巻いて逃げれば良いものを、向かってくるというのなら殺すまでだ」
”マスターレギオン”:「とはいえ、一応こう言っておこうか」 五代水月に視線を向ける。
”マスターレギオン”:「恭順の意を示せば、これ以上の攻撃は控えよう」
”マスターレギオン”:「支部の仲間が大切なら、投降したまえ、UGNの支部長殿」
五代水月:「投稿……ああ、すまない。戦いを止めるのなら、てっきり、そちらが白旗を上げる話かと思っていたんだけれど」
五代水月:ひらひらと手を振りながら、冗談めかして応じる
五代水月:「まあ実際、数で言えばそちらの圧倒だ。複数の支部に"マルコ"の面々を加えてもまだ足りないとは、恐れ入ったよ」
五代水月:「けれどまあ、心配ご無用だ。僕らは負ける気なんてないし──」
五代水月:「……さっき突っ込んでいったうちの若い子もね。なんせ、絶滅した動物の最後の一頭だ」
五代水月:「倒れても、そう簡単に諦めも死にはしないのさ。……ま、UGNのオーヴァードぼくらは大抵そうなんだが」
”マスターレギオン”:「青いな……まあいい」
”マスターレギオン”:「残念ながら負けるのは君たちだ。地べたに這いずりながら、自分の支部が壊滅するのを眺めていると良い」
玉依洸火:「青いだァ……? ハッ、じゃァてめェは熟れすぎてボケたか?」
玉依洸火:「どんな大層ご立派な理想があるかは知らねェが、てめェがやってんのはガキのケツ追っかけて暴れ回ってるだけだろうが」
玉依洸火:「そんなみっともねェ野郎が、上から世界を変えるだの恭順しろだの……笑わせるぜ」
”マスターレギオン”:「ふ、手厳しい事を言ってくれるな……ああ君は、あの時アレに命を救われたのだったか」
”マスターレギオン”:「そう考えれば、アレに執着をするのもわからないでもない」
”マスターレギオン”:「致命傷からも助かる力だからな……だが、アレは私のモノだ」
”マスターレギオン”:「返してもらえるかな」
玉依洸火:「カスが……根本の認識から歪んでるからてめェの言ってることは全部間違ってるんだよ」
玉依洸火:「全人類をオーヴァードにすれば平等な社会が訪れるだのなんだの言ってやがるようだが」
玉依洸火:「語るに落ちてるぜ、“マスターレギオン”。まずは自分以外の命を自分と同じ天秤に乗せるところから始めやがれ」
”マスターレギオン”:「ふむ……」 ちらりと瑠璃の方に視線を向け
”マスターレギオン”:「まあ良い、どうやら彼も限界の様だし……戦うのであれば早い方が良いだろう」
GM:”マスターレギオン”が視線を向けた先では、変身した大賀輝生が”レギオン”に群がられ、引き倒されかけている。
”マスターレギオン”:「あとは戦いで雌雄を決するとしよう」
”マスターレギオン”:「我が精鋭、”レギオン”の力、とくと味わうがいい!」
GM
GM:戦闘を開始します。
GM:まず、現在の戦場
GM:こういう状況です。【】内は行動値
騎馬のレギオン【9】─5m─"マスターレギオン"【23】大盾のレギオン【9】─5m─長銃のレギオン【9】
                     |
                     10m
                     |
                   PC【5/7/9/9】

GM:PCとエネミーは10m離れています。
左右端の2体はそれぞれ単体エンゲージ、間の2体は同一エンゲージです。

GM:単純な行動値順だとこう
"マスターレギオン"
玉依洸火・レヴェラー・スミス
騎馬のレギオン・長銃のレギオン・大盾のレギオン
オリアーナ・プラーナ
五代水月

GM
GM:セットアップ
”マスターレギオン”:セットアップ:黄昏の戦士たち/従者の行進4+赤色の従者2 従者を1体、自身と同一エンゲージに未行動で作成
”マスターレギオン”:騎馬のレギオンを1体追加します
GM:エネミーはこれだけ
レヴェラー・スミス:ゲーッ!!!
五代水月:こちらもあるぜ!《クロックフィールド》!
レヴェラー・スミス:俺もコーリングシステム!
玉依洸火:【灼藁】《鮮血の奏者》HPを1消費。ラウンド間攻撃力+18。侵蝕+4
玉依洸火:玉依洸火のHPを1減少(20 → 19)
五代水月:範囲(選択)のうち、自分、オリアーナさんの行動値をラウンド中のみ+5
レヴェラー・スミス:スカイキッド相当品のサンダーバードを呼びつける!飛行状態へ!
悪魔(?):キィイーン!
五代水月:五代水月の侵蝕率を4増加(60 → 64)
オリアーナ:《活性の霧》Lv4+《鮮血の奏者》Lv2
オリアーナ:HP2点消費。
玉依洸火:玉依洸火の侵蝕率を4増加(59 → 63)
オリアーナ:対象:単体、射程:至近の支援。
オリアーナ:五代さんを対象。
オリアーナ:ラウンド中対象の攻撃力+33、ドッジダイス-2個。
オリアーナ:オリアーナのHPを2減少(25 → 23)
オリアーナ:オリアーナの侵蝕率を7増加(60 → 67)
五代水月:頂きます!
GM
GM:イニシアチブ
GM:宣言ある人いますか
オリアーナ:今回はナシで 多分ミドルの間はしません
五代水月:自分は無し!
玉依洸火:なし!
レヴェラー・スミス:なし!こいつに切るほどの札でもねえんでな!
GM
GM:では、”マスターレギオン”のメイン
GM:あ、違うな
GM:”マスターレギオン”はイニシアチブでこれを使おう
五代水月:むむっ
”マスターレギオン”:イニシアチブ:従者の疾駆4 離脱可能・封鎖の影響を受けず従者を戦闘移動させる
レヴェラー・スミス:ヌウッ
”マスターレギオン”:自身と同一エンゲージにいる”騎馬のレギオン”を、PÇ達にエンゲージさせるよ
GM:騎馬のレギオン【9】─5m─"マスターレギオン"【23】大盾のレギオン【9】─5m─長銃のレギオン【9】
                     |
                     10m
                     |
               PC【5/7/9/9】 騎馬のレギオン【9】

五代水月:馬が来た!
GM:で、今度こそ本人のメインプロセス!
”マスターレギオン”:マイナー:血刃/赫き剣lv4 攻撃力+19。シーン1回 常時:不死者の血の効果でHPを失いません。
”マスターレギオン”:メジャー:血刃の一振り/渇きの主lv2+始祖の血統4+血族6+コンセントレイト:ブラムストーカー4+血の宴4+遠隔操作2
17dx7+6 攻撃力+25 装甲無視 命中時、自身のHP8回復 範囲 自身ではなく、選択した従者と同じエンゲージのキャラを対象とする。常時:紅の王の効果でHP消費はありません

五代水月:回復まで積んでる!
”マスターレギオン”:というワケで、PÇにエンゲージした騎馬のレギオンを照準に、PÇを攻撃するよ
レヴェラー・スミス:ウワーッ!!!
”マスターレギオン”:17dx7+6
DoubleCross : (17DX7+6) → 10[2,3,4,4,5,5,5,6,7,8,8,9,9,9,10,10,10]+10[2,4,4,4,5,6,7,8,10]+10[5,6,8]+10[9]+2[2]+6 → 48

玉依洸火:ドッジチャレンジ!
玉依洸火:2dx>=48
DoubleCross : (2DX10>=48) → 9[4,9] → 9 → 失敗

レヴェラー・スミス:盾なんかねえぞ!避けろサンダーバード!!!
玉依洸火:ひぃん
GM:リアクションどうぞ!
悪魔(?):2dx>=48 キィーン!
DoubleCross : (2DX10>=48) → 3[3,3] → 3 → 失敗

オリアーナ:ドッジ。
オリアーナ:2dx>=48
DoubleCross : (2DX10>=48) → 10[9,10]+6[6] → 16 → 失敗

GM:頑張ってる!
五代水月:ふふっ、ドッジダイスが0だわ!(素で1+侵蝕ボーナス1-支援のデメリットで-2)
レヴェラー・スミス:クソターキー!!!(喰らいます)
五代水月:なのでガードしてそのまま受ける!
”マスターレギオン”:ではダメージ!
”マスターレギオン”:5D10+25 装甲無視
DoubleCross : (5D10+25) → 22[1,2,9,1,9]+25 → 47

玉依洸火:リザレクト!
レヴェラー・スミス:死ぬわ。リザレクトォ!
玉依洸火:玉依洸火の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(63 → 70)
レヴェラー・スミス:レヴェラー・スミスの侵蝕率を1D10(→ 8)増加(79 → 87)
オリアーナ:吹っ飛ぶ。《リザレクト》
五代水月:死!リザレクト!
五代水月:五代水月の侵蝕率を1D10(→ 9)増加(64 → 73)
オリアーナ:オリアーナの侵蝕率を1D10(→ 1)増加(67 → 68)
玉依洸火:玉依洸火のHPを13減少(19 → 6)
オリアーナ:オリアーナのHPを1に変更(23 → 1)
玉依洸火:玉依洸火のHPを-1減少(6 → 7)
レヴェラー・スミス:HP8に!これでダイスボーナス二個だぜファッキン!
”マスターレギオン”:ではメインプロセス終わり、の前に
”マスターレギオン”:オート:夜魔の領域3 メインプロセス直後、自身を未行動にする。そのR中、自身は行動値0になる。R1回。シナリオ3回
”マスターレギオン”:今度こそ終わり!
レヴェラー・スミス:ウワーッ!
GM
GM:イニシアチブ 五代水月・オリアーナ・プラーナ
GM:アッ違うか
五代水月:そう、オリアーナさんが12、我が10となります
GM:イニシアチブ オリアーナ・プラーナ【12】 こう!
オリアーナ:はい。ではメインプロセスいただいて。
オリアーナ:マイナーなし。
オリアーナ:メジャー。
オリアーナ:《戦乙女の導き》Lv2
オリアーナ:対象:単体、射程:至近の支援。
オリアーナ:五代さんを対象に。
オリアーナ:対象の次のメジャーアクションの判定ダイス+2個、攻撃力+5。
オリアーナ:オリアーナの侵蝕率を2増加(68 → 70)
オリアーナ:以上。
五代水月:ありがたい…!
GM
GM:イニシアチブ 五代水月【10】
五代水月:マイナー、《アクティベイト》、HPを6点消費
五代水月:五代水月の侵蝕率を4増加(73 → 77)
五代水月:五代水月のHPを6減少(9 → 3)
五代水月:あっ、ちがうこれ3の倍数じゃなくていいんだ。8点消費にします
五代水月:五代水月のHPを2減少(3 → 1)
五代水月:メジャー、《コキュートス》。エネミー全員を対象に!
五代水月:判定!
五代水月:4dx+4+10+8
DoubleCross : (4DX10+22) → 10[7,7,9,10]+5[5]+22 → 37

五代水月:よしよし。達成値37、リアクションどうぞ!
オリアーナ:《夢の雫》Lv4
オリアーナ:判定の達成値+8。
オリアーナ:オリアーナの侵蝕率を3増加(70 → 73)
五代水月:45に!
GM:ワァ!
”マスターレギオン”:ドッジ!
”マスターレギオン”:9dx+3>=45
DoubleCross : (9DX10+3>=45) → 10[2,2,2,4,5,5,7,8,10]+3[3]+3 → 16 → 失敗

”マスターレギオン”:うわーん
GM:他は皆イベイジョン14です
GM:全員命中!
五代水月:ふふっ、ではダメージを出すわよ カバーとかはあるかしら
GM:大盾のレギオンがオート:盾なる人形2 行動消費無しカバーリング。シーン2回。
GM:”マスターレギオン”をカバーリングするよ
五代水月:おっけい!
オリアーナ:《凍てつく刃》Lv4
オリアーナ:この攻撃の攻撃力+12+1d10。
オリアーナ:オリアーナの侵蝕率を3増加(73 → 76)
GM:ひえ
五代水月:やったぜ
五代水月:ではダメージ!
五代水月:5d10+9+33+5+12+1d10
DoubleCross : (5D10+9+33+5+12+1D10) → 32[8,7,6,7,4]+9+33+5+12+3[3] → 94

五代水月:94点装甲有効!
レヴェラー・スミス:わァ……!
五代水月:五代水月の侵蝕率を4増加(77 → 81)
GM:ワァ
五代水月:コキュートス、残り2回!
GM:騎馬のレギオンと、長い銃のレギオンは死にます
GM:で、大盾のレギオンは……(計算中)
GM:死!
五代水月:ヤッター!!
GM:よく考えたら計算するまでもなく死だったな
GM
GM:イニシアチブ レヴェラー・スミス/玉依洸火【9】
GM:好きな方からどうぞ
レヴェラー・スミス:うおお!差し支えなければ俺からで!
玉依洸火:どうぞ!
レヴェラー・スミス:マイナーで戦闘移動!5m前に出てエンゲージを切る!
レヴェラー・スミス:メジャー!コンセ3カスタマイズ3ペネトレイト!/コンボ:砂塵ザントマンズ
レヴェラー・スミス:対象は寂しくなったテメーだレギオン!
”マスターレギオン”:来な!
レヴェラー・スミス:さらにサポートスタッフを使用!(※相談の結果やっぱなしになりました。)
レヴェラー・スミス:8dx7+4 併せてこうだァ!
DoubleCross : (8DX7+4) → 10[2,2,2,3,3,5,8,9]+10[6,9]+10[8]+5[5]+4 → 39

”マスターレギオン”:ドッジ!
”マスターレギオン”:9dx+3>=39
DoubleCross : (9DX10+3>=39) → 8[3,3,4,4,5,5,5,7,8]+3 → 11 → 失敗

”マスターレギオン”:ふえーん
レヴェラー・スミス:支払いはテメーの血でまけてやる!ダメージ!!!
レヴェラー・スミス:4d10+9 装甲貫通!
DoubleCross : (4D10+9) → 22[5,7,4,6]+9 → 31

レヴェラー・スミス:侵蝕7上がり…94へ!
GM:大変なことになってる!
”マスターレギオン”:装甲でダメージ抑え抑え、まあまあ
玉依洸火:装甲は無視よ
GM:あっしまった
GM:どちらにせよまあまあ!
GM
GM:イニシアチブ 玉依洸火【9】
玉依洸火:いくぜ!
レヴェラー・スミス:ヤッチマエーッ!
玉依洸火:マイナーで左に5m動いておこう
玉依洸火:【火釘】《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《紅の刃》《ブラッドボム》 8(+db)dx7+4 攻撃力30(34) ダメージを与えたらHPを3D10(4D10)失わせ、自身も同じだけHPを失う。侵蝕+5
玉依洸火:対象は勿論マスターレギオン
”マスターレギオン”:来るがいい
玉依洸火:9dx7+4
DoubleCross : (9DX7+4) → 10[1,3,3,5,5,7,7,8,9]+10[1,7,9,10]+10[2,5,10]+10[8]+5[5]+4 → 49

”マスターレギオン”:エッグい!
”マスターレギオン”:ドッジ!
”マスターレギオン”:9dx+3>=49
DoubleCross : (9DX10+3>=49) → 9[1,3,3,6,6,7,8,9,9]+3 → 12 → 失敗

”マスターレギオン”:えーん
玉依洸火:ではダメージ
玉依洸火:5d10+30
DoubleCross : (5D10+30) → 24[2,10,8,1,3]+30 → 54

”マスターレギオン”:痛い!
玉依洸火:そしてダメージが入ったならブラッドボム分互いにHPを失うぜ
玉依洸火:3d10
DoubleCross : (3D10) → 16[8,3,5] → 16

”マスターレギオン”:ぐおお……!
玉依洸火:雷神の戦槌分合わせてこっちは19、リザレクト
玉依洸火:玉依洸火の侵蝕率を1D10(→ 3)増加(70 → 73)
玉依洸火:玉依洸火のHPを4減少(7 → 3)
”マスターレギオン”:これは……1桁でぎりぎり生きてる!
玉依洸火:攻撃分の侵蝕も上げる
玉依洸火:玉依洸火の侵蝕率を5増加(73 → 78)
玉依洸火:惜しい……!
GM
GM:イニシアチブ:"マスターレギオン"【0(夜魔)】
”マスターレギオン”:うーむ……どうしようかな……
”マスターレギオン”:普通に攻撃するかあ
レヴェラー・スミス:なにっ
GM:え~と今一番近いのって5m前に出たスミスか……
”マスターレギオン”:マイナーで戦闘移動! スミスにエンゲージします
レヴェラー・スミス:ウワーッ!来おった!!!
”マスターレギオン”:メジャー:血刃の一振り/渇きの主lv2+始祖の血統4+血族6+コンセントレイト:ブラムストーカー4
”マスターレギオン”:17dx7+6 攻撃力+25 装甲無視 命中時、自身のHP8回復
DoubleCross : (17DX7+6) → 10[1,1,2,2,2,3,3,6,7,7,7,8,8,9,9,10,10]+10[1,2,4,4,5,5,6,8,10]+5[1,5]+6 → 31

”マスターレギオン”:常時:紅の王の効果でHP消費はありません
GM:あっなんかミスってダイス振っちゃった
GM:リアクションどうぞ!
レヴェラー・スミス:根性見せろサンダーバード!!ドッジだ!!!
悪魔(?):3dx>=31 キィィィーーーン!!!
DoubleCross : (3DX10>=31) → 4[2,4,4] → 4 → 失敗

レヴェラー・スミス:ファッキンターキー!!!!!(喰らいます)
”マスターレギオン”:4D10+25 装甲無視
DoubleCross : (4D10+25) → 27[9,5,9,4]+25 → 52

レヴェラー・スミス:死ぬよクソ!リザレクト!!
レヴェラー・スミス:レヴェラー・スミスの侵蝕率を1D10(→ 1)増加(94 → 95)
”マスターレギオン”:あとHPが2ケタに回復した。ワンチャンある!
レヴェラー・スミス:リザレクト上手!HP1へ!
GM
GM:クリンナップ
GM
GM:2R
GM:セットアップ
レヴェラー・スミス:なし!サンダーバードはもう乗ってる!
”マスターレギオン”:なし
玉依洸火:なし
五代水月:あっ、行動値が戻ります!
GM
GM:イニシアチブ ”マスターレギオン”【23】
”マスターレギオン”:マイナーなし
”マスターレギオン”:メジャー:血刃の一振り/渇きの主lv2+始祖の血統4+血族6+コンセントレイト:ブラムストーカー4
”マスターレギオン”:17dx7+6 攻撃力+25 装甲無視 命中時、自身のHP8回復
DoubleCross : (17DX7+6) → 10[1,1,2,2,2,3,4,4,4,5,5,5,6,7,8,9,9]+10[4,6,8,10]+6[3,6]+6 → 32

レヴェラー・スミス:ニヒ!死にかけの俺一人も殺し切れねえかァ!!!(やけくそ)
レヴェラー・スミス:ドッジィ!!!
悪魔(?):3dx>=32 キィイイイイン!!
DoubleCross : (3DX10>=32) → 10[7,9,10]+5[5] → 15 → 失敗

GM:頑張った!
レヴェラー・スミス:ちったあ意地見せたなターキー!喰らうぜ!
五代水月:うおお、奇跡を起こして見せる!
五代水月:2dx
DoubleCross : (2DX10) → 9[6,9] → 9

五代水月:起こらなかった
オリアーナ:エンゲージ切れてるからスミスさんだけでは?
GM:のはず!
五代水月:あっ本当だ 失礼を
”マスターレギオン”:4D10+25 装甲無視
DoubleCross : (4D10+25) → 24[8,5,8,3]+25 → 49

”マスターレギオン”:出目が良い
レヴェラー・スミス:そう!(漢盾)
五代水月:スミスーッ!!
レヴェラー・スミス:当然リザレクト!!!
レヴェラー・スミス:レヴェラー・スミスの侵蝕率を1D10(→ 5)増加(95 → 100)
GM:おおぴったり
五代水月:ある意味上手
レヴェラー・スミス:かぁ!絶妙だなオイ!HP5!!!
GM
GM:イニシアチブ レヴェラー・スミス/玉依洸火【9】
玉依洸火:俺が行くぜ
玉依洸火:【火釘】《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《紅の刃》《ブラッドボム》 8(+db)dx7+4 攻撃力12 ダメージを与えたらHPを3D10(4D10)失わせ、自身も同じだけHPを失う。侵蝕+5
玉依洸火:対象はマスターレギオン
玉依洸火:9dx7+4
DoubleCross : (9DX7+4) → 10[1,3,5,5,6,7,8,10,10]+5[1,2,4,5]+4 → 19

”マスターレギオン”:きな!
オリアーナ:《夢の雫》Lv4
玉依洸火:た、助けてオリアーナさん!
”マスターレギオン”:あっワンチャン
オリアーナ:判定の達成値+8。
オリアーナ:オリアーナの侵蝕率を3増加(76 → 79)
”マスターレギオン”:ウニャァ~!
玉依洸火:27……!
レヴェラー・スミス:当たれーッ!!!
”マスターレギオン”:9dx+3
DoubleCross : (9DX10+3) → 10[1,1,1,2,2,6,6,8,10]+5[5]+3 → 18

玉依洸火:怖い
”マスターレギオン”:クソ~ッ!
オリアーナ:《凍てつく刃》Lv4
オリアーナ:この攻撃の攻撃力+12+1d10。
オリアーナ:オリアーナの侵蝕率を3増加(79 → 82)
玉依洸火:うおおおおおお!
五代水月:いっけえ!!
玉依洸火:ダメージ! 死ね!
玉依洸火:3d10+12+12+1d10
DoubleCross : (3D10+12+12+1D10) → 21[5,8,8]+12+12+5[5] → 50

”マスターレギオン”:ぐわあああああ!
”マスターレギオン”:問答無用で死!!
玉依洸火:この場合ブラッドボムの効果ってどうなります?
玉依洸火:復活しないなら発動しないのかな
”マスターレギオン”:復活はしない
GM:裁定はうーん
玉依洸火:ブラッドボムの書き方的に、相手がHPを失わなかったら自分も失わないっぽい気がする
GM:確かにそうかも
レヴェラー・スミス:あっそうか!0だからこれ以上失えない!
GM:じゃあ一応ダイスだけ振ってもらうけど、失いはしない形で!
玉依洸火:どっちにしろ雷神の戦槌でHP3失って倒れてた。リザレクトはせず寝ておきますが、とりあえずダイスは振ります。
玉依洸火:3d10
DoubleCross : (3D10) → 18[9,7,2] → 18

五代水月:駄目押しの殺意
玉依洸火:玉依洸火の侵蝕率を5増加(78 → 83)
GM
GM:戦闘終了
GM:演出に入ります
GM
”マスターレギオン”:”マスターレギオン”が叫ぶと同時に、彼の足元から更に”レギオン”が現れる。
レヴェラー・スミス:びし、と天へ指を立てる!「──来ぉぉぉいッ!」
レヴェラー・スミス:「サンダーバーーード!!!」
悪魔(?):「キィィーーーイイ!」バレルロールと共に飛来する雷鳥!
レヴェラー・スミス:「おっしゃあ!こっから本領だぜェ!」ぴょいーんと飛び乗り、高速機動を始める!
玉依洸火:ど く ん
玉依洸火:戦場に立ち、敵を前にして、より戦いに特化する為に構築した人格が闘争本能を引き出すのに呼応して、一際高く心臓が高鳴った。
玉依洸火:その鼓動は肉体を、命を蝕む雷神の槌。
玉依洸火:「てめェは、滅殺確定だ」
”マスターレギオン”:「ほう……じゃあまずは」
GM: ────ヒュ────カ ────
”マスターレギオン”:「これを生き残ってくれたまえ」
GM:いつの間にか、現れたばかりの”レギオン”は、貴方たちの目前に現れ
”マスターレギオン”:”マスターレギオン”の手には、血の刀が握られ
GM:貴方たちの目前のレギオンを中間地点として血刃が、貴方たちを切り刻むように振るわれる。
レヴェラー・スミス:「ぬおおおお──!?」防弾仕込みのスーツをやすやすと斬り裂く剣戟!
玉依洸火:「ヒャハハハハハハハハッ!! ヌルいんだよォ!」
五代水月:「ぐ……文字通り、己の手足の如く動く部下、というわけか。見事だが、羨ましいとは思わないなあ!」
五代水月:上等なスーツを己と敵の血で初めて、傷をレネゲイドの急速励起で癒しながら笑う
玉依洸火:回避の動作すら見せず、ズタズタに切り裂かれる。効いていない訳ではない。効いていることを表に出さない為に笑っている。
悪魔(?):「ヒィィーーーン!?」搭乗者が落ちないよう吹っ飛ばれた先へ慌てて飛んでいく!
オリアーナ:「その通り。ウチの部下の方が優秀ね」傷を即座に再生して立つ。
”マスターレギオン”:「言ってくれるな……」
”マスターレギオン”:「私の部下も、優秀だぞ?」 彼の左右、それから、貴方たちの元にいる”レギオン”が、一斉に攻撃姿勢をとり────
五代水月:「いやあ、部下自慢は程々にしよう、お互い。……露払いはこっちでやるよ。すまないが、音に聞こえた"マルコ"隊長の力添え、期待させてもらう」
五代水月:タン、と軽くつま先が地面を叩くと。そこから放射状に、微弱な電流が走る
五代水月:──地面を、肌を通して体に流れるそれは、主観的な時間の流れをほんの僅かの間遅延させ──
オリアーナ:敵の斬撃で生まれた傷から、血が霞となって立ち上る。
オリアーナ:それが、五代水月の周囲へと漂い、レネゲイドを浸透させ強化する。
オリアーナ:「そちらこそ。日本でも有数の大都市の支部長の力。示して見せなさい」
五代水月:「応えて見せようとも、期待にはね。……さて、それじゃあ──」
五代水月:──かつて失ったそれの代わりに埋め込まれた強化鋼索神経RCブースターが稼働する。変異種レネゲイドが、宿主の命を喰らいながら出力を増してゆく
五代水月:先と同じく、靴底で地面を叩く、それだけの動作で現出するのは──
五代水月:「さよならだ、レギオン」
五代水月:──氷獄の華コキュートスが、咲いて散る
五代水月:その一瞬、僅かに混ざったもの──自分由来ではないレネゲイドの力を感じ、その主へ向けて
五代水月:「アフターサービスも完璧とは、流石」
五代水月:小さく、笑って見せた
”マスターレギオン”:その攻撃に対し、”マスターレギオン”は反応できなかった。
GM:”レギオン”達も同様に────否、1体だけ、大盾を持った”レギオン”だけがその攻撃の直前に動き、
GM:”マスターレギオン”の前に立ち、大盾を構える。
GM:そして────、”レギオン”達は、そのすべてが氷と化し、粉々に砕け散った。
”マスターレギオン”:「……一撃……!?」
”マスターレギオン”:「……流石はランドマークタワーを預かる支部長と、レネゲイド災害緊急対応班の隊長といったところか……」
”マスターレギオン”:「大盾まで失うとは……」
”マスターレギオン”:(……追加で呼ぶべきか……? いや……)
レヴェラー・スミス:「一丁前に迷ってんじゃねェぜ」きぃ ん!「──レギオン!」
レヴェラー・スミス:「畳みかけろ雷鳴!!!」がん!と勢いよく足元の搭乗鳥を蹴っ飛ばす!
”マスターレギオン”:「む……!」
悪魔(?):「キィィーー!」若干ぶるりと震え、
レヴェラー・スミス:「もう一人脅威を数え忘れてんだよなあ!ニヒヒ!」
レヴェラー・スミス:「この"孤買屋オレ"をッ!」
悪魔(?):「ィィイイイイインン!!」ぼ ぼ ぼ──
悪魔(?):ど っごぉん!/雷鳴と共に放たれたミサイル弾頭が──華咲く冷えた地を焼き払うッ!
”マスターレギオン”:「ぐう……っ!」
”マスターレギオン”:「……相変わらず厄介だな、君の攻撃は……!」
レヴェラー・スミス:「ケッ!手間暇合わねえから、呼びつける時は毎回大変なんだぜ雷鳴こいつはよォ!」
玉依洸火:氷華となり、焼き払われた従者が血煙となって揺らめく中。
玉依洸火:全身から血を流す男が呟いた。
玉依洸火:「――辿ったぞ」
玉依洸火:「本体が俺の血を食らわなきゃ安心とでも思ったか?」
玉依洸火:「俺は呪術師だぜ」
”マスターレギオン”:「何……?」
玉依洸火:類感呪術。同じ物を含む物を同一とみなすことで呪いをかける呪術。――普段はこれを用いて自身の血を媒介に呪いを共有している。
玉依洸火:感染呪術。同じ形の物を同一とみなすことで呪いをかける呪術。
玉依洸火:それを組み合わせればどうなるか。
玉依洸火:「従者もてめェの一部だろうが――てめェのレネゲイドが通ってりゃ防護もできたろうが」
玉依洸火:「それも五代さんが砕いた。――何度も言うが、驕り過ぎで舐め過ぎなんだよォ!」
玉依洸火:雷鳴と同時に、玉依洸火と“マスターレギオン”――二人の肉体が発火する。
玉依洸火:「焼け死ね――ギャハハハハハハハハハハハハハハハ!!」
”マスターレギオン”:「がぁ……っ!?」
玉依洸火:「呪術の媒体をそこら中に撒いてくれてありがとォ! てめェにとって俺は相性最悪のようだなァ!」
玉依洸火:「ヒャァ――ハハハハハハハハハ――ッ!!!!」
”マスターレギオン”:「ぐっ……」
”マスターレギオン”:「クク……ハハハ……!」 発火したまま、”マスターレギオン”もまた笑っている。
”マスターレギオン”:「ハハハハハハハ!」 狂ったように笑いながら、洸火の呪術を止めようと考えているのか、彼の元に駆けだす
レヴェラー・スミス:「────ワッハハハハハハ!!!!!」その横腹から突っ込む──襤褸切れみたいな有様の悪魔!
悪魔(?):「ィィィィーーーン!」ちょっと泣きべそかいている気がする。
レヴェラー・スミス:「笑ってんじゃねえぞレギオン!てめえの部下は種切れかァ!?」
レヴェラー・スミス:「頼りにならねえ部下・・・・・・・・・なんぞ捨ててテメエ1人で決着ってかぁ!?」
レヴェラー・スミス:「冷めた通り越して面白くなってきたぜテメー!ゲッハハハハ!!!」嗤う、嗤う。
レヴェラー・スミス:「ハッハアア──クソ野郎め!」歯を食いしばって「クソつまんねー奴になり果てやがって!」嗤う。
”マスターレギオン”:「私の部下は、すこぶる優秀さ」
”マスターレギオン”:「計画は順調だ・・・・・・.」
”マスターレギオン”:「しかしまあ、実に面白いよ」
”マスターレギオン”:一撃、二撃、”マスターレギオン”の血刃が、スミスを2度殺す。
レヴェラー・スミス:「ガアア……!」血反吐を吐く。「クソターキー!喰らい付き続けろ!!!」
悪魔(?):「キィィィィィ──!!!」主が刻まれることなど厭わず、刃を弾き続ける!
レヴェラー・スミス:「後はあいつ等で殺れるトれる!」
玉依洸火:「ハハハハハハハハハハハハハハ――――ゲフッ」血混じりの咳と共に高笑いが途切れる。
玉依洸火:「ゴ、ゲブッ……ハハ、ギ、ガボッ、ハ、ハハハハ――」
玉依洸火:夥しい量の血を吐き続けながら、神の心臓は呪いを振り撒きながら鼓動を加速し続ける。
玉依洸火:「ガ――ゴ、ァ……」
玉依洸火:視界が、霞む。
玉依洸火:常に自傷を伴う呪術行使は、敵よりも自身が先に倒れるリスクを常に抱えている。
オリアーナ:「……貴君にはまだ動いてもらう」
オリアーナ:「無茶をさせるけど。頼むわ」
オリアーナ:レネゲイドの血霞が、失った血を補填するように玉依に染みこんでいく。
玉依洸火:「ギ、ィガ、ヒ……ヒ、ヒ」
玉依洸火:「ヒヒ、ヒヒヒヒヒ」
玉依洸火:「感謝ァアアアアするぜェエエエエエ――ッ! ヒャァアアアアアハァアアアアアアア――!!」
玉依洸火:のけぞる程に背筋を伸ばして渾身の勢いで高笑う。
玉依洸火:虚勢だとしても、弱いところを敵には見せられない。
玉依洸火:限界が近くとも、弱いところを背中を見る少女には見せられない。
玉依洸火:「これで終わりだ――『胆喰蛆神丹塗腑たんじきうじがみにぬりのはらわた』」
玉依洸火:「集り殺せ」
玉依洸火:雷鳴二対。
玉依洸火:二つの心臓を、同時に雷が貫いた。
”マスターレギオン”:「が ぁ っ」
”マスターレギオン”:息を吐き出し、その場に倒れる。
玉依洸火:「は、ハハ――」
玉依洸火:上を向いたまま、そのまま後ろに倒れ込む。
レヴェラー・スミス:「げふ、ゴフ……」だらりと外れかけた脚だけでサンダーバードに引っかかっている。
レヴェラー・スミス:「ああ……クソめ。」血色の濃い唾を吐き捨てる。「これが終わったら絶対バカンス行くぞ!」
五代水月:「そいつは確約できかねるが……どうやら勝敗は決したらしい」
五代水月:「ひとまず、お疲れ様。今のうちに、各員の治療と"マスターレギオン"の拘束を──」
”マスターレギオン”:「─────ク、クククク」
”マスターレギオン”:横たわったまま、笑う
”マスターレギオン”:「呪術の媒体をそこら中に撒いてくれてありがとう、か」
”マスターレギオン”:「クククク……まさにその通りなんだ・・・・・・・・・・
”マスターレギオン”:「なあ、おいまさか、こんな偶然があるとは、笑わずにはいられないだろう」
レヴェラー・スミス:「ああん……?」どてりと着陸している。
”マスターレギオン”:「”レギオン”は、既に区内のあちこちで戦闘をしている……」
”マスターレギオン”:「そこの、きみなら……わかる、だろう……」
”マスターレギオン”:「…………」
”マスターレギオン”:そう言って、”マスターレギオン”は意識を失う。戦闘不能
GM:そして
玉依洸火:「てめェ……まさか――」
GM:”マスターレギオン”が戦闘不能になったため、彼に掛けられた【E:加虐の宴】が発動する。
”マスターレギオン”:【E:傲慢な理想】【E:傲慢な理想】
”マスターレギオン”:【E:加虐の宴】の効果を、瑠璃・MM地区支部員・”マルコ”班員を含む
”マスターレギオン”:シーン全体に拡大します。
レヴェラー・スミス:ウワーーーーーッ!???
GM:5D10
DoubleCross : (5D10) → 34[4,7,9,7,7] → 34

五代水月:グワーッ!?
GM:全員、34ダメージ。戦闘不能になってもリザレクトはしなくていいよ
五代水月:アッハイ戦闘不能です
レヴェラー・スミス:ちょっと……悪い!俺ダウンで!(侵蝕100)
玉依洸火:既に戦闘不能!
オリアーナ:戦闘不能
GM
GM:”マスターレギオン”、そして彼の生み出した”レギオン”達が、一斉に爆発する。
GM:周囲は、光に包まれ─────
GM
GM:シーン終了
GM

マスターシーン:”エレウシスの秘儀”

GM
アイシェ・アルトゥウ:「……」
大賀輝生:「……」
GM:周囲が、瓦礫や、倒れた人間、流れた血でいっぱいになっていた。
瑠璃:「スミス……支部長……オリアーナさん……」
瑠璃:「洸火……!」
”マスターレギオン”:「…………」
”マスターレギオン”:爆散した────死亡・・した”マスターレギオン”の血と肉片が集まり、人の形をとる
”マスターレギオン”:「……なんという再生能力……いや、これこそが」
”マスターレギオン”:「”エレウシスの秘儀”が齎す不死・・か……!」
”マスターレギオン”:「この力があれば……この、不平等な世界を……」
”マスターレギオン”:”マスターレギオン”が、ゆっくりと身を起こす。
”マスターレギオン”:そこで
GM:そこで
瑠璃:「────あなたに」
瑠璃:「あなたに、そんな命はいらない・・・・・・・・・……!」
瑠璃:突如、少女の足元が波打つ。
瑠璃:そして、溢れだす。
瑠璃:”海のようなワーディング”
瑠璃:周囲へと、それは広がっていく。
”マスターレギオン”:「────な」
”マスターレギオン”:”マスターレギオン”は、”レギオン”を生み出し、少女を攻撃しようとする。
GM:しかし、少女の隣には”四肢を持つ馬面の鯨”がいた。
GM:1体ではなく、何体も。
GM:それは、”マスターレギオン”へと殺到し、その肉体を食らい始める。
”マスターレギオン”:「ば、バカな……!」
”マスターレギオン”:「やめろ……!」
”マスターレギオン”:「私は……」
”マスターレギオン”:「彼らの……ためにも……」
”マスターレギオン”:「こんな……」
”マスターレギオン”:「ところで……」
”マスターレギオン”:「……」
”マスターレギオン”:「…………」
”マスターレギオン”:「…………」
GM:そうして、今度は”マスターレギオン”は肉片ひとつ残らなかった。
瑠璃:「その、命は……あの人たちに渡して……」
GM
瑠璃:「信頼……か。私は、でも、もう……」
瑠璃:「……居場所を、私は、自分の意志で、捨てることになる」
瑠璃:「私は……」
瑠璃:「洸火の好きなもの、結局わからなかったけど」
瑠璃:「私は、皆のことがすきだから」
瑠璃:「だから、好きなようにするね?」
瑠璃:少女から放たれた淡い、蒼色の光が、MM地区に降り注ぐ。
瑠璃:光の降り注いだ場所にいた者たちの傷が、凄まじい速さで癒えていく。
瑠璃:そして、その後、瑠璃の身体は”四肢を持つ馬面の鯨”の
瑠璃:大きく開いた口の中へと……
瑠璃:消えていく……
GM
”海”のワーディングは膨張を続ける。
そのワーディングの中には、大量の怪物が現れ、MM支部周辺にいる人々の生命力を食らい始めた。
人々に災い齎す、災厄の遺産。

ダブルクロス The 3rd Edition
『エレウシスの秘儀』
そこに彼女の意志はなく、されど彼女は確かに災厄と成った。
GM:シーン終了
GM

シーン12:未曽有のレネゲイド災害

GM:全員登場をお願いします。
玉依洸火:玉依洸火の侵蝕率を1D10(→ 10)増加(83 → 93)
オリアーナ:オリアーナの侵蝕率を1D10(→ 5)増加(82 → 87)
レヴェラー・スミス:おっし…!
レヴェラー・スミス:レヴェラー・スミスの侵蝕率を1D10(→ 9)増加(100 → 109)
GM:スミスさん!!
レヴェラー・スミス:ゴパァ!!!
五代水月:五代水月の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(81 → 88)
GM
GM:貴方たちが目を覚ました時、そこは支部からは少し離れた場所だった。
GM:周囲には、MM地区支部の支部員たちや”マルコ”班員が同じように倒れている。
GM:しかし、貴方たちを含む全員。服以外は無傷の状態だ。
GM
GM:全員HPを全回復し、侵蝕率を5点上昇
五代水月:なん…だと…
オリアーナ:オリアーナのHPを25に変更(1 → 25)
玉依洸火:玉依洸火のHPを-20減少(0 → 20)
オリアーナ:オリアーナの侵蝕率を5増加(87 → 92)
五代水月:五代水月の侵蝕率を5増加(88 → 93)
レヴェラー・スミス:ウワーッ!!!!!(侵蝕109なう)
玉依洸火:玉依洸火の侵蝕率を5増加(93 → 98)
五代水月:五代水月のHPを-30減少(1 → 31)
レヴェラー・スミス:HP5→25,侵蝕114だよバカ野郎!!!(半ギレ)
GM
オリアーナ:「……ここは」体を起こして立ち上がる。……不自然なほど軽い。《リザレクト》したとしても、少しは疲労や痛みが残るものなのに。
玉依洸火:意識が覚醒すると同時、目を見開き、即座に立ち上がり周囲に目を配る。
玉依洸火:「野郎……ッ! 自爆しやがった……俺達が無事ってことはまだ奴も……」そこまで言って違和感に気付く。
レヴェラー・スミス:「──ウワアアアア!?このクソガウラス野郎ーーーッ!!!」がば!!!
玉依洸火:無事、と言ったのは死んでいないという意味で口にした言葉だ。だが、この状態は文字通り――
五代水月:「……三者三様、元気なようで何よりだ。他のみんなもね。まあ、最大の疑問は──」
五代水月:「こうも傷一つなく五体満足なことなんだが」
レヴェラー・スミス:「ハッ!」体の調子に実感が追いつく。「……どうなってやがる。」
五代水月:上等なスーツは傷だらけ煤だらけ、だが体には傷一つなく、へらへらと笑って見せる
玉依洸火:「意識だけ飛ばして、何か呪いを刻んだ……いや、それにしちゃあ戦闘の傷も治ってるのがおかしい」
オリアーナ:「……」見渡す。考える。
レヴェラー・スミス:「俺はUGNの療養施設リゾートを使い倒す気満々で体張った筈だぞ?」
オリアーナ:「"トーチベアラー"。貴君は……この感覚を知っているのでは?」
レヴェラー・スミス:ボロボロのスーツの切れ目に手を突っ込む。目立った傷もない。
玉依洸火:「……瑠璃が俺らを守ったってことか? だが、それにしてもおかしなことはある」
玉依洸火:「“マスターレギオン”はどこに行った? 瑠璃のことは奴の方がよく知っている。俺達以上にこの事態を予見できなきゃおかしい」
レヴェラー・スミス:「……」ぺらぺらと契約書束を捲る。砂に帰ったサンダーバードが元通り挟み込まれている。
玉依洸火:「それなのに自爆なんかするか? 例えあの・・レギオンが本体じゃなかったとしても、意識がないうちにトドメを刺す筈だ」
レヴェラー・スミス:「レギオンは……弱ったターゲットを見逃す口じゃねえ。だったら」
レヴェラー・スミス:「出来なくなったんだろ・・・・・・・・・・
五代水月:「彼にとっても予想外の事態、ということだろうね。まあ、スミスの言う通り……もう、予想なんて出来ないのかもしれないが」
玉依洸火:「……つーか、その瑠璃はどこに行きやがった」
オリアーナ:「瑠璃が何処へ行ったかは分からないが……レギオンの行動の理由については、考えられる」
玉依洸火:“マスターレギオン”に攫われたとしても、やはり自分達が無事なのはおかしい。
レヴェラー・スミス:「聞かせろオリアーナ。今は一つでも仮説を増やしてえ」
オリアーナ:「まず、『自爆なんてするか?』について。自爆でなかったとしたら?」
オリアーナ:「例えば……『決して死なない』のなら、それは『自爆』でもなんでもないのではないか?」
五代水月:「ジャームとて生物、不死身であるものか……と言いたいところだけれど」
レヴェラー・スミス:「『理論上不死』なら、理屈は色々こさえられるぜ」
玉依洸火:「ジャームの中には限定的に不死身の能力を持つ奴もいるが……そういうことじゃなさそうだな」
オリアーナ:「それでは、次だ。『トドメを刺すはずだ』、刺したくても刺せなかったとすれば?」
オリアーナ:「例えば……『我々が決して死なない』のなら、トドメを刺しようがない」
オリアーナ:「……オーヴァードの限界付きの《リザレクト》の話ではない」
レヴェラー・スミス:「パッと結びつけるなら……『理論上不死』が俺達とレギオンの両方にはっ憑いてた、ってか?」
オリアーナ:「もっと高次のレネゲイドの力で。『不死』あるいは『死者蘇生』が確約されているのなら……」
オリアーナ:「私とて、信じたくはなかった。彼女が言うことが、誇張であって欲しかった」
オリアーナ:「だが……事ここに至っては、そう考えざるを得ないんだ」
玉依洸火:「……」
玉依洸火:「だとすれば、ここでのんびりしてる場合じゃねェな」
レヴェラー・スミス:「…………」何故か湿気ている煙草を咥える。
レヴェラー・スミス:「不味。俺の血か」ぽいっ。
玉依洸火:「その仮説が正しいなら、“マスターレギオン”は瑠璃を連れ去った可能性が高ェ……俺らにトドメを刺す意味がないのなら、あの自爆は目眩ましだ」
玉依洸火:「“マスターレギオン”を探し出して、不死だろうがぶっ殺して、瑠璃を奪還する」
レヴェラー・スミス:「……ニヒ。」「玉依、お前は優しー奴だなぁ」唇を歪める。
玉依洸火:「あ?」睨み返す。
五代水月:「……瑠璃ちゃんを探す、それ自体は僕としても賛成だ。だが──」
五代水月:「"マスターレギオン"にも僕らにも、不死性が付与されたとして。それでも圧倒的に有利なのは彼の方だ」
五代水月:「なんせ、僕らは大賀くんを入れてもせいぜい5人。それに対して、相手は無数の軍団レギオン。すり潰すことは難しくないはずだからね」
五代水月:だから、と一拍置いて
五代水月:「スミスが言う"出来なくなった"というのは、物理的に出来なくなったんじゃないかと、僕は思うワケ」
レヴェラー・スミス:「──大当たりジャックポット。」びしッと指をさす。
レヴェラー・スミス:「そして、そんな事マスターキリングが出来そうな余力持ちは……ここに残ってる奴にはどう考えても居ねえ」
レヴェラー・スミス:「だったら。消去法だろうと『今居ねえ奴』から探す方が自然じゃねえか?」嗤う。少しばかりおどけたように。
玉依洸火:「……何が言いたいのかは大体分かったが、それはそれでおかしいだろうが」
玉依洸火:「“マスターレギオン”がいないなら、瑠璃がいなくなる理由がねェ」
玉依洸火:「……何があったかなんて、ここで喋くってても分からねェよ。何にせよ瑠璃を探すことには変わりねェだろ」
五代水月:「ああ、だから言ったろう。探すこと自体は賛成だ、と。何にせよ、まずは支部と街の状況を──」
GM:そういった話をしていると、あなた達の携帯端末が鳴り響く。
GM:そして、端末から音声が鳴り響く。
霧谷雄吾:「皆さん、ご無事ですか!」 少し焦った様な、聞き覚えのある声音
オリアーナ:「……"リヴァイアサン"」
霧谷雄吾:携帯端末を取り出せば、モニターにはUGN日本支部長の姿が映っているだろう。
レヴェラー・スミス:「答え合わせの時間らしい。」無事な煙草に火を点ける。
五代水月:「ああ、こりゃあどうも。……共有回線オープンチャンネルでの強制接続なんて、よっぽどの事態じゃなきゃないことだな」
玉依洸火:「日本支部長がお出ましかよ。まァ、それだけでかいヤマではあるが……」
玉依洸火:“マスターレギオン”の襲来時点ではなく、このタイミングで? それは、マスターエージェント以上の何か・・があるということではないのか。
霧谷雄吾:「無作法ではありますが、支部への連絡が繋がらないため、いくつかの方法を試し」
霧谷雄吾:「ようやく繋がった形となります」
霧谷雄吾:「しかし……皆さんご無事なようで良かった」
GM:支部への連絡が繋がらない。
GM:貴方たちがいる場所から、支部のある方向に視線を向けると、"海"のワーディングと、”四肢を持つ馬面の鯨”が見えるだろう。
五代水月:「そりゃあまあ……繋がらないわけだ。そちらでも見えてるかな、霧谷さん」
霧谷雄吾:「ええ……1時間ほど前、MM地区で過去類を見ない大規模なレネゲイド反応が観測されました」
霧谷雄吾:「反応の中心は”マリンスノー”で保護したレネゲイドビーイングの少女」
霧谷雄吾:「……彼女が……遺産”エレウシスの秘儀”であることが、判明しました」
レヴェラー・スミス:「わ」「わァ…………」紫煙を吸う息が一瞬詰まる。
玉依洸火:視線が険しくなる。
オリアーナ:「……やはり、か」
霧谷雄吾:「彼女は……何らかの理由により、大規模・・・に自らの能力を使い、暴走」
霧谷雄吾:「”エレウシスの秘儀”としての権能が、起動してしまったのではないかと……」
霧谷雄吾:「彼女から発生した特殊なワーディングは現在も膨張を続けており」
霧谷雄吾:「取り込んだ人々の生命力を奪い、強制的にオーヴァードへと覚醒。さらにジャーム化をさせようとしています」
霧谷雄吾:「過去の文献によると、この膨張は最大で、関東圏を飲み込むほどの広さになる可能性があるとのことです」
五代水月:「……街一つは始まりにすぎない、か。参ったな」
レヴェラー・スミス:「……ケッ!『理論上不死』の見当も大方ついちまったぜ」ふーっ。
レヴェラー・スミス:「死にまくる端から『継ぎ足し』されてりゃ、そうそう死ぬわけもねえってかよ。」
玉依洸火:「……情報提供はありがてェが、それで、アンタは俺達に何をしろって?」
霧谷雄吾:「……この件に対し、UGN日本支部・・・・・・・は、今回の件を、正式にレネゲイド災害と認定しました」
霧谷雄吾:「現在、周辺地域から山下公園へと戦力を終結・編成────」
霧谷雄吾:「しれが終わり次第、膨張を続ける”海”および────」
霧谷雄吾:「それを引き起こしている、遺産”エレウシスの秘儀”を物理的に排除・破壊する作戦を開始します・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
霧谷雄吾:「あなた達にも、思うところはあるでしょうが……どうか、”エレウシスの秘儀”破壊作戦への参加をお願いします」
玉依洸火:バキリ、と何かが砕ける音がした。
玉依洸火:噛み締めすぎた奥歯が、砕けた音だ。
玉依洸火:「あァ……そうだな。それが正しい対応ってヤツだよな」
五代水月:「……支部はああなったけど、一応まだ、組織としては体を保っている。正式な参加要請が回ってくるまでは、少し時間はあると見ていいかな、霧谷さん」
五代水月:「ああ、もちろん、要請が来れば返事は可及的速やかにするけれどね?」
霧谷雄吾:「……」
霧谷雄吾:「そうですね……今は支部員たちの統率を取り、立て直す時間が必要でしょう」
霧谷雄吾:「後程・・、改めて正式に要請を行います」
霧谷雄吾:「しかし、今この時も一般人の被害が出ています」
霧谷雄吾:「時間はあまりないものと思ってください」
五代水月:「……済まない。あなたには苦労をかける」
五代水月:いやお互い様か、と笑う声に、普段滲ませる遊びや余裕はない
霧谷雄吾:「とんでもない……」
霧谷雄吾:「……”ブラッドヘイズ”、あなた達”マルコ”がそちらにいてくれたのは不幸中の幸いです」
霧谷雄吾:「直接の指揮権限は私にはありませんが……ぜひ、彼らへの協力をお願いします」
オリアーナ:「えぇ。……攻撃の準備だけは、しっかりと進めておいて」
オリアーナ:「災害を見逃すことは、あってはならないから。頼むわ」
霧谷雄吾:「ええ」
霧谷雄吾:「それでは、皆さん、お願いいたします」
霧谷雄吾:そう言い残し、霧谷の通信が切れる。
レヴェラー・スミス:「…………」静かに煙草を吸い終える。
五代水月:「……さて。ああは言ったけど、実際の所、支部うちの統率についちゃそんなに心配しちゃいない」
五代水月:「それでもまあ、時間稼ぎじみたことをしたのは……それが必要だと思ったからだ。支部ではなく、僕らにとってね」
オリアーナ:「……"トロメーア"。口が上手い……いえ、人徳か」
レヴェラー・スミス:「──んで?」「俺はアルティメイド服の出張販売に行けばいいのか?」
オリアーナ:「いざとなれば、"マルコ"の名において命令を行う気でいたけど。必要がなかった」
レヴェラー・スミス:何処に、とは言っていない。
五代水月:「悪いがスミス、そいつはちょっと待ってくれ。玉依くんも、もう少し付き合ってくれるとありがたい」
玉依洸火:「……時間がねェことには変わりねェんだろ」そう言いつつも、一応は聞く姿勢を保っている。
レヴェラー・スミス:「ニヒ、わかってらあよ。」愉しげに笑う。
レヴェラー・スミス:「次の販売先いきさきここの支部おまえんちって訳だ」
玉依洸火:もし、五代に引き留められていなければ、すぐにでも駆け出していた。人柄を知る五代でなければ、止まることはなかっただろう。
五代水月:「金はあまりないぞ、うちは。……ともあれ、ありがとう。では──」
五代水月:「プラーナくん。君は先ほど、彼女が言うことが誇張であってほしかった。……そう言ったな。なら──」
五代水月:「──君は彼女の力を知っていた、ということで間違いないかな。おそらくは、瑠璃ちゃん自身から聞かされる形で」
オリアーナ:「……」それに対して、無駄な時間を使っていいのか? とはぐらかすことはしない。
オリアーナ:「あぁ。瑠璃本人から聞いた。……伝えなかった理由はいくつかある」
オリアーナ:「確証がなかった。虚偽だった場合の、日常への回帰に問題がでる恐れもあった」
オリアーナ:「……私の弱さがあるとしたら。信じたくなかった、というの、そうだ」
オリアーナ:「不安定なものをアテにするわけにはいかない。なによりも」
オリアーナ:「未確定の未来を理由に、『命』を奪うなど。許されるはずがない。……それが許されるのなら、あらゆる生命は生まれる前に死ぬべきになってしまう」
五代水月:「極論だな。だがまあ、理詰めの末ではある。進化の果ては自滅だ、なんて言ったりもするけれど」
五代水月:「ああ、でも、安心したよ。つまりそれは──君は、瑠璃ちゃんを心配してくれていた、ということだ」
オリアーナ:「……笑ってもいい。甘いとな」
五代水月:告げられた言葉通りに、というわけではないが。小さく笑ってから
五代水月:「……スミス、悪いけど一本もらえるかい」
五代水月:人差し指と中指を立てて、煙草を挟む仕草
レヴェラー・スミス:「アイよ」「一本100万円な!」ぽんと箱を投げる。
五代水月:「ぼったくりが過ぎる」 笑みに苦みを深めて、煙草を一本取り出す。箱を投げ返してから、パチリと指先に電気の火花を飛ばして着火
五代水月:たっぷり一息、煙を吸い込んで。それをゆっくりと吐き出してから
レヴェラー・スミス:「ニヒ!」「将来性に投資ツケといてやるよ。」ぱしり。
五代水月:「……まあ、結局何が言いたいかというと、だ」
五代水月:「君はレネゲイド災害を滅ぼすべき者だが、同時に──瑠璃ちゃんの味方でもある」
五代水月:「つまり、僕らの仲間ってわけさ。ま、そこの守銭奴はまた違った動機かもしれないが」
玉依洸火:「……相変わらず、回りくどい上に俺の意見を聞く前に“僕ら”たァ、顔に似合わず強引だよな」
レヴェラー・スミス:「ニヒ!違いねェな。」「業務提携中の俺は着いてくのもやっとだってェの!」
五代水月:「だって玉依くん、ちょっと強めに縛らなきゃあ自分だけでなんとかしようとするだろう?まあ、実際出来るから文句は言えないんだが──」
五代水月:「支部長だからね。部下には、ちゃんと帰ってきてもらいたい。そのためなら多少強引にもなるってものさ」
玉依洸火:「ケッ、いいのかよ。俺と一括りになるってことは、日本支部の方針に逆らうってことだぜ」
オリアーナ:「その為の強権だ。……名に傷はついたが、"マルコ"の権力はこの状況下では日本支部の上。私が連れまわしたことにする」
オリアーナ:「……瑠璃には、宣誓をした」
オリアーナ:「ひとつ。レネゲイド災害に成り果てるとしたら、私が止める」
オリアーナ:「……もうひとつ。瑠璃として生きたいのなら、あらゆる敵から彼女を守る」
オリアーナ:「まずはこの暴走を止める。……その後、瑠璃として生きる気があるのなら。日本丸ごとを敵に回してでも、彼女の安全は保障する」
オリアーナ:「……私はそこの"トロメーア"より強引だ。着いてくる気が失せたか?」
玉依洸火:「最初からあんたに付いていく気はねェよ。現場が上を選ぶのは単純な権力だけじゃねェ。……横に並ぶのは勝手だがな」
玉依洸火:「……俺は、日本支部の方針だって正しいのは分かってる。あんたの言うことも別の正しさなんだろうってのもな」
玉依洸火:「俺は違う。ただ気に食わねェだけだ。尊い犠牲とかそういう言葉がな」
玉依洸火:「“マスターレギオン”は俺がぶっ殺すつもりだったし、今までもジャームやFHを何人もぶっ殺してきた。今更正しさを語る気はねェ」
玉依洸火:「それでも、これだけは守ってきたんだ。これだけは譲れねェ」
玉依洸火:「――瑠璃を、助ける」
GM
GM:シーン終了
GM:ロイスの取得・変更、購入判定が可能です。
五代水月:オリアーナさんに取ろう。「■仲間意識/脅威」で!
オリアーナ:五代水月/○感服/脅威 でロイス取得。
玉依洸火:オリアーナ・プラーナ ○連帯感/劣等感
レヴェラー・スミス:ロイス……あと一枠しかないんだよな……
レヴェラー・スミス:チョット保留するわ(優柔不断)購入行くぞ!
玉依洸火:ボデマチャレンジくらいしかやることない気がするな……
玉依洸火:3dx+1>=12
DoubleCross : (3DX10+1>=12) → 6[3,5,6]+1 → 7 → 失敗

玉依洸火:しっぱい
レヴェラー・スミス:有るだろうが代……俺のアルティメイド服が(スッ)
五代水月:くっ……着ろというのか……!
玉依洸火:支部長が持ってた方がいい気がする
オリアーナ:こっちもボデマチャレンジしとくか……
レヴェラー・スミス:実際そう。(ぺちーん)
オリアーナ:5dx+1>=12
DoubleCross : (5DX10+1>=12) → 10[5,7,7,8,10]+2[2]+1 → 13 → 成功

オリアーナ:買えたので着とくわ……
レヴェラー・スミス:ではボデマサポートに行くぜ!
レヴェラー・スミス:5dx+4>=12
DoubleCross : (5DX10+4>=12) → 6[2,2,3,3,6]+4 → 10 → 失敗

レヴェラー・スミス:金も余ってるし二点財産P使用で買うぜ!
五代水月:じゃあ玉依さん用にボデマチャレンジしとくか
五代水月:4dx+3>=12
DoubleCross : (4DX10+3>=12) → 9[3,5,6,9]+3 → 12 → 成功

レヴェラー・スミス:皆買えちまったし俺が着るぜ!!!(スーツバサー)
五代水月:買えて…しまった!玉依さんにパス! メイド服をもらうのか、そしてどちらが着るかは追々決めて、その時に入れ替えますか
玉依洸火:ありがとうございます!
玉依洸火:とりあえず着ておこう
GM

シーン13:はじめての願い

GM:シーンPÇは玉依洸火。他PÇ登場自由。情報収集あります。
玉依洸火:玉依洸火の侵蝕率を1D10(→ 6)増加(98 → 104)
五代水月:ならば出ておきましょう!
五代水月:五代水月の侵蝕率を1D10(→ 3)増加(93 → 96)
レヴェラー・スミス:ハァハァ ちょっと様子見していい……?
五代水月:ええよ!!
オリアーナ:ちょっと休んでな!
オリアーナ:オリアーナの侵蝕率を1D10(→ 10)増加(92 → 102)
玉依洸火:もういい……休め……!
レヴェラー・スミス:すまん!任せた!!!(スパリゾートドボーン)
GM
GM:じゃあまず情報項目から
▼UGNの動き 情報:UGN8
▼“エレウシスの秘儀”② 情報:UGN8 知識:レネゲイド6 手に入る情報は同じ
GM:で、エレウシスの秘儀②クリアしたら③が出ます
五代水月:ふふっ、では我はひとまず待機しておきます
玉依洸火:知識の方がダイス多いし、秘儀②に行こうかと思います
オリアーナ:じゃあUGNの動き行きましょう
玉依洸火:知識:レネゲイドで判定
玉依洸火:7dx>=6
DoubleCross : (7DX10>=6) → 10[1,4,7,7,9,9,10]+4[4] → 14 → 成功

オリアーナ:コネ使って情報:UGNで判定
オリアーナ:7dx+1>=8
DoubleCross : (7DX10+1>=8) → 8[4,4,5,6,6,6,8]+1 → 9 → 成功

GM:情報出します
▼UGNの動き 情報:UGN8
現在、“エレウシスの秘儀”のワーディングである“海”が横浜市全域へと膨張しつつある。
これに対応するため、MM地区周辺だけでなく、横浜近郊の各支部から戦力が集結中。
日付が変わった0時ちょうどに、“海”及び“エレウシスの秘儀”を消滅させる作戦が開始される。
ルール的にはシーン12がはじまってから5シーン目に消滅作戦が開始される。
また、シーン数はエンディングの分岐条件となる。
①4シーン目の最後までにクライマックス突入の宣言があった場合、霧谷との会話の後、賛成したPC達でだけで先に“海”に入り、レネゲイドビーイングの少女に会う事ができる。
②5シーン目になった場合UGNの“エレウシスの秘儀”消滅作戦に同行する事になる。レネゲイドビーイングの少女もクライマックス中に消滅させられる。
GM:このまま順当に進めばいいんだけど、交流シーンとか作ると間に合わない感じです
▼“エレウシスの秘儀”② 情報:UGN8 知識:レネゲイド6 手に入る情報は同じ
“エレウシスの秘儀”の伝説の力を持つ遺産。周囲から生命力を吸収し、望む対象に与える。
レネゲイドビーイングの少女は、この“エレウシスの秘儀”がオリジン:レジェンドとして仮の人格を得たもの。強い感情を得る事で能力を発揮する。
大量の生命力を与えられた対象は周囲の生命力を奪い取り、自らの生命力とレネゲイドを活性化させる体質を得る。これは遺産“エレウシスの秘儀”の性質を得るもので、擬似的な不老不死と言えるものである。
ただし、“エレウシスの秘儀”の性質を得るだけであり、特殊なワーディングである“海”は発生せず、Eロイス「虐殺機関」「不滅の妄執」は発動しない。
数年前に現代にレネゲイドビーイングとして目覚め、“マスターレギオン”が手にした後、不死を望む権力者達の手に渡されては暴行を受け、災害を起こしてきた。
システム的に『不滅の妄執』『虐殺機関』は遺産“エレウシスの秘儀”が持っているものであり、仮の人格でしかないレネゲイドビーイングの少女が持っているものではない。
GM:で、これが出ます
▼“エレウシスの秘儀”③ 情報:UGN8or10 知識:レネゲイド6or8 高い達成値で追加の情報が出る。手に入る情報はUGNでもレネゲイドでも同じ
五代水月:では挑戦!《アクティベイト》で9点支払います
五代水月:五代水月のHPを9減少(31 → 22)
五代水月:五代水月の侵蝕率を1D10(→ 2)増加(96 → 98)
五代水月:ダイスじゃなくて+4なので、ここに+2して100に!
五代水月:コネも使って……
五代水月:6dx+1+9>=10
DoubleCross : (6DX10+10>=10) → 9[1,2,4,4,5,9]+10 → 19 → 成功

五代水月:ウム!
GM:つよい
GM:まず普通の情報
▼“エレウシスの秘儀”③ 情報:UGN8or10 知識:レネゲイド6or8 高い達成値で追加の情報が出る。手に入る情報は同じ
“エレウシスの秘儀”の能力は海の中の様なワーディングと、その中に現れる“エレウシスの怪物”の形で展開される。
“エレウシスの怪物”は“四肢を持つ馬面の鯨”の様な姿をしており、これに喰われると生命力レネゲイドを奪われる。
また、あまりにも大規模にこの能力を使用した場合、仮の人格でしかないレネゲイドビーイングは、本来の遺産の能力に飲み込まれ制御もできなくなる。
現在“エレウシスの秘儀”はこの状態に陥っており、過去の文献からすると“海”は関東圏の生命力を食らい尽くし眠りに付くと思われる。
GM:で、達成値が高い場合の追加情報
ただし、現在の“海”の膨張は文献の記録よりも明らかに遅く、取り込まれた人々のオーヴァード化・ジャーム化も現在は報告されていない。
レネゲイドビーイングの意思が抵抗していると思われる。
システム的には、現在Eロイス「虐殺機関」を瑠璃が止めているためEロイス「不滅の妄執」も発動していない。
GM
GM:仮設支部─────
GM:貴方たちは、各々が調査した情報を交わすために集まっていた。
五代水月:「組織として体は保っている、というのがホラにならなくて良かったよ。……こんな状況だが、みんなよくやってくれてる」
五代水月:普段の支部で使っている質の良い家具とはまるで違う、パイプ椅子に長机という仮説支部で、それすらも楽しむように笑う
玉依洸火:「こんな状況ねェ……」
玉依洸火:「具体的にどうなんだよ。支部機能がボロボロにされて、日本支部の作戦がもう少しで始まるって言っても」
玉依洸火:「実際数字としちゃァ、どれだけ時間が残ってる」
玉依洸火:「場合によっちゃァ、どっか行ったスミスの野郎は放って突っ込むことになるぞ」
五代水月:「スミスなら、仕入れに行くとか言って出て行ったよ。大人しく寝ていればいいものを……とはいえ、今後も世話になるとなればそうも言えないんだが」
五代水月:実際、この作戦が終わった後のための投資そざいだというのだから、感謝する他ないのだが、それはさておき
五代水月:「……まあ、半日待ってくれる、というわけじゃあないだろう。日本支部の動き次第ではあるけれど……その辺りはどうかな、プラーナくん」
オリアーナ:「動向は調べた。リミットは……この後の0時」
オリアーナ:「その時刻をもって、日本支部指揮下の殲滅部隊は作戦行動を開始する。……そうなったら、我々もそこに合流せざるを得ない」
オリアーナ:「戦力的にはこの上ない有利が手に入るが……我々の目的はそこにはない」
オリアーナ:「瑠璃との対話の機会が欲しいなら、斥候を務めるなり、先遣隊として戦力を削るなり……なんらかの言い訳を"リヴァイアサン"に通してから」
オリアーナ:「単独行。……"マルコ"やMM支部の人員も、あの奇怪な生物に対応させることになるだろうから」
オリアーナ:「本当に我々だけの少数精鋭で突っ切るしかない」
五代水月:「戦力についちゃ心配はないさ。"マルコ"隊長に、うちの最大戦力。なんでも調達して見せる悪魔使いしょうにんだっているんだから」
玉依洸火:「残り4時間……まァどうせやれることは限られてんだ、それだけあって僥倖ってとこか」
玉依洸火:腕時計で現在時刻を確認しつつ。
五代水月:「なら、その間にどれほど材料きぼうを見出せるか、ということになるけれど……」
五代水月:「まず第一に、“エレウシスの秘儀”とは何ぞや、ということを突き詰めなきゃならない」
五代水月:「……どうかな、玉依くん。名前の元になった秘儀からして、君の専門分野に関わる部分があると思うんだが」
玉依洸火:「呪術的儀式は宗教的儀式の影響は免れねェもんだからな。大元のギリシャ方面は正確には専門じゃねェが、通り一遍の知識ならある」
玉依洸火:「元々はペルセポネの神話を主題にした……冥界から帰ってきたペルセポネの生命力にあやかろうって儀式だ」
玉依洸火:「不死の力を与える遺産だからそういう名が付いたんだろうな」
玉依洸火:「遺産エウレシスの影響を受けたヤツは周囲の生命力を奪い取り、擬似的な不老不死を得る」
玉依洸火:「そういう意味じゃ俺達全員が遺産の適合者ってことになるのかもな」
玉依洸火:「だが、ただの遺産にしちゃおかしいことがある。“エレウシスの秘儀”の伝承から考えてもな」
玉依洸火:「秘儀はあくまで儀式であって、特定の意識を持つ何かじゃねェ」
玉依洸火:「瑠璃そのものが遺産っつーより、遺産を元に後天的に生まれたレネゲイドビーイングって考えた方が自然だ」
五代水月:「……そしてまた、呪術の話に戻るわけだ。そのものではないとしても、それから生まれたものなら──」
五代水月:「瑠璃ちゃんが見て、感じて、思ったことは“エレウシスの秘儀”にも影響を与える。そうだな?」
玉依洸火:「あァ、エレウシスの秘儀自体に人格はねェ筈だ。瑠璃を窓口にして力の方向性を定めてると考えるべきだろうな」
玉依洸火:「どうにかしてその繋がりを断つなり、遺産だけを破壊するなりできれば、瑠璃は助けられる……と、仮説は立てられる」
玉依洸火:「具体的にそれが可能かは、試してみるしかねェがな。勝率がどれくらいあるかも分からねェ」
五代水月:そうか、と頷いて何かを口にしかけた時。"海"の観測にあたっていたエージェントが歩み寄り、耳打ちと、何か小さな包みを残していく
五代水月:「……どうやら玉依くんの仮説、乗ってみる価値はありそうだ。"海"とあの中の怪物がまさに、"エレウシスの秘儀"の発現ということらしいが……」
五代水月:「あの状態になれば、もはや遺産から生まれたレネゲイドビーイング……瑠璃ちゃんの意思ではどうにもならない。霧谷さんの言う通り、最後は関東圏を飲み込むほどになるだろう」
五代水月:けれど、と一言入れて
五代水月:「過去の記録と比べて、明らかに拡大のペースが遅い。そして──取り込まれた人たちは、まだ「人」のままだ」
五代水月:エージェントが遺していったものの一つ、レネゲイドチェッカーによる観測結果をプリントアウトした紙を卓上に滑らせる
五代水月:「つまり──どうやら、瑠璃ちゃんが頑張っているらしい。そしてその理由はきっと──」
五代水月:「これ、なのだろう」
五代水月:包みを開き、その中身──ここにいる3人、そしてここにいないスミスにも見覚えのあるものを、玉依さんに差し出す
玉依洸火:「こいつは確か――」
オリアーナ:「瑠璃の所持品ね」
五代水月:「ああ、観測に出てたエージェントが見つけてきた。……"海"のすぐ傍に落ちていたそうだ」
玉依洸火:支部から支給された、ごくありきたりな手帳。
玉依洸火:ゆっくりと、どこか躊躇いがちな所作で、ページを開く。
GM:彼女が求め、支部から支給された手帳だ。
GM:真新しいものだが、既にかなりのページに記入されている。
GM:支部から受けた質問の内容や、それに対する自分の返答を書いているようだった。
GM:それを見れば、彼女自身の過去の扱いも見えてくる。
GM:道具として扱われ、暴力を振るわれ、そうして苦痛に対して生まれた感情から、能力を行使させられた日々。
GM:できるだけ感情を殺し、無機質であろうとし、それでいて、苦しさを感じさせる日々。
GM:だが、玉依洸火と共に、公園に出かけた日から、手帳の雰囲気は少し変わっていった。
瑠璃:「私に、ほのかが名前を付けてくれた」
瑠璃:「好きなようにするって、どういうことだろう」
瑠璃:「でも、るりって名前は、好きだ」
GM:そして、その翌日
瑠璃:「オリアーナさんに私の力の意味を聞いたけど、私の力の意味は、私が決めなくちゃならないらしい」
瑠璃:「ただの道具でしかなかった私が、それをできるのだろうか」
瑠璃:「意志を持たない道具でしかなかった私が」
GM:翌日
瑠璃:「自分の場所を求めるとき、一番大事なのは、どこにいたいか」
瑠璃:「やっぱり、自分で決めなくちゃならないみたい」
瑠璃:「それでも支部長は、私が望む限り、ここにいていいと言ってくれた」
GM:そして、今日。
瑠璃:「人間じゃない私が、皆と一緒にいるには、スミスの言う通り、信用が大事だと思う」
瑠璃:「たとえ、恐れられることを言っても、全部言って」
瑠璃:「そして私は、胸を張って皆と一緒にいたい」
GM
GM:その、後に
GM:慌てて書きなぐった様な、汚い字で、こう書かれていた。
瑠璃:「ほのか」
瑠璃:「ほのかも、好きな物ができたら」
瑠璃:「好きなようにしていいんだよ」
GM:そして、その後にはもう、言葉はない。
玉依洸火:「……馬鹿が」
玉依洸火:「俺はもう散々好きにやってんだろうが」
玉依洸火:「好きなもんもねェ俺が、こんだけ好きにしてんのに、何で好きなもんが分かったお前が、好きにできねェ」
玉依洸火:「一緒にいてェって思ったなら、そんなとこにお前がいるのはおかしいだろうが……ッ」
玉依洸火:広がらず留まっている“海”のワーディングの方を睨み付ける。
玉依洸火:「お前が好きにしろってここに書いたんだぞ」
玉依洸火:「俺が好き勝手して、文句の一つでも垂れたら承知しねェぞ」
五代水月:「……ああ、その怒りはきっと正しいとも」
五代水月:だが──正しさだけではどうにもならないものが、決定的な一手が足りないことは。自分だけではなく、皆が理解していることで
五代水月:けれど──だからこそ
五代水月:「だから──最後の最後まで、諦めるという選択肢は選べないんだ、僕らは」
オリアーナ:「……我々も。決断しなくてはならないな……」
オリアーナ:「策が無いわけではない。ただ、少しだけ時間が欲しい。……切羽詰まった状態であることを理解した上でだ」
五代水月:「もちろん。なあに、いざとなったら、霧谷さんに土下座してでも時間は稼ぐさ」
五代水月:玉依さんが知る、いつもの様子と同じように。冗談めかして笑いながら
GM:決断の時は、刻一刻と迫っている。
GM:0時まで、あと────
GM
GM:シーン終了
GM:ロイスの取得・変更、購入判定が可能です。
玉依洸火:ロイス満タン!
玉依洸火:ブルゲ狙っておくか……?
玉依洸火:4dx+1>=20
DoubleCross : (4DX10+1>=20) → 9[1,4,7,9]+1 → 10 → 失敗

玉依洸火:ムリッス
五代水月:ロイスは……このまま!購入物も特にないので、玉依さんに続いてブルゲを狙ってみましょう(買えたらお渡しする)
五代水月:4DX+3>=20
DoubleCross : (4DX10+3>=20) → 8[4,5,6,8]+3 → 11 → 失敗

五代水月:フフッ、無理だわ
五代水月:あと、手持ちの高性能医療キットを使用!
オリアーナ:ロイス、玉依洸火/○誠意/嫉妬で。守りたい人にまだ手が届くかもしれないこと、妬けるわね
オリアーナ:調達パスで! おわり!
五代水月:3d10
DoubleCross : (3D10) → 19[9,1,9] → 19

五代水月:もりっと回復して全快!
GM:偉い!
GM

シーン14:レネゲイド災害緊急対応班”マルコ”

GM:シーンPCはオリアーナ・プラーナ。他PCは登場不可
GM:シーンインをお願いします
オリアーナ:オリアーナの侵蝕率を1D10(→ 4)増加(102 → 106)
GM
GM:会議の後、仮設支部を離れ、1人になったオリアーナの元に、アイシェが現れる。
アイシェ・アルトゥウ:「隊長、”エレウシスの秘儀”について……」
アイシェ・アルトゥウ:「いえ、彼女……瑠璃についてなのですが……」
オリアーナ:「聞きましょう」
アイシェ・アルトゥウ:という様に話を切り出す。
アイシェ・アルトゥウ:「……彼女を救うことは、隊長の考えている手段でおそらく可能です」
▼”エレウシスの秘儀”の暴走・・を止める方法
今現れている”エレウシスの怪物”を倒したうえで、”マルコ”班の所有する『鬼切りの古太刀』で”とどめをさす”。
その後、瑠璃に『鬼切りの古太刀』を持たせることで、彼女は暴走しなくなる。
しかし、『鬼切りの古太刀』が彼女から離れると、再び暴走する可能性があるため、”マルコ”班は『鬼切りの古太刀』を手放すこととなる。
また、『鬼切りの古太刀』は、レネゲイド災害緊急対応班の必須装備のため、手放した場合、対応班は解体され、現職を失う可能性が高い。
GM
GM:で、エンディングの分岐となり、下記を満たすことで、災害を鎮圧したうえで、瑠璃を救うことができるEDとなります。
①4シーン目の最後までにクライマックス突入の宣言があった場合、霧谷との会話の後、賛成したPC達でだけで先に“海”に入り、レネゲイドビーイングの少女に会う事ができる。
②鬼切りの古太刀で、エネミーにとどめを刺し、瑠璃に鬼切りの古太刀を所持させる

GM
アイシェ・アルトゥウ:「レネゲイド災害緊急対応班としては、推奨できる行動ではないでしょうが……」
アイシェ・アルトゥウ:「我々は、数々の災害を切り抜け、鎮圧し、人々を救ってきたあなたを、尊敬しており」
アイシェ・アルトゥウ:「あなたの仲間であることに、誇りを持っています」
アイシェ・アルトゥウ:「重圧もあったでしょう。自身が隊長であることに、思うところもあるかもしれません」
アイシェ・アルトゥウ:「けれど、我々はあなたがどんな決断をしたとしても、その想いが変わることはありません」
アイシェ・アルトゥウ:「ですから……」
オリアーナ:「……」
オリアーナ:「確かに。未来に数多起こるであろうR災害の鎮圧に必要なあの遺産を、ともすれば個人的ともとれる感情のために喪失すれば」
オリアーナ:「"マルコ"は作戦実行力を欠いたとみなされ、最悪解体されるでしょう」
オリアーナ:「エージェントとしての職を失うことは無いでしょうが、特権の剝奪を始め……」
オリアーナ:「これは、思い上がりかもしれないけど」
オリアーナ:「"マルコ"という居場所を失う事にショックを受ける隊員もいるでしょう」
オリアーナ:「……だとしても」
オリアーナ:「あぁ。自分で言ったのでした」
オリアーナ:「未確定の未来を理由に、『命』を奪うなど。許されるはずがない」
オリアーナ:「……苦労をかけます、アイシェ」
オリアーナ:「それでも」
オリアーナ:「"マルコ"という在り方は滅びない。何処に居ても、涙の代わりに血を流し、この世からR災害が滅びるまで戦う同志だと」
オリアーナ:「あなたたちのことを、信じさせて」
アイシェ・アルトゥウ:「ええ、もちろんです!」 力強く頷く。
アイシェ・アルトゥウ:「では……準備をしてきます」
アイシェ・アルトゥウ:「日本支部の殲滅作戦までには間に合わせますので、しばらくお待ちください」
オリアーナ:「任せます」
オリアーナ:「……"マルコ"解散が決まった場合の不利益の補償は、テレーズ氏を通じて私に請求するよう、手配も」
オリアーナ:「……もっとも。それが役に立つとして、まず作戦が成功してからですが」
アイシェ・アルトゥウ:「ええ、作戦が成功してからです」
アイシェ・アルトゥウ:「”我々”は、貴方だけに背負わせるつもりはありません」
アイシェ・アルトゥウ:そう言って退場する
GM:辺りでは、支部の立て直しや”エレウシスの秘儀”の状況の調査など、エージェント達が慌ただしく動いていて騒がしい。
GM:そんな中、あなたは新しくできた仲間たちの元に戻っていった。
GM:0時までは、近い。
GM
GM:シーン終了
GM:ロイスの取得・変更、購入判定が可能です。
オリアーナ:アイシェ・アルトゥウ/○信頼/悔悟 これしかない!
オリアーナ:購入に関しては購入したいものがないので……以上で!
GM

シーン15:”UGN日本支部長”霧谷雄吾の要請

GM:全員登場をお願いします。
五代水月:五代水月の侵蝕率を1D10(→ 7)増加(100 → 107)
玉依洸火:玉依洸火の侵蝕率を1D10(→ 10)増加(104 → 114)
オリアーナ:オリアーナの侵蝕率を1D10(→ 2)増加(106 → 108)
レヴェラー・スミス:レヴェラー・スミスの侵蝕率を1D10(→ 4)増加(114 → 118)
瑠璃:わー
瑠璃:皆無理しないで……
レヴェラー・スミス:ハァハァ やっと追い付いてきたなお前ら!!!
オリアーナ:するに決まってるでしょッ
レヴェラー・スミス:此処から衝動判定もあんだから誤差だよ誤差!!!(ヤケクソ定期)
GM
GM:仮設支部にて────
GM:貴方たちが作戦会議を行っていたところ、五代水月の元に通信が入る。
GM:UGN日本支部支部長『霧谷雄吾』からだ。
霧谷雄吾:「……五代支部長。残念ながら、時間です」
霧谷雄吾:「改めて、支部には要請を────」
五代水月:「返事を遅らせて済まなかったね、霧谷さん。……ああ、もちろん作戦には参加するとも。けど──」
五代水月:「済まないが、当支部および"マルコ"はこれから別行動を取らせてもらう。もちろん、プラーナ隊長の了承は得ているとも」
霧谷雄吾:「……そう、ですか」 苦々し気な声
霧谷雄吾:「しかし、貴方たちだけで向かうのは危険です。勝算はあるのですか?」
オリアーナ:「許可を出したのは私」
オリアーナ:「勝算はある。最善を尽くす。……それでも敵わなかったら、本隊の突入前に相手の戦力を削れたとでも捉えておいて」
霧谷雄吾:「あなたは……」 オリアーナの言葉に、決意を感じ取る。
五代水月:「R災害対応の専門家スペシャリストがこう言っている。そして何よりも──」
五代水月:「僕らにはそうする理由がある。……人ひとりの願い事、叶えてやれなくて何が守護者ガーディアンなものか」
五代水月:視線は玉依さん、そして今もそこに手帳が収められているであろう、彼の上着の小さなふくらみへ
玉依洸火:「俺はんな上等なもんじゃねェよ」
玉依洸火:「俺は大義だかを掲げて一人を殺して喜ぶようなクソ野郎が嫌いなだけだ」
玉依洸火:「あんたがそうじゃないってのは分かる。表面上は冷静にふるまっちゃいるが、ずっと苦しそうだもんな」
玉依洸火:「俺はたまたまUGNにいられるだけのクズだ。でも、俺はクズでも、UGNの一員であることに胸を張りたい気持ちはある」
玉依洸火:「あんたがやりたくてもできないことを、ここにいる奴らとならできるんじゃねェかと、思っている」
玉依洸火:「頼む、任せてくれ」頭を下げる。
霧谷雄吾:「……頭を上げてください。”トーチベアラー”」 少し困ったように
霧谷雄吾:「1人を殺して喜ぶかはともかく……大義の為であれば小を犠牲にする」
霧谷雄吾:「そういった選択をしなくてはならないのは事実です」
霧谷雄吾:「しかし……それは次善策であるべきですね」
霧谷雄吾:「……UGNとしては、作戦の決行を遅らせることはできません」
霧谷雄吾:「作戦の開始までは1時間」
霧谷雄吾:「その1時間を、貴方たちに任せます」
霧谷雄吾:「何の関わりもない私が言うのも安っぽいかもしれませんが」
霧谷雄吾:「どうか、彼女を救ってあげてください」
五代水月:「……済まない。もしもの時は任せるよ、と言いたいところだが、そんな気持ちじゃあ救えるものも救えない」
五代水月:「やってやろうじゃないか。我が支部にとって、一番長い一時間だ」
玉依洸火:「最初っからそのつもりだ。十分過ぎるぜ」
オリアーナ:「……感謝を、"リヴァイアサン"。結果で応えてみせる」
霧谷雄吾:「ええ、我々の準備が、無駄になることを祈っています」
霧谷雄吾:そう言って、霧谷の通信が切れる。
五代水月:「……いや、中々立派な演説だった。霧谷さん相手にああもズバっと言える奴はそんなにいない」
五代水月:「どうだい玉依くん、僕が引退したら支部長の椅子に座ってみるのは」
五代水月:こんな時に、いやこんな時だからこそ、冗談めかして笑う
玉依洸火:「俺は礼儀を知らねェだけだよ。ガラじゃなさすぎる」
レヴェラー・スミス:ごんごん、と扉外からノックが響く。「おーい手前ら!」
玉依洸火:「ボケて隠居気取るにはあんたもまだまだ若過ぎるだろ」
五代水月:「違いない。隠居するほどの年寄りはむしろ……ああ、噂をすれば、だ」
レヴェラー・スミス:「騒霊ガイストが収まった。日本支部長へのごますりは終わったんだろうな!?」
五代水月:「どうぞ、話は纏まったよ」
レヴェラー・スミス:「はいよー!」どばたーん。
レヴェラー・スミス:ずかずかと入ってくる。「業務提携先とは言え?プライバシーってのは大事だしなァ。」
レヴェラー・スミス:「俺の方も支部へ持ち込む資材きりふだの目途はついた。後は……」
レヴェラー・スミス:「五代!さっきの戦いでスーツボロックソだったろ、」
五代水月:「ああ、着替えも"海"に沈んだ支部の中でね。正直、難儀してるとこだが──」
レヴェラー・スミス:「『これ』も煙草とセットでツケといてやる!」ぽいっと衣装包み(クリーニング済)をぶん投げる。
五代水月:"それ"を受け取り、目を丸くする
五代水月:「……よくもまあ、こんなのが残ってたものだ。とっくに旧式化してるシロモノだぞ」
レヴェラー・スミス:「ニヒ!俺の方は信用できる老舗を引き続き確保済みなモンでな。」
五代水月:現在のように、薄手の衣装に機能を盛り込めなかった時代。背広とコートのセットで運用される、旧式のRCブースター戦闘服
五代水月:かつて、自分が前線にいた頃に愛用していたものと寸分たがわぬ物を調達して見せた男に、感謝2割、呆れ8割の苦笑い
レヴェラー・スミス:「UGN向けのいい宣材にもなる!そいつでとっととケリ着けに行こうや?」
玉依洸火:「こいつァ珍しいもんが見れるかもなァ」
玉依洸火:「全盛期の“歩く氷獄”を間近で見物できる機会なんざ、滅多にねェぞ」揶揄うように笑う
五代水月:「ま、せいぜいみんなの足を引っ張らないよう努力するさ。それに、ああ──」
レヴェラー・スミス:「ニッヒヒヒ!あん時と今とで強さ比べスコアアタックのし所だな!」整理された契約書束を懐へ戻す。
五代水月:「本当の"切り札"は僕なんかじゃあない」
五代水月:背広を着替え、コートをばさりと羽織りながら。視線が向くのは、"マルコ"を率いる女傑
五代水月:「──噂に聞く伝家の宝刀。頼らせてもらう」
五代水月:"マルコ"はレネゲイド災害への切り札を秘蔵している。そんな噂は、ある程度の権限を持つ支部長たちの間では有名だった
オリアーナ:「えぇ。その期待には必ず応える」
五代水月:先ほどの彼女の眼差しから、その噂は真実なのだと、今は確信を持って頷く
オリアーナ:……その"切り札"も、これで見納めになる、とまでは思われていないだろうが。
オリアーナ:「切り札は場に切ってこそ。……だもの」
オリアーナ:覚悟はもう固めた。ならば、とやかく言う必要はない。
五代水月:「よろしい。では──」
五代水月:「世界かのじょを救いに行こうじゃないか」
五代水月:──そう宣言する声は、顔は。どこか楽しそうですらあった
GM
GM:シーン終了
GM:ロイスの取得・変更、購入判定が可能です。
レヴェラー・スミス:ロイス!……ここまで来たら戦いの中で取る!!!(ガバガバ商人)
玉依洸火:ロイス満タン!
玉依洸火:最後のブルゲチャレンジ
玉依洸火:4dx+1>=20
DoubleCross : (4DX10+1>=20) → 7[1,4,6,7]+1 → 8 → 失敗

玉依洸火:だめだめよ~
レヴェラー・スミス:購入はブルゲチャレンジに付き合うとすっか~
五代水月:ロイスは……ラス1枠、スミスさんに!「■信頼/食傷」で!
オリアーナ:ロイスマックス!
レヴェラー・スミス:手配師とインクリボンも使ってダイス+5!!!
オリアーナ:ブルゲ狙うか
レヴェラー・スミス:10dx+4>=20 オルァ!!!
DoubleCross : (10DX10+4>=20) → 10[1,2,4,5,6,8,8,9,10,10]+10[4,10]+8[8]+4 → 32 → 成功

オリアーナ:すご
オリアーナ:6dx+1>=20
DoubleCross : (6DX10+1>=20) → 9[1,3,5,7,8,9]+1 → 10 → 失敗

五代水月:流石の達成値
五代水月:では我もブルゲチャレンジ!
オリアーナ:……無理して2つ入荷する必要はないかな
レヴェラー・スミス:ギャハハ~ッ!これが俺の集め尽くしたコネの底力よ!!!
GM:すげえ達成値出とる
玉依洸火:すげえ
五代水月:4dx+3>=20
DoubleCross : (4DX10+3>=20) → 10[2,4,5,10]+4[4]+3 → 17 → 失敗

レヴェラー・スミス:という訳で欲しい方は言いなッ(侵蝕率トップ)
オリアーナ:セットアップ埋まってるから……
玉依洸火:そういえば僕もセットアップ埋まってた
五代水月:そういえばセットアップ埋まりの介が多かった(我も埋まっている)
レヴェラー・スミス:馬鹿かテメエら!!!!!もういい俺が2ラウンド目に使う!!!
玉依洸火:何も考えずとりあえずブルゲ狙っとくかの結果がこれ
五代水月:よくある
五代水月:では自分はこのままで!
レヴェラー・スミス:※1ラウンド目にサンダーバードに乗る為
レヴェラー・スミス:以上ッ!
GM

クライマックス:”エレウシスの秘儀”

GM:全員登場をお願いします。
オリアーナ:オリアーナの侵蝕率を1D10(→ 5)増加(108 → 113)
玉依洸火:玉依洸火の侵蝕率を1D10(→ 2)増加(114 → 116)
レヴェラー・スミス:レヴェラー・スミスの侵蝕率を1D10(→ 8)増加(118 → 126)
五代水月:五代水月の侵蝕率を1D10(→ 3)増加(107 → 110)
レヴェラー・スミス:使えるかこんな侵蝕率で!!!!!(ブルゲがしゃーん)
GM:スミスさんすご
GM
GM:MM地区支部に広がる”海”、”四肢を持つ馬面の鯨”の怪物────”エレウシスの怪物”が無数にいる、その中に入る。
GM:そうすると、”海”の中を泳いでいた怪物たちは、一斉に侵入者へと襲いかかってくる。
アイシェ・アルトゥウ:「では、作戦通り」
大賀輝生:「ここは俺たちに任せて先に行けっす!」
GM:支部のエージェント達、”マルコ”班の人員が、迎撃態勢に入る。
五代水月:「その台詞はちょっと不安だが、頼もしい限りだよ!なら、僕の──いや」
五代水月:「僕らが与える命令はひとつ、だ」
オリアーナ:「任せる。……そして」
オリアーナ:「生きてまた会いましょう」
玉依洸火:「死んだら殺す」
レヴェラー・スミス:「──手前等にもキッチリ優良顧客になって貰わねえと(俺が将来的に)困るんでなあ!」
レヴェラー・スミス:「行くぞアリオン!砂精共ザントマンズ!!」
アリオン:「よっしゃやるぞォ!」
悪魔:「アッハハハハ!」銃と山ほどの積荷たちを背負い、続々と飛び込んでいく!
大賀輝生:「うっす! 絶対あの子を連れ戻してきてくださいよ!」
アイシェ・アルトゥウ:「戦場は違えど、我々の想いは皆さんと共にあります!」
GM:貴方たちが”海”の中心部へと走っていくと同時に、戦闘は激化していく────
GM
GM:そして、”海”の中心部。MM地区支部。
GM:そこには、瑠璃と名付けられた少女が立っていた。
瑠璃:「皆……来たんだ」
GM:瑠璃の首元のチョーカー。いや、チョーカーと思われていた文様が、全身へと広がっている。
瑠璃:「私は、もうすぐ、”エレウシスの秘儀”というシステムに、呑み込まれてしまう」
瑠璃:「でも、今なら……私という不純物・・・・・・・が、儀式の中心である今なら……」
瑠璃:「私を、破壊・・して。そうすれば、この儀式は終わる……!」
五代水月:「霧谷さん──そして日本支部の想定通り、というわけか。他ならぬ瑠璃ちゃん自身の証言による裏付けなら、間違いはない」
五代水月:「けど……気付いてるだろう?僕らがそのために来たんじゃない、ということは」
瑠璃:「……」 沈黙
レヴェラー・スミス:「ニヒ!」笑みを浮かべている。楽しそうに。
玉依洸火:「言った筈だぜ」
玉依洸火:「俺の傍にいる限り、痛い思いはさせねェってな。残念だったな、お前が逃げても俺の方が来ちまった」
玉依洸火:手帳を取り出し、瑠璃に向かって掲げる。
玉依洸火:「お前も俺にこう書いた。好きにしていいってな」
玉依洸火:「約束は守るぞ。俺達はお前を助ける為にここに来た」
玉依洸火:「好きなもんは未だに分からねェが……自分一人だけ犠牲になればいいなんて思ってる奴は大っ嫌いだ」
玉依洸火:「お前をそんな奴で終わらせねェぞ、瑠璃」
瑠璃:「そんな……そんなこと!」
瑠璃:「私は、皆を傷つけたくない!」
瑠璃:「もう、私自身にこの暴走を抑えることはできない……!」
瑠璃:「だから、皆に壊してもらうしかないの!」
瑠璃:「犠牲になればいいなんて思ってない、私は……」
瑠璃:「私を壊してほしい・・・・・・・・んだッ!!」
玉依洸火:「ハッ――そうかよ、なら、そうさせてみろ」
玉依洸火:「他人に委ねて、何でも思い通りになるなんて甘えたこと考えてんじゃねェ!」
玉依洸火:「俺は、お前を助ける・・ ・・・・・・
瑠璃:「……ッ!!」
瑠璃:「わからず屋……!」
レヴェラー・スミス:しゅぼっ/くわえた煙草に火を点ける。
レヴェラー・スミス:「一丁前に生きる事つみをかかえるへ苦しむ、賢くて哀しいクソガキめ」
レヴェラー・スミス:「そんなつまんねえ言い草…俺は気に入らねえんでナ。」
レヴェラー・スミス:「瑠璃」「立派に大人している俺から、もう一個特注のレクチャーをくれてやる」
レヴェラー・スミス:「クソガキの作法わがままの通し方を──な。」「ニッヒ!」
レヴェラー・スミス:楽しげに歯を見せて「アリオン!集められるRウイルス全部かき集めろ!!!」嗤う。
レヴェラー・スミス:「VIPきりふだにお越しいただくんだからよォ!!!」
アリオン:「おう、任せとけ!」
五代水月:「大人の男が揃いも揃って口の悪い。ま、今に始まったことじゃあない。それに──」
五代水月:「口の利き方は僕も人の事を言えたもんじゃあなかったな。ああ、だから」
五代水月:「僕らはただ、結果を示す。その中にきっと、先を生きる誰かの居場所を作れると信じて」
五代水月:「それが──UGNぼくらの仕事だからね」
五代水月:久方ぶりに袖を通した戦装束。その背に背負うは、世界を支える手ユニバーサルガーディアンのエンブレム
五代水月:──"海"を通した星明りが、きらりとそれに反射した
オリアーナ:「R災害対策班、"マルコ"。並びに、UGN・MM支部へ。作戦目標は、"エレウシスの秘儀"の破壊……並びに」
オリアーナ:「レネゲイドビーイング、瑠璃の救出」
オリアーナ:「――作戦開始!!」
GM
GM:苦々しい表情で貴方たちを睨みながら、少女はひときわ大きい怪物に呑み込まれる。
GM:それと同時に、”海”のワーディングはひときわ濃度を増し、貴方たちのレネゲイドを刺激する!
GM:衝動判定。難易度は9です。
玉依洸火:8dx+1>=9
DoubleCross : (8DX10+1>=9) → 8[1,1,2,6,6,7,7,8]+1 → 9 → 成功

レヴェラー・スミス:畜生やったらあよ!!!
オリアーナ:6dx+1>=9
DoubleCross : (6DX10+1>=9) → 9[2,6,8,8,9,9]+1 → 10 → 成功

五代水月:6dx+2>=9
DoubleCross : (6DX10+2>=9) → 8[3,5,6,7,7,8]+2 → 10 → 成功

五代水月:ヨシ!
レヴェラー・スミス:6dx>=9
DoubleCross : (6DX10>=9) → 10[4,5,6,7,7,10]+2[2] → 12 → 成功

玉依洸火:玉依洸火の侵蝕率を2D10(→ 17)増加(116 → 133)
レヴェラー・スミス:126+2d10
DoubleCross : (126+2D10) → 126+12[8,4] → 138

オリアーナ:オリアーナの侵蝕率を2D10(→ 8)増加(113 → 121)
レヴェラー・スミス:ゴフッ(吐血)
五代水月:2d10+110
DoubleCross : (2D10+110) → 5[1,4]+110 → 115

レヴェラー・スミス:侵蝕…138!!!
五代水月:ウワーッえらいことに!
GM
GM:では、戦闘を開始します。
GM:配置はこう
    エレウシスの怪物【7】 "エレウシスの秘儀"【18】
              |
              10m
              |
エレウシスの怪物【7】─10m─PC【2/7/9/9】─10m─エレウシスの怪物【7】

GM:前方10m、左右10mにそれぞれ敵エンゲージがあります。
GM:行動順は特に変更なければ
エレウシスの秘儀
レヴェラー・スミス/玉依洸火
オリアーナ・プラーナ
エレウシスの怪物
五代水月

GM
GM:1R:セットアップ
五代水月:はーい、こちらセットアップで行動値の変更があります!
玉依洸火:【灼藁】《鮮血の奏者》HPを2消費。ラウンド間攻撃力+21。侵蝕+4
玉依洸火:玉依洸火のHPを2減少(20 → 18)
玉依洸火:玉依洸火の侵蝕率を4増加(133 → 137)
五代水月:《クロックフィールド》、今回は選ぶ理由もないのでPC全員行動値+5です
玉依洸火:行動値……14!
レヴェラー・スミス:コーリングシステム起動!スカイキッドサンダーバードに乗って飛行状態になるぜ!
レヴェラー・スミス:俺も受けて14へ!
オリアーナ:受けて行動値12。
オリアーナ:《活性の霧》Lv5+《鮮血の奏者》Lv3
オリアーナ:HP3点消費。
オリアーナ:対象:単体、射程:至近の支援。
オリアーナ:ラウンド中対象の攻撃力+39、ドッジダイス-2個。
オリアーナ:五代さんに。
オリアーナ:オリアーナのHPを3減少(25 → 22)
オリアーナ:オリアーナの侵蝕率を7増加(121 → 128)
五代水月:いただきます!
GM:エネミーはなにもなし!
GM
GM:イニシアチブ ”エレウシスの秘儀”【18】
GM:割り込みあるかい!
オリアーナ:割り込みましょう。
オリアーナ:Dロイス「触媒」。行動値で上のそちらのイニシアチブ宣言が無ければ発動します。
GM:ないよ!
オリアーナ:では、五代さんを行動権を消費せず即時行動させます。
五代水月:はーい、では頂いて動きます!
五代水月:マイナーで戦闘移動、5m前方へ
五代水月:じゃない!
五代水月:マイナーは《氷の回廊+アクティベイト》、飛行状態で5m前方へ戦闘移動しつつ、HPを12点消費して達成値ブースト
五代水月:五代水月の侵蝕率を5増加(115 → 120)
五代水月:メジャーは《コキュートス》、対象はエレウシスの秘儀、エレウシスの怪物×3!
五代水月:判定!
五代水月:6dx+4+12+3+10
DoubleCross : (6DX10+29) → 7[1,5,5,6,6,7]+29 → 36

五代水月:達成値36!
”エレウシスの秘儀”:ドッジ!
”エレウシスの秘儀”:10dx+4>=36
DoubleCross : (10DX10+4>=36) → 10[3,4,5,6,6,7,8,10,10,10]+10[1,8,10]+1[1]+4 → 25 → 失敗

”エレウシスの秘儀”:おしい
五代水月:コワイ
エレウシスの怪物:イベイジョン14なので命中
”エレウシスの秘儀”:領域の盾4+領域の守護者2
五代水月:ですよねー!!
レヴェラー・スミス:ギエーッ!!!
”エレウシスの秘儀”:PÇの左のエンゲージから持ってきて庇わせます
五代水月:ではダメージ!
五代水月:4d10+12+39
DoubleCross : (4D10+12+39) → 32[8,6,10,8]+12+39 → 83

五代水月:殺意高ッ
GM:エッグ
五代水月:83点、装甲値有効!
五代水月:五代水月の侵蝕率を4増加(120 → 124)
五代水月:五代水月のHPを12減少(31 → 19)
”エレウシスの秘儀”:カバーリングされたので無傷
エレウシスの怪物:全滅!
五代水月:イエーッ!
レヴェラー・スミス:後は本体のかわいいガキだけだッ!
GM:こうなる
”エレウシスの秘儀”【18】
     |
    10m
     |
  PC【2/7/9/9】

GM
GM:イニシアチブ ”エレウシスの秘儀”【18】
GM:もう割り込みはないと思うので行動!
”エレウシスの秘儀”:マイナー/オリジン:レジェンド6 シーン間【精神】判定達成値+12
”エレウシスの秘儀”:メジャー/死と再生の儀式 世界樹の葉4(+オート:拡散する世界2)
レヴェラー・スミス:ウワーッ!!!
”エレウシスの秘儀”:対象の戦闘不能を回復し、HP1まで回復。"エレウシスの秘儀"はHPを20点消費し、このメジャーアクションの対象はシーン(選択)とする。 シナリオ1回。
”エレウシスの秘儀”:エレウシスの怪物を復活させます
五代水月:イヤーッ!!
レヴェラー・スミス:ギエーッ!!!
”エレウシスの秘儀”:で、終わりかな
”エレウシスの秘儀”:あ、違う
”エレウシスの秘儀”:オート:夜魔の領域3 メインプロセス直後、自身を未行動にする。そのR中、自身は行動値0になる。R1回。シナリオ3回
”エレウシスの秘儀”:これで今度こそ終わり!
GM
GM:イニシアチブ レヴェラー・スミス/玉依洸火【14】
玉依洸火:待機します。
悪魔(?):キィーン……!(スミスさんも待機との事です!)
GM
GM:イニシアチブ オリアーナ・プラーナ【12】
オリアーナ:はい。
オリアーナ:マイナーなし、メジャー。
オリアーナ:《戦乙女の導き》Lv3
オリアーナ:対象:単体、射程:至近の支援。
オリアーナ:対象の次のメジャーアクションの判定ダイス+3個、攻撃力+5。
オリアーナ:玉依さんに。
オリアーナ:オリアーナの侵蝕率を2増加(128 → 130)
玉依洸火:うおおおおおおッ力が漲る……!
オリアーナ:これで以上。
GM
GM:イニシアチブ 五代水月【7】
五代水月:ヤー!マイナーで《アクティベイト》、HPを12点消費
五代水月:五代水月のHPを12減少(19 → 7)
五代水月:五代水月の侵蝕率を4増加(124 → 128)
五代水月:メジャー、《コキュートス》。対象は先ほどと同じくエネミー4体すべて!
五代水月:6dx+4+12+3+10
DoubleCross : (6DX10+29) → 10[4,4,5,6,10,10]+4[2,4]+29 → 43

”エレウシスの秘儀”:さっきより高い!
五代水月:うおーっ、避けてみやがれーッ
”エレウシスの秘儀”:殺気実はドッジダイス間違えてて、侵蝕率のダイス入れ忘れてました。
”エレウシスの秘儀”:ちょっとさっきとダイス数違うけど、ドッジ!
”エレウシスの秘儀”:14dx+4>=43
DoubleCross : (14DX10+4>=43) → 10[1,2,2,3,3,4,4,7,7,8,8,10,10,10]+7[2,3,7]+4 → 21 → 失敗

五代水月:またきっちり回してくる!
エレウシスの怪物:イベイジョン14で命中
”エレウシスの秘儀”:領域の盾4、同一エンゲージの仲間に庇わせます
五代水月:ではダメージ!
五代水月:5d10+12+39
DoubleCross : (5D10+12+39) → 17[8,2,2,2,3]+12+39 → 68

五代水月:68点、装甲有効!
五代水月:五代水月の侵蝕率を4増加(128 → 132)
”エレウシスの秘儀”:庇わせたので無傷!
エレウシスの怪物:またしても全滅!
エレウシスの怪物:すこしは活躍させろー!
五代水月:させてたまるかーッ!!
レヴェラー・スミス:こっちが死ぬンだよ!!!!!?
GM
GM:イニシアチブ:”エレウシスの秘儀”【0】
”エレウシスの秘儀”:マイナーはなし
”エレウシスの秘儀”:メジャー/エレウシスの秘儀 紅の刃10+ブラッドバーン3+アニマルテイマー4+要の陣形4+崩れる大地4+コンセントレイト:オルクス4+生命吸収4
”エレウシスの秘儀”: 17dx7+12 攻撃力+23 HP5点消費。視界:対象3体、命中した場合シーン間ドッジ-4d(マイナーで解除可)。1点でもダメージを与えた場合、対象は12点のHPを失い、"エレウシスの秘儀"は同じだけのHPを回復する。
”エレウシスの秘儀”:対象は……スミスさん以外の3人!
”エレウシスの秘儀”:17dx7+12 攻撃力+23
DoubleCross : (17DX7+12) → 10[1,2,3,5,5,5,6,6,7,7,7,8,8,9,10,10,10]+10[1,3,4,5,5,6,6,8,8]+10[4,10]+6[6]+12 → 48

玉依洸火:ど、ドッジ
玉依洸火:5dx>=48
DoubleCross : (5DX10>=48) → 8[3,3,6,7,8] → 8 → 失敗

五代水月:ドッジ!
五代水月:7dx>=48
DoubleCross : (7DX10>=48) → 10[2,2,6,7,7,7,10]+5[5] → 15 → 失敗

五代水月:ヌゥーッ
オリアーナ:ドッジ。
オリアーナ:4dx>=48
DoubleCross : (4DX10>=48) → 7[1,1,2,7] → 7 → 失敗

レヴェラー・スミス:皆ーッ!!!
”エレウシスの秘儀”:とりあえずダメージ!
”エレウシスの秘儀”:5D10+23
DoubleCross : (5D10+23) → 48[10,10,9,10,9]+23 → 71

五代水月:ダメージが通って当然……死!
玉依洸火:死……!
オリアーナ:死ぬ!
GM:復活やらラスアクやらあれば……しな!
玉依洸火:【黄泉竈喰】《ラストアクション》 戦闘不能時追加行動。侵蝕+5
玉依洸火:玉依洸火の侵蝕率を5増加(137 → 142)
五代水月:“エレウシスの秘儀”へのロイスをタイタス化して昇華、HP14で復活
オリアーナ:玉依さんのロイスをタイタス化して昇華、HP11で復活。
玉依洸火:ではラスアクで動きます
玉依洸火:要の陣形だからエンゲージ分ける意味はないな……マイナーはなし!
玉依洸火:【火釘】《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《紅の刃》《ブラッドボム》 8(+db)dx7+4 攻撃力34 ダメージを与えたらHPを4D10失わせ、自身も同じだけHPを失う。侵蝕+5
玉依洸火:ここに支援が乗ってダイス+3、攻撃力+5
玉依洸火:更に雷神の戦槌効果起動! ダメージ+2d10。
”エレウシスの秘儀”:ウゥッ
玉依洸火:対象はエレウシスの秘儀!
玉依洸火:15dx7+4
DoubleCross : (15DX7+4) → 10[1,1,1,2,3,3,5,6,6,6,7,8,9,9,10]+10[1,3,7,7,7]+10[1,7,10]+6[1,6]+4 → 40

玉依洸火:きりがいい
”エレウシスの秘儀”:40乗った……!
”エレウシスの秘儀”:14dx+4>=40
DoubleCross : (14DX10+4>=40) → 9[2,2,4,4,5,5,5,5,6,7,7,9,9,9]+4 → 13 → 失敗

”エレウシスの秘儀”:んにゃあ~~
玉依洸火:プラーナさん、凍てつく刃もらえますか?
オリアーナ:おっ 欲しいなら行きましょう
オリアーナ:《凍てつく刃》Lv5
オリアーナ:この攻撃の攻撃力+15+1d10。
オリアーナ:オリアーナの侵蝕率を3増加(130 → 133)
玉依洸火:行きます! ダメージ!
玉依洸火:5d10+34+5+2d10+15+1d10
DoubleCross : (5D10+34+5+2D10+15+1D10) → 23[2,4,7,6,4]+34+5+10[6,4]+15+9[9] → 96

”エレウシスの秘儀”:すっご
”エレウシスの秘儀”:ええ~、瀕死ですね
玉依洸火:更に、ブラッドボム効果で4d10失います
玉依洸火:4d10
DoubleCross : (4D10) → 37[9,10,9,9] → 37

”エレウシスの秘儀”:え~ん。
オリアーナ:レベル上がってない?
”エレウシスの秘儀”:殺意
五代水月:ナイス殺意
玉依洸火:上がってこれです
玉依洸火:ブラッドボムはLV-1dなので
オリアーナ:納得!
玉依洸火:ラスアク中なので自分は踏み倒す!
”エレウシスの秘儀”:死にます……ブラッドボムさえなければ……
玉依洸火:死んだ!
玉依洸火:玉依洸火の侵蝕率を5増加(142 → 147)
”エレウシスの秘儀”:オート:不死不滅4 戦闘不能を回復し、HP40回復。シナリオ1回
”エレウシスの秘儀”:復活します
オリアーナ:第二形態!
玉依洸火:ではこっちもマスターレギオンのロイス切って復活!
レヴェラー・スミス:マジでタフだなこいつら!
五代水月:復活後のHPもデカい!
GM
GM:イニシアチブ:レヴェラー・スミス/玉依洸火【14(待機)】
玉依洸火:お先にどうぞ!
レヴェラー・スミス:よし!
レヴェラー・スミス:3体攻撃ならマイナーは放棄でいいな。メジャー!
レヴェラー・スミス:コンセ3カスタマイズ4ペネトレイト!/コンボ:砂塵ザントマンズ
レヴェラー・スミス:対象は…テメエしかいねえんだよなあ!”エレウシスの秘儀”!
”エレウシスの秘儀”:来な!
レヴェラー・スミス:11dx7+2
DoubleCross : (11DX7+2) → 10[1,2,2,3,5,5,8,8,9,9,10]+10[1,2,3,3,8]+5[5]+2 → 27

レヴェラー・スミス:サポートスタッフは要らねえな。リアクションどうぞ!
”エレウシスの秘儀”:これまでのドッジ的にワンチャンありそう……!
オリアーナ:待った
オリアーナ:《夢の雫》Lv5
オリアーナ:判定の達成値+10。
オリアーナ:オリアーナの侵蝕率を3増加(133 → 136)
レヴェラー・スミス:なるほどね……!有難く貰うぜ!
GM:ウス
GM:ではドッジ!
”エレウシスの秘儀”:14dx+4>=37
DoubleCross : (14DX10+4>=37) → 10[3,3,3,3,4,4,5,6,7,8,9,9,10,10]+8[2,8]+4 → 22 → 失敗

”エレウシスの秘儀”:おしい
”エレウシスの秘儀”:ダメージどうぞ
レヴェラー・スミス:よし!こいつで決めてえ!
レヴェラー・スミス:4d10+9 装甲無視!
DoubleCross : (4D10+9) → 23[8,4,2,9]+9 → 32

”エレウシスの秘儀”:8残る!
五代水月:ぬぅーッ!
レヴェラー・スミス:クゥーン……(侵蝕145へ!)
”エレウシスの秘儀”:オート:復讐の領域2 自身へのHPダメージ適用直後に使用。自身にダメージを与えたキャラクターを対象に、同じ点数のダメージを与える。シーン1回。
”エレウシスの秘儀”:えいっ
レヴェラー・スミス:HUH?????
五代水月:ス……スミスーッ!!
レヴェラー・スミス:グエーッ!!!玉依が喰らうよかマシだけどーッ!!!?
レヴェラー・スミス:ちょっと……ダウンで!エンゲル係数(?)が尽きた!
GM
GM:イニシアチブ:玉依洸火【14(待機)】
玉依洸火:行くぜ!
玉依洸火:【火釘】《コンセントレイト:ブラム=ストーカー》《紅の刃》《ブラッドボム》 8(+db)dx7+4 攻撃力34 ダメージを与えたらHPを4D10失わせ、自身も同じだけHPを失う。侵蝕+5
玉依洸火:対象はエレウシスの秘儀! これで決める!
”エレウシスの秘儀”:決めろ!
玉依洸火:12dx7+4
DoubleCross : (12DX7+4) → 10[1,2,3,4,4,6,6,7,7,9,9,10]+10[1,1,4,8,8]+10[8,9]+4[1,4]+4 → 38

”エレウシスの秘儀”:ドッジ!
”エレウシスの秘儀”:14dx+4>=38
DoubleCross : (14DX10+4>=38) → 10[1,1,1,2,2,2,4,4,5,5,7,8,9,10]+10[10]+10[10]+5[5]+4 → 39 → 成功

”エレウシスの秘儀”:!?
玉依洸火:は!?
オリアーナ:うそでしょ!?
”エレウシスの秘儀”:嘘でしょ!?!?
玉依洸火:ここはタイタス昇華します!
五代水月:使いどころ!!
GM:うっす
玉依洸火:オリアーナさんのロイスを昇華して、達成値+1d10!
玉依洸火:38+1d10
DoubleCross : (38+1D10) → 38+3[3] → 41

五代水月:コワイ!!
玉依洸火:ふぅー……
レヴェラー・スミス:怖すぎる!!!!!
”エレウシスの秘儀”:命中!
玉依洸火:くらえーっ
玉依洸火:5d10+34
DoubleCross : (5D10+34) → 27[10,3,2,2,10]+34 → 61

”エレウシスの秘儀”:問答無用で死!
”エレウシスの秘儀”:復活は……ありません!
玉依洸火:一応処理なのでブラッドボムも……
玉依洸火:4d10
DoubleCross : (4D10) → 34[6,10,8,10] → 34

玉依洸火:自分が死にます。復活はしません
玉依洸火:玉依洸火の侵蝕率を5増加(147 → 152)
”エレウシスの秘儀”:死体蹴り
オリアーナ:とどめ宣言をしなければ死なないので安心
GM
GM:少女が”エレウシスの怪物”に呑み込まれ、ひと際大きな怪物となる。周囲には、3体の怪物もおり、囲まれている状況だ。
玉依洸火:心臓の鼓動が高鳴る。戦に呼応して槌を打つように、雷神の心臓が昂ぶっている。
レヴェラー・スミス:「囲まれたなァ。俺は撒く手順はあるが」愉し気に指を弾く。
玉依洸火:「似合わねェなァ、瑠璃! んな不細工な面がお気に入りかァ!?」
悪魔(?):「──キィィィインン!!」水の抵抗力すら気にせず突っ込んでくる雷鳴いななきと機鳥!
レヴェラー・スミス:「ウォームアップは終えてンだろうな!」意外と華麗に飛び乗る。「"トロメーア"!!」
五代水月:「どこをどう見ても"怪物"だらけ、指揮する手間は省けそうだが、スポンサーはその分働けと仰せだ。参ったな」
五代水月:「だがまあ……投資きたいには応えて見せようじゃないか!」
五代水月:己に、そして己と同じく一隊を率いる者へと声を飛ばす
オリアーナ:「では。さらに上乗せを」ナイフで己の腕を切り裂き、そこから溢れる血が霧に代わって五代の周りに漂う。
オリアーナ:「報酬を得て帰らないと、部下たちに合わせる顔がないので」じっと、エレウシスの怪物……その奥の瑠璃を見つめて。
”エレウシスの秘儀”:怪物は、貴方たちを排除しようと動き出す。
オリアーナ:その直前。血の霧が五代へと浸透し、内側に潜って巡り出す。
オリアーナ:血流の強制加速による疑似的なクロックの上昇。
五代水月:「ははっ、それじゃあ──まずは露払いといこうか!」 駆け出し、笑う。その声も身のこなしも、幾分か若やいで見える
五代水月:──否。事実、顔つきが数年分は若返っている。レネゲイドに満ちた血が上乗せされたことによる、一時的な肉体変化だ
五代水月:そして、当然。振るう力も──全盛期のそれに立ち返る
五代水月:一歩、また一歩と。"海"の中を進む。大地のない場所を、しっかりと踏み締めて
五代水月:──その跡は、消えることなく。白く凍り付いた足跡が少しずつ広がって──
五代水月:「こういう時は……そうだな、あの頃と同じくこう言おうか」
五代水月:タン、と足音が高く響き、一拍の間を置いて
五代水月:「こここそが、地獄だ」
五代水月:──"怪物"たちとそれを率いるものへ。地面から、虚空から、無数の氷柱が瞬時に伸びて刺し貫く
エレウシスの怪物:氷柱に貫かれ、貫かれた先からその肉体が凍り付き、崩れていく。
GM:しかし
”エレウシスの秘儀”:「クォォォォォォォーーーーン」 瑠璃を呑み込んだ怪物が、一声吠える。
エレウシスの怪物:崩れ、消滅した怪物が、再び肉体を得る。
五代水月:「本質はそのまま、か。”エレウシスの秘儀”、なるほどこうして相対すると厄介だ。だが……ああ、そうか」
五代水月:思えば。自分たちは瑠璃かのじょに、人といて接してきた。となれば、自然として
五代水月:「君に、僕のコードネームを名乗ってなかったな。なら改めて──UGN日本、横浜市MM地区支部長、五代水月」
五代水月:「またの名を、第三氷獄トロメーア。……まあ、つまるところ」
五代水月:「名は体を表す、ってやつさ」
五代水月:声も、仕草も、表情も。まもなく三十路を迎える男の、いつものおどけたそれに戻ると同時
五代水月:──"怪物"たちを貫いた氷柱から、内から外に向けて再び氷柱が──第四の氷獄ジュデッカが現出。同じ位置に再誕した怪物を、再度押しつぶす
玉依洸火:(これが“歩く氷獄”……ハッなるほど、普段のアレでも全盛期じゃねェって言う訳だ)凶暴な笑みを湛える。
レヴェラー・スミス:「ニッヒヒヒ!堪んねえなァこの怖気!」
レヴェラー・スミス:「バッチリ覚え直せそうで一安心だぜェ!」
玉依洸火:「ったく、引退だのなんだの言うのはまだ早すぎるぜ」
悪魔:「ホッホーウ!」続々と『資材』を置いて離れて行く。
オリアーナ:「……結局。かの遺産も、無限に命が湧き出る泉などではなく……簒奪した生命力を分配するだけの装置」
オリアーナ:「だからこそ。今この『海』の中で、瑠璃の意思が食い止めたからこそ……蘇生能力も有限。おそらく、今ので最後」
オリアーナ:「一気にカタをつけるべき」さらなる血霧を生み出し、玉依に纏わせる。
玉依洸火:「ハッ、こうも期待ばっか背負わされちゃァ――」
玉依洸火:「応えるしかねェよなァ……ッ!」
”エレウシスの秘儀”:今度は、崩壊した怪物を復活させることはない。
”エレウシスの秘儀”:それは、オリアーナの分析が正しいことを示しているとも取れる。
”エレウシスの秘儀”:だが、それならば再び生命力を奪い取れば良い。
”エレウシスの秘儀”:ひと際大きな怪物が体を捻ると、”マスターレギオン”の扱っていたような血の刃が、宙を飛ぶ1人を除いて切り刻む。
オリアーナ:「こふッ……」胴体に真一文字の傷を受けて転がる。自動再生は既に働かない。レネゲイドの危険域。
悪魔(?):「ィィィイインン!!?」慌てたような軌道で距離を取る。
レヴェラー・スミス:「チッ──」地上で斬り裂かれる面々と資材くもつを見降ろしながら、飛ぶ
オリアーナ:無理矢理血液を操って傷を塞ぐ。……全身に虚脱感。生命そのものの喪失の実感。……さて、いつまで持つか。
レヴェラー・スミス:「くたばるんじゃねえぞ手前ら!自慢じゃねえがこの中で俺が一番ひ弱なんだぜ!!」
五代水月:「ぐ……さすがに怪物ごと、とはいかないか!だが──全員纏めて押しつぶす、とはいかないと見える」
五代水月:「つまり、プラーナくんの分析は正しいってことだ。──いけるな、二人とも!」
五代水月:声は、被害を免れた男へ。そして──血に塗れた男へと
玉依洸火:血の刃に晒され、生命力を奪われる。元々心臓に、身の丈に合わぬ呪物を抱え、生命力を欠いている玉依には通常以上に致命的だ。
玉依洸火:立っている力すら保てず、倒れ伏す――その最中。
玉依洸火:「――掛けまくも畏き伊邪那美大神」
玉依洸火:それは、祝詞のように聞こえた。
玉依洸火:「黄泉津の国の御殿の戸の内に」
玉依洸火:しかし、よく聞けばその内容は本来の形式とは異なっている。
玉依洸火:「帰り給ひし時に生り坐せる八種の大神等」
玉依洸火:それは厄を払い、清める為の祝詞ではなく。
玉依洸火:「諸々の禍事、罪、穢、有らむをば」
玉依洸火:厄を呼び、呪う為の呪言。
玉依洸火:「呪ひ給ひ、穢し給へと白すことを聞こし召せと」
玉依洸火:神に祈るという、呪いの形。
玉依洸火:「恐み恐みも白す」
玉依洸火:地に伏せたまま、呪いを紡ぐ。
玉依洸火:「其は、黄泉より生ぜし蛆の一匹。其は、雷より生ぜし火。其は、川下る丹塗矢」
玉依洸火:「集り、胸喰らい、ころろぎて、雷鳴轟け」
玉依洸火:「其の諱、『胆喰蛆神丹塗腑』」
玉依洸火:「其の真名、ここにお返し奉る」
玉依洸火:黒雲が、MM市の空を覆った。
玉依洸火:「灼き尽くせェ! ――『火雷神ほのいかづちのかみ』!」
玉依洸火:雷という目に見える現象を飛ばして、“海”が炎上する。
玉依洸火:それは、雷を司ると共に、雷によって生まれる火を司る神。
玉依洸火:呪いの経路は十二分。“マリンスノー”で一度、“マスターレギオン”の自爆に巻き込まれた際にもう一度、玉依は“エレウシスの秘儀”から生命力を分け与えられている。
玉依洸火:そして、今玉依の生命力を奪いすらした。
玉依洸火:これで呪いを通せないようでは呪術師は名乗れない。
玉依洸火:「神の儀式を名乗るならよォ……」
玉依洸火:覚束ないながらも、力を込めて立ち上がる。
玉依洸火:「てめェの不死と俺の呪い、どっちの神が上か比べてみようぜェエエエエエ――――!」
玉依洸火:「ヒャハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハハァ――――――ッ!!」
”エレウシスの秘儀”:呪いが、怪物の身体を蝕み、焼け焦げ、崩れ落ちていく。
瑠璃:崩れ落ちて怪物の中から、1人の少女が現れる。
瑠璃:全身に文様が広がった少女は、洸火に声を掛ける。
瑠璃:「そう、だよ……」
瑠璃:「このまま、このまま私を殺して……!」
瑠璃:「私は皆を傷つけたくない……だから……!」
玉依洸火:「うるっせェ……! それはもう言っただろうが……!」
玉依洸火:「そう思ってんのが、てめェだけだと思ってんじゃねェぞ!」
玉依洸火:「お前は、お前を殺そうとする奴の為に死ぬのかよ……!」
玉依洸火:「そんなクソ野郎のところじゃなくて、他にいたい場所ができたんだろうが!」
玉依洸火:「やりたくねェ、やりたくねェじゃなくて、やりたいことがあるんだろうが!」
玉依洸火:「だったら手を伸ばせ。俺は、お前の手を振り解かない」
瑠璃:「……っ」
瑠璃:「私は……」
瑠璃:「……皆と一緒に生きたい・・・・・・・・・……!」
瑠璃:少女がぽろぽろと涙を流す。
瑠璃:そして、瑠璃を包み込むように、再び怪物の身体が再生していく。
瑠璃:少女は、手を伸ばす。
瑠璃:「生きたい……!」
玉依洸火:「待ってろ。すぐ迎えに行く」
瑠璃:「うん……」
瑠璃:「皆……助けて・・・……」
瑠璃:瑠璃の身体が、完全に、怪物に呑み込まれる。
玉依洸火:その姿を燃えるような赤い目で睨み付けて。
玉依洸火:「――スミス! こじ開けろ……!」
玉依洸火:ボロボロの姿のまま走り出した。
”エレウシスの秘儀”:ひと際大きな怪物が、動き始める。
レヴェラー・スミス:「──ニヒ!任しとけい!」“海”を切って飛ぶ一筋の線。
レヴェラー・スミス:空いた手に握られた、一枚の使役文書けいやくしょ
レヴェラー・スミス:「これより──『クソ鯨どころか領域まとめて引っぺがしチャレンジ』を始める!」
レヴェラー・スミス:「死にたくねえ奴は根性で踏ん張れい!」
レヴェラー・スミス:(エレウシスの秘儀──ギリシャ神話における、豊穣の逸話。)
レヴェラー・スミス:(俺の伝手・・で命の恵みに干渉でき──かつ!こちらの要望まで飲んでくれる奴!)
レヴェラー・スミス:契約書に書かれた血判がジワリと滲みだす。「大変お待たせしやがりました──」
レヴェラー・スミス:「限定顕現時間バイキングタイム5秒!要請内容は一つ!」
レヴェラー・スミス:「目の前のモン全てを喰らいつくせッ!!!」海を貫いて、風が、砂が
レヴェラー・スミス:「黙示録第五の使者!奈落の王!!!」イナゴが──中空へと集い
レヴェラー・スミス:「来たれ──『滅ぼす者アバドーーーン』ッ!!!!!」結 実 する!
"奈落の王":ぽてん。中空より転がり落ちるは、名伏せ難き桃色の口が目立つ悪魔。
"奈落の王":ぱちりと目を開き、ありったけかき集めた食材ごちそうの山と、呑み込むべき海いーっぱいのドリンクに気づき──
"奈落の王":ひゅ ごおおおおおおお──!!!/体の半分以上を占める大いなる口を開き、全てを吸いこみ始める──!!!
”エレウシスの秘儀”:「!?!?!?」
”エレウシスの秘儀”:その巨体が、初めて、動揺したように揺らぐ。
レヴェラー・スミス:「そしてェ!即座に契約満了おひきとりくださいィ!!!」ばりりりり!!!
玉依洸火:「ばっっっか野郎ォオオオ――――!」吸い込まれそうになりながら血の牙で踏ん張りながら進む。
レヴェラー・スミス:吸い込みを始めた口へ破った契約書も放り込み──強引に構成された砂体を砕く!
"奈落の王":ぱくんとありったけのレネゲイドをほおばり──蝗の体が飛び散る!
”エレウシスの秘儀”:殆どの力を滅ぼすものアバドンに奪われ、もはや再生能力は残っていない。
”エレウシスの秘儀”:そのうえで、最大の脅威と判断したか、その肉体でスミスの身体を叩きのめす。
玉依洸火:「スミスの野郎……後で殺す――が」
レヴェラー・スミス:「ギャーッハッハッハ!!!みやがったかクソ災害の化身めェ!!」
レヴェラー・スミス:「本物のヤベエ奴ってのはこういうのを──」ど ばごん!!
悪魔(?):「ィィィーーーン!!!?」
レヴェラー・スミス:サンダーバードごと巨体に押しつぶされる。
玉依洸火:「……まァ、仕事はしやがったな」
”エレウシスの秘儀”:────結果として、怪物は致命的な隙を晒している。
玉依洸火:既に、その目前まで辿り着いている。
玉依洸火:その肉体に、腕を無理矢理突っ込む。神を縛る諱を解いた今、その神の心臓を宿したこの身は呪いの化身と同義――この程度の肉の壁など意味はない。
玉依洸火:掻き分け、怪物の中を進む。
玉依洸火:「が――ぶ、鎮め……『胆喰蛆神丹塗腑』」特大の存在質量に体が悲鳴を上げた結果の吐血と共に、再度諱を用いて封印を施す。
玉依洸火:自らの身を守る為ではなく――怪物の奥にいる少女を見付けたからだ。
玉依洸火:「瑠璃ィ――――ッ!」
玉依洸火:名を叫び、手を伸ばす。
瑠璃:少女に意識は無いようだった。
瑠璃:しかし、その手は先ほどと同じく伸ばされている。
瑠璃:あなたに手を伸ばした状態で、意識を失っている。
玉依洸火:その腕をしっかりと掴み、引き寄せる。
玉依洸火:もう離さないように、しっかりと少女を抱き抱えて、元来た道へ――怪物の肉体の外へ向かう。
玉依洸火:少女を手放すまいと迫る肉体を、血の牙と拳で叩き落として、自らの肉体を盾にして。
玉依洸火:空に瞬く星々が優しく照らす、外の世界へと、踏み出した。
瑠璃:「だ……め……」
瑠璃:「これだけじゃ……このままじゃ……また……」
瑠璃:少女の全身に広がる文様が輝き、再び、怪物が動き出そうとする。
オリアーナ:機は、今だ。
オリアーナ:突入前に"マルコ"の皆から託された、似合わぬ得物を抜き放つ。
オリアーナ:遺産級Exレネゲイド。他のレネゲイドの影響を断ち、封ずる効果を持った魔剣。
オリアーナ:――かつての持ち主の姿を脳裏に描き、それをなぞるように。
オリアーナ:瑠璃の背後に迫る怪物を。その本質、中核たるレネゲイドを斬る。
GM:同時に、殆どその密度を失っていた”海”が崩壊する。
GM:”エレウシスの怪物”は、白い塵となり、完全に消滅する。
GM:この場に残っていた怪物だけでなく、周囲の怪物も消え、戦闘音は徐々に小さくなっていく。
瑠璃:「……なに……が?」
瑠璃:少女が、呆然とした表情で呟く。
オリアーナ:「……なに。遺産を殺す遺産、そういうものもあるというだけだ」務めてこともなげに微笑み、鞘に仕舞った魔剣を瑠璃へと手渡す。
オリアーナ:魔剣がカタカタと鍔鳴り、瑠璃の全身を覆っていた紋様の輝きを奪い、吸い取っていく。
瑠璃:「あ……」
オリアーナ:「その剣が共にあれば、もう"エレウシスの秘儀"が暴走することもあるまい」
瑠璃:瑠璃は、そっと受け取った刀を握りしめる。
瑠璃:「私……助かったんだ……」
GM:気がつけば、周囲の戦闘音は完全に止んでいた。
GM:そして、”エレウシスの秘儀”に吸収されていた生命力は、”海”の崩壊により還元され、雪のように、降り積もった。
GM:周囲には、蒼い花が咲き誇っていた。
GM
GM:バックトラック
GM:メモリーある人はメモリー分減らし、Eロイスは6個分!振りたい人は振ってください。
玉依洸火:振ります!
玉依洸火:152-6d10
DoubleCross : (152-6D10) → 152-44[8,8,5,7,10,6] → 108

レヴェラー・スミス:あ、バクトラ前に余ったロイス取ってもいいですかね?
玉依洸火:いい出目!
五代水月:はーいEロイス分振ります!
レヴェラー・スミス:一番の懸念は無事抜けたか…
五代水月:132-6d10
DoubleCross : (132-6D10) → 132-38[6,3,6,8,5,10] → 94

GM:どうぞ~
五代水月:おっやったぜ
レヴェラー・スミス:ではラストロイス!
五代水月:残ロイス5つ、通常振り!
玉依洸火:これなら等倍で行けるな
五代水月:94-5d10
DoubleCross : (94-5D10) → 94-24[4,3,8,8,1] → 70

オリアーナ:メモリーぶん減らしてEロイスも振ります
玉依洸火:108-4d10
DoubleCross : (108-4D10) → 108-27[7,10,2,8] → 81

オリアーナ:136-6d10-10
DoubleCross : (136-6D10-10) → 136-44[4,9,8,6,8,9]-10 → 82

オリアーナ:残ロイス6から等倍で。
五代水月:ウワーッギリギリ4点!
オリアーナ:82-6d10
DoubleCross : (82-6D10) → 82-34[10,3,6,5,1,9] → 48

玉依洸火:5点!
オリアーナ:3点。
レヴェラー・スミス:《5年縮めてやるか……》UGN:○有為/食傷 で取得!
レヴェラー・スミス:145-6d10 あらためてEロ分から!
DoubleCross : (145-6D10) → 145-37[6,3,8,9,8,3] → 108

レヴェラー・スミス:残ロイスは6!等倍でいいなコリャ!
レヴェラー・スミス:108-6d10
DoubleCross : (108-6D10) → 108-28[10,7,4,2,4,1] → 80

レヴェラー・スミス:調整完璧!侵蝕経験分5点!
GM:皆さん、おかえりなさい!
GM

ED1:マリンスノーの降る中で

GM:”エレウシスの秘儀”に吸収されていた生命力が、雪のようにしんしんと降っている。
瑠璃:「……あ……その……」 オリアーナから受け取った刀を持ちながら、気まずそうな表情で洸火の腕の中にいる。
オリアーナ:「……なんて表情をするの」
オリアーナ:「大勝利の後の凱旋。誇らしげに笑っていればよろしい」そういう自分は無表情の鉄面皮だ。
レヴェラー・スミス:「ケッ。さっきよりこの世の終わりみてえな面しやがって!」
レヴェラー・スミス:「そんな面を生きてりゃこれからも見られるんだ」「安い投資だったぜ!全く……」かつん。
レヴェラー・スミス:そういう彼は松葉杖を突き、包帯塗れである。
五代水月:「ま、これからの事が大変と言えば大変だけど……それは僕らの仕事ってわけさ」
悪魔:「ホホウ!」びし、と応急治療キットを仕舞って砂に帰っていく。
玉依洸火:「何でこの一瞬で治療終わってんだよ」血塗れ
五代水月:「なあに、横浜の、いいや世界の一大事を乗り越えたんだ。今なら、どんなことだって何とかなる気がするのさ」
レヴェラー・スミス:「ニヒ!鉄火場抜けた数だけならこん中でも一番だしな!」二カリと笑う。
瑠璃:「え、ええと私も……手伝えることはするから……」
瑠璃:「……ううん、したいな」
瑠璃:「当事者だから……」
瑠璃:先ほどまでの様な、気まずそうな表情ではなく、意志を感じる表情。
玉依洸火:「じゃァとりあえず」
玉依洸火:抱えていた瑠璃を地面に戻す。
玉依洸火:「自分で立て。……何か変なとことかねェだろうな」
瑠璃:「あ、うん……」 少し名残惜しそうに自身の足で立つ。
瑠璃:「……大丈夫みたい」 安心させるように微笑む。
玉依洸火:「そうか」
玉依洸火:「こっから、事情聴取やら検査やらで忙しくなるだろうから、覚悟はしておけよ」
瑠璃:「うん」 こくりと頷く
玉依洸火:「……まァ何だ、そこまで酷ェやり方はしねェはずだが」
玉依洸火:「何かあったら言え」
瑠璃:「……うん」 嬉しそうに頷く。
オリアーナ:「……"マルコ"の……おそらく最後の権限で、日本支部とMM支部には働きかけておきましょう」
オリアーナ:「事件後の精神のケアはレネゲイドの抑制に必須だから」
五代水月:「あまり心配する必要はないさ。僕らは約束通り、時間内に帰ってきた」
五代水月:「人ひとり救うという大きな成果つきで、だ。……ああ、霧谷さんはそりゃあ苦笑いくらいはするだろうけれど──」
五代水月:「こうも思っているはずさ」
五代水月:いつものニヤケ面で、けれど心の底から嬉しそうに、頼もしそうに
五代水月:「よくやった、ってね」
レヴェラー・スミス:「……」片手で器用に煙草を咥え直し、火を点ける。
レヴェラー・スミス:考える事は多い。こいつ等が失ったものと、出来なくなったものと、俺の支出分。
レヴェラー・スミス:「はぁー……」だがまあ……今回はどうにかなる方だろう。
レヴェラー・スミス:煙草がうめえ。つまり──
レヴェラー・スミス:俺が気にしてた事がすっきり片付いたって、何よりの証だ。
五代水月:さて、と。漂う紫煙の香りを払うように一言置いて
五代水月:「さて、そろそろいい時間だ。季節外れの雪が積もる前に帰ろうじゃないか」
五代水月:「──"エレウシスの秘儀"はレネゲイド災害としての活動を停止、関係者1名の保護を完了。物的、財産的損害は多大なれど人的損害なし」
五代水月:「以上をもって、当支部と"マルコ"による共同作戦は終了とする」
五代水月:淡々と、書類を読み上げるように規定通りの言葉を告げて──表情を崩す
五代水月:「玉依くん」 血塗れの青年へ
五代水月:「プラーナくん」 誇り高き女傑へ
五代水月:「スミス」 契約やくそくの重さを知る者へ
五代水月:「──瑠璃ちゃん」 人として生きることを決意した者へ
五代水月:「お疲れ様!」
五代水月:朗らかに、称えるように、戦いの終わりを告げる
瑠璃:その言葉を聞いて、ようやく終わったのだと、実感を得て、
瑠璃:「あ、あの……皆」
瑠璃:「本当に、ありがとう……!」
瑠璃:花開くような笑顔で、少女はそう言った。
GM

ED2:人とレネゲイドビーイング

GM:事件がひとまずの落着を見せ、貴方はUGNにて用意された宿泊施設で体を休めていた。
アリオン:「え~と、”マスターレギオン”はもういないし」
アリオン:「瑠璃ももう大丈夫だろうし……」
アリオン:「この後ってどうする?」
アリオン:黒曜石のレネゲイドビーイングが気安く声を掛けてくる。
レヴェラー・スミス:「あ~~~」マッサージチェアに揺さぶられている。
レヴェラー・スミス:「そうだな~~~~~」「いや話しづれェなコレ」ぴたり。
レヴェラー・スミス:「とりあえず……マスターレギオンも勝手におっ死にやがったし?」
レヴェラー・スミス:「俺も外面取り繕っちゃいるがボロックソだし?」本当かお前?
レヴェラー・スミス:「2週間ぐれえは横浜ハマで骨休めと洒落込みてえよなァ」
レヴェラー・スミス:「んで……お前こそどうするんだよ。アリオン」バスローブの装いで立ち上がる。
アリオン:「ん? どうするって?」
レヴェラー・スミス:「いや……エレウシスの秘儀は俺も追っちゃいたが、ああしてナントカ片付いたワケだしな。」
レヴェラー・スミス:「契約更新前にしっかり選択肢を与えるのも雇用主の務めだ。」
レヴェラー・スミス:「そうだろ?『神馬アレイオーン・・・・・・・・』。」
アリオン:「……」
レヴェラー・スミス:「横浜には色々RBの拠点もある。口添えは本来大変だろうが……実績だって丁度できた。」
レヴェラー・スミス:「今回以外のレネゲイド災害もあるわけだしな。」「突っ込んでく俺よかぁ平和な暮らしは出来るだろうぜ」
レヴェラー・スミス:からん、とテーブルに置いたウィスキーグラスを取る。
アリオン:「オイオイ、俺って結構あんたと暴れるのが好きなんだぜ」
アリオン:「悪魔どもが賑やかで暇しないしな」
アリオン:「正体も、別に隠してたってわけじゃないしな」
アリオン :「俺の名前はアリオンだよ」
アリオン :「あんたの相棒のアリオンだ」
レヴェラー・スミス:「……ニヒ。違いねえ」ぐい、とウィスキーを呷る。
レヴェラー・スミス:「提示しておいてなんだが、俺の商売先もしばらくは横浜ハマにする予定だった」愉し気に唇を歪める。
レヴェラー・スミス:「中華街に無国籍の裏勢力が集結してるって聞いたんでな。そいつらにまずは防具を売るのよ!」
レヴェラー・スミス:「誰も死ななくていいってのは夢物語だが─それでも巻き込まれる死傷者は減る。」
レヴェラー・スミス:「そして──増えた怪我人を直すための治療キットも初回格安サービスで売りつける!」
レヴェラー・スミス:「こいつを繰り返せばいつか──必ずいつか!そいつらも殺し合い所じゃあなくなり、不慣れな商売戦に移るだろう」
レヴェラー・スミス:「そこを悪魔オレたちが釣り上げる──って訳だ。」
アリオン :「楽しそうじゃないか」
レヴェラー・スミス:「ニヒ!だろう?」
レヴェラー・スミス:「当然お前にもRB勢力の挨拶周りには付き合って貰う!なんせ向こうにゃ関帝菩薩すら降臨してる有様だ」
レヴェラー・スミス:「──どうだ?俺様のわくわくどきどき平和主義ピースフルプランは!」
レヴェラー・スミス悪魔かれは楽しそうに話す。誰に対してもそうだったのかはわからない。
レヴェラー・スミス:あるいは、アリオン。君が掘りだされる前にも、こんなバカ話をした相棒あくまが居たのかもしれない。
アリオン :「えー、挨拶回りは面倒くせえなー」
レヴェラー・スミス:「なんだとテメー!なんなら赤兎馬勝負で乗り出す気満々だぞこちとらァ!」
レヴェラー・スミス:「テメーだって雇い主が足遅くて死なれんのは嫌だろうが!!」
アリオン :「馬になるのも嫌だ~~!」
GM:そんな馬鹿話をしながら、横浜の夜は更けていく────。
GM

ED3:季節外れのマリンスノー

GM:事件が終息を見せ、支部の復興は少しずつ進んでいる。
GM:本来の支部の、支部長室にいるあなたの元に、大賀輝生が訪れる。
大賀輝生:「お疲れ様っす、支部長!」
大賀輝生:「報告書とか、いろいろ持ってきたっす!」
大賀輝生:少年の身体には、包帯や絆創膏などが残っているが、いたって元気そうだ。
五代水月:「大賀くんこそ、お疲れ様。支部のみんなにも苦労をかけたけれど、全員無事でよかったよ」
五代水月:「……瑠璃ちゃんや、関わってくれたみんなに感謝しなきゃあな」
五代水月:実際。彼女の意思があそこで踏みとどまってくれなければ、支部の人員の大半がジャーム化していたのだ
五代水月:今しがた持参してくれた報告書、その案段階でもその旨、はっきりと記述されている
大賀輝生:「そんな! 俺たちが瑠璃を助けたかったからっすよ!」
大賀輝生:「”マリンスノー”の件の後、検査とかしてる時も、良い子でしたからね~」
大賀輝生:「まあ、みんな無事に帰ってこられて良かったっす!」
五代水月:「本当に、ね。瑠璃ちゃんも、すぐ自由に出歩けるってわけじゃあない。あの太刀をどう持ち歩くかも考えなきゃいけないしね」
五代水月:「それでも──あの子も、みんなも生きている。紛れもない大勝利だ」
五代水月:「……まあ、頭の痛い事案も山積みではあるけれど」
五代水月:机の端、積み上げられた書類は請求書の束──債権者は全て同じ名前スミス
五代水月:「あいつ、これ見よがしに支払期限を未記入で寄越しやがって。有難いと言えば有難いが」
大賀輝生:「支払期限は未払いって太っ腹っすねえ」 のほほんと言っている
五代水月:「逆に言えば、なんとしてでも支払ってもらう、支払えるはずだって言われてるのさ。あいつにとっちゃ最大限の信用なのかもね」
大賀輝生:「信用されてるんすねえ……」 感心したように言う
大賀輝生:「あ、そうだ気分転換なら、外に出ると良いかもしれないっす」
大賀輝生:「ほら、事件の後、雪が降ったじゃないっすか」
大賀輝生:「アレの影響で、花とか木とかが生えてきて、結構見ごたえある感じになってるし……」
五代水月:「ああ、研究班が騒いでたのはそれか……なるほど、季節外れの雪だと思っちゃいたけれど」
五代水月:「……知ってるかい?海の中にも雪は降るんだ。正確には雪じゃあなくて、生き物の死骸の欠片とか、そういうものなんだが」
五代水月:「それをこう呼ぶんだそうだ」
五代水月:報告書の最初のページ。全ての発端となった寝台列車の名を、トンと指先で叩く
五代水月:「"マリンスノー"、ってね」
五代水月:──深海における重要な栄養源であるというそれのように。食らった命が、ゆるやかに還元されていく
五代水月:それをこれからどう扱うべきか、これまた頭の痛い話ではあるが──
五代水月:「……ああ、どうやら。君たちは」
五代水月:「"エレウシスの秘儀"に溶けていった命すらも、救ったようだよ」
五代水月:それぞれの立場、それぞれの在り方、それぞれのやり方で救いの手を差し伸べた、ここにはいない二人の戦士へ
五代水月:静かに、穏やかに、労いと感謝の言葉を口にした
GM

ED4:レネゲイド災害緊急対応班

GM:横浜を離れ────
GM:オリアーナ・プラーナは、UGN中枢評議員である、テレーズ・ブルムの元に訪れていた。
テレーズ・ブルム:「……お疲れ様、どうやら大変だったみたいね」
テレーズ・ブルム:彼女はそう労いの言葉を掛けてくる。
オリアーナ:「……申し訳ありません。連絡もそこそこに、切り札を切ってしまって……」
オリアーナ:UGNとて一枚岩ではなく、"マルコ"もまた政争の一部品でもある。否、あった。
オリアーナ:テレーズ・ブルムのUGN内での立場も、多少なり脅かされたことだろう。
テレーズ・ブルム:「まあ、そうね」
テレーズ・ブルム:「”鬼切りの古太刀”を失ったことについて、貴方たちには処罰を与えなくてはならないわ」
オリアーナ:「如何様にも」
テレーズ・ブルム:「……あっさりしてるわね」 はぁ、とあなたの反応に少々呆れたように。
オリアーナ:「承知の上でしたから。見苦しく騒ぐ真似はしません」
テレーズ・ブルム:「そ、じゃあ肝心の処罰だけれど」
テレーズ・ブルム:「緊急対応班”マルコ”は、暫くの間減給と謹慎よ」
オリアーナ:「はい。……暫く、の意図をうかがっても?」
テレーズ・ブルム:「次の”鬼切りの古太刀”が確保できるまで、ね」
テレーズ・ブルム:「今回、古太刀を失った経緯については報告を受けているわ」
テレーズ・ブルム:「あなたの部下から、直接ね」 少し疲れたように言う。
テレーズ・ブルム:「やむを得ない状況だったことの説明と……後半は殆ど処分に関する嘆願書ね」
テレーズ・ブルム:「ずいぶん慕われているじゃない」
オリアーナ:「……そうですね。私は、私が慕った人間の作ったものを受け継いだのですから」
オリアーナ:「同じく慕われなければ嘘ですから、とでも言っておきましょう」
オリアーナ:珍しい微笑みを見せて。
テレーズ・ブルム:「実際のところ、貴方たちの力はこれからも必要よ」
テレーズ・ブルム:「報告を聞くに、貴方の指揮能力に問題があるわけではなさそうだし……」
テレーズ・ブルム:「流石に緊急対応班を解体するわけにはいかないわ」
テレーズ・ブルム:「ただ、独断で破魔の武器を失ったことには処罰が必要だから……」
テレーズ・ブルム:「まあこれが妥当な処分じゃないかしら」
オリアーナ:「お心遣い感謝します……というのは適当ではないですね」
オリアーナ:実際妥当で、そして寛大な処分ではあるが。あくまでこちらは処分される側なので。
オリアーナ:「猛省し、真摯に受け止めさせていただきます」いつも通りの無表情、四角四面の空気で。
テレーズ・ブルム:「ええ、まあ問題は次の武器がいつなるか……なのだけれど」
テレーズ・ブルム:「暫くは休暇だと思って休むといいわ」
オリアーナ:「謹慎でしょうに……」苦笑、というにはあまりにも動かない口元。
オリアーナ:「それでは、失礼します」
オリアーナ:――有翼の獅子は眠りについた。
オリアーナ:しかし、いずれ時が来れば。再び目覚め、空を舞い吼えるだろう。
オリアーナ:苦しむ人がいる限り、その戦いは終わらないのだから。
GM

ED5:瑠璃

GM:一通りの検査を終え、ひとまず危険性がないと判断された少女を連れ、玉依洸火は公園にいた。
瑠璃:竹刀袋に鬼切りの古太刀を入れた少女が、花壇のそばに座り込んで花を見ている。
瑠璃:「……」 少女は、あなたの傍で嬉しそうに花を見つめている。
玉依洸火:「気に入ったのかよ、それ」
瑠璃:「うん、ネモフィラ」
瑠璃:「洸火はどう?」
玉依洸火:「俺は花ってガラじゃねェしなァ」
玉依洸火:「よく分かんねェな」
瑠璃:「よくわかんないか」
瑠璃:「……私は」
瑠璃:「洸火の好きな物を知りたい、それで、できれば私もそれを好きになりたい」
瑠璃:「本当に無いの? 好きな物」 少し意気込んで尋ねる。
玉依洸火:口をへの字に曲げて、視線を宙に逸らす。
玉依洸火:「なァに恥ずかしいこと言ってんだ」
瑠璃:「恥ずかしい?」
玉依洸火:「……いや、何でもねェ」
玉依洸火:「お前には教えねェよ、好きなもんがあったとしても」
瑠璃:「えっ」
瑠璃:「な、なんで……?」 ショックを受けている
玉依洸火:「さァてな。ククク……」
玉依洸火:雑に頭をぽんぽん、と軽く叩くように撫でる。
瑠璃:「んゅ」
玉依洸火:「まァ、安心しろよ」
玉依洸火:「お前がそうしたいって思ってる限りは、いつか叶うかもなァ」
玉依洸火:あるいは、同じものを好きになりたいというその願いは、もう叶っているのかもしれない。
玉依洸火:何てことを伝えるだけの素直さをこの男が持ち合わせているはずもなく。
玉依洸火:「言わせたかったら、言わせてみろよ」
瑠璃:「むぅ」
瑠璃:誤魔化されたような気がした、手の下から青年を睨む。
瑠璃:「絶対、教えてもらうから……」
玉依洸火:「絶対、教えねェよ」
瑠璃:「むぅ~~」
玉依洸火:「どうしても言わせてェなら、もっと好きなことでも増やして面白おかしく暮らしてみるんだな」
玉依洸火:「愉快な奴が隣にいたら、釣られて口を滑らせるかもしれねェしな」
瑠璃:「うん」
瑠璃:「私、支部の皆のこと、好きだから」
瑠璃:「皆の好きな物も知りたい」
瑠璃:「……」
瑠璃:「一番知りたいのは、洸火の好きな物なんだけど……」
瑠璃:拗ねたように言う
玉依洸火:「カカカ! じゃァ頑張らねェとなァ!」
玉依洸火:笑い飛ばすようにして歩き出す。
玉依洸火:「そろそろ時間だ、戻んぞ」
玉依洸火:少女に背中を見せるように、前を歩く。
玉依洸火:誰にも見せないその顔は、気難しい仏頂面でも、凶悪な笑みでもなく。
玉依洸火:とても穏やかな笑みが浮かんでいた。

世界で人々がオーヴァード化・ジャーム化するレネゲイド災害が頻発していた。
その原因としてまことしやかに噂された“遺産”があった。
周囲にレネゲイドをばらまき、汚染すると言われる“遺産”。

それこそが―――
“エレウシスの秘儀”

遺産を所持するのはFHのマスターエージェント“マスターレギオン”。
彼が乗車する東京へ向かう豪華寝台列車“マリンスノー”で起きるレネゲイド災害。
暴走を始める列車の中で、傷だらけの少女と出会う時、全ては始まった。

好きを知り、選択することを知り、
得られた居場所で、信用を得る彼女は、これからも成長を続けていく。

ダブルクロス The 3rd Edition
『エレウシスの秘儀』


GM:経験点
GM:シナリオの目的を達成した 10
GM:Eロイス 6
GM:Dロイス 1
GM:少女の生還 5
GM:少女に名前がついた 3
GM:上記の25点と、いつもの5点
GM:あと、侵蝕率ごとの点数を加算してどうぞ~
玉依洸火:35点!
レヴェラー・スミス:侵食率足して35!頂きまーす!
五代水月:34点!
オリアーナ:33!
レヴェラー・スミス:フフ・・・経験点はおいしいね
五代水月:もぐもぐ……